ハーレム王で世界最強 作:焼き鳥肉
一応原作は終了まで見てますが、かなり前なのでうろ覚えです。
指摘が有れば、直せるところは直して、直せないところは独自設定だと白目を向いて言い切ります。
ご都合主義感が強いですが、作者の力量不足と腹痛による寝不足です。
次はそういうシーンが有ると思います。
王族との挨拶や晩餐会が終わり、快斗達には各自一室が当てられた。
天蓋付きベットを含め豪奢な部屋に喜びを感じつつ、快斗達は香織の部屋でこれからの事を話し合っていた。
「正直な所、魔人族を倒したとしても帰れないと私は思うわ」
「だよなぁ、まずイシュタルって奴が全然信用ならない。後はエヒトって奴。本当にいるかどうかは分からないが、上位世界って言ってた俺達の世界から俺達を召喚できるなら、この世界の奴らに力を与えるだとか、もしくは自分で倒した方が楽な筈だ」
「確かに.上位世界に干渉出来るのに、この世界にいる一種族を倒せないっておかしいわね。じゃあ、そうできない理由があるか、そうしたくない理由があるかも.ってこと?」
「YES。まぁ何らかの理由で現在は力を十全に振るえない可能性も大いにある。この辺はこの世界の歴史を知らないから、まだ何とも言えないけどな」
「そもそも勇者ってそんなに凄いのかな? 軍人さんとかスポーツマンだってこの世界にくれば特殊な力に目覚めるんでしょ? だったら勇者とは言え学生じゃなくても良いと思うんだけど」
「まぁ勇者って言うのがどれぐらいかって言うのは流石に分からないな。もしかしたら魔人族なんてワンパンで殺せるかもしれないし、実際は大したことないかもしれない。俺も多少は異世界モノは読んだことはあるが、正直分からないな」
快斗が三人で話をしていて思うのは、やはりこの世界について知っておいた方が良いことが多いと言う当たり前の事だった。
当然ながら有事の際の知識や能力が足りない。
強大な力を持っていると言っても所詮は戦った事のない学生。
どこまで能力が通用するのかなんて分からない。
(普通の人間の数倍から数十倍の力とイシュタルは言っていたが、個人差も考えれば中には特別弱い奴も出てくるはずだ。それに数倍から数十倍の力程度で世界を救えるのかも疑問だ)
そんな調子でうーん、と快斗が唸っていると、二人がその柔らかな双丘を押しつけながら両方から迫る。驚く快斗が2人の顔を見ると、紅潮させながらも上目遣いをし、耳元で囁いた。
「「エッチしよ?」」
「おいおい、二人共。流石に音が丸聞こえしそうな場所でやるのはオススメしないぜ」
「だ、大丈夫。ちゃんと声、我慢するから」
「そう言って我慢出来たことなかっただろ」
「でもね? ここは日本と違うんだよ? もしかしたら何かが起こって死んじゃうかもしれないんだよ?」
「確かにそりゃそうだが」
「だから後悔しない為に、しよ?」
二人の意思が強い事に驚き戸惑う快斗。
だからこそ、快斗は無防備に二人のキスを受け入れた。
そしてそれこそが、快斗自身の運命を決定づけるものとなったのだろう。
『能力使用条件達成。以後、快斗様のサポートを担当します』
え、と突如脳内に響く声に驚く快斗。
どうやらこの声は快斗以外にも聞こえているらしく、香織と雫は周りを警戒している。
『警戒する必要はありません。私はシルヴィア。魔王でありハーレム王でもある小鳥遊快斗様を支える者です』
またもや聞こえた声は、とても美しい女性の声。
しかし快斗には、初めて聞いた筈のこの声が、酷く懐かしい感じをさせる。だが、気のせいだろうと切り替え頭の中に聞こえる声に質問した。
「ええと、じゃあ魔王とかハーレム王てなんだ?」
『はい。まず魔王と言うのは快斗様の前世、世界の中でも最頂点である最高世界を統べる王にして三大欲求の一つ「性欲」を司る王であるカイト・ルクスリア様の事であります』
「な⁉︎」
「「え⁉︎」」
シルヴィアから発せられた言葉は、快斗達三人に衝撃を与えた。
既にここの段階で分からない事が多すぎる快斗達に、シルヴィアは丁寧に説明していく。
『まず、世界は多く存在します。例えば快斗様の今世の世界やここトータス、そして快斗様の前世の世界など、種類は多くそれぞれ様々な文化、法則で成り立っています』
『そして世界には上下関係があります。先に挙げた例ですと、快斗様の前世の世界>快斗様の今世の世界>トータスの世界、と言った感じです。本来自身の世界より上の世界には、余程の逸脱者では無い限り干渉できません』
『次は魔王の話をしましょう。さっき話した最頂点の世界である日、生まれながらにして異常な力を持つ男が生まれました。その男のまず一つ目の異常は、その世界にもこちらと同じく三大欲求がありますが、その男は性欲で他の二つを満たすことが出来ると言うこと。二つ目は、どんな存在でも自身と契約を結べば眷属にできる力があったこと。三つ目は、二つ目と違い女限定での能力ではあるが、眷属にしたものの身体を自身専用へと作り替え、自身以外では快楽を得ることが出来ない代わりに、自身が与える快楽は何十倍以上も跳ね上がりそれに加えて能力が上昇するということ。そして最後に、永劫に成長する武装が宿るという常識外れの能力を持っていたことでした』
『そんな子供を親は捨て、彼は後にカイト・ルクスリアと名乗り、配下と眷属を囲い世界を統べる魔王となったのです。しかしある日、勇者と名乗る1人の男と闘い、世界ごとその男と共に死んでしまいました。しかし最後に限界を超え、既に壊れかけの魂だけの状態で、その死んだ世界を自身の中に保有して、最後にこの世界に流れ着きました。そしてこの世界にあった自身と似たような魂と融合することで、小鳥遊快斗様。貴方が生まれたと言うことです』
『そしてハーレム王とは、前世の「性欲の魔王」ではない部分、つまり地球にあった魔王と同じような魂である貴方の部分です。この世界で言えば、天職と言った方がいいかもしれません。本来であれば魔王の力は、トータスと呼ばれるこの世界に来る前には元に戻る筈でした。しかし、思っていたよりも死んだ世界の修復や貴方との融合で、小鳥遊快斗である部分のハーレム王としての力の方が発現しかけていたことで遅れ、魔王の力はもう一段階世界を落ちることで強制的に発現することが出来ました。』
『つまり、快斗様自身の天職はハーレム王というものであると言う事です。そしてそのうちの一つ、後宮形成は、天職がハーレム王である者だけが習得し使うことの出来る技能の一つです。発動条件は異性との性行為です。一度発動すれば永遠に発動し続けます』
『技能の効果は、快斗様と一度でも性行為をした者を全員王妃とし、不老となります。そして快斗様と性行為をする度に互いに能力が上昇していくのを筆頭に、王妃様の快斗様以外の他者との性行為の禁止、性行為をする度に王妃様への魅了が増大、完全防音や視覚遮断などが施された特殊ベットの召喚、そして最後にサポートの私が付くというのが初期能力です。これらは快斗様が強くなればなるほど能力は増え上昇します』
情報量の多さとあまりのバカバカしい能力を聞いて唖然とする快斗達。
特にライトノベルなどよく知っている方である快斗にとっては、R18小説やエロゲにありそうな能力がオレの能力かと複雑な気持ちだ。
しかし性能に関しては素直に喜べた。
そんな中、このサポート役の彼女は更に驚く発言をしてきた。
『他の能力も解説する為、快斗様のステータスを表示させますか?』
「な、そんな事も出来るのか⁉︎」
『はい。そして快斗様が成長すれば、王妃のステータスもいずれ自在に見える事となるでしょう。いえ、それ以上の事も可能です。能力に覚醒したと言えど今は前世ほどの力を持っていません。がしかし、いずれそれを超える事となるでしょう』
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小鳥遊快斗 17歳 男 レベル:1
第一天職:魔王 第二天職:ハーレム王
筋力:100
体力:100
耐性:100
敏捷:100
魔力:100
魔耐:100
技能:後宮形成・支配契約・性奴隷化・調教・魔王武装・性欲の魔王・世界保持(修復中)・全属性耐性・物理耐性・剣術・剛力・縮地・先読・高速魔力回復・言語理解
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とりあえず快斗は、自身の能力が天職にそったエロ系に振り分けられているのを理解した。
(しかし、能力が分かりやすいのもあるが、分かりにくいのもあるな)
そう考えた時、瞬時に脳内に能力の詳細のようなものが頭の中に入ってきた。
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支配契約 : 自らを主人とし、契約する者を眷属とする契約。契約時は両者の同意が必要であり、解約は不可能。眷属は主人に逆らう事が出来なくなる。主人が強くなれば眷属もまた強くなる。その逆もしかり。支配率が上がれば、眷属の能力を使うことが出来る。
性奴隷化 : 自らと性行為した者の首と下腹部に自身の淫紋を刻み、刻まれた者は刻んだ者以外との性行為を禁止し、また刻んだ者、刻まれた者同士でしか快楽を得ることが永遠に出来なくなる。代わりに刻んだ者との性行為の快楽が上昇する。そして性行為をするほど両者は強くなる。その他、偽装能力、催淫能力などの能力。
調教 : 調教した際、調教された者の能力を上昇させる。相手の快楽の上昇。調教された者は、調教した者からの痛みをある程度快楽に変換可能。
魔王武装 : 性欲の魔王だけが持てる自身の成長により無限に成長する武具。また魔王の能力にて眷属となったものは、王妃武装という武具を持つ。
性欲の魔王 : 三大欲求の一つ、性欲を司る魔王の力。性欲によって食欲、睡眠欲を代替え可能。性交したものを眷属にさせる。眷属との性交により互いの能力上昇。性交相手の快楽上昇。体液の媚薬化。絶倫化。巨根化。大量射精化。成長限界の喪失。不老。魅了増加。
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改めて詳しく知った快斗は、頭を強く押さえる。
この能力達は、言葉が違うだけで基本的には同じ能力であり、基本は性行為をした物を自身の配下する、と言う物。そして性行為をすればする程強くなる、という便利な能力だ。
もし仮に一つずつの能力上昇率が低くても、重複すればかなり期待が待てる。逆に言えば、快斗が女を囲うハーレムの王で無ければ、つまり性行為が出来なければ強くなる事も難しくなる、という事であった。
「じゃあやっぱりエッチした方が良いよね?」
「まあ、そうだな」
香織が積極的にヤリたそうにしているのを感じ、快斗はシルヴィアに命令した。
「シルヴァア、ベットを出せ」
『了解しました』
返答の直後、部屋の空いてる場所に三人でセックスするには、十分な大きさのベットが現れた。このベット、特に知識の無い快斗達でも分かるような高級品であり、王が用意したこの部屋にあるベットよりも上物であった。
しかし、快斗はここで疑問に思う。
(このベットって三人でセックスする時は問題ないけど、人数が増えたらどうなるんだ?)
『問題ありません快斗様。このベットは王妃の数は増えれば増えるほどそれに合わせて大きくなっていきます』
疑問は解消出来たが、今のシルヴィアの発言を雫と香織に聞かれた事で不機嫌になるかも知れない、と心配する快斗だが。
『それも問題ありません。私はあくまで快斗様の物であり能力であるので、快斗様だけに聴かせることも出来ます』
物凄く便利なものだと実感した快斗は2人をベットに誘い、早速セックスの準備をしようとすると、シルヴィアの静止が入った。
『お待ち下さい。まだやるべき事があります』
シルヴィアに止められた快斗は思わず聞き返した。
「やるべき事?」
『王妃との行為の前に、先程私が申し上げた技能を使って欲しいのです』
「俺の殆どの能力の発動条件は性行為だろ? どうやらセックスしなくとも性欲に基づいた行為なら良いみたいだし、さっきので発動したんじゃないか?」
『それは違います快斗様。技能は使う意思が無いと発動致しません。この能力に関しては私が少々特殊という事もあり、本来は実行権のない私でも例外的に発動させることが出来ました。ですが他は違います。ですから本格的な行為になる前に技能を使っていただきたいと申し上げました』
(なるほどな。こういった技能でも使う意思が無いと発動しないということか)
やれば誰でも能力が発動するよりは安全だと思い安堵する。
雫や香織も少しほっとしている様子で快斗を見た。
「ありがとうなシルヴィア」
『いえ、これもいつものことなので』
「いつも?」
『いえ、何でもありません』
シルヴィアの発言に気になる快斗であったが、そろそろ2人が待ちきれないといった様子なのを優先し、技能を発動させることにした。
「まずは支配契約ってやつからだな。香織、雫。俺の眷属となってくれ」
『あ、お待ち下さい王妃さ──』
「「はい!」」
シルヴィアが制止するよりも先に、2人は返答をした。
結果、2人の身体を光が包み込んだ。
その感覚は、まるで快斗に抱かれている時と全く同じ物であり、2人が思わずギュッとその快感を我慢すると、光は一瞬で2人の中に吸収されていった。
まず彼女達が快斗に従わない事などなかった。
流石に他の男に抱かれろなどと言われれば逆らうが、そういった欲が無く独占欲が強いのが快斗だと理解している。
それに今は快斗の恋人は2人であるが、これから先はもっと増えるだろう。いや、むしろ本来ならこの時点でもっといてもおかしく無かったと2人は思っている。
そうでは無いのは、快斗があらゆる意味でセーブをしているからだろうと既に理解していた。何せ、トータスに来るまでの生活、もとい性行為においてもはや2人だけでは圧倒的に足りないのだ。
最初は2人で相手にしていれば解消出来た性欲も、少し前から出来なくなってしまっている。これは単純にヤリすぎによる性欲増加という事だけでは無く、魔王としての力やハーレム王としての力が目覚めかけている事により、本来の性欲量に近づいていっているのだ。
しかしそうなってる事を知らないが、人数を増やさないのは快斗が自分達を気遣っているという事だろう、と雫と香織は思っている。だがこの世界に来て2人には分かってしまった。快斗の恋人は自分達だけでは無くなる事に。
なら最初の段階でより深く関係を結べば、それだけアドバンデージが増えるという事だ。特に性行為、セックスにおいてはそのアドバンテージが役に立つ。常日頃から快斗に異常なまでの快楽を与えられている二人は、その快楽に耐えられる時間はいずれ出来る他の恋人よりもより多くなるであろうし、その結果多くの時間出来るはずだと考えた。
などの理由から、2人は快斗の支配契約を受け入れた。
が、彼女達は知らない。
もはや前の世界にいた頃と今の快斗では、与えられる快楽が全く持って違うということに。