※この作品はR-18です。

エロブル部   作:木板騙矢

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pixivのリクエスト機能で書いてたやつです。
あっちはグラン呼びでこっちは団長呼び。性癖の詰め合わせです。




グラン君が女性団員にいたずらしまくった後にやり返されるお話

「本当に僕のこと好きなのかな……?」

「そんなに気になるなら確かめりゃイイじゃねーか」

 

 ある晴れた昼下がり。

 グランは一部の女性団員に好意を向けられていることを、ソリッズに相談していた。そして「本当に好きなら多少のいたずらは許してくれるだろう」との助言の元、真に受けて実行することに決めたのだった。

 

 

 ~リーシャの場合~

 

 

「あ、団長さん。今日も一日お疲れ様でした。今から部屋にですか? 分かりました、五分後に向かいますね」

 

 その日の夕刻、帰宅したリーシャと鉢合わせたグランは、早速彼女を部屋に招き入れることにした。まさか彼が悪巧みをしているとは思っていなかった彼女は、きっちり五分後に部屋の扉を開き……。

 

「お邪魔しますね、団長さ──きゃぁ!?」

 

 年頃の乙女らしい悲鳴を上げて、拘束されることになった。あらかじめ天井と床に仕掛けておいた鎖に両手両足首を拘束され、一歩も身動きが取れない本格的な罠。

 

「あの、これは……?」

「ちょっとリーシャにいたずらしたくて」

「いたずら、ですか。見事に引っ掛かってしまいましたね……」

 

 悪意がないことは分かっているからか、リーシャは呆れながらもはにかみ、解除するよう伝えた。もちろんそれで終わりではないのだが。

 

「いやいや、これからが本番だよ? くすぐりさせてね」

「へ? なにを言って……」

「こちょこちょこちょ」

「っっっ!?!?!? あははははははは!」

 

 リーシャは笑い声を上げながら脇腹をくすぐられたことを知り、激しく身をよじる。最初の攻撃はすぐに落ち着いたので、背後に回るグランの顔を見ようと振り返ると、被っていた帽子がとさりと落ちた。

 

「な、なにをしてるんですか!? いくら団長さんでも許しませ……いひぁ! や、やめ……んんんっ!」

 

 つん、と脇腹を小突かれまたもや叫ぶリーシャ。やめさせようとするが、彼の五指がゆっくりと這い上がり腋にぴったり張りつくと、にじみ出る汗のことで羞恥心が湧いて頭がいっぱいになる。どうすればやめさせようか必死に考えた末に、しおらしくお願いすることにした。

 

「そ、その……。今日は汗をたくさんかいたのでちょっと……恥ずかしいですし、そろそろやめませんか?」

「……むしろ続けたくなった。そうだ! 笑えば気にならなくなったり……こちょこちょ」

「ふぁんっ! あ、あははははは! そんなわけ……あーはははははははは! な、ないですよぉ!! や、やめてくだひゃい、いひひひひ!!」

 

 腋から脇腹への往復くすぐりでリーシャは涙を浮かべるほど大爆笑する。先ほどの可愛らしい声とは違い、自分の意思では決して抑えられない爆音。最後の一押しと言わんばかりのくすぐりの勢いに、彼女も天井を見上げて、早く終わることをひたすら祈るしかない。

 

「あっはははははは! わっひゃはははははははは!! はー……はー……あふぁ……」

 

 ヘンな汗をかき始めた彼女が疲弊したタイミングで攻めるのをやめると、グランは正面に回ってじっくりと眺め始める。

 

 リーシャの露出してるお腹は激しく浮き沈みし、本気で笑ったからか鼻水をすする音が聞こえ、目を合わせようとしない。ただのくすぐりではあるが恥辱にまみれたような反応に、彼もやり過ぎたのではないかと疑問に思った。

 

「続けるね」

「へっ!? も、もう終わりじゃ……あっ……!?」

 

 が、どうせこの後怒られるかもしれないならと、ブーツを脱がせてタイツ越しに太ももやふくらはぎを触っていく。

 

「んん……やっ……。だ、だめ……っ!」

「そんなにえっちな声出してたら誤解されちゃうよ? 廊下で誰か聞き耳立ててるかも」

「だ、団長さんが……んふ……く、くすぐったからじゃ……んっ……ない、ですか……んぁっ!」

 

 すりすりと太ももを撫でると自然と内股になるが、阻止できず嬌声ばかりが漏れる。もっと嫌がるのかと思ったが全然そんなことはない。五分は触り続けリーシャをたっぷり感じさせたところで、グランは彼女の右足だけを解放してそのまま抱え込み、足の裏へと腕を伸ばした。

 

「こしょこしょこしょ~」

「ッッッ!! んっははははははぁ! や、やだやだやだ……っ! 足裏だけはだめなんですっ!」

「そうなんだ。それじゃあゆっくり……こちょ……こちょ……こちょ……」

「そ……う、いう……問題……じゃ……! ん……く…………ふ……ぁ……」

 

 悶えながら苦しむが先ほどよりもリーシャの反応は乏しい。グランは素早く脚を下ろすと彼女の後ろに回り込み、耳元で囁くように告げた。

 

「リーシャ……嘘ついてない?」

「そ、そんなことな……い゛ぁっ! あっはははははは! はは、あ゛はははははは!! ごめんなさい、ごめんなさい゛っ! うそつきました、う゛、ぁははははは!! お腹のほうが、あふぁ、よ、弱いですぅ!」

「嘘ついてるのに笑っちゃうんだ? 反省してないよね?」

「そ、そ゛れは、団長さんが、あ゛っははははははははは!! く、くすぐってるからぁ、じゃ、あは、ははははは! はぁっ、はぁっ……」

 

 抵抗する意思がなくなったところで解放してくすぐりも終え、ぐったりとしたリーシャを支える。さすがに仕事終わりの時間を選んだのは、失敗だったかもしれない。

 

「汗、拭こっか」

「す、好きに……してください……」

 

 介抱するためにベッドへ寝かせると、清潔なタオルにリーシャの汗をたっぷり染み込ませるのだった。その後、彼女がお返しをしようと思ったところで魔物の襲撃が始まり、それどころではなくなったのである。

 

 もちろん、やられた方は忘れはしないが。

 

 

 

 

 ~ユイシスの場合~

 

「こそこそ隠れていないで、出てきたらどうですか?」

 

 翌日、グランは薬草採取の依頼を受けているユイシスを尾行していた。彼女の仲間──家族が近くにいないからか、今の彼女には油断も隙もない。というのも、常に剣の鞘に手をかけているか、懐からドスを抜く準備をしているからだ。距離によって使い分けているらしい。

 

 ただ、彼も無策ではない。以前カリオストロが開発した透明薬を服用しており、視認はされない。デメリットとして全裸ではあるが、ここはバルツの郊外。常に身体から汗が吹き出るほど暑く、むしろ服を着ているユイシスの方がコンディションは悪いのである。

 

「? 気のせいかしら……。この暑さのせいなのかも……やっぱり、バルツの暑さは普通じゃないわ……」

 

 今もハンカチを取り出し、不快感を取り除くためしっとりしている腋の下や首筋に這わせ、汗を拭き取っている。

 

「ふぅ……やっぱり、誰もいないわね。視線を感じたのに、おかしいわ……」

 

 しかし見られている感覚はあるからか、歩き進めて洞窟に入っていく。そんな、常に警戒している彼女の後をこっそりついていき……。

 

「はぁあっ!」

(うわぁ!?)

 

 唐突に振り返り、剣を壁すれすれまで振るうユイシスの攻撃に、冷や汗をかいた。一歩でも前にいたら、切っ先がお腹を捉えていたかもしれず、彼女相手にはいたずらも命懸けだと分からされた。

 

「やっぱり気のせいね……あ。あれが頭の欲しいって言っていた薬草ね……」

 

 とはいえ今の一閃で警戒は完全に解かれたのか、ユイシスは数メートル先に見える、不自然に一本だけ咲いている薬草に歩み寄る。何から何までグランが仕組んでいるのは言うまでもないだろう。彼女の手が届くまであと一歩といったところで……。

 

「なっ……!? しまっ……!!」

 

 洞窟の天井から射出された、一本の鎖に両手を絡め取られ剣を落とし、拘束されてしまった。これならば近寄っても問題はない。

 

「全く、苦労したよ……こちらの姿が見えないのに、攻撃してくるのだからね」

「くっ……やはり私の後を尾けていたのですね……。卑怯者」

 

 そこでグランは変声魔法を使用し、自分だとバレないように細工してから声をかける。姿を明かしたらユイシスの態度は変わりそうだと判断したからなのと、単純に今の彼女にいたずらをした方が、興奮するからである。

 

「私を捕らえてどうするつもりですか? 家族を売れとでも?」

「そう怖い顔しないでよ。私のしたいことはただ一つ……」

 

 そこで言葉を切った彼は、眉一つ動かさないユイシスの背後に回ると……。

 

「こちょこちょこちょ」

「んはぁっ……!? あ、あはははははは!! こ、こんなくだらないことをするために、わ、私を追って……うぁ、あはははは!!」

 

 表情をほぐしてあげるように、くすぐり攻撃を開始した。神経を張り詰めていたのか敏感になっている肌へのくすぐりは、効果抜群。高らかに笑うユイシスの声は洞窟内を反響していき、外へと漏れ出す勢いだ。

 

 立派な羽織りこそしているものの、エルーン故に脇腹や背中が露出してあり、直接触れるのはあまりにも容易。くすぐるだけで全身の至るところから汗が吹き出し滴り落ちて、グランの指や地面を濡らしていく。

 

「あ゛ははははははは!! くひっ……ははははははは! こ……のっ!」

「おっと。危ない危ない……」

「しまっ……あっはははははははは!! ひはっ、あ゛ふははははははははは!!」

 

 脚は拘束できておらず後ろ蹴りをくらいそうになったが、あっさり避けて反撃。ピアノを奏でるように繊細な指遣いで、ユイシスのくびれを何度もなぞっては攻め立てる。

 

 そして反撃されないように、太ももまで隠している立派な靴を脱がせて生足にさせると、蒸れたそこに狙いを定めた。

 

「ひっ……!? やっ、やめ……! んくっ、ふふふ……あ゛ぁっ! そ、そこはやだ……っ……! だめ……耐えられないから……」

「へぇ、ここが弱いんだ?」

 

 土踏まずを爪先で擦ると、ユイシスは弱々しく鳴き懇願する。抵抗する意思はすっかり削がれてしまったのか、身体をビクビク震わせしおらしくお願いするだけ。

 

「お、お願い……何でもするから……。もうやめて……」

 

 よっぽど足裏へのくすぐりが嫌いなのか、意外にもあっさりと降参し、グランも驚いた。許してあげたいと思ってしまうが、耳をぺたんとさせ弱々しい姿のユイシスに、もっと意地悪したくなってしまう。

 

「だめだよ。まだ腋をくすぐっていないんだ」

「~~~ッッッ!! いッひひひひひ! げ、すめ……! あ゛ぁっ!? はっ、ははははははははぁ! ひー、ひー! うへへへへへへへ!! あ、ははは……」

 

 しまいにはプライドも何もかも投げ捨てるように笑わされ、ぐったりとしてしまう。虚ろな瞳と拭くことのできない汗で濡れている額。しかし彼女の瞳はすぐに生気を取り戻す。

 

「こ、これで……満足ですか……?」

「そ、そうだな……。最後にこれをシゴいてもらう」

「っ……。こ、これって……」

 

 ユイシスの右腕を解放させると我慢汁まみれのチンポを握らせる。触れた瞬間にビクンと脈動したこともあり、すぐに察したのだろう。彼女は一度離してぬるぬるになった指を、壁にかけられた松明の明かりを頼りに鼻先へ近づけると、すんすんと臭いを嗅いでから再び握り直した。

 

「やり方は分かるね?」

「え、ええ……。ゆっくりとシゴいて……」

「くっ……そうだ……」

 

 そして指で輪っかを作り根本からカリへの往復を始める。正面に立っているグランは鼻息を荒くしてユイシスの胸へと手を伸ばし、ショーツの中へと指を滑り込ませ、汗で濡れている陰毛や女性器に触れて回る。

 

「変態……。っ……? 罵られて硬くするなんて、信じられません」

「い、いいじゃないか……」

 

 思わず笑いそうになるグランの演技に、ぐちゅぐちゅぐちゅ……とユイシスの手の動きは加速していき射精を催促。彼のいたずらに失敗があるとすれば、彼女の目の前でハァハァと荒い吐息を繰り返し、彼女の手にたっぷりと先走り汁を付着させてしまっていることだ。

 

 最初は「この人、グランだったりしないかしら?」と疑問を抱くだけだったユイシスだが、すでにそれは確信へと変わっているのである。

 

「ぐっ……そろそろ射精しそうだ……手のひらで受け止めろ……」

「ええ、分かったわ……きゃっ!?」

 

 ぶびゅるるる、びゅるるっ。

 

 チンポから離れ可視化された白濁液は、ユイシスの細い指や手のひらにぶっかけられドロドロに汚していく。彼の部屋に入った際に嗅いだことのある、乾いたザーメンではなく、出したばかりで濃厚なオスの香りのする熱い精液。

 

(すんすん……ふふ、こんなにいっぱい射精して……私の手で気持ちよくなってくれたの、よね?)

 

 もう彼のモノだと分かってしまっているか、自然と笑みが溢れそうになってしまった。

 

「ふぅ……スッキリさせてもらったよ。ありがとう」

「ふふっ、頭が気持ちよくなってくれたなら、良かったわ」

「えっ!? な、なんで……もしかして僕の姿が見えて……」

「いないわ。でも、息の臭いとか汗の臭いとかで分かっちゃったの。それと……精液の臭いでも♥️ あら? まだおちんちんは満足してないみたいね……♥️」

「ふぁん……ユイシスごめ、は、離して……うぁっ……」

 

 手でぐにぐにと弄っている内にムクムクと膨れ上がるチンポを掴まれてしまい、グランはもう一度射精させられるのであった。

 

 

 

 ~ディアンサの場合~

 

「こちょこちょこちょ!」

「わわっ!? あれ、グランさん? ふふっ、くすぐったいよ」

「え?」

 

 そのまた翌日。

 廊下にいたディアンサの背後から、奇襲するように脇腹へくすぐりを仕掛けたグランだったが、ほとんど効果がなかったことに驚いてしまっていた。振り返った彼女も驚いていたが、すぐにはにかんで彼の両手を掴み、距離を詰める。

 

「あはは、急にどうしたの? 悪いことをする手はこれかな~?」

「うん。ちょっとだけいたずらしようかなって……。ディアンサはくすぐりに強いんだ?」

「うん。私、くすぐられても平気なのかな? 全然こそばくなかったよ。あ、ちょっと買い出しに行かないとだから、一時間後にお茶しよ?」

 

 そして約束を取りつけると小走りで甲板に向かったので、グランはやり方を変えることにし、部屋へ戻っていく。

 

 

 

「団長さん? あれ、部屋にいるって言ってたのにな……」

 

 一時間して、やって来たディアンサが入れるように部屋を開けっ放しにしておき、作戦はスタート。透明薬は服用済みで中で待機しており、隙だらけの脇腹をくすぐってみることにした。

 

(こちょこちょこちょ~ってね)

「わひゃぁ!? な、なに!? だ、誰かいるの!?」

 

 廊下で仕掛けたように、脇腹へ爪を立て指を這わせるも、やはり驚きが大きいだけでまるで効果はない。相手の問題はなく、ただただ彼女がくすぐりに強いのだと……そう判断するしかない。

 

 だが、強いからこそなんとかして笑わせたい。涙目になったり、鼻水をすすったり、大口を開けて爆笑させたい。今のグランの胸の中には、ある種の使命感とも呼べるなにかが宿っている。

 

 ……ディアンサを笑わせるだけなのだが。

 

「わわわ!? こ、今度はなに!? だ、団長さん!?」

 

 さすがに勘づいたのかもしれないが、すでに天井から伸びる鎖で彼女の両手は頭上へと吊り上げられている。これならばとグランは腋へと手を伸ばすが……。

 

「ひっ……!? さ、触られてる……や、やだ……」

 

 怖がらせてしまうだけで、むしろ逆効果なのではないかと悟ってしまった。

 

「ごめんディアンサ。どうしても君を笑わせたくて」

「あ、やっぱり団長さんのいたずらだったんだ……。もう、こんなことしなくても、私は団長さんと一緒にいられるだけで嬉しいし、いっぱい笑っちゃうよ?」

「そういう笑いじゃなくて……。まぁいいか、今外してあげ……」

 

 グランが諦めかけて拘束を解除しようとした瞬間。

 

「あ、ディアンサ? 団長さんとお茶してるって聞いたんだけど……なにしてるの? ……ほんとになにしてるの!?」

 

 ガチャリと扉を開けて、ハリエが入ってきた。もちろん拘束状態のディアンサと彼女の手首を掴んでいるグラン──は見えないが、声を荒げ扉を閉める。状況が状況なので、彼女は一通り説明することにした。

 

「あはは……今は見えないけどさ、後ろにいる団長さんと話をしてたんだよ」

「へ? そこにいるの?」

「うん。ね、団長さん。……団長さん? 返事してくれないと私が変な人みたいだか──」

 

 声をかけられたグランだが返事はせずに黙っている。彼はふと疑問に思ったのだ。人前でくすぐればどうなのかと。そうと決まれば行動は早く、すぐさま脇腹へと指を這わせて……。

 

「らぁ゛っ!? あはははははははは!! ちょ、ちょっと団長さん!?」

 

 ディアンサが文字通り、腹がよじれるほどの勢いで笑わせることに、成功した。

 

「え、あ、ディ、ディアンサ? どうしたの?」

「いやいやいや、団長さんにくすぐりゃぁ!? へっ、うへひひひひひ!! ま゛っ、まって団長さ……んひゃははははははははは!! あ゛っははははははははぁ!!」

 

 まるで発狂したかの様子にハリエは引いているが、グランはこれくらいいたずらの範疇だと強行。今度はアイドルの汗という一部の変態が欲しがるようなモノに触れつつ、腋へのくすぐり。それこそアイドルが見せてはいけないような表情をディアンサにさせており、楽しくてたまらないのである。

 

「ハー……ハー……。も゛、も゛うむ゛りぃ……おねがい、だんちょうさん……。は、はりえがひいてるからぁ……こんなかおみせたことないよぉ……」

 

 彼女の懇願にも無言のまま、人に見られているだけでこれほど変わるものなのかと、グランは羞恥心の大切さをしみじみと感じている。

 

(それじゃ、次は足の裏だね?)

「えぇ!? そんなのって……あっ、やだやだやだ!」

 

 彼はディアンサにだけ伝わるよう耳打ちし、靴を脱がせようと真後ろでしゃがんだ。そして内股になる彼女の膝の裏に手を伸ばそうとし、ふと見上げると、下着が視界に入る。グランは「これもいたずらの延長線で済むのかな?」と……空のように青い水色のそれに、手を伸ばすことにした。

 

「っっっ!! え、ぁ、んぅ……やっ……!? もー……えっち……」

「ディアンサ……?」

 

 軽く触れただけだが、ぴくんと身体を揺らすほど露骨に反応が変わってしまった。女の子の身体はそんなに敏感なのかな……などと考え、やり過ぎてしまったかと思いきや、彼女は許してくれているような微笑みを浮かべている。

 

 人間悪事を働くときこそ知恵が回るもので──グランはスケベないたずらとくすぐりを、同時実行することにした。

 

「んぁっ♥️ グランさん、ハリエが見てるから……あ゛っ!? あははははははは! ままままってむりむりむり! あしうらむりだってぇ! い゛、ぁはは! んあ゛っ♥️ あ゛ー! あ゛ー! あ゛ーはははは! た、たすけ……ひぁははははは!!」

 

 臀部を揉みしだきながら土踏まずへのくすぐり攻撃。暴れようとしたところでディアンサの足首にしがみつき、たまに下着へ手を伸ばし交互に触っていく。感じている顔を見られたり爆笑して疲弊してる顔を見られたりと散々な目に合っているが、黙っていたハリエも察していた。

 

「ほ、本当に団長さんがいるんだ……?」

「だ、だからそう言って……ひぁん♥️ だ、だめ……ハリエが見てるからぁ……♥️ あんっ♥️ そ、そんなとこ触っちゃだめだよ……はぅっ♥️」

 

 痴態を見せられたハリエもそろそろ部屋を逃げようとするが、せっかくの機会をグランが逃すはずがない。

 

「きゃっ!? な、なにこの機械!?」

 

 天井と床からそれぞれ伸びてきた、マジックハンドアームに捕まってしまったのだった。鎖とは違い柔軟に動くできる人の形をした手は、的確に両手首と足首を拘束。

 

 それによりハリエは大の字状態で身動きが取れない。内股になろうとするが、ビクともしない。そんな無防備な彼女に対し、グランの腕が股ぐらに伸びていく。

 

「せっかくならハリエもイかないとね」

「きゃああ!?」

 

 二人の間に挟まったグランはハリエの黒いパンツを膝まで下ろし、ディアンサと同じ状態にして向かい合わせる。スカートを上げてマンコを丸見えにすると、二人とも軽く相手の性器の形状を確認した後に、視線をそらした。

 

 ハリエのマンコは黒いビラビラと剛毛が合わさりちょっぴりグロテスク。ディアンサの綺麗なピンク色すじマンコはすでに蜜でとろとろ。死ぬほど恥ずかしいのか、二人とも赤面しつつ無言だ。

 

「んぁっ……」

「んっ……」

 

 グランは二人の性器に愛撫を施すと、濡れ具合を確認してディアンサの背後に回り……。

 

「グ、グランさん? 今度は何を──あははははははははは! う゛ぁはぁ♥️ ま゛、ま゛っで……。イ……く……イっちゃう……あ゛ぁは! ど、どっちかにしてよぉ!」

 

 くすぐりつつも手マンで弄くる、どっちつかずで贅沢な戦法を取ることにした。

 

「あ゛ははははは! いくっ……うぁっ♥️ はぁ……はぁ……あ゛は、ははははは……! イったばかりで、消耗、しでるのに……」

「だ、大丈夫……? ディアンサ……あ、ちょ!?」

 

 絶頂したり笑ったり忙しいディアンサを心配するハリエだったが、下半身を無理やりガニ股にさせられ再び真っ赤になる。性器にコンプレックスがあるからか、ぬちゃりと開かれマン肉を摘まれるのに対して、必死に身をくねくねさせ抵抗を繰り返した。

 

「んっ……ふっ……ぁっ……♥️ あははははははははは!? こ、こんなのむり、耐えられない……はははははは!」

 

 くちくちと入り口をねちっこく攻められるとすぐにくすぐりに移る。あっという間に休む暇もなくなり、目の前で自分がディアンサに見られていることすら忘れそうである。

 

「あ゛ーははははははは!! んあ゛っ♥️ ぬるぬるしちゃってるからいじっちゃだめ……♥️ あ゛っ、あ゛っ、う゛ぁっ♥️ はー、はー……んひっ! いぁはははははははは!!」

 

 ぐちゅぐちゅ手マンとくすぐりではどっちが上回るだろうとのグランの疑問に、マンコからぷしゃっ♥️ と潮を吹き笑いながらイクという器用な芸当をこなしてみせた。

 

「さすがはアイドル……二人ともありがとう!」

 

 感謝をするグランに対し、ディアンサとハリエは疲弊しきってまともに舌も回らず、呼吸を繰り返すだけであった。

 

 

 

 ~アンスリアの場合~

 

「アンスリア、お願いがあるんだ! これはアンスリアにしか頼めないんだ!」

「ひゃわぁ!? わ、私に? だ、団長……と、とりあえず手を離して……んんっ……」

 

 さらに翌日、グランは廊下で発見したアンスリアに声をかけて真っ正面から頭を下げる。戸惑わせたことを謝りつつ、長い長い嘘の説明をし始めると、彼女は頭の中で内容を整理するためか目を瞑り……。

 

「そうね……難しそうだけど、団長のお願いなら聞いてあげ──」

 

 カチャカチャカチャ……ガチン。

 

「へ?」

 

 簡単に両手両足首に手錠をかけられ、拘束されてしまった。金属が擦れるような音を聞いて目を開ける頃にはしっかりと鍵もされており、グランはするりとポケットに入れている。

 

「え、ちょ、ちょっと団長? これ、なに……?」

「手錠と足錠だよ。秩序の騎空団とかが、犯罪者なんかを連行する時に使ってるらしいよ」

「そ、それは私も知ってるんだけど……。なんで私にかけて拘束するのか、理由を説明してくれないと……」

「アンスリアにくすぐりしたいからだよ。僕のお願い、聞いてくれるんだよね?」

「そんなことだったの!? え、え、ちょっと……!?」

 

 笑顔で答えるグランに対し、身の危険を感じたのかぶるりと震えるアンスリア。そんな彼女の手を引きすぐ近くの自室に連れ込むなり、彼は背後に回り込む。そして燃えるように赤い彼女の衣服の隙間に狙いを定めると、

 

「ひぁっ! あふぁ、ははははははは! ふぁん……っ……あ、ちょ、あはははは! く、くすぐったははははははは! ひゃは、あっはははははぁ!」

 

 セオリー通りとも呼べる脇腹へのくすぐりを開始。約束をしたからか、アンスリアは身体をくねくねよじらせながらも抵抗はあまりせず、グランに委ねる。

 

「ひっ、ははっ、あははっ! ん゛ま゛っ、まって団長……! まだ心の準備が……あっ!?」

 

 かと思いきや耐えられずベッドに逃げて飛び乗り、じりじりと歩み迫る彼に「ひっ」と小さく悲鳴を上げる。どうすれば取り消すことを許してもらえるか必死に頭を回すが、彼もベッドに飛び乗り背後からアンスリアに抱きついたとあっては、思考も停止させられる。

 

「こ、こんなのだめ……っ……! くすぐりとか言っておいて本当はえっちなことをしたいだけなんで──」

「こちょこちょこちょ」

「あ゛っははははははは!? ち、ちひゃうのぉ!? ほんとにくすぐ……り゛ゅっはははははは! ひは、あーはははははは! うぃひひひひひひ!!」

 

 結果、辛うじて考えた作戦もとい時間稼ぎは、その場しのぎにもならず脇腹を刺激される。そしてくすぐりに滅法弱いのか、アンスリアのような美人からは到底考えられないような、下品な笑い声すら漏れ出している。

 

「ふ、へ、えへへ……。も……やだ……ぜんぶ……見られたぁ……」

 

 三分しっかりくすぐった後に脇腹への集中攻撃を一度止めると、アンスリアは身も心もぐったりした様子で枕に頭を乗せている。恥辱を感じている彼女も可愛いのだが、本人はそうではない。

 

 グランはそんなアンスリアに抱きついたまま、彼女の湯たんぽのような体温を堪能しつつ後頭部に顔を埋め、いい匂いのする髪を少し嗅いだ。

 

「アンスリアってくすぐりに弱いんだね」

「強い人の方が少ないと思うのだけど……んんっ……」

 

 ぶるっと身体を震わせる彼女に、グランも抱き締める力を緩めた。

 

「どうしたの? 風邪でも引いた?」

「ち、違うの。その……えっと……だから……お、お花を摘みに……」

「いいよ、行ってきて」

 

 パッと解放されたアンスリアは足錠でかなり行動を制限されているが、そそくさとトイレに駆け込み、すぐさま飛び出してくる。理由は単純で、ベッドに腰かけるグランの前に両手両足を突き出した。

 

「ショーツが下ろせないから……こ、これ……。は、外して……ね? お願い……」

「無理、かな。あ、僕が手伝ってあげるよ」

「へ? きゃっ!?」

 

 お姫様抱っこでトイレに向かうグラン。そしてなぜか自室ではなく、近くの空いている部屋へと入っていく。

 

「な、なにこれ……どうするの?」

 

 連れて来られたアンスリアは、目の前に現れた、見たことがないトイレに困惑する。

 

「屈んでするトイレなんだ。こっちの方が座るよりやり易いって人もいてさ」

「そ、外ならともかく……こんな……あっ、あっ……も、もういいから早く……っ」

 

 漏れそうなのかその場で足踏みし、アンスリアは足錠をギリギリまで伸ばし段差を上がる。そして振り返り、グランを見下ろして合図をする。

 

「それじゃあショーツ下ろすね」

「は、早くっ……漏れちゃう、からぁっ!」

 

 ただでさえ短いスカートをぴらっと捲られショーツの裾を左右同時に掴まれ、するすると下ろされていく。

 

「も、もっと早く!」

「焦らない焦らない。今日は赤なんだ?」

「う、ん……っ……。あ、ありがと……んっ……」

 

 足首までしっかりと下ろしたところでアンスリアは勢いよくしゃがみ、グランに見られているにも関わらず放尿を始める。彼はそれほどまでに切羽詰まっていたのかと思いながらも、特に指示はされていないので背後からおしっこするところを眺めていた。

 

「あっ!? き、聞かないで……! 見ないでったら……!」

 

 スッキリして落ち着いたところで、アンスリアはようやく振り返ったのだった。

 

「……もう終わってるのに? 拭かなくていいの?」

「ふ、拭くけど……その、お願い……します……」

 

 追い出そうにも手錠をされたままではどうしようもないと観念し、グランに任せることに。彼はサッと一拭きしようとして紙を押し当て、ぬるりとしていることに気がついた。

 

「なんかぬるぬるしてるね?」

「んあ……っ。そ、そんなとこ触らなくていいからっ! だん……ちょっ♥️ お、怒るわよ……っぁ……!」

 

 つぷ……と人差し指の第一関節までが膣口から侵入し、アンスリアはビクンと身体を揺らし背筋を伸ばす。そのままくちくちと押し広げていくと、とろりとした液体が絡みついてくる。

 

「アンスリア、エロい声出し過ぎ……感じてるんだ? それともさっきのくすぐりでえっちな気分になっちゃう、変態さんだったの?」

「ち、ちが……っ! い、いま団長がっ、あ、浅いとこ、ばっかり、ぃっ……んんっ……♥ せ、攻めるから……ぁっ……。ふ……ぅ……んん……っ!」

 

 グランがきゅうきゅう締めつけてくる穴の奥へと人差し指を押し込むと、彼女はぱっくり咥えて離さない。それどころか指の動きを止めると自ら腰をカクカクと前後させ、催促しているかのように錯覚させてくる。

 

「アンスリア……我慢しないでイっていいよ?」

「ひぅっ……! あっあっあっ、だめ、中いじっちゃ……! あっ、あ……っ……! や……っ……っく……、い……っく……~~~っっっ!!」

 

 顔も見えず無言になるが、アンスリアのマンコはしっかりとグランの人差し指に絡みつき締め上げる。隠そうとしても性器の反応、そして耳をピンと立てた後にへなへなと倒れ頭に張りつく姿はばっちり見られており、隠せない。エルーン特有の絶頂した際の仕草に、彼も満足したのか指をぬぽっと引き抜いた。

 

「気持ちよかった? それじゃ、ショーツ履こうか?」

「ちょ、ちょっと待って……脚が、痺れて……」

「そうなんだ?」

「だ、だから……ん゛ぃっ!?」

 

 しゃがんだまま動けないアンスリアはふくらはぎをつつかれ、太ももを手ですりすりと撫で回される。

 

「まっ、あ゛っ、やりゃっ、ん゛ゃ、ぁっ!?」

「おっと、危ないよ?」

「あ、ありがと……じゃなくて、早く下ろしてってば……!」

 

 バランスを崩した彼女は後方に倒れると、グランにキャッチされる。すぐに立ち上がるも背面駅弁姿勢になり、拭いても拭いても濡れたままのマンコが丸見えに。そのまま鏡の前に運ばれたとあっては、手で真っ赤になっている顔を隠すしかなかった。

 

「このまま外に行こうか?」

「馬鹿なこと言ってないで早く下ろし──」

 

 ガチャッ。

 

「ねぇ頭? 明日の依頼についてなんだけど……へっ?」

「ッッッ!? ふひぇぁ……ユイ、シス……」

 

 最後の最後には、入ってきたユイシスにばっちり見られてしまうのであった。

 

 ちなみにその後、すぐ夕食に呼ばれたので復讐する暇はなく、ユイシスには「お、お風呂でたまに見てるから……」と、気まずい表情で擁護されるのであった。

 

 

 

 

 

 

「ただいまー……うわぁあぁああ!?」

 

 一週間後。

 

 グランは自室に帰って来るなり、天井と床から飛び出してくる鎖に捕らわれた。次は誰にいたずらをしようか考えていたのだが、油断していたところをちょうどやられてしまった。まさか自分がやられるとは思っていなかったのだが……いや、思っていた。リーシャにユイシス、ディアンサにアンスリアに……あれだけすればやられても仕方ない。

 

「誰の仕業だろう……ん?」

 

 腕と足で大の字を作る人文字姿勢になりながらも、冷静に考えるグラン。そんな彼の背後から幾つかの足音がしたのでみんなでやったのだと察し、入ってくる者を見ようと、辛うじて動く首から上を後ろに向ける。

 

「お帰りなさい、団長さん」

「ただいま、リーシャ。ディアンサにユイシスにアンスリアもただいまー……って、これってもしかしなくても……?」

「はい。私たちにいたずらをした団長さんへのお・し・お・き、です」

 

 耳元で囁いてくるディアンサの優しい声と吐息に彼はゾクゾクさせられる。壁に立て掛けてある鏡に映されている、彼女の天使のようなアイドルスマイルは今日も可愛いが、心なしか怒りを孕んでいるようにも見えた。

 

「えっと……この前のお返しとなると……やり過ぎ?」

「ええ、やり過ぎよ。あんなことされたら、いくら団長相手でも許せないわ」

「あはは……ごめんアンスリア。ユイシスも?」

「私はちょっと怖い思いをしたくらいだけど……みんなを手伝うことにしたの」

 

 アンスリアとユイシスも同様らしく、四人は拘束状態のグランを囲んで、湿気を孕んだじっとりとした目で見つめる。

 

「ご、ごめんなさい」

 

 その視線に耐えきれなかったからか、彼は丁寧に謝罪し直した。

 

「それじゃあ、始めましょうか」

「ええ、そうね」

 

 まぁ、許してはもらえなかったのだが。

 

「あ、謝ったけどやっぱりだめ? ……うわぁ!? な、何それ……あ、ちょ、服を脱がせないで……ってこれまさか!?」

「団長さんは心当たりがありますよね?」

 

 リーシャが手にしていたダンボール箱から、うねうねと伸びてくる五本の人の腕。グランがマキラに頼み新機能を搭載した、精巧な人の腕『服脱がせアームくん』を開発していたものであり、他の団員にもいたずらをしようと考えていたのだ。

 

「ひぃっ!? ま、脱がさないで!」

 

 だが苦笑いしている彼の衣服が瞬く間に剥ぎ取られていくのは、自業自得、因果応報。大の字状態のまま全裸になると、四人からたっぷりと視姦される。もちろんじっくりと見られているのは、彼女たちにとっては見慣れない男性の生殖器である。

 

「これが団長さんのおちんちん……。誰から触ります? 興味津々のリーシャさんからどうぞ」

「な、なんで私なんですか……! それにしても……勃起していない状態だと、こんなに小さいんですね……」

「私から攻めてあげようかしら……♥️ なーんて……あ、ちょっと大きくなってきた? ユイシスはこの前触ったのよね?」

「私が無理やり握らされた時は、もっと大きかったような……あ、こんな感じね!」

 

 それぞれ四人の言葉を浴びて、グランのチンポは簡単にムクムクと膨らんでいく。ディアンサの笑顔に、目が泳いではいるがちらちらと何度もチンポを見てくるリーシャに、蠱惑的な笑みのアンスリアと、冷静に分析し見下ろしているユイシス。そもそも四人の美女、美少女に見られているという事実だけで、勃起は不可避なのである。

 

「私が左をやるから、ユイシスは右をお願いね」

「ええ、任せて」

 

 しかしお仕置きなのだから簡単に気持ちよくさせてくれるはずもなく、アンスリアとユイシスが背後に回り、彼の脇腹に手を添えた。

 

「ちょ、ちょっと待っ──」

「「こちょこちょこちょ」」

「んひっ……あははははははは! ふ、二人ともそれはだめ……んはははははははは! あはっ、アッハハハハハハハハハハ!!」

 

 お腹の奥底から発生する笑い声を部屋中に轟かせ

 るが、声量とは裏腹に大きくした男性器は勃起を維持できるわけもなく、しぼんでいってだらりと垂れてしまう。男性と女性の身体の造りでは明確に違うのもあり、ディアンサとリーシャはしゃがんで睾丸と共に見上げる。

 

「笑ってると大きくできないのかな……? ふふ、団長さんのおちんちん頑張れー♥️ ふぁいと♥️ ふぁいと♥️」

「お、応援なんてしてどうするんですか!?」

「元気になるのかなーなんて、あはは……。やっぱり触ってあげた方がいいのかな……」

 

 グランが唯一動かせる頭を左右に振り暴れている目の前で、二人は冷静に会話する。丸裸で全部見られようが彼に恥じらいを感じる暇はなく、ひたすらに笑うだけだ。

 

「ん゛っははははははは!! ゆいしす、あんすりあごめん゛ん゛っ! ん゛っはははぁ、あはははははははは!! ぼ、僕が悪かったから……んひひひひひ!」

「こちょこちょこちょ! ……もっと真面目に謝ってくれないと許せないわ。ねぇ、ユイシス」

「そうね……。もっと恥ずかしい思いをさせてもいいかも……こちょこちょ」

 

 彼を暴れさせている二人についてもノリノリで脇腹をくすぐり、ひたすらに笑わせている。

 

「きちんと謝罪しなさい、頭。私よりもアンスリアに、ね?」

「ご、ごめんあんしゅり、あぁっ!? あは、ひゃはははは!」

「そんなふざけた謝罪は受け入れられないわ……ユイシス、ちょっと退いて。……こちょこちょこちょ!」

「ふ、ぎゅ、ぁっ! んひゅははははぁ!!」

 

 アンスリアは深呼吸して気合いを入れ直し、両方の脇腹を一人でくすぐっていく。味方を庇ったり誰かのために怪我や痛い思いにやせ我慢をする彼も、くすぐり攻撃では取り繕うこともできないらしい。

 

(アンスリアは何をされたのかしら……?)

 

 手が空いたユイシスは彼女がされたことについて考えながらも、つんと勃っている彼の乳首にふと気がつき、手を伸ばそうとして……。

 

「んぁっ……」

 

 先に触れたディアンサと、目が合った。

 

「可愛い団長さんを見ていたら私も手を出したくなっちゃった……ユイシスさん、そっちお願いします」

「ええ、任せて。ふふ、頭ったら乳首をくりくりされるのが好きなのね……情けない声……」

 

 ディアンサと共に苦悶の表情を浮かべる彼の顔を見上げながら、乳首をつねったり引っ張ったりと、弄び始める。それに合わせてアンスリアもピタリと止めて、背中をぺろぺろと舐め始める。リーシャはどこに触れたらいいかと迷いつつ……正面に立ってチンポを握った。

 

「う、ぁ……ち、ちくびやめて……んあ゛っ」

「あ。団長さんの弱点、見ーつけた♥」

「ま、まってでぃあんさ、ぁっ、あ゛っ、ゆ、ゆいしすぅ……んふっ……」

「男の子も乳首って弱いのね……。可愛い……えいっ」

「ん゛ぃ……っ、っぁ……」

「わわっ、おちんちんがビクってしました……! あ、大きくなってます……。か、硬くて熱くて……す、凄い……シゴいてあげたらいいんですよね……?」

 

 リーシャの報告を受けて、三人は再び攻める準備。このまま射精させてたまるものかと一致団結しており、顔を合わせて頷き、小声で「せーの……」と呟き……。

 

「「「こちょこちょこちょ!」」」

「ん゛ぁはぁっ!? あ゛っはははははは!! うぁははははは!! ひー! ひー! う゛ぇへはははひゃ! ごめっ、んなひゃはははい!!」

 

 脇腹、腋、足の裏への同時攻撃で彼を再び笑いの渦へと引きずり込む。それだけでリーシャの手に握られていた彼のチンポは縮こまり、亀が頭を引っ込めたかのように小さくなる。手の中に収まりきらなかった肉の槍も、ふにゃふにゃでまともにシゴくこともできない。

 

「はぁ……はぁ……も、もぉゆるして……」

 

 くすぐり攻撃が止まるまで笑い続けた彼は、息も絶え絶えに懇願し始めた。

 

「どうしようかな~……。ふー……♥️」

「んひぃっ……でぃあんさ、やめ……」

「ふふっ、団長さんってば耳も弱いんだ? リーシャさん、私がおちんちんを見張っているのでくすぐってあげてください」

「へ? あ、はい……。ふー……こちょ、こちょ……」

 

 ぎこちないながらもリーシャはグランの耳に息を吹きかけ、ビクンと脈打ち膨らむチンポを見下ろす。そのまま乳首を爪でカリカリと優しく引っ掻いて苦しめる。もちろん気持ちいいことはディアンサに把握されており、すぐに弱点を発見したと共有し合う。

 

「なんだか楽しくなってきちゃました……ふふ、どうですか団長さん? もっともっと息を吹きかけて欲しいですか? ふー……」

「うぁ、ぁ、ごめんリーシャ……」

「きちんと反省しているんですか? してない人には……ふー……♥」

「んひぁ……」

 

 耳たぶをふにふにと揉みながら穴に吐息を繰り返し、鳥肌を立たせる。それに合わせてビンビンになる乳首をカリカリとまた攻め、情けない声を出させる。

 

「もっともっといじめちゃいましょう♥️ はぁむ……れろれろ……♥️」

「う、く……あ゛ははは! はぅ……んく……」

 

 ディアンサがご奉仕フェラチオしてくれているのにも関わらず、勃起したところでアンスリアにくすぐられて萎えていくグラン。苦しいのと気持ちいいのとで頭がおかしくなりそうなのか、目の焦点が合っていない。

 

「おちんちんがまた大きくなってきました……アンスリアさん、お願いします」

「任せて……こちょこちょこちょ」

「ん゛ぃはははは! はぁ、はぁ……」

 

 それを何度も繰り返していく内にグランの身体はバグってしまったのか、くすぐりでも勃起してしまうようになってしまった。

 

「あ、あれ? 団長さんのおちんちんが小さくならない……。そろそろイかせてあげないと、おかしくなっちゃうんじゃ……」

「そうね……一度くらいはイかせてあげようかしら」

 

 アンスリアはグランの顎を指で掴むと、自分を見つめさせる。彼が大好きな彼女も今回ばかりは一番怒っているのか、妖艶な笑みを崩さない。急に触られさえしなければ無敵に近いのだから、今の状況は彼女にひたすら有利。攻めて攻めて攻めまくりだ。

 

「それじゃあ手で……あ、イっていいって言うまでは、射精しちゃだめよ?」

「は、はい……」

「それじゃあ……ユイシス、一緒に握りましょ」

 

 右側にアンスリア、左側にユイシス、二人に握られるが、パンパンに張り詰めている亀頭は全く収まりきらない。

 

「しこしこ……♥️」

「う、ぐ……」

「こちょ、こちょ……♥️」

「ひっ……ご、ごめんなさ……」

 

 声だけでくすぐってはいないが、グランは反射的に謝ってしまった。

 

「もう、ユイシスったら……意地悪なんだから。おちんちん小さくなっちゃうわよ?」

「それなら……はむ……♥️ ふふ、耳を舐めるのは……ろうはひら……♥️」

「ぁ、それ気持ちいい……」

「私も……ちゅ♥️ れろ、れろ……♥️ おひんひん、かひゃいわね……♥️ まだらひひゃらめよ……♥️」

「あっ、あっ、だめ、二人ともだめだって……あ゛う゛っ……!」

 

 そして二人の耳舐め手コキに耐えられず、無許可で射精してしまった。勢いよく放たれた白濁液は部屋のベッド近く、距離でいえば二メートルも飛んでいる。その後は勢いが落ちて少し手前を白く染め、最後にはユイシスとアンスリアの指に付着させていった。

 

「勝手に射精するなって言ったのに……もっとお仕置きして欲しいのかしら?」

「ご、ごめん、なさ……」

「ふふ、意地悪なアンスリアよりも私の方がいいわよね、頭♥️」

「う、うん……」

「ちょ、ズルいわよユイシス……!」

 

 さっきのお返しとばかりに、弱っているグランの頬を撫でて優しくするユイシス。そんな二人を黙って見ていたディアンサたちも、動き出すことにした。

 

「次は私たちの番ですね」

「そうですね……団長さんのおちんちんは大丈夫でしょうか……? 拭いてあげないと……」

「うぁ……」

 

 リーシャはしゃがむなり丁寧にティッシュでグランのチンポを拭いていく。その最中、我慢汁まみれで少し指に付着してしまったので……すんすんと精子の臭いを嗅ぐ。ディアンサもキンタマに鼻先をすりすりと擦りつけグランの臭いを堪能していた。

 

「ここで精液が作られてるんですよね……? だったらもっと刺激してあげないと……♥️」

「えっと……作るのには時間がかかるはずじゃ……?」

「はむ、ちゅるる……そうなんれふふぁ? らんちょーしゃんの、おひんひん……ぢゅぷ、おおひふらっへまふよ? あ。くすぐってあげればいいのかな? こちょこちょこちょ〜」

 

 ディアンサのキンタマくすぐりに頭上から「んひぃ……」と情けない声が聞こえてきて、太ももに鳥肌が立っているのをリーシャは確認。

 

「それなら私も……はむ、ぢゅるる……こひょこひょ……♥」

 

 彼女の柔らかい唇と唾液まみれの舌でしゃぶられるだけで、グランは下半身に意識を向けさせられビキビキと反り勃つ。目の前のメスを孕ませて遺伝子を残したいという人間の本能には彼も勝てない。そんな折に、アンスリアは名案を思いついたのか手をポンと叩く。

 

「あ、いいこと考えた。ディアンサ、脱いでくれる?」

「ちょっと恥ずかしいですけど、グランさんには全部見られちゃいましたし……えいっ♥️」

「は、履いてないんだ……あ、ごめん……」

 

 立ち上がったディアンサが後ろを向いてスカートを捲ると、小ぶりながらも柔らかいお尻と割れ目が丸見えになる。見てしまったことを謝罪するグランではあるが、こうなることがなんとなく分かっていたからか驚きはしない。

 

「もう準備できてますよ……♥️」

 

 彼女が中腰になり亀頭を膣口に押し当てると、彼は腰を引いて逃げようとする。このまま生挿入してしまうと、種族が同じ同士のディアンサは妊娠する可能性があるのだから当然。もっとも、気持ちだけで全く下半身は動かせていないのだが。

 

「頭、早くしなさい」

「据え膳食わぬは男の恥、よ」

「あ、ちょ、ま、まって……!」

 

 しかしアンスリアとユイシスにお尻をグイグイ押されると……。

 

「う、くぁ……! あ、温かい……」

「んぁっ♥️ つ、繋がっちゃった……。グランさんのおちんちん、根本まで入ってる……♥️」

 

 太ももや鼠径部をディアンサのお尻にぬちゅりと密着させて、ゆっくりと未使用の女性器を貫いた。すぐさま抜こうと抵抗するが三人がかりで押し戻され、誰もが憧れるアイドルのマンコに理性も罪悪感もぐずぐずに溶かされていく。

 

 手伝ってもらうことによってへこへこと情けなく腰を動かすことしかできず、気持ちよくさせてもらうオスの姿をさらけ出している。彼は自分のことを本能的に情けないと思ってしまうが、

 

「はぁっ、はぁっ……。んっ♥️ んっ、んっ、んあっ♥ どんどんぬるぬるしてえっちな音がなっちゃってる……♥ 動かしやすくなって……あんっ♥ お、おちんちんが奥に当たってヘンな感覚……ひぁんっ♥」

「ほら団長、もっとおちんちん頑張って……ディアンサを満足させてあげなくちゃ、くすぐっちゃうわよ?」

「わ、分かってるけど……うぐ……」

 

 アンスリアたちも楽しんでいるので、気にするのはやめることにした。

 

「ふぅっ、ふぅっ、んあっ♥️ こつんこつんあたって……あ゛っ♥️ き、きもちいい……♥️」

 

 ディアンサも未知の快楽に身を委ね、腰を何度も打ちつけては嬌声を上げていく。これ以上声をかけるのは邪魔だと判断した三人は手出しをしない。特にリーシャはセックスを眺めるのに夢中。性行為する音だけが部屋には響き、グランは射精する寸前でようやく冷静になれた。

 

「あ、ま、待って待って待って、もう射精しちゃうって! ……ぬ、抜かないと……!」

「ふふ……いつでもヌいていいわよ、ディアンサのおまんこで♥️ 赤ちゃんがデきちゃってもいいならだけど……♥️ 気持ちいいのよね、仕方ないわ♥️」

 

 理性が残っていたグランだが、身体の方はとっくに屈服しており睾丸は上がりきっている。最後はアンスリアの囁きで頭が真っ白になり、ぷつんと思考が途切れた。

 

「あ、あ、あ、だめなのに……ごめ、ディアンサ……!」

 

 びゅる、びゅるるるっ♥️♥️ びゅるるるるるっ♥️♥️♥️

 

「んんっ……♥️ 私のおまんこで射精しちゃったんですね、団長さん……」

 

 繋がっていたディアンサは自分のお腹を満たしてくる精液を感じ取り、これでもかとグリグリ臀部をを押しつけて精液を一滴でも多く搾ろうとする。グランも口頭では謝罪しているが、見られているにも関わらず白濁液をぴゅっぴゅっと吹き出し、床を汚してしまっている。

 

「頭のイッてる顔、可愛い……」

「もっと意地悪したくなっちゃう……」

「しゃ、射精すると男の人はみんなこんな感じに……あ」

 

 イッている最中の顔を三人に見られているのもあり、諦めに近い境地。射精が終わった瞬間にリーシャと目が合い、彼女は慌てて視線をそらす。ただひたすらに気まずくなってしまった。

 

「よいしょ……あんっ……♥️ ふふっ、見てください……。グランさんの精液が垂れてきちゃいました……♥️ 本当に中に出しちゃったんですね……♥」

 

 チンポが小さくなったタイミングでディアンサは引き抜くと、どろりとした白濁液がゆっくりと垂れていく。そのまま「お行儀悪いですけど……」と机の上に腰かけて、人差し指と中指をマンコにあてがい開いて見せ、膣口からドロリと流れ落ちる精液を見せつけた。

 

 周りにも二人の我慢汁と愛液が混ざったものがべっとりと付着しており、部屋の明かりできらきら輝いている。

 

「あーあ、本当に射精しちゃったのね……」

「頭ったら……団長として、きちんと責任を取るのよね?」

「ぁっ、や、やめっ……んぃっ……」

 

 アンスリアとユイシスに耳元で責められながら萎えたチンポをふきふきと拭かれると、ムクムクと勃起してしまう。一度射精したにも関わらず、陰茎は太く硬い。これには彼女たちも目を丸くし、驚いた。

 

「あら……団長ったら本当に悪い子……。懲りていないのかしら……? ねぇユイシス、次はどうしましょ」

「射精してすぐに回復するなんて……それじゃあ次は、さっきから黙っているリーシャの番かしら?」

「へっ!?」

 

 名前が上がり視線を注がれ、びくっと肩を震わせるリーシャ。一人黙ってグランがセックスさせられる様子を眺めていたが、頬を赤らめ汗をかいており、ズキズキ痛むほど子宮は疼いている。二人のエルーンよりも発情したメスの顔で、よっぽどヤりたいのだと自然にアピールしていた。

 

「えっとその……き、今日はだめなんですけど……きゃぁあっ!?」

「そうなの? でもこんなぬるぬるに濡れてるなんて、リーシャのえっち……♥️」

「こ、こんなに濡れるものなのね……」

 

 リーシャはスカートを捲られ白のショーツをずり下げられ、すでにぐちょぐちょに濡れている性器を露出させられる。ユイシスの驚きにかああっと顔が赤くなるが、挿入しやすいように軽く脚を開き……邪魔なので脱いでいく。

 

 そしてグランの様子を伺うと……彼の視線は、彼女の手に握られた下着へと向けられている。

 

「あら、そんなに気になるの? 団長が好きな色は何色なのかしら?」

 

 それを察したアンスリアは彼の耳元で問いかけると、

 

「えっと……内緒にしたい……」

「こちょこちょこちょ」

「んっひゃぁっ! わ、分かった、言うから! く、くすぐるのはやめて! 白、白だよ!」

 

 すぐに秘密を吐かせることに成功する。少しだけがっかりしたものの、正面に立ち短いスカートを捲り上げ、衣服同様に真っ赤な下着を見せつけた。

 

「残念ね……今日は赤を履いていたの」

「ちょ……アンスリア、それ……」

「私は黒だけど……」

「く、黒……」

 

 ユイシスの報告も受けて、グランは明らかに肉槍を硬くさせる。彼のような少年には黒の下着はアダルトでエロティックなのか、明らかに反応が違う。一回のセックスで満足していないモノはググ……っと持ち上がり、照準をリーシャのマンコに定めた。

 

「すみません、団長さん……んんっ……♥️」

「っっっ……」

 

 ぬるんと滑るように挿入を終えるとディアンサとはまた違う感触のソコに打ち震える。亀頭から搾るような彼女のマンコも気持ちよかったが、根本から吸い上げるように精液を搾ってくるリーシャのマンコも心地よい。

 

 ひだひだが絡み少し動くだけでカリを刺激され、ビリビリしたものが脳に流れ込んでしまう。

 

「んっ、くっ、ふ、ぐぅう……!」

 

 二回目にも関わらず射精したくなっているが、慌てて理性を取り戻す。絶対に射精しないという決意、誓い。すかさずアンスリアの蕩けるようなウィスパーボイスで、攻撃されてしまうのではあるが。

 

「気持ち良さそうなところ悪いけれど、リーシャの危険日おまんこにどぴゅどぴゅ♥️ ってしちゃだめよ……分かる?」

「わ、分かるっ、分かるからっ! う、動かさないで……う、ぐぅぅ……! リーシャも、そんな動か、動かないで……射精しちゃう……!」

「あんっ♥️ すみません団長さん、変な声出しちゃって……で、でもおちんちん擦れるのが、きもち、よくって……」

 

 取り戻したところで、無意味なことは言うまでもない。甘ったるい吐息をふー……♥ とかけつつ、グイグイお尻を手で押してくるアンスリアたちと、自ら腰を前後させるリーシャによりぬちゅぬちゅと音を鳴らし、ゆっくりではあるが確実に互いの肉欲を満たしていく。

 

「本当に射精しちゃだめよ……?」

「そんなこと言わ、れても……うぁっ……! リーシャのが、気持ちよ過ぎて……は、早く抜かないと……!」

「赤ちゃん、デキちゃうわよ?」

「で、でも、中出し以外させるつもりないんじゃ……いひぁっ! あっ、あっ、うぁっ……!」

 

 びゅるるるるるる!!

 

 乳首を指先でつねられたグランは、情けなく喘いで唐突に射精してしまう。抜こうともがこうが、腰を押す拒否不可能な強制サポートで、びゅるびゅるとたっぷり中出し。

 

「あっ、あっ、あ゛ぁっ……!」

 

 子宮口に直接注ぎ込む快楽に口も目も半開きにさせていく。その拍子に見たリーシャの顔を、性欲のまま自分を貪る姿に、普段の真面目な彼女とのギャップのせいか、子種を放出する勢いに拍車がかかる。

 

「くりくり……こちょこちょ……」

「りー、りーひゃ、ち、ちくびやめ……」

 

 いくら胸板を分厚く鍛えようが、感じるのを防ぐことはできない。むしろ敏感になっている場合もあるのだ。彼がどうなのかは分からないが、呆気なく絶頂したことに変わりはない。

 

 リーシャは下半身をガクガク痙攣させる彼の弱い一面を見て、意地悪したい気持ちが増していく。自分を孕ませようと子宮に入り込んでくる精液を感じ、笑みがこぼれてしまう。

 

「ふふっ、もう射精しちゃったんですか?」

「だ、だって……ごめんなさい……」

 

 そして今日一番、彼を傷つけることになるであろう発言をついしてしまった。彼だけでなく男であれば胸に痛みが走るような言葉責め。もちろん無意識なのであろうが……。

 

 彼女の言葉によりグランは引き抜かれたチンポをだらりと垂らし、入り混じった体液をポタポタと床に落としていく。泣きはしないが、肩を落とし明らかに落ち込んでいる様子である。

 

「リーシャったら……そこまで言わなくてもいいのに」

「ええっ!? そ、そんなにまずかったですか……?」

「早漏扱いされて嬉しがる男の子はあんまりいないと思うわ……ね、頭?」

 

 アンスリアに非難されるリーシャは焦り、ユイシスが彼に問いかける。全裸を見られ射精を見られ、散々弄ばれて慣れてきているからか、彼は顔を起こすと本音を語った。

 

「……うーん、そうでもないかも……」

「へ?」

「リーシャに罵られるのも悪くないというか……。普段は優しいから意地悪なのも新鮮で……」

「団長さん……」

 

 まるで二人しかいないだけのような空間で語らう二人。すぐ近くにいる仲間をそっちのけで見つめ合う彼らだったが……。

 

「ふ、二人だけでいちゃいちゃするなんてズルいです!」

「あひっ……ご、ごめんディアンサ……んむっ!?」

「んふふ……んむ、ちゅうぅ……♥️ はぁむ……れろ、ちゅむぅ……♥️」

 

 ディアンサが挟まってきて、唐突にキスを施した。見ている側が恥ずかしくなるような濃厚に絡み合うディープキスを二人はしているので、素直に答えた彼のために、リーシャはすぐさましゃがんだ。

 

「きもひいいなら……しゃせーしへもかまいまへんよ……。はぷ……れろれろ……ちゅる、ちゅぅぅ……んん……やわらかくてかわいいおちんちん……ぢゅぅぅ……」

「んむぁ……りーひゃ、ひゃめへぇ……」

 

 意地悪し過ぎたのかもしれないと、ぴくぴくしている陰茎を根本まで咥えてゆっくりと引き抜いていく。裏スジに舌を這わせ、残っていた苦い白濁液を味わって、吐き出す。

 

「ん、はあぁ……。ふふ、お疲れ様です、団長さん」

「う、うん……」

「これに懲りたらいたずらはほどほどに……分かった?」

「あひんっ……わ、分かりました、アンスリア様……」

「……ちょっとやり過ぎたかしら……? でも、団長にアンスリア様って呼ばれるのも、悪くないかも……」

「ねぇ頭、私には姐さんって……」

「ひぁっ……あ、姐さん……許してください……!」

 

 こうしてグランはたっぷりと仕返しされ、解放されるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふふっ、すっかり油断しちゃってる……寝顔も可愛い……」

「もう、アンスリアったら……。寝ている最中に油断するなだなんて、そんなの無理よ」

 

 その日の夜、ベッドですやすや眠っているグランの部屋にアンスリアとユイシスは忍び込んでいた。理由は単純で、リーシャとディアンサがグランとの子供ができちゃったらどうしよう……などと話しているのを聞いて、嫉妬してしまいそうになったからである。

 

 もちろん無策で突っ込んだわけではない。というのも数時間前……。

 

『はぁ……グランもエルーンだったら良かったのに……』

『そうね……』

 

 夕食の席でそんな会話をしつつ、カリカリのポテトをつまんでいると。

 

『なんだ、そんなことか。グランをエルーンに変えればいいんだな?』

『え?』

 

 こうしてとある団員が常識を覆すような発言をしたことからこそ、二人は夜に忍び込むのを決定したのである。

 

「お邪魔します……」

「わ、私も……」

 

 ふかふかの毛布と分厚い掛け布団で心地よさそうなグランの左右に入るユイシス、アンスリア。腕をぎゅっと抱き顔を覗き込み、さわさわと頭をまさぐった。

 

「あ……本当に生えてる……!」

「凄い……あの女性が言っていたことは本当だったのね……」

 

 そして頭にエルーン族の最大の特徴とも呼べるふわふわもふもふの耳が、彼の頭には生えていた。にわかには信じ硬いが、口におしゃぶりを咥えていた怪しい団員の力は本物らしい。二人は後で、彼女に要求されたちょこれいとのお礼をしなくてはと、彼の耳をまさぐりつつ心の底から感謝した。

 

「ユイシスみたいな女の子が一緒に寝てあげてるのに、団長ったらもったいないわね」

「どちらかと言えばアンスリアの方だと思うけれど……。あんなに男の人を熱狂させるのだもの……」

「私は団長にだけ熱狂して欲しいの! ……んひゃっ!?」

 

 こそこそと話す二人だったが、唐突にアンスリアが嬌声を上げる。

 

「どうしたの?」

「その、パジャマの中に団長の手が……あんっ」

「もう、さすがの頭もそんなことは……しな……っ!?」

 

 言った瞬間、油断していたユイシスは寝返りをしようとしたグランと顔が合う。その際にアンスリアの握っていた手が解放され、さわさわとユイシスのお尻を撫で始めたのである。

 

「んへへ……待ってよビィ……もっと触らせてよ……」

「んぁ……っ♥️ もう、頭ったら……私のお尻はビィさんじゃないのに……」

 

 夢の内容とリンクしているのか、無遠慮にお尻を揉みしだいてくる。ユイシスは満更でもない表情でそれを受け入れてるので、アンスリアは頬をむにぃ……と掴んで引っ張った。

 

「もう……本当は起きてるんじゃない?」

「ん゛、ぅぅ……んー……」

 

 が、苦しそうに呻くだけで起きてはいない。やはり日頃の疲れが溜まっているからか、眠りこけているだけである。

 

 ……今日に限って言えば、原因は自分たちにあるかもしれないが。

 

「まあいいわ、それじゃあ始めましょ」

「ええ、そうね」

 

 そんな彼にいたずらするべく、二人は一度ベッドから降りる。アンスリアが着ている赤のジャージと同様の、緑色のジャージに身を包んでいるユイシス。夜に着るのは便利だと、ここ最近はずっと寝巻きとして活用していたりする。

 

「右手はこうして、左手はこう……」

「脚も同じでいいわよね……」

 

 起きないように彼の身体を動かし、ベッドの四隅に手錠をかける二人。昼間もそうだったが、今度は寝ている状態で大の字を強制されて彼は動けなくさせられたのだ。これで反撃されることはないと、二人は手錠の鍵を机に放り投げた。

 

「起きて、団長」

「ん……? もう朝……?」

 

 彼は身体を揺さぶられ、少しだけ不愉快そうに表情を歪める。睡眠時間が足りていないからだろうか……しかし起こした二人に気がつくと、すぐに切り替えて真剣な顔つきになる。

 

「ユイシスと……アンスリア……? どうしたの、こんな時間に。もしかして緊急事態?」

「ん、違うの。あ、でも……団長だけはそうかも?」

「僕だけが……? なにそれ──へ?」

 

 瞼を擦るために腕を動かそうとした彼は、己の手足が動かせないことを知った。まだいたずらの仕返しは終わっていないのだと、一瞬で把握する。

 

「ご、ごめん! 本当にごめん! 許してください!」

 

 くすぐりは拷問とほとんど変わらない。

 

 グランは昼間の出来事を思い出して顔が青ざめ、ガチャガチャと手錠を激しく鳴らし、本気で焦燥してしまっている。身の危険を感じて逃げたい状況。これにはユイシスとアンスリアも本望ではないと、そっと彼の頬に手を添える。

 

「団長、落ち着いて……大丈夫だから」

「そうよ。頭はもうケジメをつけたじゃない」

「そ、そうだよ、ね……。あはは……というかその、二人とも近いよ……」

 

 優しく諭され、彼の心音は落ち着いて抵抗もなくなる。

 

 その代わり、落ち着かせるためとはいえ添い寝してくる彼女たちに、彼は嫌でもドキドキさせられた。お風呂から出てそんなに経過していないからか、さらさらの髪と使用した洗髪料の香りが漂い鼻腔を刺激する。

 

 あまりにも良い匂い。髪に顔を埋めてもっと堪能したい……そう思ったところで、彼は自分の身体の異変に気がついた。

 

「なんか鼻がやけに効くような……って、あれ? 僕の耳が……ない!? いやでも、声はちゃんと聞こえてるし……え? あ……」

 

 グランは無言で耳に触れられ、彼女たちと同じ位置にあることを察する。つまりは、自分がエルーンの身体になっているのだと。

 

「どうして僕をエルーンに……って……」

「さすがね、頭……もう私たちの目的が分かっているだなんて」

「それじゃあ、始めましょ」

「いやいやいや、そんなのだめだって! うぁっ……あ、あんなに出したのに……っ!」

 

 毛布を剥ぎ取られ、いつの間にか自分がパンツだけにさせられたことに気がつくグラン。そのパンツも履いている感覚はなく、ただただ雄の象徴を隠すために乗っかっているだけである。

 

「どう? 発情期のエルーンの身体は、とぉっても、スゴいでしょ?」

「アンスリア、さ、触らないで……! ……はぁ、はぁ、はぁ……こ、これがエルーンの……うぁっ……!」

「頭のおちんちん、こんなに硬くて熱くなって……ふふ、もう先っぽから溢れてる……」

 

 ユイシスに根本を、アンスリアに亀頭やカリを掴まれてしまい、早くもグランは限界を迎えそうになる。しかし早く射精を終えてしまえば、性欲は尽きて彼女たちを孕ませる心配はなくなる。そう考えれば早漏だろうと構わないと……自ら申し出る。

 

「は、早くシゴいて……!」

「まだまだ夜は始まったばっかりよ? そう慌てないの……ちゅ♥️」

「そうよ……んちゅ♥️」

 

 二人から乳首にキスを施され「んひ……っ」と情けない声を発するグラン。それだけでとぷりとカウパーは溢れ出し、潤滑油の如くシゴきやすくさせぐちゅぐちゅと卑猥な音を鳴らし始める。

 

「れろ、はむちゅるる、りゅぷぅ……我慢して……我慢して……んむ、ちゅうぅ……」

「れろれろ……ふふ、射精しちゃだめよ……」

「うぁっ、あっ、あっ、あっ!!」

 

 どびゅっ、びゅるるるるるっ!!

 

 リーシャに言われた通り、グランは早漏としか言えない速度で射精して二人の手をベトベトに汚していく。呆気なく射精させられたが、これで心配事はなくなった。

 

「あーあ、もう射精しちゃったのね……」

「それじゃあ、私のおまんこを舐めてもらおうかしら……」

 

 かと思いきや……。

 

「ッッッ!?!?!? すー、すー、ハー……すっ、すぅぅ……」

 

 ジャージの下とショーツを脱いで大胆に下半身を露出したアンスリアの、性器の臭いを嗅いで再び勃起してしまった。ヒューマンの身体ではあり得ない事態。数多の修羅場を潜り抜けた彼ですら困惑してしまっている。

 

「ふふ、エルーンの交尾はここに溜め込んでいる分を出しきるまで終わらないの……知らなかった?」

「し、知らな……んむぐっ!?」

 

 そのまま顔騎させられ、アンスリアのマンコに口を塞がれる。キンタマが稼働しているのか熱くなっており、そっと触れた彼女の指はひんやりと冷たく感じる。もちろん発情状態の彼は生殖本能を刺激させられ、手出ししないわけがない。

 

「あむっ、ぢゅるる! んむぢゅりゅりゅ……ぢゅっ、れろれろ……!」

「はぁあんっ♥️ もう、団長ったら……激しいんだから……ほら、もっとおまんこ舐めて気持ちよくして……あんっ♥️」

 

 今動かせるのは、口だけだが。彼女の愛液で口元をべっとり濡らしつつ、ひたすらに舐めてしゃぶってマン汁を吸い出していく。アンスリアは自分の性器を貪り食らう、そんな彼の髪や耳を撫でつつ、頭を太ももでそっと挟み込むように姿勢を変えた。

 

「もう、二人だけでズルい……それじゃあ、私は……んん……っ!」

 

 にゅるっ、にゅぷぷぷ……♥️

 

「んぁ……っ!? ゆいひひゅ、いまはりゃめ……んむぐぅ……っ、じゅるる……」

「ふふ、なんて言ってるのか分からないわ……♥️ んっ、んっ、ふっ……あんっ♥️」

 

 アンスリアがユイシスと手を繋ぐために身体の向きを変えてくれるが、きちんとやめることは伝えられず顔騎と騎乗位のハーレムプレイは終わらない。いや、煮え滾る性欲が尽きるまで終われないのだと、グランも薄々気づいている。

 

「ん゛ー! ん゛ー! ん゛っ……」

 

 びゅぶりゅっ、びゅるるるる!!

 

「んん……っ♥️ はぁ……あったかい……♥️ 頭のおちんちんから出てくる精液……こんなにも嬉しい気持ちになれるのね……」

 

 子宮に注がれお腹が満たされていくのを実感するユイシスの表情は幸せそのもの。お腹を優しくさする姿はすでに母性に満ち溢れていると、アンスリアは感じてしまった。

 

 それに引き換え自分は……クンニしてもらって気持ちよくなっているだけだと、なぜか自己嫌悪してしまった。

 

「つ、次は私よ! ユイシス、交代して!」

「ま、待って……ぇ……」

 

 アンスリアは場所を入れ替わるが、連続射精に少し疲弊しているのか、掴んだグランの生乾きチンポはだらりと垂れてしまう。確かに何度射精させたか覚えてないくらいシてしまったが……自分だけ除け者にされたくはなかった。

 

「やっぱり休憩した方がいいのかしら……そうだ!」

 

 名案でも浮かんだのか、彼女は手をグランの脇腹へと伸ばして指先でそっと触れる。

 

「こちょ、こちょ……♥️」

「んぁっ……! アンスリア、それくすぐったいよ……」

 

 仕返しをしている最中に発見した、彼の性癖とも呼べるものである。

 

「くすぐられて勃起しちゃうなんて……団長のえっち……♥️」

「だ、だって……んあっ!? そ、そこは……」

「ふふ、キンタマをくすぐられて喜ぶなんて、団長ったらとんだ変態ね……♥️ れろれろ……」

「乳首はだめっ、だってぇ……!」

 

 乳首を舐められ、摘ままれ、ビキビキとそそり立つチンポは垂直に勃っている。亀頭を限界まで張り詰めビクンビクンさせ、挿入させてもらうのを今か今かと待ち望んでいる。

 

「頭。果てるならきちんとアンスリアのおまんこで果てなさい。でないと……こちょ、こちょ♥️」

「はひっ、はいっ……! します、射精しますからっ……!」

「ふふっ、分かってくれるならいいの。ほら、キスしましょ?」

「うん……」

 

 正座するユイシスから、人工呼吸でも受けるかのように口づけされるグラン。

 

「はん……っ、ん、んんんんっ♥️ は、入っちゃった……団長と一つに……赤ちゃんできちゃうかもしれないのに……♥️」

 

 その最中に、アンスリアは彼の胸板に手を置いてチンポを挿入し、繋がった。二人の体液が混ざり合っているぐちょ濡れの結合部に触れ、何度も自分の性器と彼とのを往復。繋がっている事実で胸が幸せでいっぱいになり、彼が望むことをしてあげたくなってしまう。

 

「はぁっ、はあっ、はぁっ……♥️ 団長のおちんちん、団長のおちんちん……♥️ すきっ、だいすきっ……♥️ んあっ♥️ もうっ、そんなに暴れないで……おまんこは逃げないんだから……♥️」

 

 その後、腰をぐりんぐりん動かしたり叩きつけるように腰を振ったりするが、

 

「う、ぐぅう……アンスリア、すぐに射精しちゃうよ……」

「あ……。ご、ごめんなさい……」

 

 ユイシスが苦笑いで自分を見ていることに気がつき、てれてれと頬を赤らめる。一度深呼吸をして、落ち着きを取り戻す。いくら彼が好きだからといって、受精欲に翻弄されてはいけない、反省。年上のお姉さんとして優しく導いてあげなくてはと……胸を撫で下ろして、つんと勃っている乳首をつまんでみる。

 

「んぁっ……も、もうだめ……」

「頭、早漏なら改善していけばいいのよ。私たちが手取り足取り教えてあげるから……ね? まずは……アンスリアを押し倒してみる?」

「う、うん……」

 

 グランの手足の拘束を解除して、アンスリアを押し倒させて上下を逆転させる。のしかかられる彼女は無言になって受け入れてしまう。至福の時間に表情を弛緩させきっており、腕も脚も彼に巻きつけしがみつくように絡み始めた。

 

 例え激しくされようが抵抗しないだろう。ユイシスは彼女のためにもう一頑張りするべくグランの腰に手を当てると、指導を始める。

 

「もう、アンスリアったら……惚け過ぎよ。ほら、頭もそろそろ動いてあげないと……。おまんこの奥を優しくノックしてあげるの。私に合わせて……はい、ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ♥️」

「あっ、んっ、う、うぅっ……!」

「んあっ♥️ グラ……ンンっ、そこ、だめ……っ♥️」

 

 グランとアンスリアの太もも同士が弾けるようにぶつかり、セックスを成立させる。背中におっぱいを押しつけながら安心させると、睾丸を優しく握った。

 

「いい感じね……ほら、休まないで頑張って♥ 本能のままに、アンスリアに新しい命を宿らせるの♥」

「そ、それはやっぱりだめなような……」

「こしょこしょこしょ……♥️ ふふ、こんなに重くてずっしりしているんだから、射精しないと辛いわよ……?」

「んひぃっ、あっ、あっ、ぅあっ!」

 

 キンタマを指先だけのソフトタッチでまさぐられ、五本の指が縦横無尽に皺をなぞり中でグツグツと煮詰まっている精子を刺激する。グランがチンポを引き抜こうとすれば脇腹をくすぐられ力が入らず、もがけばもがくほどアンスリアの膣の奥まで侵入してマンコに締めつけられてしまう。

 

「で、でちゃうっ! でちゃうからぁ!」

 

 限界を迎えて泣きそうな声で懇願するグランではあるが……。

 

「抜いちゃだーめ♥️ えいっ♥️」

 

 ユイシスに突き飛ばされ、アンスリアに覆い被さった。

 

「ち、ちか……んむぐぅっ!?」

「んふふ……こひょこひょ……♥️ きひゅしにゃがりゃの、くしゅぐりよ……♥️」

「んひっ、あんしゅり、あぁ……きしゅは……りゃめ……! んくっ、くしゅぐりゃ、あっ、あっ、う゛あ゛っ、うぁあああっ!!」

 

 どぐんっ♥️ びゅる、びゅぐるるる……♥️ びゅるるるるる……っ♥️♥️♥️

 

 背中へのくすぐりとキンタマへのくすぐり、アンスリアとのディープキスで脳が子孫を残すために全ての思考を放棄。陰茎だけを激しく脈動させ、子種を彼女のお腹へと送り込むのだった。

 

「っはぁ……。ふふっ、とっても力強い射精ね……♥️ こんなに注がれたら妊娠しちゃったかもしれないわね……ね、ユイシス?」

「ええ、そうね。頭もお疲れ様……って、寝ちゃってる? こちょこちょ……♥️」

「ん゛あ゛……っ。お、起きてるからもうやめて……またでちゃうから……」

 

 そう言っているグランではあるが、アンスリアのマンコから引き抜きティッシュで拭くだけでムクムクと勃起してしまう。結局もう二回ずつ二人に性欲を処理してもらい、三人で仲良く明け方に眠るのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それからというもの。

 

「こちょこちょこちょー!」

「んひぃっ!? なんだ、ヴァンピィか……いきなりくすぐらないでよ……」

「えへへ、けんぞくぅはくすぐりによわいんだねー!」

 

 一つ、彼の身体に弱点が生まれてしまった。くすぐられて勃起してしまい、前屈みになってしまうという弱点が。今はヴァンピィが去っていってくれたものの、廊下で前屈みは怪し過ぎる。そう思って部屋に戻ろうとしたところ……。

 

「あら……団長ったら、またくすぐられちゃったのね?」

「な、なんか最近流行ってるみたいで……二人は知らない?」

 

 アンスリアとユイシスに、たまたま、偶然、遭遇してしまった。グランは素早く動く二人に挟まれると、ズボンのポケットにそれぞれ右手と左手を突っ込まれ、鼠径部をさわさわとまさぐられるのだった。

 

「んひっ……ま、まって……」

「ふふっ、誰が流行らせたのかしら? でもとりあえず……」

「私たちの部屋に行きましょ……?」

「こちょこちょして……ぴゅっ、ぴゅっ♥️ って、させてあげるから……ね?」

「……うん」

 

 

 

 

 

 

シルヴァ、ナルメア、ビカラ、クラリス編

 

 

「向こうに家があるみたいだ。今日はあそこで休ませてもらうとしよう……人が住んでいるかまでは分からないが、雨宿りくらいはさせてもらえるだろう」

 

 狙撃銃のスコープから目を離したシルヴァが言うと、グランたちは首を縦に振った。

 

 彼らを見下ろしている現在の空は、どんよりとした灰色で分厚い雲が覆っており、今すぐにでも雨が降りそうな状態。魔物討伐の帰りの山道、荒れやすいために天気が崩れてしまったのだ。

 

「良かった、シルヴァさんがいてくれて……ありがとうございます」

「いや、今日は急斜面の戦いで私はあまり役に立てていなかったからね。力になれて良かったよ」

 

 とはいえ彼女がこうして家屋を発見してくれたので、洞窟などで過ごす必要はなさそうだ

 

「おーい、誰かいないのかい? いたら返事をして欲しいんだけど……誰もいないみたいだね?」

 

 先に入ったビカラの問いに反応はない。やはり古いからか人が住んでる様子はなく、中央に囲炉裏があり、部屋の隅にはグランたちが見たことのないような仕組みが。ここが家屋ではあることから、キッチンではないかと推測した。

 

「石で造られたキッチンか……昔の家にはあったらしいが。下に火を焚べて上に鍋をかけるのだろうか」

「どことなくナルメアさんの家と同じような雰囲気が……」

「え゛。だんちょー、ナルメアさんの実家に……行ったの?」

「うん。挨拶もしたよ」

「そ、そうなんだ……」

 

 会話をしつつ散策するが、他には箪笥が一つあるだけで何もない。

 

「あ、刀がある……。ジンさんとかミリンちゃんなら知ってるのかな……?」

 

 その箪笥から、ナルメアが錆びた刀を見つけた。刀であれば知っているが、家屋の仕組みについて詳しくは知らない。そんなわけで彼女が出した結論は、一部の団員の故郷の、古い生活様式が反映された、家屋だということである。

 

「おーい、みんなー? これなにかなー?」

 

 外に出たクラリスの声が聞こえたので、グランたちは裏庭に向かった。そこにあるのはいわゆる入浴用のドラム缶。後日彼らは麓の村で知ったのだが、ここには数年前まで老夫婦が住んでいたらしく、今は放置されていたとのことである。

 

 使用目的を知らない彼らはぐるぐる回り、倒して底などを確認していた。

 

「大きな鉄の……筒……? なんだろう、これ……クラリスは知ってる?」

「ここに水を溜めて料理してたんじゃないかなー? それとも……ト、トイレとか……? そうだ、シルヴァさんなら知ってるかも?」

「私を呼んだかい? なるほど、この道具の使用用途か……。私でも入れるくらいには大きいが……もしかすると、お風呂じゃないだろうか? 星空を見上げながら入浴をしていたのかもしれないな……おや?」

 

 話し合っているとビカラとナルメアも出てくるが、空からポツポツと雨が降り出し中断。お風呂に入りたいが我慢することにして、今日はもう休むことに。

 

「なにこれ美味しいー! このスープに干し肉も入れたらどうかな!?」

「いっぱいあるからたくさん食べてね? 団長ちゃんもお代わりする? お姉さんがよそってあげるね!」

「ありがとうございます。シルヴァさんもちゃんと食べてくださいね?」

「ああ。ただ、ビカラが少し心配で……」

「ぼくはもうお腹がいっぱいだよ? 身体が小さいからこれで十分さ!」

 

 囲炉裏を囲んで食事する五人の笑顔は絶えない。

 

 帰れなくなるかもと集めておいた山菜や茸のスープに始まり、ローアインたちが持たせてくれた干し肉と撃って取った野鳥の肉。それぞれが学んできた知識を駆使すれば野宿くらい問題はないのである。

 

「それじゃ、少し早いけど寝よっか。交代で起きる?」

「私が見張りをしてるから、みんなは先に寝てていいよ?」

「分かりました。ナルメアさん、よろしくお願いします」

 

 少し栄養が偏るがお腹を満たしてくれる温かい食事を終えると、特にやることもなく早めに就寝するのであった。

 

 

 

 

 

 

「……ん? な、なんだこれは!?」

 

 翌朝。

 最初に起床したシルヴァが声を発すると、最後まで警備していたナルメアを除き、全員が目をぱちりと開けた。そしてグラン以外の全員が天井から伸びる縄に両手首を縛られ、立たされていることに気づいた。

 

「参ったなぁ、これは団長の仕業かな? ぼくたちがぐっすり寝ている間に……」

「確かに怪しいけど僕じゃないよ!? 寝た場所が隅っこだから捕まらなかったのかな。やっぱり人がいたのかな……?」

 

 ビカラの発言をグランは否定し、警戒しながら剣を構える。少し肌寒いので囲炉裏を囲むように寝ていた四人とは別に、箪笥の近く、寝返りが打てないほどの狭いスペースで寝ていたのが彼である。侵入されて何かを取られたのかと思いきや、何もない様子だ。

 

「だんちょーが無事なら良かったぁ。頑丈な縄じゃないし、切ってもらえばいいだけだよね。ナルメアさんも起こさないと……」

 

 クラリスが未だにすぅすぅと寝息を立てているナルメアを見やると、彼女に全員の視線が集まる。それでもなお寝ているので、グランはとりあえずクラリスの背後に回り……。

 

「ありがと、だんちょ──」

「こちょこちょこちょ」

「んひゃっはあ!? あはっ、あははははは! えひゃ、ななな、なにしてんの!?」

 

 彼女の服を捲り上げるなり脇腹を露出させ、くすぐりを仕掛けた。

 

「いやぁ、せっかく僕だけ自由なんだし……ね?」

「いやいやいや、そんなことしてる場合じゃ……! んっはぁっ! あっははははははは!! だ、だから、そんなこと、しへ、しへるばあひじゃ、あははははははははははは!!」

 

 小屋中に笑い声を轟かせるクラリスを見てシルヴァとビカラは唾を飲み込む。腹がよじれるほどの笑い具合に拷問ではないかと疑問を抱き、もしかしたらここの小屋もそういった目的で作られたのではないか、などと考えてしまう。

 

「腋、隙だらけだね。それに……すんすん……ちょっと汗臭いかも」

「だだだだめだって! 昨日うちお風呂入れてな……い゛ひゃりゃぁっ! んくっ……ふ……ぁっ……! や、やめ、いひゃははははは!! んははははははぁ!! そこりゃ、りゃめりゃかりゃははははは!!」

 

 腋や脇腹などの弱いポイントを重点的にくすぐられクラリスは笑いを抑えられない。さりげなくお尻を揉んだり、ショーツ越しの女性器を人差し指のお腹ですりすり撫でられたりもしているが、文句を言う余裕なんてものは存在しない。

 

 すでに発している声を、好きな男の子に聞かせてもいいように可愛らしくしようとするという、ズレた発想を実行することしかできない。

 

「足の裏もいかないとね」

「んぁっ!? ま、待っ──」

 

 グランはクラリスの履いていた靴下を脱がせ両足を器用に抱え込むと、土踏まずへと優しく爪を立てくすぐり始めた。

 

「ぅへ、ぁはは!! い゛、あ゛っははははははは! はぁっ、はあっ! う゛はははははははは!」

 

 つま先に力を込めて折り曲げたりして大暴れするクラリス。激しい抵抗をするもののすぐにバテて力は抜けていき、そこを狙われスカートをぴらりと捲られたり、軽く胸を揉んだりお尻に触れたりしたが、彼女は疲れてそれどころではなかった。

 

「ふぅ……満足したかも。あ、でもあと少しだけ……こちょこちょ」

「う、ひひひ……ひぃ……ひぃ……」

 

 ようやく終わると天井を見上げたまま余韻に浸っており、苦しそうに呻いていた。どこか幸せそうにも見えるが。

 

「ま、待て団長……」

「そそそ、そうだよ! ぼくたちを助けるのが先だよね!?」

 

 そしてクラリスから離れる彼の声にびくっと身を震わせたのは、シルヴァとビカラである。コートは脱いで寝ていたためすでに薄着であり、そもそも普段から脇腹は見せているシルヴァ。狙撃の邪魔なだけだよとククルと話しているのを聞いてからずっと胸部が気になり、グランが時たま見てしまう胸がゆさっと揺れる。

 

 そんないつも冷静で頼れる狙撃主に、彼は狙いを絞った。

 

「シルヴァさんからいこうかな」

「ま、待ってくれ団長……! 今はそれどころではないだろう……もし魔物が攻めてきたりしたら……!」

「失礼します。こちょこちょこちょ」

「うぐ、ん゛ん゛……んはぁっ!! あは、あはははははは!!」

 

 シルヴァは咳払いのような声と共に耐えはしたが、ほんの一瞬だけだ。過去の出来事から心の痛みには嫌というほど慣れた彼女も、すぐに大きな笑い声を発して腰をひねり、逃れようともがき始める。

 

 この中で一番大人の女性であろうと、取り繕うこともできないほどに、くすぐりというものには勝てないのである。

 

「ま、待ってくれ団……んはぁっ! あっははははははははは! あひゅっ……こ、こら……っ、そんなとこを触るんじゃ……あははははははははは!! んぁっ♥️ あ゛はははははははは!!」

 

 そんな彼女のすらりとした太ももの内側や、スカートの中などを大胆に触っていく。四人の中では一番年を重ねているが、肌にはまだまだ艶も張りもある。何せ女性としては性欲の強まるお年頃。経験豊富──かは分からないが、許してくれるのではないかと期待してしまう。

 

「だんちょ、ぉっ! い、言って聞かないのなら……せあっ!」

「うわぁっ!?」

 

 得意な蹴りを繰り出すこともできずに笑うことしかできないかと思いきや、ギュルンと身体を捻ってから胸板に向けてのキック。しかし特異点として数多の危機を経験してきた彼にとって、それを手で受け止めるのは造作もない。

 

「あ、危なかった……」

「あっ、こ、こら! 早く脚を下ろすん……ひゃあっ!?」

 

 反射神経を活かしての受け止めに、シルヴァの右脚は上がったままの状態にさせられた。

 

「もしかしてシルヴァさん、足の裏をくすぐって欲しいんですか?」

「んひゃぁっ!? ち、ちが……こ、こら……んひゅあ! あ゛はははははは! ま、待て、下着が見えてしまって……あはははははははは!! 足の裏はほんとに、勘弁してくれ……んひひゃはははははははは!!」

 

 ちらりと見える白のショーツを隠そうにも隠せず、恥じらう姿も隠せない。ビカラとクラリスにあられもない姿を目撃されて、それはもう死ぬほど恥ずかしいが、できることは笑うだけ。しかしスケベなことをされないだけマシだろう……そう思いきや、認識が甘かった。

 

「ふー……」

「んふゅぁ……。こ、こら……いきなり息を吹きかけるんじゃない!」

 

 耳に吐息をかけられ感じさせられてしまったのである。自分の口から出たとは思えない可愛らしく喘ぎ声。間違いなく女の顔をしてしまっていたはず。

 

「あん……っ。グラ……ンっ……。これ以上されたら君をほ、本気で怒らないと……いけなく……なってしま、うぅっ!」

 

 すぐに取り繕うとするも、咳払いすらさせてもらえない。内腿をすりすりと撫でられお尻をぐにぐに揉まれ、へそに指を入れられた。

 

「ん、ん……ヘンな感覚、だ……。っっっ! ま、待て、そこに指は、んぁあっ!」

 

 グランはショーツの中に手を滑り込ませると、指を濡らす湿っぽい感覚を知った。くすぐりで女性器が濡れるなんてことはあり得ない──などと思いつつもぬちゅぬちゅと蜜を絡ませて卑猥な水音を鳴らしていく。

 

「シルヴァさん……見られて興奮したんですか?」

「ち、ちが……」

「答えて欲しいです……答えて?」

「んひぁっ!?」

 

 期待させるだけさせておき、唐突に脇腹責めへと戻るのだが。

 

「わ、分かっひゃぁ! せーよく、せーよくが溜まっていたんだはははははは!! ぐら、んんっ! 君ふぁ、君が悪、ん゛ははははははははぁ!!」

 

 ギブアップ宣言とも取れる、のけ反りつつ天井を見上げながらの大爆笑。

 

 素直に答えを言わざるを得ないほどに限界を迎えていたシルヴァは、ようやく止まってくれたくすぐり攻撃に、ぜぇぜぇと呼吸を繰り返すだけである。

 

「ひっ……!」

 

 そんな彼女を放置して、グランはビカラの前へと立った。すでに犠牲者二人を見ていただけあって何が起こるかは明白。陽キャモードであるが、反応は明らかにねず耳を外している時のそれだ。

 

「団長さん……その……ぼくにも……」

「うん。くすぐってあげるよ」

「あはは、ぼくは遠慮しておきたいなー! なんて……んひゃぁっ!」

 

 開き直って交渉してみるも、普段から露出している脇腹をつんと小突かれ失敗。

 

「よいしょっと……」

「あっ、待ってくだひゃ……い゛ひゃぁっ! あ゛はははははは!!」

 

 そのままするすると衣服の中に腕を滑り込まれてしまい、腋をあっさりと触られてしまう。

 

「ぼ、ぼくの脇をくすぐっても面白くもなんともないよね……ひんっ! そ、そんなとこ触らないでください……」

 

 そのまま栄養不足なのではないかと思ってしまうほどに浮き出ている肋骨を、グランはサワサワと撫で回す。

 

「こちょこちょこちょ」

「ん゛ひぃ!? あ、や、やだ、くすぐらないでくだ──あれ?」

 

 そのままくすぐろうとして声だけを発する。が、ビカラはくねくね身をよじった後に、まだされていないことに気がついた。

 

「わ、分かってくれたんだ……。ありがとう団長、さすがはぼくたちの団ちょ……」

「こちょこちょこちょ」

「ん゛ひゃぁあ! あ゛ははははははは!? な、なんでへはははは! んひっ、ひ、ははは!!」

 

 ホッとしたのも束の間、脇腹を攻撃されて前方に身を投げ出しそうになるのだが。全身でくの字を作るかの如く仰け反りながらお腹を突きだし、ひたすらに逃れようとする。もちろん縄の根本を引っ張るような音がギシギシと鳴り響くだけで、何も変わりはしないのだが。

 

「危ないよビカラ。縄が千切れたら転んじゃうよ」

「そ、そんなこと言われてもぉっ!? う゛へあはははははは! あっ!? もぅ、だめ……」

 

 身体を揺らすあまりねず耳が床に落ちて髪の色とテンションが変化していく。その変わり様に、シルヴァやクラリスは驚愕していた。

 

「大丈夫だよ、笑えばいつもと変わらないよ!」

「む゛、む゛りれすよぉ! ん゛ぁははははははは! はっ、はっ、あ゛はははははは! う゛へはははは!!」

 

 もっとも、笑い声についてはあまり変わらないのだが。陰キャモードだろうが陽キャモードだろうがくすぐりに対する耐性が変化するわけもない。むしろ自分の本性を晒したからか、開き直って高らかに笑っている。

 

 目尻に涙を浮かべるほどの笑いに、見学している彼女たちの心境は複雑なのだが。

 

「ひー! ひー! う゛ぇ、はははぁ! も、もぉゆるひへくりゃひゃいぃ……ん゛ひっ、あ、あはははぁ……あたひ、もうらめれす……」

「ふー……ありがとうビカラ」

「へ、はは……こちらこそぉ……へぶぅっ!?」

 

 バテたところで解放しようとすると縄がぶちっと切れ、ビカラは囲炉裏の灰に顔面から突っ込むのであった。

 

 

 

 

「最後はナルメアさん……まだ眠れるなんて凄いなぁ……」

 

 ビカラのため外にあった鉄の筒に水を溜めて沸かしている間、グランは誰もいなくなった部屋で、未だ寝息を立てている彼女の前に立つ。個人差はあるが、ヒューマンやエルーンの少女と身長が変わらないドラフ族の女性を前に、少し緊張してしまう。

 

 そもそも彼女にくすぐりは効くのだろうか?

 

 とてもじゃないがナルメアがくすぐり程度で大爆笑している姿など、想像することすらできなかった。それを今まさに確認するため、しゃがんでから脇腹へと手を伸ばすのだが。

 

「それにしてもでっかいなぁ……脱がさないと」

 

 ドラフ特有の暴力的な胸囲、露出している胸元に顔を埋めたいと思いながら、お腹回りにあるベルトを二本外していく。鍛練を積み重ねキュッと引き締まりながらも触るとふにふにして柔らかい腹筋。

 

 自分を信頼してくれているのか、ただ眠たくて寝ているのか。どちらにせよやるべきことは変わらない。

 

「こちょこちょこちょ……」

「きゃっ!? どうしたの団長ちゃん? あ、お姉さんのことを起こしに来てくれたんだ?」

 

 最初の反応は驚き。寝起きで感覚が鈍いからか、笑うこともなくパチッと目を開き、寝坊したのではないかと勘違い。ハーヴィンを除けば相手を見上げることが基本な彼女は、いつも通り視線を上に向けようとして、今は下にあるグランへと向ける。

 

「あれ? お姉さんの腕……拘束されちゃってる? ひょっとして団長ちゃんのいたずらかな?」

「いや、これはこの家に仕掛けてあったみたいで。みんなを助けたので今からナルメアさんも助けようかと」

「そうなんだ。ありがとう団長ちゃん!」

「はい。でもその前に、くすぐりをさせてもらおうかと思って」

 

 満面の笑みを向けられ、つい説明してしまった。ナルメアは言葉の意味は分かっているだろうが、きょとんとして首を傾げる。

 

「え? お姉さんをくすぐりたいの?」

「はい。大丈夫ですか?」

「うん、いいよ!」

 

 母性溢れる笑顔で受け入れてくれる彼女に、グランは調子が狂わされるのを感じつつも、脇腹へと手を伸ばす。

 

「こちょこちょ……こちょこちょこちょ!!」

「ふふ、どうかな?」

 

 渾身のくすぐりで攻め立てるも、やはりむちむちのお肉が感度を鈍くさせているのか、ナルメアは余裕の表情。腋への攻撃にも耐性があるのか、

 

「あんっ……もう、団長ちゃんのえっち……。お姉さん以外にはしちゃだめだよ?」

「腋も効かないんですね……」

 

 ただし全身がそんなはずはないと、グランも気持ちを切り替えて狙いを変える。

 

「……やっぱり、こっちかな」

 

 足を覆う靴下を脱がせ、その裏へ。太ももと違い踝からつま先にかけてはすらりとしていて、ヒューマンからしてみればアンバランスな体型だと思ってしまう。もっとも、その歪とも取れる身体に興奮したりするのだが。

 

 ここがだめなら他にはもうないかもしれないと、彼は一縷の望みをかけて指先を添え──。

 

「こちょこちょこちょ!」

「んっひあぁっ!? えっ、やっ、んは、ははははははは! っっっ、ふぁはははは!」

 

 彼女を笑わせることに成功した。

 

 人生の大半を修行に費やし、心の底から笑うことが少なかったであろうナルメア。いつもおっとりしていると見せかけて、しっかりしているところはしていながらも、やっぱりどこか抜けていたりするみんなのお姉さん。

 

「ふ、んん……きゃはぁ!? あは、あ゛はははははははは! 団長ちゃ、んんっ! や、やめへぇっ! んひゃ、ひゃはははははぁ!」

 

 そんな彼女が、悲鳴や絶叫の類いに分類されるであろう大声を発し、小屋の外にまで響かせている。喉ちんこを見せるほど口を開けて下品に笑う、あられもない姿、表情。

 

 それを聞いたのか、外にいたシルヴァとクラリスがひょっこりと顔を見せ、くねくねと身を捩りおっぱいをゆさゆさと揺らす彼女と目を合わせる。

 

「しるう゛ぁしゃん、くらりひゅひゃん、た、たしゅけてぇ……!」

「すまないナルメア。その……今の団長は、どうしても私たちをくすぐりたいらしくてだな……」

「うちらにはどうにもできないかも……ごめんなさい!」

「んんひゃひゃは! そ、そんなぁっ、ぁっ、あははははははは!! ひゃめへ、だんちょうちゃ、んんはは、んぎひ、あはッ、あ゛ーははははははは!!」

 

 ナルメアは髪を振り乱し天井を見つめ、とにかく早く終われと願うばかり。もちろん大爆笑する彼女の姿などそうそう見られるはずがないと、グランは一番時間をかけてじっくりと足裏をくすぐっていく。

 

「ふ、ぎ、んは、んははははは!! ひー、ひー、ふへはははは! も、もぉやめへぇ……」

「じゃあ、こっちにしましょうか」

「そっちなら……んひゃっ!? えひゃ、な、なんれっ、くすぎゅったいのぉ!?」

 

 その結果、そもそもくすぐられた経験などないからか、腋へのくすぐりでもナルメアは笑うようになってしまったのだった。

 

 

 

 

 

「ハー……ハー……んくっ……はあぁ……」

「ありがとうございます、ナルメアさん」

 

 ナルメアが笑い疲れて反応が芳しくなくなった頃、グランは満足して指から手を離した。

 

 中腰でくたくた状態の彼女はおっぱいが露出しているが、先ほど乳輪をなぞるようにくすぐられ、敏感な先っぽを放置されたまま終わったのだ。その気にさせられての放置に、ぷっくり膨らんだ乳首は物欲しそうにつんと勃っていた。

 

「ビカラもお風呂を出たみたいだし、そろそろ帰ら……おわぁっ!?」

 

 そんなナルメアを放置してグランが家屋から出ようとした瞬間、彼は何かによって万歳させられる。手をロープで拘束され、動かせない状態。出入口にもあったのかと、つま先立ちになりがんじ絡めになった手首を、力ずくで引っ張り屋根をギシギシ鳴らした。

 

「ふぅ、さっぱりしたぁ……ん?」

「だんちょーが捕まってる……」

「これは……?」

 

 そしてタイミングよく帰ってきたビカラたちが戸をガラガラと開き、鉢合わせ。一部始終を見ていたナルメアが説明すると、彼女だけが救われた。

 

 その後、彼女たちに囲まれるのは言うまでもない。腕組みをしているシルヴァを前に、彼は俯いていた。

 

「因果応報、だな。団長、何か言いたいことは?」

「ごめんなさいシルヴァさん……」

「私は許しても構わないが……他の三人はどうだろうか?」

 

 ちらりと目配せをすると、今いる三人は「許してあげてもいい」と口を揃える。ただし、条件を満たしたらというのも一緒である。

 

「どうしようか? ぼくたちのくすぐりに耐えること、とか?」

「えっちなこともされたし、やり返さないとね!」

「お姉さんが優しくくすぐってあげるね?」

 

 微笑みながらも多少は恨みのこもった瞳をしている三人に、グランは「お、お手柔らかに……」と消え入りそうな声で呟くことしかできない。しかしクラリスのえっちないたずら発言に、早くも股間はふっくらと隆起している。腰を引き内股になり隠そうとするが、明らかにバレていた。

 

「それじゃ、ぼくとクラリスがくすぐろっか!」

「おっけー! うちは後ろからだんちょーの脇腹を……こちょこちょこちょ~♥️」

「んひっ……あふ、ははははは!」

「ぼくは前からぁ……こちょこちょこちょっ!」

「んあっ……ま、ちょ、どどど、同時はきつい、きついって……! んっははははは!」

 

 腋と脇腹から昇ってくる感覚に身体をクネクネさせるが、前後から密着されてしまう。後ろにいるクラリスからはむにゅっと胸部を押しつけられ、前にいるビカラには勃起しているチンポを丸出しのお腹に押しつけてしまう。

 

「くら、りすっ、お、おっぱい……がっ、あひっ……!」

「さっきうちの触ってたの、知ってるんだからね~? こちょ、こちょ……ふぅー……♥️」

「んひぃ……! あ、ちょ、びから……」

「こんなにおちんちん硬くしちゃうなんて、団長ってば変態なんだね! こしょこしょ……かりかり……♥️」

「はひん……」

 

 二人とも背伸びをしてグランの耳元で囁き、陰茎を苛立たせる。あまったるい吐息と誘惑で興奮させられ襲いたくなるが、両手が塞がっていてはなにもできない。

 

「お次はぁ……れーろ……んちゅ」

「れろ、ちゅむむぅ……」

「はぅ、ぁっ……」

 

 もちろんそんなことを考慮してくれるはずもなく、クラリスとビカラは先ほど舐められたお返しに、彼の腋と乳首へ吸いついた。

 

「れろ、れぇろ……♥️」

「はむちゅるる、んんー……♥️ こひょこひょ……♥️」

「んっひ、ぁあ……」

 

 二人による上目遣い乳首舐めでグランはチンポから我慢汁が溢れるのを感じ、そのままパンツを汚していく。もちろん繊細な指使いでのくすぐりも続けられ、果てしなくだらしない姿を晒していた。

 

「そろそろこっちに……わわっ、濡れてる……」

「おちんちん気持ちよくなっちゃってるんだ……♥️」

 

 すぐにズボンがずり下げられたせいで瞬く間にパンツが晒され、その猛り具合にシルヴァとナルメアも視線を集中させる。

 

「だんちょーのおちんちん、引っ掛かってなかなか下ろせないよー……♥️ えいっ♥️」

 

 グイグイ引っ張りながらパンツも下ろすと、ブルンと飛び出して四人に見下ろされる。カウパーが集まりぷっくり膨らみのある亀頭に弱点である睾丸。陰毛や皺まで見られて興奮しているからか、ビクッ、ビクッと跳ねている。

 

「キンタマもこちょこちょしてあげるね? ここにだんちょーの遺伝子がみっちり詰まってるんだよねー……♥️」

「ん、く……ぁ……」

 

 いつになくイケイケ状態のクラリスは、グランに寄り添いキンタマに五指を当てる。触れたり離したり、目を瞑っている彼のために一生懸命。グランを好きになる前の自分を思い出して、お姉さんらしく導いてあげている。

 

「お姉さんたちも混ざろっか?」

「私もか……。それじゃあ、足の裏をくすぐらせてもらおう」

 

 まぁ、独占はできないのだが。自分よりも更に年上のお姉さんたちが彼の背後に回り込むと、靴を脱がせてそれぞれ持ち上げる。

 

「こ、この体勢ちょっときつい……んひっ」

「あははっ、頑張れグランっ」

「なんというか……エヴィみたいだねっ!」

 

 そのせいで、空中で膝を着いているような、なんとも格好悪い姿になってしまっていた。逆エヴィ反りなどと揶揄される、あんまりなポーズ。しかもチンポがこれでもかと勃起しておりそれがまた無様である。

 

 しかし四人でくすぐるとなると、こうでもするほかない。彼女たち全員が配置につくと、クラリスが口を開いた。

 

「それじゃあ始めるよー……こちょこちょこちょ!」

「~~~っっっ!! んぃっ、っひ! はははははははは!! わは、ははは! あーははははははは!」

 

 彼女によるくすぐり号令で、揃ってグランの身体に指を這わせる三人。耳、腋、脇腹、肋骨、膝、土踏まず、つま先。人間にとってありとあらゆる危険な部位、くすぐりポイントを四人に攻められ、彼は泣き叫ぶように笑い始めた。

 

「ぼくが一番上手いかな? どうどう?」

「んひゃっ、ひ、ひはは! び、びかりゃがいちばんうまい、あはははは!!」

「むむぅ……うちの方が上手いよね?」

「あ゛ひっ……! ひゃふ、あふぁははは!! くらりふ、くらりふもうまいっ、うまいからぁっ!」

「お姉さん、上手にできてるかな?」

「ふぁい……ん゛ひひひひひ! も、もうやめ……しるヴぁひゃんも、なにかいっへくらひゃひ!」

「そうだな……。私を……大人をからかう悪い子には、もっとくすぐってあげないと、か……」

「ち、ちがっ、ちがいますって! ん゛っははははは! あっ、あ゛ぁーっ! あ゛ーはははははははははぁ! ひははははははは!!」

 

 一斉攻撃で思考を放棄させられグランはひたすらに笑い続ける。最後の仕上げに、ノンストップで五分のくすぐり地獄。

 

「んはーっ、んはぁっ、はぁっ、はあっ。んはぁ……ふっ、ふぅ……つ、疲れたぁ……」

 

 ようやく終わると、グランの全身は男臭い汗でびっしょりになっていた。

 

「おちんちん、拭き拭きしてあげるね?」

「んひぁ……」

「もう先っぽ濡れてるし……さっきは我慢させられちゃったもんね? 頑張ったから、そろそろ射精しよ? 今度はぼくたちが頑張るよ!」

 

 クラリスとビカラは中断した手コキを再開するべく、彼のチンポを一緒に握る。透明なカウパーを手の内側に纏わせぬちゃぬちゃと滑らせる心地いいオナニーサポート。くすぐりに耐えたご褒美えっちが始まり、彼もすぐ快楽に身を委ね、全身を弛緩させる。

 

「しこ、しこ……ふふっ、もう射精しそうなんだ?」

「だって、気持ちいいから……」

「それじゃ、カウントダウンしよっか?」

 

 彼女たちに上目遣いで見られながらの射精チャレンジ。もう恥ずかしいとこは見せまくったからか、グランも隠さずイキ顔を見せることにし、へこへこと腰を動かし始めた。

 

「「さーん……」」

「ふ、ぁ……」

「「にーぃ……」」

「うぐ……」

「「いーちぃ……」」

「う゛、ぁっ……」

「「ぜーろっ♥️」」

「ぐっ……!!」

 

 びゅるるるるるっ♥️ びゅるっ♥️ びゅる、びゅるんっ♥️

 

 塊のような白濁液を吐き出すグランの射精を、四人は見届ける。直接チンポを握っているクラリスとビカラは、裏スジを勢いよく走るのを感じ取りつつ暴れるのを押さえ、地面に落ちた精液を見て唾を飲み込んだ。

 

(あんなのおまんこに注がれたら妊娠しちゃう、のかな……こ、今度はだんちょーと二人っきりで……♥️)

(あたしの手で気持ちよくなってくれたのかな……でも、クラリスさんに合わせてただけだし……今度、二人きりになれたらいいな……)

 

 それぞれ思うところはあるが、手の中に収まっている肉棒は役目を終えて小さくなっていく。これで終わり……かと思いきや、

 

「次はお姉さんたちの番だね!」

「いや、私たちは……そろそろ帰るべきだろう……」

 

 部屋の隅にまとめてある荷物をちらりと見やるシルヴァだが、

 

「シルヴァさんにおっぱい押しつけられながら、びゅ~♥️ ってシたいよね? それともお姉さんの……ここ?」

 

 ナルメアが直していた衣服の胸元をズラすと、ばるんと暴力的なおっぱいが全貌を現す。ドラフにしか持ち得ないふんわりもちもちお肉。それを見ただけでグランのチンポはビキリと復活し、亀頭を谷間に押しつけた。

 

「し、したいです……両方で……! シルヴァさん、お願いします……!」

「……うぐ、仕方、ないか……」

 

 こんな状況で断れるわけがないじゃないかと……そう自分に言い訳しながら、クラリスと場所を代わり背後から抱きついた。

 

「シルヴァさんのおっぱい、や、柔らか……うぅ……揉みたい……」

「こ、こら……みんながいる前でそんなことを言わないでくれ……」

「でも、普段からシルヴァさんでえっちなこと考えてたり……」

「そ、そうなのか!?」

 

 彼女をその気にさせるために、グランは自らカミングアウトしていく。こうでもすれば、お仕置きとしてシてくれるのではないかと。それに、彼女の姿を思い浮かべながらオナニーをしているのも、嘘ではない。

 

 胸の谷間で射精したり、いつもしっかりしているお姉さんが自分のチンポでよがっていたり、性に振り回されたり……妄想をオカズにしていたのは二度や三度ではなかった。

 

「ん……まだ少し柔らかいな……」

「はぅ……シルヴァさんの手が……」

 

 そんな彼女の、少し荒れた手が陰茎を優しく握ってくれた。銃の手入れなどをしているからか、完全には防げない小さな傷やささくれ。クラリスやビカラと比べると、まるで違った。

 

「えっと……シコ、シコ……。こ、こんな感じで、いいのだろうか……?」

「うぁっ……シルヴァさん、それヤバいです……」

「ま、全く……。だらしないのはおちんちんだけにするんだ、グラン。あ、いや……褒めるべきだったか……すまない」

「いや、どっちでも嬉しいです。だらしなくてす、すみませ……ん゛っ!」

 

 耳元で囁きながらの手コキで、確実に射精へと近づいていくグランの身体。

 

「団長ちゃん、お姉さんはこのままでいいの?」

「は、はい……ナルメアさんのおっぱいで射精したいです! うぁっ……シルヴァさん、ちょっと怒って……」

「あまりいい気はしないが……くすぐりに耐えたご褒美にしよう……」

 

 優しく受け入れてくれる二人に彼は感謝して射精の準備を整える。にゅこにゅことシゴかれ続け、浮かべるのは苦悶の表情。こうなってくると限界は近いのだと、見ていたシルヴァは分かっている。

 

「そろそろイきそうなのかい?」

「んっ……くっ……はい……」

 

 ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅっ♥️

 

「そうか。それならもう少し速くして……」

「んぁっ……あっ、ぐっ……あぁっ……」

 

 ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ♥️♥️♥️

 

「よし……射精するんだ、グラン」

「は、はい……うぐっ!!」

 

 ぶびゅっ♥️ ぶびゅるるるっ、ぶびゅるるる……♥️ 

 

「わわっ、グランちゃんのおちんちんすっごく暴れちゃってる……よいしょ……」

「ナルメアさん、挟まれると……う゛ぁ゛っ!!」

 

 グランは昇天するのではないかというほどの快楽をその身に受けて、一度目と変わらない濃厚な精液をナルメアの谷間へと吐き出していく。繁殖本能による力強い射精。それはチンポを握っていたシルヴァにもしっかり伝わっており、彼女を悶々とさせた。

 

「ふぅ……それじゃあ、そろそろ帰ろう……あ」

 

 それを紛らわすかのように振り返るシルヴァだったが、山の天気は変わりやすい。

 

「……もう一泊、してく感じかな……?」

 

 帰り支度を始めようとした途端降りだした雨に、

 

「うちはいいけど……もうちょっとだんちょーをこちょこちょしていこっか……♥️」

「んひぁっ! く、くらりす……やめっ……」

「ぼくも賛成!」

「ちょ、びから……んあっ!」

 

 彼女たちはたっぷりと、彼の身体に新たな性癖を植えつけるのであった。

 

 

 

 

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