ありふれた職業で世界最強~出会いと帰還への道のり~ 作:リュウコウ
美神 霧虎《ミカミ キリコ》が
試練・希望の世界に。
~~~転移魔法陣~~~
みんなが転移魔法陣がある大広間に戻ってきている。
桜と鈴、優花に愛子、リリィにアイリス、ユエにユナ、
シア、ミレディ、ソーナ、香織、雫、ティオ、妙子、
奈々、綾子、ミュウ、レミア、アルテナ20人。
龍太郎もいたはずだが、まだ、戻ってきていない。
~~~龍太郎の希望の世界~~~
龍太郎が目を覚ますと、武術大会の控え室にいた。
気持ちを落ち着かせていると、扉がノックされて、
「龍太郎、緊張していない?」
俺の前に現れたのは、もう、逢えないと思っていた
幼馴染みの美神 霧虎《ミカミ キリコ》がいた。
俺が、霧虎の顔を見て、呆けていると、
「龍....太郎?大丈夫だよね?決勝なんだからね♪」
「おぉーっ!大丈夫だ!霧虎が応援してくれるなら、
こんなに、嬉しいことはない♪」
「.....それと、龍太郎......約束....覚えてるよね?」
???俺がハテッ、と、顔をすると、
涙目になりながら、
「龍太郎が約束してくれたんだよ♪あたし、嬉しくて、
龍太郎...あんたから言ってくれたから!」
「お...れが?約束を?霧虎!頼む。教えてくれ!」
「本当に忘れているんだ!」
すまない、と、頭を下げようとすると、止められ、
「あんたは強くて格好よくちゃいけないの!良い?
....えっ....えっとね。この、『武術大会を.......
するから、俺と結婚してくれ』って言ってくれたの!」
あっ......あの時か!俺が大会前だからって、武術道場に
残って練習している所に、霧虎が迎えに来てくれて、その
帰り道の時に、確かに言ってたな!恥ずかしくて、俺は、
忘れていたんだな。
「思い出した。言った、俺が恥ずかしくて忘れてた♪」
「顔を真っ赤にしながら言うから、私も恥ずかしかった
.....けど、嬉しいのが、勝っていたから私は覚えてたよ♪」
『武術大会...決勝を始めます。出場者の方!
準備をすませて、お越し下さい!』
「霧虎!呼ばれたから、行ってくる♪ちゅっ♥️」
「行ってらっしゃい!龍太郎♪ちゅっ♥️
応援席に行ってるね♪」
龍太郎が控え室を出ると、そこは、転移魔法陣の上!
なんだよ!こんなのありか?アリなのか?クソォ!
「どうした、龍太郎?」
「夜一...か!この世界を救って、地球に帰るぞ!」
「希望の試練で、何かあったのか?」
「幼馴染みの霧虎がいて、俺は武術大会の決勝戦!
勝って、霧虎と結婚する約束までしていたのに!」
幼馴染みの霧虎?俺が知らないだけ?
「香織、雫!龍太郎の幼馴染みの霧虎って知ってる?」
「確かにいたよ。坂上君の幼馴染みに霧虎ちゃんが」
「いたいた!私と香織と会う前からの女の子がいた!
龍太郎の後ろを歩いていて、道場の休憩の時にいたよ」
龍太郎の幼馴染みね♪
「夜一!この大迷宮を攻略して、さっさと、世界を
救って、地球に帰るぞ!」
「そうだな!行くぞ、龍太郎」
~~~兎人族の皇国・ハウリア・宴会場~~~
あのあと、龍太郎の独壇場だった。神の使徒を模した
人形が50体!無惨にも、現れてはすぐに倒されて、
龍太郎は『魔龍拳』奥義・『煌龍拳』まで会得した。
龍太郎が倒したあと、『神代魔法』を会得するため、
石板の置いてある部屋へと向かう。
『まずは、おめでとうと言わせていただきますわ。
あなた方が、どんな目的のために、わたくしの魔法
『昇華魔法』を得ようとしたのか分かりません。
わたくしの与えた神代の魔法『昇華』は、全ての
『力』を1段進化させますわ。
『昇華魔法』は、文字通り全ての『力』を昇華させます。
それは神代魔法も例外ではありません。生成魔法、
重力魔法、魂魄魔法、変成魔法、空間魔法、
再生魔法.....これらは理の根幹に作用する強大な力。
その全てが1段進化し、更に組み合わさることで
神代魔法を越える魔法に至る。神の御業とも言うべき
魔法ーーー『概念魔法』に』
ーーー私達『解放者』全員の『神代魔法』を
手に入れること。君の望みのために必要だから!
『わたくし達『解放者』7人がかりでも、たった3つ
の概念魔法しか生み出すことができませんでした。
その内の1つを、あなた方に贈りましょう』
『名を『導越の羅針盤』。望めば、その場所へと
導いてくれますわ。ーーー別の世界であっても』
俺たち、全員が『昇華魔法』を会得してから、
今に至るのだが、
この宴が、夜が明けるまで続いた!