1-7話に挿絵を追加してありますので、まだ見ていない方はどうぞ。
射精することで簡単な生活魔法と、色々なエロ魔法が使えるようになるという、喜べば良いのかどうか分からない成果を得て。 俺たちは改めてフィユル周辺の哨戒にあたっていた。
昨日に比べれば害虫の数も少なく、何より魔法のお蔭で寒くないのもあり、今のところは順調と言って良いだろう。
「うーん、何か違和感があるのよねぇ……団長、横から見てて何か気づいた事とか無い?」
突然アブラナに尋ねられるも、心当たりは何もない。 一体どうしたのだろうか?
「何て言うか、害虫の様子がおかしい気がするのよね……他の皆は? 何か気にならなかったかしら?」
「そう言われてもぉ……いつも通りアブラナちゃんに群がろうとして返り討ちに遭ってるだけだったしぃ……」
「そうですねぇ。 強いて言うなら……アブラナさんに気付く前は、やたらと周囲をきょろきょろしているな、というくらいでしょうか?」
「……あ、それよ! 害虫たち、何かを探してるような、そんな感じがするのよ!」
ふむ、何かを探すような……トリカブトを探しているとかは? 言ってしまえば俺たちが害虫から強奪したようなものだしな。
トリカブトには後ろから魔法をバカスカ撃って貰っているだけだったが、一度害虫に姿を見せて反応を調べてみるか?
「ん……私は別に構わないの。 もし本当に私を探しているのなら……私を餌にすれば害虫が釣れるかもしれないの」
餌とまで言う気はないが……折角なのでトリカブトに頼み、先頭に立ってもらう。
暫く周囲をうろつき、新たな害虫の群れを見つけると……害虫たちは急に謎の鳴き声を発し始めた。
「何よアレ、うるっさいわね……トリカブトを見つけて喜んでるのかしら?」
「それにしては声が大きすぎます。 仲間を呼んでいるのかもしれませんよ?」
あー、確かにトリカブトを探していたのなら、見つけたことを仲間に知らせているのかもしれないな。
となると、他の害虫もここに集まってくる可能性がある。 目の前の害虫は速やかに退治してくれ。
「了解っ! イチゴ、援護お願いね!」
早速害虫の群れに飛び込んでいく切り込み隊長アブラナ。 昔ならそのままエロい目に遭っていたところだが、今ではすっかり安定していて、次々と害虫を屠っていく。
うーん、頼もしいんだが、本当アブラナの異種姦シーンが貴重になってしまったな……。
「……よし、一丁上がり!」
程なくして害虫退治が終了する。 とりあえず、増援が来るかもしれないから周囲を警戒しつつここで待機かな。
向こうから来てくれるなら楽で良いから、しばらく様子を見よう。
そう言って周囲を警戒していると……新たな害虫の一団が現れた。 だが、その一団は普通の害虫とは異なっていて……
「……何よアレ、人間……?」
思わずと言った様子でアブラナが呟く。 そう、害虫の中に人型の存在が混ざっていたのだ。
正確には上半身が人間で下半身が蜘蛛……アラクネとでも言うべき姿があった。
ちなみに人型の部分は普通に肌色だし、何なら全裸の美女でおっぱいも丸出しで眼福である。
「ちょっと団長!? アンタこんな時でもおっぱいしか見てないの!? 兎に角、どうするのよアレ!?」
目の前でおっぱいが揺れていたら視線が吸われるのは不可抗力ではないだろうか。
さて、どうするか、だが……一応人型なんだし話ができるのではないだろうか? もしもーし、良いおっぱいしてますねー。
『あら、ありがとう❤ そんなに気に入ったのならもっと見る?』
キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!
あ、そんな腕組みして良い感じに持ち上げて……ありがとうございます! ありがとうございます!!
「何拝んでんのよ! 話しかけるにしても第一声がそれなの!? 後であたしの見せてあげるから正気に戻りなさい!!」
良し真面目に行こう。 ……で、どちら様? 半分蜘蛛ってるし害虫の関係者で良いんだよな?
小説版では害虫陣営と言える人物が何人かいたようだが、半人半蟲って存在は確か居なかったよな……?
『ふふっ、そうね。 貴方たちの言う害虫の関係者であることは間違いないわ。
折角作った働きアリの反応が消えたから探しに来たのだけれど……花騎士になっていたのね』
そう言いながらトリカブトの方を見るアラクネ(仮)。 なるほど、あの呪いをかけていたのはこいつだったのか。
しかし人型の害虫ねぇ……そんな存在聞いたことも無いし、まさか話ができるとも思わなかったのだが。
『そう? 人前には出てこないだけで、それなりに数は居るはずよ。 ……殆どは苗床のままでしょうけどね』
あー……もしかして苗床となった犠牲者がやがて半蟲になったりするタイプ?
あるいは苗床から生まれてきたハーフとかそういう? 確かにエロゲならどっちもありそうだが。
『ご想像にお任せするわ❤ それにしても……働きアリを探しに来て、こんな美味しそうな餌が見つかるだなんて……ついてるわね❤』
アラクネ(仮)……いやもうアラクネで良いや。 兎に角アラクネは嘗め回すようにアブラナを見つめている。
あー、やっぱアブラナって美味しそうに見えるんだな。 多分そうなんだろうとは思っていたが、実際に聞くと納得だ。
「人の事を餌扱いするのは勝手だけど……簡単に食べられると思っているのかしら?」
そう言って超スピードで害虫に突っ込んでいくアブラナ。 後方に位置していたアラクネには届かなかったが、一瞬にして数匹の害虫が串刺しにされ、光の粒子に変わる。
『……は?』
ぽかーんとした表情を浮かべるアラクネ。 そうだよな、極上の餌だと思って襲い掛かったら馬鹿みたいに強いとか、害虫視点だとそうなるよな。
「良く分かんないけど、アンタも害虫の仲間だってんなら倒すだけよ、覚悟しなさい!」
『くっ、この……数はこっちの方が上なのよ! 全員、かかれぇっ!!!』
アラクネの号令と共に害虫が一斉にアブラナへ襲い掛かるが……まぁ、ダメだろうな。
内心ではちょっとだけ害虫の方を応援しておいてやろう。
……程なくして、普通の害虫は全て光となり、アラクネを残すのみになった。 知ってた。
「これで最後よ! たああぁぁっっ!!」
武器を構えてアラクネに突撃するアブラナ。 そんなアブラナを前に、アラクネは……
『嫌だ……死にたくない……助けて……っ!』
涙ながらの声にアブラナの手が止まる。 ……いや、まぁそうだよな。 いくら害虫を倒したことはあっても、人を殺した経験なんて無いだろうし。
……あのアラクネを倒すとどうなるんだ? 害虫らしく光の粒子に変わるのか、人になったりするのか、純粋に死ぬのか……。
同じことをアブラナも考えていたのか、アラクネの目の前で完全に隙を晒している。 そしてそれはどうやらアラクネの狙いだったらしく……
『なぁんてね❤ はぁい、つっかまーえた❤』
「きゃあぁっ!?」
隙を突かれ、アブラナはアラクネの糸に捕まってしまった。 こ、これは……まさかの害虫側逆転勝利!?
久々の異種姦にしてオマケで百合シーンまで来るのか!?
「「アブラナ(ちゃん)!!」」
トリカブトとイチゴが遠距離から魔法と弓で攻撃を加えるが、アラクネに簡単に振り払われてしまう。
出オチしかけていたが、どうやらアブラナが強すぎただけで、アラクネ自体はかなり強い方の存在らしい。
『もう、邪魔しないで欲しいわね。 ……うーん、この場で美味しくいただこうかとも思っていたのだけれど……お持ち帰りしちゃいましょうか❤』
そう言って、背中に縛り付けるようにしてアブラナを背負うと、ぴょんぴょんと跳んで逃げて行くアラクネ。
「えぇっ、逃げた!? だ、団長さん、どうします!?」
慌てたコスモスが聞いてくるが、落ち着いて欲しい。
この場でアブラナの痴態を生で見られなくなったのは残念だが、俺には千里眼がある。
逃げた先は分かるし、おっ始まっても見逃すことは無い!!
「なるほど、それなら安心……じゃないですよ! 兎に角!! 分かっているなら追いかけますよ!!」
千里眼を発動しながら動くのは結構難しいのだが……まぁそうも言っていられないか。
すぐには追い付けなくとも、巣でナニかをするのが目的なら、場所さえ分かっていれば追いつける。
俺たちはアブラナを追いかけ、移動を開始するのだった……。
Side. アブラナ
油断した……のとはちょっと違うけど、まさかあの躊躇した一瞬でここまで拘束されるとは思ってもいなかった。
こいつ、なんだかんだ言って結構強い奴だったのね……。
巣に連れ去られたあたしは、団長と離されすぎたのもあって世界花の加護が途絶え、普通の花騎士並みの力しか出せなくなっていた。
色々と"染み付いて"いるのか、今のあたしは加護無しの状態でも、普通の加護有りの花騎士と同じくらいの力は出せる。
それでもこのアラクネの拘束はビクともしなくて……されるがままになっていた。
『おかしいわねぇ……あんなに美味しそうな匂いがしていたのに……すっかり普通になっちゃって』
「何よ、アンタの鼻か何かがおかしかっただけじゃない? 良いからこれ、離しなさいよ!」
『あら、遠慮しなくて良いのよ? 普通と言っても餌は餌、美味しくいただいてあげるから❤』
そう言って両手であたしの胸当てを外し、服のボタンを外し……1枚ずつ脱がせてくるアラクネ。
害虫にダメージを受けて魔力服を消し飛ばされるのとは違う、焦らすような脱がせ方に、何だか変な気分になってくる。
やがて……四肢を拘束されたままなので完全な全裸ではないけれど、あたしは裸身を晒す羽目になった。
『さてさて、それじゃあ味見をしてみましょうか。 貴方の魔力はどんな味がするのかしら?』
「知らないわよ、そんなのどうだって良い……ふああぁぁっ❤」
胸の先端をぱくっと咥えられ、軽く吸い上げられる。
どこかのおっぱい好きのせいで開発されきってしまったあたしの乳首は、たったそれだけでむくむくと勃ちあがり、甘い声を漏らしてしまった。
『随分とおっぱいが弱いのね? そんなに気持ち良さそうな声をしちゃって……❤』
「やめっ……んっ❤ あっ❤ だめっ、乳首っ❤ 乳首だめぇっっ❤❤」
勃起したあたしの乳首を、面白そうに弄ぶアラクネ。 指でくにくにと捏ねまわされる度に体が跳ね、ちょっと引っ張られるだけで軽くイってしまう。
そしてイくたびに、あたしの身体に溜まっていた魔力が胸から噴き出して……。
『あらあら、何もしていないのにおっぱいまで出しちゃって……本当にココ、好きなのね? それじゃあ……いただきます❤』
「あああぁぁぁっっ❤❤❤ そこっ❤ 吸うの、だめぇぇぇっっ❤❤❤」
ちゅうううっと音を立ててあたしのおっぱいを吸い上げられる。
吸い上げられる刺激と射乳の快感で続けざまに絶頂を迎え、更に噴き出した魔力を吸い上げられ……イくのが止まらない。
「やあぁっ❤ おっぱい、もう……っ❤ 空っぽになっちゃう、からぁ……っ❤」
『良いじゃないの❤ おっぱいも、魔力も、ぜーんぶ空っぽになるまで吸われちゃいなさい❤』
ぎゅっと両手で乳房を掴まれて……搾り出すかのように揉み込まれる。
完全に決壊してしまった乳首は、次々と勢い良く魔力を噴き出して……あっという間に、全ての魔力を吸い尽くされてしまった。
「ぅ……あ……だ、め……も、おっぱい……出な……から、ぁ……」
『うーん、確かにもう空っぽみたいね。 もう少し楽しめると思ったんだけど……それじゃあ、そんな貴女にプレゼントよ❤』
魔力が底をついたことで魔力服も消え、完全に全裸にされてしまったあたしに向けて、アラクネは何かを差し出した。
何だろう……小さな芋虫型の、害虫……?
『これをここに入れて……っと❤』
「ひうぅぅっ❤ や、ぁっ❤ ナカ、入って……っ❤」
あたしのアソコに押し当てられた芋虫が、みちみちと膣壁を押しのけて潜り込んでくる。
度重なる絶頂ですっかり濡れそぼっていたアソコは、まるで自分から呑み込むかのように芋虫を奥へと導いて……
やがて子宮口へと到達した芋虫は、そこで止まるのかと思いきや、更に子宮口まで押し広げて潜り込んできた。
「嘘、まさかそんな所まで……」
『ふふっ、これからが本番よ? さぁ、貴女も私達と一緒になりましょう?』
子宮の中まで潜り込んできた芋虫は……そこで弾けた。
ドロドロの液体になった芋虫が、子宮に吸い込まれて行く、そんな感覚と共に……あたしから何かが、とても大切な何かが抜けて行く気がした。
「何、これ……何を……あたしに何をしてるのっ!?」
『何って……私達と同じ存在になって貰うだけよ。 まずは邪魔な花騎士としての力を中和して……それも空っぽになれば、貴女は生まれ変われるの❤
流石に1匹じゃ終わらないからね。 さぁ、どんどんイくわよ~❤』
次々とあたしのアソコに潜り込んでくる芋虫たち。 それを拒もうと力を入れても……
『もう、遠慮しなくて良いのに❤ ほら、力を抜いて❤』
「ひゃああぁぁんっっ❤❤」
乳首を、クリトリスを、カリカリっと引っ掻かれ……快感で力が抜けたところに、芋虫たちが潜り込んでくる。
次々と子宮の中で弾け……次々と花騎士の力が……アイツとの大事な繋がりが消えて行く。
千里眼で様子を見ながら、念話で声をかけてくれていたアイツ……ラティスの様子が変わる。
だんだんと念話にノイズが混ざるようになり、声が小さくなり……代わりにラティスがどんどん焦ったようにあたしに声をかけてくる。
ごめんなさい、もう……多分、どうしようもない。 けど……
「ラティス……お願い、助けて……」
思わず漏れた弱音は、果たして届いたのか。 それっきり、アイツの声は聞こえなくなった。
短めですが切るならここかな、と。
次回、最終話。 人気投票開始時に投下します。