「こっちだ、団長!」
「分かった!」
夜の森の中、僕はシルヴァと走っていた。
目的はとある魔物の討伐。
増えすぎた魔物を間引く仕事を請け負っていたところ、同じ依頼を受けていたシルヴァと遭遇した。
多くの人間に同じ依頼をしていたらしく、それはもう数が多く……。
生態系などを考慮した結果、倍の数を倒して欲しいと言われ、その通りにしたのである。
「これで終わりかな?」
「ああ。これだけ倒せば、狂わされた生態系もいずれ元通りになるだろう。それにしても、こんな時間か……」
だから時刻は既に深夜に回ろうとしている。
森の奥深くとあってか、野宿を決行することとなりそうだった。
「向こうに洞窟もあるし、今日は野宿することになりそうだ」
同じことを考えていたらしい。
苦笑したシルヴァは銃を下ろすと、羽織っているコートを脱いだ。
「動いていたせいで暑いな。汗でびっしょりだ」
ただでさえ露出が多いのに、更に増える肌色。
二十七歳だというのにも関わらず太ももをさらけ出したミニスカートなのだから驚きだ。
上もお腹を隠してないし……。
僕の視線が吸い寄せられないわけがなかった。
「団長……あまりじろじろ見られると、私も恥ずかしいのだが……」
「あ、ごめん!」
反射的に頭を下げる僕。
理解はしているが性欲に抗うのは難しい。
シルヴァのその鋭い眼光も、僕の下腹部……ズボンの膨らみに向けられていた。
バレてる、よね。
「えっと……シルヴァ?」
「! ああ、ボーっとしていてすまない。とりあえず洞窟に入ろう。雨でも降ってきたら大変だ」
「うん、そうだね」
先に歩き出したシルヴァの背中を追いかける。
気を遣ってくれているんだよね。
やっぱりシルヴァくらいの大人の女性なら、僕くらいの男子の考えることなんて簡単に見抜けるだろうし。
悔しいけど、人生経験の差がある。この差ばっかりは、そう簡単に埋められそうにないよね。
「団長、火を起こすから木の枝を集めてくれないか?」
「分かった」
僕は言われた通りに木の枝を集め始める。
一晩の間だけだからそんなにはいらない。
拾っている間にシルヴァが火を起こして……手慣れたものだった。
「木の枝はこれくらいでいいかな?」
「十分だろう。さてと、とりあえずクッキーでも食べていてくれ」
「ん、クッキー? シルヴァが作ったの?」
「いや、ソーンたちが作ってくれたんだ。おやつに、とね」
「なるほど。でもこれ、僕が食べてもいいの?」
「私は既に半分食べたからな。団長も食べてくれた方が、みんな喜ぶだろう」
シルヴァはそう言うと、ピンク色の小袋を僕に渡してくれた。
が、僕はそれを受け取らない。
当然、シルヴァは小首を傾げた。
「どうした、受け取らないのか?」
「えっと……食べさせてくれたらなー、なんて思ってみたりして」
「あ、あまり大人をからかうんじゃない!」
かああっと、赤面する僕たち。でも、二人っきりなんだ。
少しくらいふざけてもいいだろう。
……単純に、シルヴァはからかいがいもあるんだけどね。
「……一度だけなら」
「え?」
「い、一度だけならその……あーんをしてあげてもいいぞ……」
「本当ですか!?」
「どうして敬語になるんだ!?」
思わず立ち上がる。
敬語になってしまったが、対等の関係でいる仕事の時間は終わったのだ。
僕は構わずにはしゃいだ。
それこそジャンプしそうになるくらい嬉しかったが、流石に頭をぶつけそうなのでこらえた。
そんな奇っ怪な行動を目の当たりにしたせいか、シルヴァはびくりと肩を震わせた。
「や、やっぱりなしにしておこうか。こういうのは恋人同士でやるものだろう? 団長の想い人のためにもだな……」
「別にいないですよ」
「そ、そのうちできるだろう!?」
「今できそうですよ?」
「なっ……!? からかうのはやめないか!」
「ぶっちゃけ前から好きでしたし……」
「~~~ッ!?」
勢いに任せて告白じみた真似をする。
実際、僕はシルヴァが好きなんだけど……タイミングが悪かったかな?
シルヴァは頬を真っ赤に染めて口をパクパクさせていた。
だが、年下に翻弄されるわけにもいかないのだろう。
深く呼吸をすると、真面目な顔つきになった。
「ふむ……もしや告白する相手を、ククル辺りと間違えていないか?」
「間違えてないですよ」
「ソーンと……」
「間違えてないですって」
「ク、クムユはまだ早いぞ!?」
「ですから、間違ってないですって!?」
ぐるぐると瞳を泳がせるシルヴァ。
こうなったら巷で話題の壁ドンとやらを試してみよう。
「シルヴァさん……」
「……あっ……」
僕はしゃがんで、詰め寄った。同時にシルヴァも後ずさる。
しかし狭い洞窟の中だ。
すぐに追い詰めた。吐息のかかる距離まで近付くと、シルヴァは瞳をとろんとさせていた。
「僕はシルヴァさんが好きなんです!」
「……ッ。そう、なのか……」
「そうです。分かってくれました?」
「君がここまでするんだ……私も茶化すつもりはない」
そして諦めたようにため息をつく。それから僕の目を真っ直ぐに見つめ返した。
「その……私なんかで良ければ、付き合ってみるか?」
「はい。お願いします!」
「私の方こそ、よろしく頼む。しかし……」
「年下なのが気になりますか?」
「そうだな。団長くらいの年齢なら、ククル……離れていてもソーンが限界だと思っていたよ」
「恋愛に年齢は関係ないと思います」
「そうだな……。本当に私でいいのだろうか?」
「はい」
決意は変わらないと悟ったのだろう。
シルヴァは僕の頬を撫でてから……いつの間にか手にしていたクッキーを口元に運んでくれた。
「ほら。約束のあーん、だ」
「あーん……」
ゆっくりと咀嚼すると、サクサクと小気味良い音が耳に響く。シンプルな味付けのクッキーは、あり得ないくらい美味しい。
食べさせてもらっただけでこうなるなんて、ズルい。世の中の恋人たちの気持ちが、今は理解できる。
「ところで、だ」
「? なんですか?」
「いやなに、先ほどからズボンが窮屈で苦しそうだと思ってね」
「あー……すみません」
汗だくのシルヴァに詰め寄ったんだ。
香水やら汗やらが入り交じっている空気で、さっきから痛いくらいにチンコが膨れている。
僕は隠そうとしたが、シルヴァに腕を捕まれてしまった。
「団長。恋人同士になるなら、お互いに隠し事はなしだろう?」
「いや、そうですけど……これは……」
「勃起、だろう。私で興奮するとはな」
「そりゃあ、シルヴァさんはいつもこんな格好でいますし……」
ちらりと下を見る。
さっきから片足は伸ばしているが、もう片方は僕を近づけまいと上げていたのだ。パンツが見えそうである。
「……私のパンツの色が気になるかい?」
「いや……はい」
否定しようにも遅い。
僕はシルヴァの問いに対し、素直に頷いた。その際にふふっと笑ったのが分かり、思わず声を荒くしてしまった。
「シルヴァさんが扇情的過ぎるのがいけないんですよ。なんでこんな薄着なんですか!?」
「そ、そんなにか?」
「そんなにです。誰かに注意されたりしないんですか?」
「ソーンたちは特に言ってこないが……。もしかして似合っていないのだろうか?」
「いや、似合ってますけど」
「ならいいじゃないか。それよりも、君のソレをどうにかする方が先だ」
「あっ、ちょ!?」
シルヴァは身体を起こすと、僕の背後に回り込む。そのままズボンのベルトに手をかけると、
「お互いに隠し事はなしって……」
「わ、私だって性欲くらいはあるんだ。それに協力し合うのが恋人だろう?」
「そ、そうですね……くっ」
中に履いているパンツまで脱がしにかかった。
そして再び立ち上がって僕の肩に顎を乗せると、屹立しているチンコを見下ろした。
「これが団長のモノなのか……大きいな」
興味津々なのだろうか。
シルヴァは膨れ上がっている先端に指を這わせると、さわさわと優しく撫でてきた。
「ぐ……」
「団長。やけに苦しそうだが……大丈夫か?」
「苦しいというか、気持ちいいんですけど……その、余裕はないです」
「そういうものなのか……勉強になるな」
そのまま竿をいじるのを止めて、金玉を優しく握ってくる。ここが弱点であるくらいは分かっているのだろう。
優しく掴んできた。
男性経験はないのだろうか。まるで研究するかのようにあちこち触ってきた。
「シルヴァさんはその……男性経験とかって……」
「すまない、ないんだ」
「謝ることじゃないですよ。むしろ嬉しいというか」
「そうなのか? この年齢で未経験なのは流石にどうかと思うんだがな……」
「人によると思いますけど、少なくとも僕は嬉しいです」
シゴかれながら会話をする僕たち。
シルヴァは喜んでいるのが分かったのか、僕の上着も全部脱がせてくる。そして、胸を背中に押し付けてきた。
「う、わっ!?」
「こうすると男性は喜ぶと聞いてな……どうだろうか?」
一目でデカいと分かるシルヴァのおっぱい。
それをむにゅむにゅと背中から押し付けられ、危うく射精しそうになる。
なんとか我慢はしたが……僕の興奮は全て伝わっていた。
「凄いビクビクしているが、本当に大丈夫なのか……先っぽからヌルヌルした液体も出てきたみたいだ」
「す、すみません」
「いいんだ。それにこれで擦りやすくなるのだろう?」
そう言うと、シルヴァは少し強めにシゴいてくる。
そのせいで我慢汁はどんどん分泌されていく。
だんだん、シルヴァの白くて細い指が、我慢汁まみれになっていくのが分かった。
それを把握しているのだろう。シルヴァは耳元で囁いてきた。
「気持ちいいか、団長?」
「う……くっ」
「ふふ、いつもの余裕がなさそうだ。それなら……」
「うあっ!?」
ラストスパートとでも言いたげな勢いで、チンコがしごかれる。
シュッ、シュッ、と。
激しいが丁寧に、一定のリズムで。
やがて僕の身体は高まる射精感に支配された。
「シルヴァさん……で、出ます!」
「構わないよ。全部出してしまおう♥️」
「くっ……!」
優しく、諭すように許可をされ、どくんッと身体がはねる。
同時に、チンコの先端からは精液が溢れだす。今までに経験したことがないほどの勢いで、地面と壁を汚した。
「凄いな……」
射精の勢いに驚くシルヴァ。
僕はそのまま、快感が赴くままに吐精し続けた。
「ふぅ…………」
「かなりの勢いで飛んでいったが……大丈夫か、団長?」
「は、はい……。凄い気持ち良かったです」
「喜んでくれたなら私も嬉しいよ」
そう言うと、シルヴァは取り出したティッシュで手を拭いた。
それから……臭いを嗅いでいた。
「嗅がない方がいいと思いますよ」
「独特の臭いだ。これが団長の子種というわけか」
「子種って……いやまあ、そうですけど」
「すんすん……」
「えっと……」
どうすればいいのだろう。
僕は少し悩み、自分の指を鼻先に近付け続けているシルヴァに話しかけた。
「シルヴァさん。どうせなら、直接嗅ぎますか?」
「ふふっ。団長、それだと変態みたいだ」
「あ、いや……」
弁解しようと思ったが、まごうことなき変態である。
故に反論は不可能。
潔く諦めた。
そんな僕に、シルヴァはくすりと微笑んだ。
「少し意地悪をしてしまったかな? だが団長の命令だ、従わないわけにもいかないか」
「ちょ!?」
シルヴァはまだ膝がガクガクしている僕の前にしゃがむと、萎えたチンコに触れる。
出したばかりで僅か五センチほどまで萎んだチンコだが、吐息がかけられてむくりと起き上がる。
とんでもない速度の復活に、シルヴァも目を見開いた。
「ふむ……一度出したら、しばらく勃起しないのではなかったのか?」
「えっと……続けてできる時もありますね。少しだけ休みましたし」
「それだけ溜まっている、ということか?」
「はい」
「団長は忙しいから仕方ないな。また手で擦るとしようか♥️」
チンコをむにむにと触られながら、そう問いかけらた。
僕は少し考える。
今なら他のことも聞いてくれそうだと。ならば、頼むしかないじゃないか。
「できればその……今度は口でして欲しいです!」
「口でだと? なるほど……。これを咥えろということか」
「はい。駄目ですか?」
「駄目ではないが……上手くできるかどうか心配なんだ」
シルヴァは唇に指を当てると、こちらを上目遣いで見つめてくる。
チンコを挟んで視線を交わす僕たち。シルヴァは再びチンコを見つめた。
「……やはり、キスは上からだ」
「えっ? ……むぐ!?」
ぼそりと呟いたかと思うと、すっと立ち上がり、僕の唇を塞いでくる。
キス。
頭の中が蕩けそうになるほどに、シルヴァの唇は柔らかい。
「んちゅ……はむ……んっ♥️」
「ん゛んん!?」
舌を入れられてしまう。なすすべもなく、ひたすらに惚けた。
反撃しようにも、相手を虜にするようなキスの仕方など分からない。僕はリードされたままだった。
舌が絡み合い、脳を快楽で支配される。
いわゆるディープキスというものだろう。普通のキスでは味わえない気持ちよさが、そこにはあった。
「……ぷはっ♥️ 気持ちよかっただろうか、団長?」
「はぁ……はぁ……。すみま、せん、呼吸をするの、忘れてました」
「だ、大丈夫か!? ……大丈夫そうか」
心配するシルヴァだったが、僕のチンコがぐりぐりとおへそに当たっているのに気が付いた。
このまま自分でシゴくだけでもイケそうだけど、シルヴァが先に動き出した。
「はー……む♥️」
「うあっ……」
その場でしゃがみこみ、いきなりチンコを根元まで咥えたのだ。
僕は腰が抜けそうになりながら、なんとか力を入れて踏ん張る。
追い撃ちをかけられて、脚が悲鳴をあげていた。
「ふぁんひょう、ひもひいいは?」
「シルヴァさ……ん。咥えながら喋るとその……振動がっ!?」
「……ほうふぁ? んふー♥️ んふー♥️」
少し歯が当たる。
ぎこちないフェラチオに、小さな鼻から送り出される生温い息。
僕はいよいよ腰が砕けてしまった。
「す、すみません」
「ひにふるな♥️」
その場にゆっくりと座るも、シルヴァは咥えたまま離さない。
僕はその場に寝転ぶと、ただただ快楽に身を任せることにした。
「んんっ♥️ じゅる♥️ れろれろ……団長、気持ちいいか?」
僕は言葉を発せず、首肯だけで返す。
一度引き抜いたシルヴァの口元は、唾液と我慢汁で艶かしい。やはり恥ずかしいのだろうか、頬は真っ赤に染まっていた。
「なら良かった。続けようか……あむ♥️」
すぐにチンコを咥えると、シゴくように頭を上下に動かし始めた。
「んっ♥️ んっ♥️ んっ♥️」
一定のリズムで、淡々とこなす。
さりげなく舌を動かしている辺り、僕の弱点でも探っているのか。もちろん隠せるわけもなく、僕は裏スジを舐められる度に反応した。
「ぷはっ……♥️ 団長はここを舐められるのが好きなのか……れろれろ♥️」
ねっとりとした舌で、竿の裏側を舐め上げてくる。
押し寄せてくる快楽の波。
僕は、再び射精する準備が整いつつあった。
「我慢の限界みたいだ。さて、今度はどこに出すんだ?」
寸止めされ、思考する余裕が与えられる。
なかなかに意地悪な質問だ。
このまま口の中に出したいのは分かっているのに。
さっきから言いようにされて少し反撃したくなったのだろう。
僕は余裕を見せるシルヴァの頭を掴むと、チンコを喉奥まで突っ込んだ。
「んぶっ!?♥️」
乱暴だが、受け入れてくれた。
本当に嫌なら噛めばいいが……シルヴァも無理矢理されるのは興奮するのだろうか。
抵抗することなく、しゃぶり続けた。
「んぶっ♥️ むぶっ♥️ じゅぶぶ……♥️ んぐぶぶ!?」
ラストスパート。
「ぐっ……出ます!」
「ん゛ん゛んんん♥️」
僕は飲ませるように精子をビュルビュルと吐き出した。
シルヴァは無抵抗のまま受け止めてくれる。
「んー……♥️♥️♥️」
やがて搾り取るように口をすぼめると、亀頭からちゅぽんと離した。
「ふぅ……二回目だと言うのに凄い量だな、団長♥️」
半ば呆れ、半ば感心している。
シルヴァは手のひらに白濁液を落とすと、こちらに見せてきた。
唾液と入り交じり、ただひたすらにエロい。
僕はまたもや勃起しそうになったが……出したばかりなのでそれはなかった。
「これは捨てていいのだろうか? それとも飲んだ方が?」
「捨てていいですよ……」
一度吐き出したんだ。
直接ならまだしも……飲ませるのは酷いと思った。
「ふぅ……。もう大丈夫か?」
「はい。ぐっすり眠れそうです」
「そうか。なら、今夜はここまでにしよう」
「えっと……シルヴァさんはいいんですか?」
「せっかくなら私は……君の部屋でシたいと思う。駄目だろうか?」
「全然駄目じゃないです!」
そういえば、ここは外だった。
比較的安全な地域ではあるが、二人とも無防備になるのはいただけない。
「さ、今夜はもう寝るとしよう」
そう言われたので僕はいそいそと服を着替えると、寝袋にくるまった。
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