※この作品はR-18です。

アブラナ好きの春庭転生   作:LilyWB

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1-8. 卒業式

 アブラナとの初体験を済ませてから早数年。騎士学校の卒業が近づいてきていた。

あの夜は凄まじいまでのデレっぷりを見せつけていたアブラナだが、翌日からはまたツンツンした態度に戻っていた。

 

 ただの照れ隠しであることは分かっており、一緒に寝ているとたまにあの状態になったりするので微笑ましいものだが。

 

 ちなみに、あれからほぼ毎日アブラナは俺の部屋へ訪れるようになっている。

そのまま一晩を過ごし泊まっていく頻度こそ少なめ……いや、半々くらいはあるか?

だが、胸を揉んでもらって大きくするんだ、と言って、マッサージ(?)を毎日受けに来る。

 

 半年くらい経った頃に、そのマッサージの様子をイチゴが覗いていることに気付き、気が付くとイチゴもマッサージに混ざるようになっていた。

 

 ちなみに俺とイチゴ自体は特にそういう関係にはなっていない。

イチゴの裸はしょっちゅう見ているが、イチゴの相手はあくまでアブラナだし、俺もアブラナの相手しかしていない。まぁ3Pに近いことをしていて何を言う、という意見もあるだろうが。

 

 そしてアブラナの胸だが、無事(?)この数年で成長を遂げていた。

ついでに母乳も出るようになった。

何を言っているか分からないかもしれないが俺も訳が分からなかった。別に孕ませたわけではない。

 

 色々と調べてみた結果、俺の精液に魔力が含まれすぎているのが原因らしかった。

 

 この世界では、性感によって魔力が生み出され、結果として愛液や精液には大量の魔力が含まれる。

そして俺の精液は、アブラナのナカに放たれた時だけ、特にあり得ないほどの魔力を秘めているらしい。

……対アブラナ限定と言うあたり、好感度が何か悪さでもしているのだろうか。

 

 何にせよ、体に収まりきらないほどの魔力を注がれてしまったアブラナの身体からは、魔力が溢れ出ることになる。

それが母乳……正確には、液状化するほどに濃い、純粋な魔力だそうだ。

 

 そんなアブラナの母乳を俺は喜んで吸い続け、そしてアブラナには精液を注ぎ続けと繰り返していたところ、何かこう房中術的な感じでうまくハマってしまったのか、魔力がどんどん増幅されながら循環し続けることとなり、俺もアブラナも、学生どころか一般的な花騎士と比較してもあり得ないほど強力な魔力を秘めるに至ってしまった。

 

 魔力だけでこれなのに、世界花の加護を受けられるようになると一体どうなってしまうのか。

別の意味で卒業が怖くなってしまうのだった。

 

 

 

 

 そして卒業式当日。

団長コースである俺には、学園から1つの植木鉢を貸し出される。

これに魔力を込めることで花が咲き、対応する加護を持つ花騎士が1人、召喚されるというのだ。

 

 召喚がどういう仕組みになっているのか気になったので詳しく聞いてみたところ、相手の花騎士の前に空間を繋げる扉のようなものが現れ、同意が貰えれば、それを潜ってこちらに来てくれるらしい。

余程の事がない限り拒否されることは無いとの事だが、大丈夫だよな……?

 

 最初に召喚した相手は「運命の相手」などと呼ばれることもあり、長い付き合いになることが多いと説明された。

アブラナの方をちらっと見る。 ……向こうも気になっていたらしく、視線が絡み合った。

 

 

 意を決して植木鉢に魔力を込める。

黒茶色だった鉢が銅色に染まり、銀色に変わり……そして黄色く小さな花が咲く。

同時に、アブラナの目の前に光り輝く扉が現れた。

 

 驚いたような表情を浮かべるアブラナに、当然だろと言わんばかりの笑みを向けてやる。

すぐにアブラナも笑顔になり、そのまま目の前の扉に飛び込む。

 

 ……そして俺の目の前の空間から飛び出してきたアブラナは、俺に抱き着きながらこう言ったのだった。

 

「よろしくねっ、団長!! これからはずーっと、一緒なんだから!」

 




とりあえず書き溜めてあるのはここまで。
評判が良ければそのうち続きを書きます。
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