エリスお嬢様のおトイレ 作:とくめいきぼう
確か、序盤の方のワンシーンを改変したものだったと思います。
web版、既読推奨です。
あと、ルディの性格が原作よりも若干悪い感じです。
「お釣りをごまかされなければ、ですがね」
「お、お釣り……?」
何のことかわからない。
お嬢様はそんな顔をした。
自分のお金で買い物をしたことがないのかもしれない。
「僕らのような子供を見て、宿屋とか乗合馬車の人は算術が出来ない、と思うでしょう。
すると、騙してお釣りを少なめに渡してくるかもしれません。
その場で間違いを指摘すれば適正のお釣りを渡してくれるでしょう。
が、もし算術が出来なければ……」
「どうなるの?」
「最後の乗合馬車に乗れなくなります。
そして、さっきの男たちに追いつかれて……」
お嬢様がぶるぶると震え始める。
今にも漏らしそうだ。
「お嬢様、トイレはそこですよ」
「わ、わかってるわよ」
「では、ちょっとだけ外を見てきます」
個室から出ようとすると、裾を掴まれた。
「い、いかないでよ」
そう言ったっきり、お嬢様は黙って俯いてしまった。
髪の隙間から覗く肌には赤みが差していて、袖を掴む腕も小刻みに震えている。
尿意と恐怖だけではないだろう。
彼女とて、それがどのような意味を持つのか、分からないわけではないのだ。
「……いいんですか? この距離だと、流石に見えてしまいますけど」
「目を瞑っていればいいでしょ」
「音はどうするんですか?」
「……手で塞いでなさいよ」
「匂いはどうするんですか?」
「っ……! 何とかしなさいよ!」
カッと瞳を怒らせ、拳を振り上げようとしたところで、お嬢様は急に凍りついたように動きを止めた。
そのまま、よろよろと手を下ろすと、下腹部のあたりにそっと手を添える。
……もしや、漏れてしまったのだろうか。思わず、下着が濡れているか確認しようと伸ばし掛けた手を寸前で下ろすと、黙ってお嬢様の様子を伺った。
「……もう、限界……」
幸い、今はまだ漏らしていないようだ。あくまで、今はまだ、だが。
「目、閉じて……耳、塞いで、て……」
どうやら本当に限界のようだ。お嬢様はいつもの余裕の態度を見せる事もなく、小さな声でそれだけ呟くと、必要最小限の動作でパンツを脱ぎ始めた。
勢いよく脱がないのは、淑女としての尊厳か、はたまた激しい動作を行えないレベルでギリギリなのか。
個人的には後者だと思うが、多少の恥じらいの表情を見せるあたり、前者も少なからずありそうだ。
……とは言え、こんな状況でも平然としていたら、それは淑女どころか、もはや人間としてもアブノーマルな領域に片足以上浸かっているとは思うが。
それはそれとして、お嬢様だ。彼女は見るなと言っていたような気もするが、少し声が小さくて、よく聞き取れなかったのだ。となると、仕方がない。これはもう、次のお嬢様の命令は聞き逃さない為に、全力で耳を澄まして、ついでにお嬢様の些細な動作も見逃さないように注視しておかなくては。
生前のようにカメラなんかがあれば完璧だったんだが……情景を記録する魔道具なんてこの世界にはあるのだろうか。なければ作るしかないが、カメラの構造や原理には詳しくない。レンズに入って来た光を利用して何かをする事は分かるんだが、その先がさっぱりだ。
と、そんな事を考えているうちに、お嬢様の準備は整ったようだ。片足に脱ぎかけのパンツを引っ掛けて、木製の、ただ穴が空いているだけのトイレに向かって、ゆっくりとしゃがみ込もうとしている。
お嬢様は俺に背中を向けているが、スカートをたくし上げてしゃがみ込んで仕舞えば、後ろからでも可愛らしいお尻が丸見えだ。
「…………」
しかし、体制は整ったというのに、お嬢様はなかなか行為に及ばない。じっと一点を見つめながら、僅かに身体を硬くしているように見える。
……もしかしたら、男の俺がいる事で、緊張しているのかも。と、そう思った矢先、チョロチョロ……と、小さな水流の音が聞こえた。
思わずその場でしゃがみ込み、お嬢様のお尻を下から覗き込むように見上げてしまった俺は、きっと悪くない。多分、恐らく、そうに違いない。そういう事にしよう。
正直、薄っすら黄色く色づいた液体が段々と勢いよく放出されていき、まだ毛も生えていない綺麗なアソコが汚されていく様子は、様々なエロゲや無修正動画を攻略して来た俺でさえ刺激的なものだった。
思えば、お嬢様の年齢は俺の二つ上。生前で言えば児◯ポルノ真っしぐらの激ヤバ事案である。
当然、俺の股間のスモールソードはショートスピアにまで成長を遂げてしまったが、目の前でお嬢様が濡れたアソコをそのままにしてパンツを履こうとしたので、慌ててその手を掴んで止める。
「ひぁっ!? な、なにすんのよ……!」
「いや、用を足した後は洗うべきでしょう?」
「う、だ、だって水桶だって用意されてないし……」
そう言えばそうだ。実家はあれで一応、騎士として最下級ではあるものの貴族家ではあったし、お嬢様の家は領主の館だ。だからこそ、どちらの家のトイレにも普通に洗浄用の水場があったのだが、よく考えれば、公衆トイレ程度にそんなものはないのだろう。
かといって、このままパンツを履かせたら絶対に染みになってしまう。いや、ロキシーの染み付きパンツを御神体として崇めている俺が言うのもなんではあるが。
「……僕の水魔法で洗ってあげますから、そのままジッとしていてください」
「え、ちょ、待って───ぁ、んん……っ!!」
お嬢様の返事を待たず、スッとお尻の方から股下に手を伸ばすと、軽くアソコにタッチ。おしっこで濡れたアソコの筋や周辺のぷにぷにっとした部分、果てはコリっとしたクリちゃんまで触ると、お嬢様に文句を言われる前に無詠唱でアソコに当てがった指先に小さな水の球を生成する。多分、お嬢様からは何か冷たいものが押し付けられているように感じられるだろう。その予想を裏付けるように悲鳴とも嬌声ともつかない切ない声を漏らしたお嬢様が、慌てて上唇を噛んで声を抑えるのが分かった。
これはいい。
思わずそう考えたものの、当然声には出さない。内心ほくそ笑みながら、俺はお嬢様のアソコの奥に向かって、発射した。……もちろん、速度と威力を落とした小さな水の球を。
結局、お嬢様のおしっこタイムは完全に俺の役得に終わった。割と興奮状態でついタカが外れてアソコを直に触ってしまった事はどう考えてもお嬢様に殴られるコース直行だったのだが、頬を赤らめたお嬢様からはなぜかお怒りの言葉はなく、むしろ黙っていて欲しいと懇願された。
こんな事を言い降らせる筈もない俺はただ黙って頷いた。
そうして。
お嬢様の放尿シーンを見てひとしきり興奮した後、外に出た。
ちなみに、この国のトイレは汲み取り式です。
お読みくださり、ありがとうございます。
最後の終わり方が半端な理由は覚えていません。
多分、原作の文章ままなのかなと思いますが、どうなんでしょう。