暫く訓練に明け暮れ、アブラナが爆発的に上昇した能力を何とか制御できるようになってきた頃、ついに害虫討伐の実戦訓練の日が近づいていた。
訓練の内容は至って簡単。学校側で事前に確認・確保されている、弱い害虫の巣に学生たちで乗り込み、制圧するというものだ。
原作で言うと、あのコバエが沸いてきて多少ダメージを受けるが、通過するだけで消し飛ぶアレに近いのだろう。
数が多いとそれなりに警戒が必要になるが、訓練用に1つだけぽつんと隔離して確保してあるものらしいので、実戦とは言ってもそれほど危険は無い。
ましてやこの世界は敵に攻撃されても服が吹き飛び、イかされ、魔力を吸われるだけで済むエロゲ世界だ。
万が一のことがあったとしても、命の心配はしなくて済む。
そんな風に気軽に構えていると、教師からの事前説明でとんでもない話が飛び出した。
『と言うわけで、害虫の攻撃に晒された結果、皆さんは害虫に凌辱される可能性があります。
初めての相手が害虫となってトラウマを抱える人も少なくありませんので、
実戦の日までに処女は誰かに捧げておくことをお勧めします。同室の寮生相手とかお勧めですよ。
私も初めての時は…………』
以下、同室していた相手との初体験を語り始める教師。
一人だけとはいえ男が居るのにそんな話をして良いのか。
そして学生たちの大半が興味津々にそれを聞いているあたり、流石エロゲ世界なんだなと思った。
言いたくなければそれで良い、と前置きしてから、どうするつもりなのかアブラナたちにも聞いてみる。
「わたしはアブラナちゃんにお願いするつもりですよぉ~。 アブラナちゃんになら是非、って感じですねぇ」
うむ、気持ちは分かる。
と言うか普段から百合ってるっぽいが、まだ処女だったのか。
いや、イチゴの方が攻めっぽいし、もしかして先にアブラナの方だけが……。
「ば、馬鹿な事言ってんじゃないわよ! あ、あたしだってその……ま、まだそういう事はしたことないの!!」
「そうですねぇ~。 触ったり舐めたりまでで、入れたりしたことは無いですねぇ」
「わー! わー!! わーーーー!!!」
ほう、触ったり舐めたり……いいね!
まぁ、それならアブラナもイチゴに"お相手"をしてもらうことになるのだろうか?
「……しないわよ。 要は害虫に負けなきゃ良いんでしょ? なら、それだけじゃない!」
盛大にフラグが立った音がした気もするが、本人がそう言うのであれば俺からはどうしようもない。
アブラナの処女は俺が貰いたいな、という気持ちもあれば、イチゴに持っていかれるのも良いし、何なら害虫相手に失うのも興奮するよね、という俺にとって、どう転ぼうともその後もアブラナを愛し続けることに変わりはないのだ。
そして実戦訓練の日。俺たちは割り当てられた害虫の巣へと向かい、害虫討伐を行っていた。
元々優秀だったアブラナとイチゴのペアは、初めての実戦に怯むこともなく、次々と害虫を光の粒子に変えていく。
……倒すと光になるんだな。原作でも小説版でもそんな感じだったが、実際に見るとなかなかに不思議な光景だ。
時折二人から離れてこちらに逃げてくる害虫も居るが、大して強くない害虫と言うのもあって、俺でも掃除は簡単にできる。
殆ど無傷なまま……いや、アブラナだけは主に自爆で多少服をボロボロにしながら、順調に巣を制圧していくのだった。
巣の制圧が終わるころには、アブラナは半裸と言っても良い状態になっていた。
よーいドンで始まる訓練と違い、いつ戦闘が発生するかわからない実戦では、やはり咄嗟に対応しようとして暴発してしまうことがまだ多いのだろう。
何にせよ、フラグを立てていた割にきっちり勝利したアブラナたちを誉めつつも、俺たちは撤収することにした。
「あ、その……帰るのはちょっと待って。 お花摘んでくるから」
そう言って一人離れていくアブラナ。
はて、花騎士はトイレに行かないはずだが、お花摘みとは一体。 もしかして本当に文字通り花を摘んでくるのだろうか。
不思議そうにしていると、残っていたイチゴがこっそりと教えてくれた。
「魔力持ちの女性がお花を摘んでくる、って言ったら、それは一人えっちをしてくる、って意味なんですよぉ。
アブラナちゃん、服がボロボロになってましたからね。
一度えっちな事をして魔力を回復させないと、服を元に戻せそうになかったんじゃないですかぁ?」
まじで。と言うかそんな回復手段があったのか。
魔力は飯食って寝て回復させるものだとばかり思っていた……。
「普段はそれで良いんですけどねぇ~。 今みたいに急ぐ場合の裏技、って感じですぅ」
なるほど。 正直無茶苦茶気になるが、ここは我慢してしばらく待つことにするか……。
「あはは、覗きたくなる気持ちはわたしもわかりますけど、アブラナちゃんが怒っちゃいますからね。
本当にやっちゃダメですよぉ~?」
Side. アブラナ
制圧が終わった害虫の巣……洞窟のようになっているそこを、あたしは1人で進み、丁度良い場所を探す。
暫く進むとふっと全身から力が抜けて、アイツとのパスが途切れたのが分かった。
……簡単に分かるほど、アイツから貰ってる力って、大きいのよね。
とにかく、パスが切れるくらいに離れていれば、多少大きな声が出てもバレないはず。
できるだけ早く済ませるために、あたしは自分の乳首とクリに、それぞれ手を伸ばしたのだった。
「んっ❤ あっ、あんっ❤ そこっ、そんなに、弄っちゃ……あぁっ❤」
アイツに触られているところを想像しながら、敏感な突起をこね回す。
以前は1人でする時はイチゴに触られているときの事を思い出しながらだったけど、最近はアイツの事ばかりが頭に浮かぶ。それもこれもアイツがスケベで変態なせいだ。
想像の中のアイツは、優しく、でも的確にあたしの弱いところを苛め、みるみるうちに乳首もクリも尖り切ってしまう。
「ひっ、あああぁぁっっ❤❤ だめっ、そんな引っ張っちゃ、あっ❤ だめぇぇっっ❤❤」
硬くなったそこを、今度は爪を少し立てるかのようにして強く引っ張り上げられ、あたしは思わず大きな声を上げてしまった。
アソコからは魔力をたっぷり含んだ蜜が溢れ始めている。
この調子なら、すぐに魔力を回復させることができるはず……。
そう、これは魔力を回復させるためだから仕方ない事なのよ。
想像はいつしか妄想となり、「最初の模擬戦で負けて、エッチな事を命令されていたら」「裸で抱き合う形になったときに、敏感なところを触られてしまったら」果ては「こうして自慰をしている姿をもしアイツに見られていたら」
そんな事を考えながら、あたしは夢中で気持ち良いところをこね回していた。
……夢中になりすぎて、壁の隙間に隠れ潜んでいたナメクジ型の害虫に、全く気付けない程度には。
3回目の軽い絶頂を迎えて、少し休憩していたところで、突然体にネバネバした液体を浴びせられてしまう。
「ひゃあっ!? な、何これ!? ま、まさか本当にアイツが覗いて……無いわね」
どこかでアイツが覗いていてまたぶっかけられたのかと一瞬思ったけど、どうやら別物らしい。
散々浴びたことがあるから分かるけど、このネバネバはアレみたいに体が疼くような良い香りがしない。
気味が悪くて拭い取ろうとしたら、今度は頭上から次から次に粘液が降ってくる。
あっという間に、あたしは全身粘液塗れになってしまうのだった。
「あぁもう、一体何なのよぉ! 上に何…が……」
どこから降ってきたのかと上を向いて、あたしは固まってしまった。
壁に、天井に、一面にナメクジ型の害虫が張り付いていたのだった。
害虫たちは今もなお粘液を吐き出し、あたしに浴びせようとしてくる。
気を取り直し、これ以上変な物を浴びて溜まるかと、体を起こして回避しようとして……
あたしは、体が全然動かないことにやっと気が付いた。
自慰で気持ち良くなって力が抜けたとかそういう話ではない。
全身にこびりついた粘液が、いつの間にか白く変色し、硬くなっていて、あたしを地面に貼りつけていたのだ。
全力で抜け出そうと力を込めても、ビクともしない。
アイツと繋がったままなら多分何とでもなったんだろうけど、今の状態では……
「ラティス! イチゴ! こっちに、害虫がまだ居る!!」
唯一自由になる口で、助けを呼ぶことくらいしかできそうにない。
声が届かないようにと思って離れたせいで、どこまで聞こえてくれるか分からないけど……。
そしてあたしが抵抗らしい抵抗ができなくなったことを理解したのか、害虫たちがあたしの身体に這いあがってくる。
僅かに残っていた魔力服は一瞬で溶かされてしまい、素肌を這ってくる感覚が気持ち悪い。
魔力を吸おうとする性質上、害虫たちはあたしの乳首やアソコに集中して群がり、そのぶよぶよの身体を擦り付けるかのようにして、刺激をし始めた。
「や、やめっ……んっ❤ く、うぅっ❤ やめ、てぇ……っ❤」
先ほどまでの自慰で硬くなっていた突起は、生暖かいぶよぶよに包まれて、嫌でも気持ち良くなってしまう。
先端が押しつぶされる度に、あたしはあげたくもない甘い声をあげてしまうのだった。
害虫たちの愛撫によりあたしのアソコからは、再度魔力を含んだ蜜が溢れ出るようになる。
そして我先にと割れ目の中に潜り込んできた害虫は、じゅるじゅると音を立ててその蜜を吸い上げるのだ。
胸に陣取っている害虫たちも負けてはいない。
愛液のように分かりやすい形で「出る」わけではないが、乳首を吸われると、そこから魔力を吸い上げられてしまう。
直接魔力を吸われることによる、甘い脱力感と快感が胸を襲い、あたしは上下から同時に与えられる未知の快感に、すっかり翻弄されていた。
「だ、め……これ以上は、もう……イっ、くうぅぅぅっっ❤❤❤」
ぷしゃあっと勢い良く愛液が溢れだし、膣がきゅっと締めつけられる。
ナカに潜り込もうとしていた害虫はその圧力で押し出され、にゅるんと這い出てくる。
ぬるぬるとしたものが膣壁を擦り上げていく感触は思いのほか気持ち良く、あたしははしたない声をあげながら、そのまま二度三度と全身を震わせるのだった。
……今はたまたま押し出すことができたけど、もっと深くまで潜り込まれていたら、押し出すどころか、害虫をナカに押し留めることになっていただろう。
アソコが空いたことに気が付いたのか、また別の害虫たちがナカに潜り込もうと争っている。
このままでは、そう遠くないうちに完全にナカに入られて……処女膜を破られてしまう。
戦闘で負けたわけでもないのに、ちょっと油断しただけでこんなことになってしまった自分に怒りを覚えつつ、どうしようもないこの状況に、少し泣きたくなってくる。
「や、だぁ……入って、来ないでよ……ラティス、助けて……」
無意識に漏れた小さな声は、アイツに助けを求めるものだった。
アイツの名前を呼んだだけで、少し体に力が入った気がするから不思議なものだ。
……いや、気のせいじゃない? これは、アイツとパスが繋がって……アイツが近くに来てる……?
みるみるうちに力が沸いてくるのが分かる。これなら、こんな拘束なんて……!
ちょっと力を籠めるだけで、硬化していた粘液がパキパキと音を立てて崩れていく。
良くも今まで好き勝手シてくれたわね……絶対許さないんだから!
反撃に移ろうと振り上げたあたしの拳は、しかし振り下ろされることは無かった。
再度害虫たちに乳首を吸われ、今までとは比べ物にならない快感と脱力感が襲ってきたからだ。
「ひ、ああぁぁっっ❤ なに、これぇっ❤ イくっ❤ こんな、胸だけで……あっ❤ あああぁぁっっ❤❤」
あっという間に限界まで上り詰め、胸だけでイってしまう。
それだけでなく、あたしの胸に纏わりついていた害虫たちが、どんどん巨大で、強力そうな外見に変わっていく。
ワンテンポ遅れて、アソコにも強烈な快感が発生するとともに、(胸に居るのが邪魔で良く見えないけど)そっちの害虫も大きくなっていくのが何となくわかる。
多分、胸でイかされて溢れ出た愛液を吸ったんだろう。
……あまり当たってて欲しくない想像だけど、あたしが強化された分、害虫たちが吸える魔力(と、あたしが受ける快感)も跳ね上がってしまったのだろうか。
理由はともかく、一度は拘束を振りほどいたあたしの身体は、強化された害虫たちによって再び拘束されてしまった。
折角強くなったのに、それ以上にあっちが強くなってたら意味が無いじゃない!
むしろ、強くなった分の魔力を吸われて、あたしの力はあまり変わっていないのに、
害虫ばかりが強化されて、状況は悪化しているとも言える。
「んぶっ!? んっ❤ んっ、んんーーーーっっ❤」
巨大化した害虫は、そのままあたしの全身に覆いかぶさるようにして密着してくる。
顔にもくっついてきて殆ど声を上げられなくなり、害虫がその身を揺らすたびに、硬く尖った突起がズリズリと転がされて、またイってしまいそうになる。
あたし、このままどうなっちゃうんだろう……。