コスモスが騎士団に加入してからしばらく経った。
新米騎士団である俺たちには、基本的に近くの街道の哨戒任務が回ってくる。
多くの騎士団が常に巡回していることで、強い害虫も少ないため、学生時代に実戦訓練を行っていたのもこの街道付近だ。
……そう、学生時代にも街道には散々来ていたのだ。正直変わり映えがしないにもほどがある。
まぁ文句を言っても仕方がないので、早速うちの騎士団メンバー3人は陣形を組んで害虫へと向かっていった。
「ではアブラナさん、打ち合わせ通り私が前に立って敵を引き付けますから、攻撃はよろしくお願いします!
イチゴさん、撃てそうな隙があればじゃんっじゃん撃って行ってくださいね!」
コスモスが加入してからの初戦闘とあって、念入りに作戦を確認しながら攻撃を開始する。
そして重戦士として一番前に出て、害虫の注意を引こうとしたコスモスだったが……
「あ、あれ? ちょっと、害虫さーん? 貴方たちの相手は私ですよー? どこ行くんですかー?」
目の前でメイスをブンブン振り回し、攻撃を仕掛けているのにガン無視されているコスモス。
では害虫は何を狙っているのかと言うと……
「きゃっ!? こ、コスモス! アンタがタゲ取るんじゃなかったの? 全部こっちに来てるじゃない!!」
めっちゃアブラナを狙っていた。
中衛という事で少し距離を保ちつつ、タイミングを見計らって攻撃しようとしているアブラナだったが、先ほどから全ての害虫に追い掛け回されている。
仕方がないのでアブラナには回避に専念してもらうように伝え、それ以外のメンバーで攻撃を加えていく。
それほど強い害虫ではなさそうだったので、俺も攻撃に参加したいところだったが、アブラナに
「もうっ! 害虫退治はあたしたちの仕事でしょ! いいから団長は後ろで見てて!!」
……と言われてしまっては、そういうわけにもいかなかった。まぁ、焦るほどの場面ではないか。
程なくして害虫を全て倒しきり、一体何があったのかを確認しあう。
「とりあえずお疲れさまでした。 それにしても変ですね、私が一番前に立ってるんですから私を集中的に狙ってくるはずなんですが……。
確か、アブラナさんたちは学生時代も同じチームで行動していたんですよね? その時はどうだったんですか?」
学生時代は俺とアブラナが前衛、イチゴが後衛という形だったな。
アブラナが集中攻撃されていたのは確かだが、俺は男だから害虫にはまず狙われないし、その時は唯一の前衛花騎士だからそうなってるだけだと……。
「アブラナちゃん……何か害虫に好かれそうな物でも持ってるのぉ?」
「も、持ってないわよ! って言うか何よ、害虫に好かれそうな物って」
「……あ、ちょっと待ってくださいアブラナさん。 イチゴさんの言ってることが当たってるかもしれません」
「うえぇっ!? コスモスまで何言ってるのよ!? あたしは何も変な物なんて持ってないってば!!」
「いやいや、お持ちじゃないですか。 美味しそうな魔力を沢山」
……あー、そう言えば害虫が人を襲うのは魔力目当てか。
で、アブラナは半ば俺のせいでもあるが、他のメンバーと比べても明らかに魔力が多い、と。
「えぇ、害虫からすればアブラナさんは全身砂糖まみれにでも見えているのかもしれません」
「うっわぁ……害虫になんてモテても嬉しくないんだけど……」
しかし、そうなると作戦を立て直す必要があるな。
コスモスが防御、アブラナが攻撃担当の予定だったが、役割を逆にする感じになるか?
「うーん、私はあまり素早く動き回れないので、追いかけて行って攻撃すると言うのは得意じゃないんですが……仕方ありませんね~」
「防御……というか回避に専念するって言っても、全部は避けきれないし限度はあるからね。できるだけ急いで倒してよ?
はぁ……折角強くなったのに、活かせる機会が無いだなんて……」
魔力やら加護やら何やらのブーストで、学生時代と比べてアブラナの火力は跳ね上がっている。
逆に、防御方面はそれほど変化していない。
原作でも攻撃力に比べて防御力は伸び辛かったしな、そんなものなのか、という感じはする。
ちなみにイチゴもあまり動き回るのは得意でないようだが、彼女の獲物は弓なので、アブラナを追いかけまわしている敵を攻撃するのには苦労しないだろう。
学生の時から連携は上手だったし、とりあえず当面はアブラナとコスモスの連携について訓練が必要そうだな。
そんな事を話しながら、害虫がまだ残っていないか周囲を見渡す。
……街道沿いの林の中に、蜘蛛型の害虫が居るな。次はアレを退治するぞ。
「了解っ! じゃ、先頭はあたしが代わるから、ついてきなさい!」
そう言って害虫に駆け寄っていくアブラナを、俺たちは少し遅れて追いかけるのだった。
「たああぁっ!」
アブラナが攻撃を引き付け、隙を作った害虫にコスモスの振るうメイスが直撃する。
一撃で光の粒子に変えながらも、周囲ではまだわらわらと害虫が走り回っていた。
「あーもうっ! 何でこんなに沢山いるのよっ! 流石にこの数相手は攻撃避けきれないんだけどっ!」
林の中に居た小型の蜘蛛たちは、当然のように一斉にアブラナを狙い、追い掛け回している。
コスモスとイチゴの攻撃によって徐々に数は減っているはずだが、まだまだ先は長そうだ。
そしてアブラナはと言うと、四方八方からの攻撃を完全に回避することはやはり不可能らしく、徐々に服が破れ始めていた。
当たっても特に痛くもなさそうな蜘蛛糸を浴びせられているだけに見えるのだが……まぁ、攻撃は攻撃なのか。
どんなに痛そうな攻撃でも、逆に痛くなさそうな攻撃でも、所謂「HP」は削られ、服も脱げてしまうのがこの世界だ。
「うーん、これだけ多いとなるとぉ、どこかに親となる大型の蜘蛛も居るかもしれませんねぇ」
そんな事を言いながらどんどん害虫を射抜いていくイチゴ。こっちはこっちで頼りになるな。
まぁ、親玉を探すにしてもまずはこいつらを片付けねば。
そう思って戦闘を継続していた時に、それは起こった。
「きゃっ!? ちょ、何コレ!?」
吐き出された蜘蛛糸を避けるべく大きくステップしたアブラナが、そのまま空中に静止してしまったのだ。
何だ、もしかして空でも飛べるようになったのか? と一瞬思ったが、どうも様子がおかしい。じたばたと暴れるようにしているのだ。
「何も見えないけど、多分蜘蛛の巣! 全然取れない!!」
アブラナがそう言うので目を凝らしてみるが、やはり何も見えない。完全に透明な蜘蛛の巣とかヤバいな……。
できれば救出したいところだが、下手に近づくとこっちも捕らえられてしまうか……?
いわゆる「魔法」を使えるのなら、炎でも飛ばして巣を燃やすところだが、そんな事ができる面子はここには居ない。
どうしたものかと考えていると、さらに頭上から大きな影が降りてきて、アブラナに覆い被さった。
「なっ、大蜘蛛!? ちょ、やめ……ひああぁっ❤」
そう、どうやらここのヌシらしき、大きな蜘蛛の害虫だ。
そんな大蜘蛛が、身動きの取れないアブラナの四肢にさらに蜘蛛糸を巻き付け、完全に身動きを取れなくしていく。
現実世界の蜘蛛と違って、顔や体に殆ど何もしないのは、「この後」の邪魔になるからなんだろう。流石エロゲ世界。
そしてアブラナを拘束し終わると、大蜘蛛は服が破れて先端の桜色が見えているアブラナの胸に噛みついた。
ちなみに今までアブラナを追い掛け回していた小蜘蛛たちは、親玉の獲物に手を出すつもりはないのか、狙いを他の2人に変更している。
「わわっと!? 仕方ありませんね、こっちは私が前に立ちます。 イチゴさん、援護を!」
「わ、分かりましたぁ!」
……どうやらあっちの2人の方は問題無さそうだ。
回避が苦手らしいコスモスの服もどんどん破れ始めているが、脱げるより先に害虫を倒しきれるだろう。
問題はアブラナの方だ。完全に捕まってしまっているし、この様子だとまた……
「んっ❤ あ、あたしは大丈夫だから……ふあぁっっ❤ 団長はそこで見てて……あんっ❤」
「ちょ、そんな声出してて本当に大丈夫なんですか!?
それに団長さんも……いやまぁ、直接戦闘に参加するのは難しいでしょうから、下手に動くよりはじっとしてて貰う方が良いのですが……」
「コスモスさん、ちょっと違いますよぉ? 団長さんは何もできないわけじゃなくてぇ、ああやってアブラナちゃんを見てて貰うのが一番の攻撃になるんですよぉ」
「こ、攻撃に、ですか……? くっ、とりあえず、早くこっちを片付けてしまいましょう!」
そう言って小蜘蛛の方に集中し始める2人。
……そう、俺がアブラナをじっと見ているのは「攻撃」のためなのだ。
学生時代に色々と試して分かったのだが、俺の
そして花騎士が強い快感を得れば得るほど、その様子を俺がしっかり観察できればできるほど、エネルギーは多く溜まっていく。
アブラナから魔力を吸った害虫はなぜかやたらと強力になってしまい、そのままでは殆ど手出しできなくなってしまうが、同時に俺がエネルギーを溜めてぶっ放すことで最後は倒す。
何度も繰り返してきたこの戦法があるため、アブラナも抵抗を抑えて余計な体力の消耗を防ぎつつ、俺に大人しく見ているように言っているのだ。
「そ、そんな
そんな事を言われても実際にそれで撃てるんだから仕方ない。
と言うわけで、俺はエネルギーが十分に溜まるまで、アブラナが大蜘蛛に襲われている様子をじっくりと観察するのだった。
Side. アブラナ
騎士団に入って初の任務だったから、今日は害虫に襲われることなく無事に終えたかったんだけど……見えない蜘蛛の巣に捕らえられてしまった時点で、今後の展開は容易に想像できてしまった。
あたしに覆い被さってきた大蜘蛛は、胸に噛みつくと、牙から何かをあたしに注入し始めた。
普通の蜘蛛なら消化液ってところなんでしょうけど……害虫の場合、消化液は消化液でも、魔力を溶かして吸いやすくする物なんでしょうね。
胸がどんどん熱くなってきて、直接弄られたわけでもないのに、乳首から白い液体が滲み出始めていた。
それを確認した大蜘蛛は、口から触手のような舌のような……何だか気持ち悪いものをうぞうぞと伸ばし、あたしの胸に絡み付け始める。
乳房をきゅっと搾り上げられるたびに、乳首をぴんっと弾かれるたびに、噴水のように勢い良く、あたしの魔力が噴き出していく。
「ひっ、あああぁぁっっ❤ だめっ、おっぱい、だめぇぇっっ❤❤」
アイツに散々開発されてしまったあたしの胸は、いつしか気持ち良くなるとミルクを……厳密には魔力らしいけど、を出してしまうようになっていた。
特に絶頂してしまう瞬間には、勢い良く射乳してしまう。
そう、男の人はイく時にチンポからミルクを出してしまうが、あたしの場合は胸からミルクが出るのだ。
そして射乳=絶頂とすっかり刷り込まれてしまったあたしの身体は、害虫の毒で無理やり胸から魔力を出されるだけで……
「あっ❤ あっ❤ イくっ❤ また乳首イくっ❤ おっぱい出してイっちゃうぅぅっっ❤❤❤」
……絶頂が止まらなくなってしまうのだった。
多分最初は毒のせいで出していたミルクも、今では毒のせいなのか、単に私が胸で気持ち良くなっているせいなのか、どちらが原因で出ているのか分からない。
いずれにせよ、大蜘蛛はあたしの胸からどんどん溢れ出る大量の魔力を吸い上げ、見るからに強力そうな姿に進化していっている。
そんなあたしを、餌だけでなく母体としても期待できると思ったのか、大蜘蛛は腹の先端からピンク色の突起を突き出し、あたしのアソコに擦り付け始めた。
「やっ、待って……そこは……んっ❤ あ、ああぁぁっっ❤❤」
何度も胸でイかされて、すっかり潤んでいたアソコに、じゅぷじゅぷと水音を立てながら大蜘蛛の突起が沈み込んでくる。
膣壁をゴリゴリと削るようにして奥まで入ってくる突起がどうしようもなく気持ち良くて、いつもアイツのチンポにそうしてあげているように、きゅっときつく締めあげる。
うぅ……こうやって害虫に犯されるのもすっかり慣れてしまったことに自己嫌悪してしまう。
アイツはアイツで、あたしが害虫に犯されても気にしないどころかむしろ興奮するとか言ってるくらいだし……
ま、まぁ、こうやって害虫にヤられた日の夜は、それを忘れさせてくれるくらいに激しくシてくれるから、そういう意味でも悪くは無いんだけど……って、今のは無し!!
そうこうしているうちに、大蜘蛛の突起はあたしの一番奥……子宮口に突き当たった。
そして、何だか瘤のようなものが根元からどんどん送り込まれてきて、あたしの子宮をこじ開けてくる。
「んっ❤ や、やっぱり……こいつ、あたしに卵を産み付けようと……ひあぁっ❤ だめっ、入ってこないでぇっ❤」
卵がゴリゴリと膣壁を削りながら通り抜けてくる感触に甘い声を上げつつ、あたしはぽっこりと膨らんでいく下腹部を眺めていることしかできなかった。
産み付けられた卵は、魔力を吸うことで通常では考えられない速度で育つ。だから、この後はきっと……
「あっ❤ あんっ❤ やっ、ああぁぁんっっ❤ だめっ❤
オマンコ、じゅぷじゅぷしないでぇっ❤❤」
産卵を終えた大蜘蛛の突起が激しくピストン運動を始め、あたしのアソコを何度も出入りする。
強烈な快感に、あたしは嫌でも
更に、産卵で消耗した体力を回復するためなのか、再度あたしの胸に吸い付いて……
「あああぁぁぁっっ❤❤ イくっ❤ イくっ❤ イくぅぅっっ❤❤
ひっ……ああああぁぁぁぁぁんっっ❤❤❤」
触手のようなものが乳首を捏ね、吸い上げ、硬い突起に膣内を激しく突き上げられ。
性感帯を上下同時に責めたてられて、あたしは母乳と潮を噴きながら、全身をピンと反らせて絶頂してしまうのだった。
「ふ、ぁ……やっ❤ い、今、イってる、からぁっ❤
待って、もう、止め……あっ❤ ふああぁぁぁっっ❤❤」
そして、あたしがイっても大蜘蛛はお構いなしに動き続け、胸を吸い続ける。
当然よね、イきっぱなしにすればするだけ、卵にも自分にも美味しい餌が与えられるんだから。
けど、これだけ何度もイかされていればそろそろ……
ちらっとアイツの方に目をやると、丁度いつもの桜色の光が放たれようとしているところだった。
強烈な光はあっという間に大蜘蛛も、あたしを拘束していた蜘蛛糸も飲み込み、光の粒子へと変えていき……あぁ、お腹の中の卵、後で何とかしてもらわないと……。