エロに苦戦してると微エロが捗ります。でもこれr15で投稿したら普通にアウトな気がします。グラン君がラノベ主人公みたいになってるけど実際ラノベで主人公やってるのでセーフとします。
「これが我々の研究の成果だ」
「はぁ……けっこう予算食ってましたけど、何ですかこれ?」
依頼を終えたとある日の夕方。
疲れた僕の元にやって来たのはユリウスとカリオストロだった。
最近は部屋に籠って共同研究していた二人だが、ようやくその成果をお披露目する時が来たらしく、フラスコに入った透明な液体を手渡してくれたわけだ。
「そいつは透明薬だ。どうだ、すげぇだろ?」
「えっ。身体を透明化させられるっていうあの……?」
「ああ。ちょっと飲んでみろ、一滴辺りの効果時間は一分ってところだな」
「分かった」
スポイトを借りて口の中に入れて、唾液と一緒にごくり。胃の中に落ちた辺りで自分の手が見えなくなって……すぐに消えていき、鏡を渡されると服だけがその場に浮いていた。
高度な魔法使いなんかは薬に頼らなくても透明になれるらしいけど……これにはびっくりだ。
「成功だな。にしても服だけ浮いてんのは気持ち悪いな……」
「ふむ……。脱いでみてはくれないだろうか?」
「分かった……あ」
二人にそう言われてズボンとシャツを脱いで……パンツだけになったところで時間が来た。
「うわ、なんでパンツ一丁でこんなところにいるんだお前」
「脱げって言ったから脱いだだけなのに……」
「冗談だよ。とりあえずそこのフラスコに入ってるやつは団長の分だ。好きに使え」
「透明薬なんてもらっても……何に使えばいいの?」
「そんなもん、女子風呂に侵入するくらいしかねぇだろ。バレなきゃ犯罪じゃないんだぜ?」
「ええー……」
ニヤリと笑うカリオストロと、もう別の研究に取りかかっているユリウス。僕もとりあえず夕食を取るために、一度部屋に戻ることにした。
「全裸になって女子風呂に侵入か……」
それから夕食を終えた僕は、机の上に置かれたフラスコを見つめていた。一口飲めば入浴終了の時間まで透明でいられる薬……。
いやいや、でも女子風呂に侵入するなんてことは流石に……。
「……来てしまった……」
二分後。
全裸になって脱衣場に来た僕は、隅っこで立って誰か来るのを待っていた。来る途中に何人かの団員とすれ違ったけど誰も気が付かなかったので効果は確かにある。
凄い物を開発したものだなぁ、あの二人……。
「カタリナ、早く早く!」
「ははっ、そう急かないでくれ」
ん?
誰か来た……入ってきたのはカタリナとルリアとヴィーラの三人。自分たちで用意した洗顔料や洗髪料なんかを片手に、ずかずかと入ってくる。
「私たちが一番乗りだね!」
「ああ」
うわ、いきなり脱いでるし……!
いやまぁお風呂に入るんだから当然か……。僕がいることに気が付いているわけがないんだし……。
「ん? どうしたんだヴィーラ、部屋の隅なんか見つめて」
「いえ……。背後から視線を感じたのですが……気のせいだったようです」
……本当に気が付いてないよね?
ヴィーラとばっちり目が合っていて怖いんだけど……。というかルリアはもう全裸になってるし。初めて見たけどあそこがつるつるだ……。カタリナとヴィーラも下着を脱ぐと、タオルで身体を隠しながら脱衣場から消えていった。
ばっちりと全裸を見てしまったわけだけど……二人ともやっぱり大人で、髪色と同じ陰毛を生やしているみたいだった。
うん、罪悪感と背徳感でどうにかなりそうだ……。戻ろうかな……。
「む、我々が最初ではなかったか……」
「そうみたいですね」
そう思ったけど、三人が消えるなりリーシャとモニカが入ってきて視線が奪われる。一番風呂を楽しみにしていたと思われるモニカ……露骨にがっかりしているのがちょっと可愛い。僕の前じゃあんな姿を見せることはないんだけど……プライベートじゃそうでもないんだろうか?
「はぁ……今月は忙しいな。肩のマッサージでもしてもらいたい気分だ」
「そうですね……。今度の休日にでも、ロゼッタさんとマイシェラさんがオススメしてくれたお店に行ってみませんか? 凄腕のマッサージ師がいるそうですよ」
「それはいいな……」
マッサージくらい僕がやってあげるのに。
そう思いつつ、歩く度にゆさゆさ揺れるモニカのおっぱいに視線を奪われていると、二人ともさっさと中に入っていってしまう。リーシャもそれなりに大きくはあるけれど、やっぱり比較する相手が悪いよね。
みんな全裸になるなりすぐに入っちゃうからあんまりじっくり眺めている時間がないのが残念だ。いやまぁお風呂に入りに来てるから当然なんだけど。今のうちに下着でもこっそり確認しようかな……いやいや、それじゃただの変態だ。
……今ここにいる時点で変態だけど。
「む……ゾーイか」
「ん……キミは確か……オリヴィエだったか……」
そんなやり取りが廊下から聞こえてきた。次に入って来た団員は、ちょうど鉢合わせたと思われる二人。だいぶ人間として生活に慣れてきた彼女たちは……普段どんな会話をしているんだろう。
「今日の夕食はどうだったかな?」
「とても美味しかった……。私は人の子が作る料理が好きだ。キミは?」
「私も好きだよ。特に今日出されたふわふわパンケーキ……あれは絶品だった」
「……また食べたいものだ……」
……だいぶマイペースに話す二人だけど会話自体は穏やかなものだった。そして全裸になっても堂々としているのは星晶獣だからかな。誰かタオルで隠すことを教えないのかな?
いやでも男でも隠さない人もいるし、それぞれの意思を尊重してるのかも。
……褐色肌に白い陰毛、浅黒い乳首なんか丸見え。二人並んで入るから、オリヴィエの方は胸しかよく見えなかった。
「アポロ……早く……」
「待てオーキス。廊下を走るんじゃない」
え、黒騎士とオーキス……?
いやまぁオーキスのためなら普通にお風呂に入るよね。二人とも入って来るなりさっさと脱いで……オーキスは脱がせてもらっていて可愛い。誰もいないと甘やかしてるのかなぁ……意外な一面を見たような、やっぱりそうでもないような。
ラカムとオイゲンが、アポロは良い母親になりそうだって話していたのも頷ける。
「ふー……気持ち良かったぁ……あ、オーキスちゃんも今からお風呂ですか?」
「うん……ルリアはもう入り終わった?」
「はい! 綺麗さっぱりです!」
最初に入っていたルリアたちが上がってきてちょうど鉢合わせた二人。仲睦まじく話す二人の一方でカタリナたちは……。
「ふむ……」
「む、どうした? 私の顔に何かついているか?」
「いや、鍛え方が足りないのではないかと思ってな。明日、二人纏めて相手してやろう」
「お姉様と私を纏めて……随分と舐められたものですね……」
「相手は黒騎士だぞヴィーラ。だが鍛え方が足りないと言われるのは私も少々不愉快だ……。是非とも手合わせ願おうか」
なんかバチバチと火花を散らしている。
カタリナとヴィーラ相手にもやたらと強気だけど勝てるのかな……? けっこういい勝負をしそうだし、明日観戦させてもらおうっと。
「あら? アルルも今から入浴するのかしら?」
「おや、そういうマギサもここに来るとは珍しいじゃないか。自分の部屋で入浴はしないのかな?」
「うふふ……今日は何だかお喋りをしながら入浴したい気分なの……」
「奇遇だね、私もだ」
カタリナたちが着替えて髪を乾かしていると、アルルメイヤとマギサの二人が……入ってくるなりこっちを見つめてくる。
ヤバい、バレてる?
いやいや、透明化は完璧なはず。でも何だかこの二人は分かっているような……予言で見たとか。バレる未来を……うおマギサのおっぱいでっか!?
あまりにもでかすぎて思考を奪われる。小さいタオルなんかじゃとても隠しきれなくて乳輪とか乳首が丸見えだし……危うく鼻血を出しそうになった。確かカリオストロたちが、体液が身体から離れたら見えるようになるから気を付けろって言ってたっけな……危ない危ない。
「ぴゃー!?」
「どうしたクムユ!?」
「あー、バザラガさんにぶつかったんだ……すみません」
「いや……よく見てなかった俺が悪い。すまなかった」
「あんたもっと足元見なさいよ……ごめんねぇクムユちゃん、こいつ木偶の坊だから。さっさと男湯行きなさいよ。ここにいると変態だって思われるわよ」
鼻を押さえているとまたもや廊下で一騒動あったのか、シルヴァたち銃工房三姉妹とゼタが入ってくる。もちろんバザラガは男湯の方に行ったらしく、四人しかいなかった。
いっつもベアトリクスといる印象しかないけど、ゼタは誰とでも気軽に話してるからなぁ……。
「うわ、シルヴァさん胸でっか……」
「……君も十分なサイズだと思うのだが……」
「いやー、でもここまでは流石に……揉んでいいですか?」
「それは勘弁してくれないだろうか……」
……思っていたよりも気軽過ぎるノリに、シルヴァが困惑する程だった。角度的におっぱいは見えずゼタのお尻ばかりが見えるのだけど、まぁいいか。
後で見る機会は訪れるはずだ。クムユはドラフだけあって既に胸の膨らみがあるし……ククルも普通に大きい。
「む、貴公らも今から入浴か」
「はい。モニカさんとリーシャは今あがったとこ?」
「はい、いいお湯でした。今日の入浴剤はラベンダーだそうです」
そしてモニカとリーシャが戻ってきて……あまりにも視界が幸せ過ぎた。おっぱいがいっぱいで下腹部に血が集まるのを避けられない……。
抜きたいけどバレるから、帰ってからにしないとね。
「それでね、団長が……」
「頭がそのようなことを!?」
「へぇ……団長がねぇ……」
今度は楽しそうに会話しているアンスリアとユイシス、フラウが入って来た。僕が何をしたのか気になるところではあるけれど……彼女たちの着替えから目を離せない。
何と言っても背中……いやまぁ普段から見ているから、そこまで新鮮な感じはないんだけど。
「綺麗な背中ですね……」
「うむ……」
リーシャとモニカも、タオルで身体を拭きながら三人の背中をさりげなく見ているし……やっぱり同性からも羨ましがられるような背中なんだろうなぁ。
見えないのをいいことに背中を指でツー……とやりたい。
「ししょー、なんで眼鏡なんてかけてんの? 老眼?」
「んなわけあるか。これは……ふっ……くくく……」
「えぇ……なんで笑ってるのこの人……」
げっ、カリオストロが入ってきた……。しかも変な赤淵眼鏡かけて僕のこと見てきてるし……これ、絶対気が付いてるよね。
クラリスはもちろん知らないんだろうけど。
「ほー……今日は黒か……。ガキのくせにマセてんなぁ……」
「いやガキじゃないし……。別に黒いの履いてたっていいじゃん……」
「団長にでも見せようと思ったのか」
「なんでだんちょー? 見せるために履いてるわけじゃないし……。これなら見られてもいいとは思うけど……」
「ほーん。んじゃあこうだ!」
「ちょ!?」
わざとらしい会話をしていたカリオストロがおもむろにクラリスのパンツに手を伸ばすと、僕のいる場所目掛けて投擲してくる。くしゃくしゃに丸まったそれが落下すると共に開いて……会話の通り黒だった。
「……うちなんか悪いことしたかなぁ……?」
心当たりでもあるのか、ありすぎるのか、ぶつぶつ言いながらこちらに向かって歩いてくるクラリス。小さなタオルで隠してはいるもののひらひら揺れるから胸もあそこも丸見えで……。
「よいしょっと」
目の前でしゃがんだのもあって、思わず視線をそらしてしまった。
「ひよったな団長……」
「? 何か言った?」
「いーや何でもねぇ。んじゃあさっさと風呂に入るとするか。背中流しやがれ馬鹿弟子」
「それはいいけど……なんでバスタオルきっちり巻いてんの? 今からお風呂入るんだよ?」
「……あ。いやまぁ、ミスだ。ちょっと疲れてんだよ……」
そんなやり取りをしつつも、二人は湯気の中に消えていった。カリオストロ……人の全裸は見せるくせに自分はきちんと隠すとかズルいな……。
「む、ヴァンピィ殿もこれから入浴でありますか」
「そうだよー? ベスちゃんをきれいきれいしなくちゃねー?」
「ぎゃう!」
そろそろマギサとアルルメイヤがあがる頃かと思ったけど、あの二人は長風呂なのか出てこない。そのせいでシャルロッテとヴァンピィベスが入ってきたけど……ベスはこっちに入ってるのか……羨ましい。
「ふんふふーん♪」
隠しもせず一気に脱いでいくヴァンピィと、元々裸みたいなベスはすぐに消えていく。吸血鬼に羞恥心はないのだろうか……いや、ヴァイトは普通にタオルで前を隠していたはずだからそうでもないか。
「……むぅ……」
一方で脱衣場に取り残され一人になったシャルロッテは、下着姿のまま自分の身体を見下ろしていた。普段から身長を気にしてるし身体も気にしてるのかな……ハーヴィンであれだけの地位と力を手にしているのだけど……やっぱり自分が欲しいものを手に入れたいと思うのが普通だもんね。
そっとしておこう……。
「それでカインがね……。最近ちょっと太ったんじゃないかって……」
「あはは、私もアイルに言われちゃいました……」
シャルロッテがいなくなると、今度はレオナとジェシカと……ブローディアが入ってきた。無言で二人の後ろからついて来るのは話を集中して聞いているからかな。
勉強のつもりなんだろうか。
「ブローディアさんもたくさん食べてますけど、太ったりしないんですか?」
「太る、か……。腹部の膨らみを感じたことはないが……人の子は気にするものなのか?」
「女の子は気にしている人が多いですよ」
「我も気にした方がいいのだろうか……」
そう言いながらするすると衣服を脱いでいくブローディアだが、二人を黙らせるくらいには綺麗な身体をしているというか……星晶獣なんだからズルいよね。
「……私も星晶獣になりたいかも」
「髪もさらさら……昼間、あんなに激しい訓練をしたのに……」
ブローディアが身体を隠そうともしないのは自信の現れではなく無知だからなんだろうけど……勘違いしているのか、二人はひたすら羨ましがっている。
とはいえ二人とも太っているようには見えないから、そんなに変わってなさそうだなぁ。カインがからかっている様子は容易に想像できるけど、アイルは……お節介なジェシカをうざく思って、追い払うために言ってそうだ。
「あいたっ!?」
「おっとすまない……ん、メイムか。廊下を走ると危ないぞ」
「すみませんアルベール団長……」
続けて入ってきたのはマイムたち三姉妹とソフィアだ。でっかいおっぱいがいっぱいで呆然と眺めることしかできない。
「ふぅ……あら、貴女たちも今から入るのかしら?」
「はい。ミイムさんにマッサージを教わっていたらこんな時間になっちゃいました。よいしょ……」
ニコニコ顔のソフィアが上着を脱ぐなり、胸がばるんっ! と暴力的な揺れ方をする。マギサがいるせいかインパクトには欠けるけど……やっぱりでかかった。
ソフィアにマッサージ……今度頼んでみようかな……。
「そうなの……。ふぅ、ちょっと休憩しようかしら……長く入りすぎちゃったわ。ね、アルル?」
「ああ、そうだね」
ようやく風呂を出た二人はバスタオルをしっかり巻いた後に長椅子に腰かけてゆったりし始める。アルルメイヤだけなんというか目が死んでいるような気がするけど……種族差は仕方ない。
そんな二人が肩を気にしている素振りを見せていると、ミイムが近寄った。
「電撃マッサージ、要ります?」
「え゛。大丈夫なのミイム姉……」
「問題ないだろう」
そしてマイムとメイムに見守られながらマギサの肩に触れると、ばちっと音が鳴る。いつもメイムが痛がらせているビリビリマッサージ……大丈夫なのかな。
「あんっ。ふふ……気持ちいいわ……ありがとうミイムちゃん……」
「ええ!? 痛くないんですか!?」
「私だって加減くらいするわよ~」
「私の時は!?」
「姉妹愛? もう、メイムったら……言わせないでよ~」
「恥ずかしがるとこそこぉ!?」
……なんだかんだで仲が良い三姉妹だなぁと思いつつ、肩を揉まれる度に嬌声を上げるマギサとアルルメイヤから目が離せない。
「はー、今日も疲れたぁ……」
「お疲れ様、アン。あ、こんばんは」
そろそろ肌寒くなってきた時間帯、くたくたな様子のアンとレフィーエ、そしてグレアとテレーズが入ってきた。
姫様二人とその親友二人。意外と話が弾みそうな関係だ。
「うー……グレア成分補給……」
「きゃっ……!? ちょ、ちょっとアン……ここじゃ駄目だって……」
「ふふ、お二人とも仲がよろしいようで何よりですわ」
「あんなにべたべた触るんだ……」
背後からグレアに抱きついてお腹をまさぐりつつ首元で鼻をすんすん鳴らすアン。どう考えても変態のソレだけど……レフィーエの言う通り仲が良い風にしか見えない。リングの上でのテレーズならともかく、今の彼女はジッと見つめているだけだ。
負けじとレフィーエに同じことをやってくれたら眺めていて最高なんだけど……あんなことをやるのはアンくらいだ。
「ふぅ……いいお湯だったわ……。頭と入ることができたらもっと気持ちいいのに……」
「ここ女湯なんだけど……気持ちは分からなくないけど……」
「……今度こっそり誘ってみようかなぁ……」
アンたちと入れ替わるように出てきたのはユイシスたち。その女湯に僕がこうしていることは口が裂けても言えないんだけど……あ、シャレムが入ってきた。
彼女は僕のことをジッと見つめてくるなり近付いてきて……。
「オマエはそんなところで何をしているんだ」
「え、見えるの!?」
あ、やば。
姿は隠せても声を隠せないの忘れてた。声に反応したユイシスたちが耳をぴくっと動かしてこちらに振り向いた。
「頭の声!?」
「え、嘘!?」
「なんだ、オマエたちには見えないのか? ははーん、さてはオマエ、透明にでもなってみんなの裸を覗きに来たわけか。ハレンチな奴め。まぁ気持ちは分からんでもないがな」
「シャレムさん? そこに団長がいるの?」
全裸のフラウとユイシスが一切身体を隠すことなく近付いて鼻血が出そうになる。アンスリアだけはバスタオルをきちっと巻いてから、逃げられないように取り囲んでくる。
「いるぞ。ついでに言うとチンポを勃起させている」
「いやこの状況で勃つなって言うのは無理があるよ……」
「また声がした……ほ、本当にいるんだ……」
ヤバい、アンスリアをドン引きさせてしまった。一方でユイシスとフラウは……。
「わざわざ透明になんかならなくても、頭となら一緒にお風呂くらい入ってあげるのに……」
「うん。今からでも一緒に入らない?」
当たり前のように誘ってきた。なんだろう、かなりヤバい状況なのにアンスリア以外普通に受け入れてくれているから困る。
「あらあら、どうなっちゃうのかしら……」
そして未だにくつろいでいるマギサとアルルメイヤは髪を乾かしながら面白そうにしているし……やっぱり知っていたらしい。
「ん? どしたのみんな? そんな部屋の隅に固まって何してんの?」
「どうしたクラリ……ス……」
あがってきたカリオストロは視線をそらして関与を否定してきた。み、見苦しいけど元はと言えばカリオストロのせいなんだけど……!
「見えないけどそこに団長がいるらしくって……」
「……え? だんちょーがそこにって……さっきうちそこにショーツ拾いに行って……ししょー?」
「……見間違いだろ……あっ、ちょ馬鹿野郎!?」
ダッと駆け出したクラリスが赤淵眼鏡をかけて僕を凝視してきた。
「%@&$#■▼◁₡¥฿₥¤£¢$!?!?!? だだだ、だんちょー!?」
「……やぁクラリス」
やっぱりカリオストロの眼鏡は透明化した僕を見通すものだったらしい。もはや隠せなくなったので堂々と佇んでみた。
「ままま、前! 前は隠そうよ!?」
「いやまぁシャレムとクラリスしか見えてないし……あ」
「ん? どうしたんだみんなして……そこに誰かいるのか……ひゃ!?」
そうしている内にも入浴を終えたシルヴァが上がってきて……隣を通ろうとしたヴァンピィの腕に触れた小さなタオルが落下した。
「大丈夫シルヴァ姉? ん? みんな部屋の隅を見つめてどうしたの?」
「団長がそこにいるの……見えないけど」
「へ?」「なんだと!?」
ほぼ同時に声をあげたククルたちも腕や手で局部を隠す。
こうなった以上、選択肢は一つ。
「逃げ……」
「わたちから逃げられると思っているのか」
「がはっ……」
だったけど、シャレムに腹を殴打されて悶絶した。
「つ、捕まえなきゃ!」
「でも見えないんだけど……ここ?」
「こっちじゃない? あ、本当にいた」
そしてぐったりしているところをユイシスとフラウに挟まれて、腕を捕まれて立たされた。
「わ、私も手伝わなきゃ……えいっ!」
「うぐ……」
そしてがむしゃらに手を突き出したアンスリアにチンポを握られた。
「ひゃっ!? な、何これ……硬くて熱い……」
「アンスリアさんそれだんちょーの……だんちょーの、おおお!」
「チンポだな。最低だなグラン……女湯に侵入とかヤバいぞ……」
「カリオストロの裏切り者ぉぉぉぉぉぉ!!」
それから三日間、一部を除いて女性の団員が口を利いてくれなくなったのは言うまでもないだろう。
三日で済むのはグラン君だからですね。
シャレムはなんか強そうなので見えてそう。