ひさびさにこっちの方を更新します。
タイトルの通り、内容は全年齢版第60話のIFルートです。
あの話のラストで、緑谷が据え膳を食べる選択をした場合のルートです。
前の話と違って凌辱描写はなく、全編和姦です。
少々展開が強引なのと、やや描写がねちっこい?かもですが。
緑谷が、自分の胸の内を、苦しみながらも告白してくれて。
それに応える形で、私も胸の内にある願望をさらけ出して。
後は、緑谷の心の整理がついて、私のことを求めてくれるまで……私は待つだけ。
焦らず、急かさず……あくまでも彼の決心がつくのを待つ形で、ゆっくり私は待っていよう……そう思って、その場は後にしようとした。
……だから、私にとってもある意味意外だった。
「あっ……あの! 栄陽院さん!」
「?」
こうして、私が部屋を出ていこうとするのを……緑谷が呼び止めるのは。
そして、その先の言葉を告げられるという……私が何より望んでいた展開は。
いい意味で、予想を裏切られた。
「ぱっ、パンツは、その……うん、お言葉に甘えて、洗わせてもらう……。けど、その……お、お風呂は……っ……」
そこまで言って、緑谷は一度、言葉に詰まって……
しかし、普段ならそこで引っ込んでしまうであろう足を前に踏み出して、こっちに歩いてきて……私の手を取った。
予想外のことに、ドキッとしてしまう私に……緑谷は、さらに予想外なことを告げてくる。
「……い、いいんだよね?」
「?」
「いいん、だよね……連れていっても……?」
「……! ……ああ、もちろん」
緑谷が……望むならね。
☆☆☆
予定を変更して……外に出るのではなく、脱衣場へ一緒に行く、緑谷と私。
そこで、どちらからともなく、服を脱いでいく。……思えば初めてかもな……緑谷の前で、こんな風に服を脱いで肌を見せるの。
まあ、付き合ってるっていう関係でもない男女2人だ。それも当然だけど……
……その割に、互いに裸とかは見せあってるんだよなあ。主にハプニングでだけど。
制服は明日も着るから、きちんと畳んで、避けて置いておく。後で軽くアイロンかけて、手入れしておかなきゃね。もちろん、緑谷のも。
その後、私はワイシャツ、スパッツと脱いで……下着姿になっても手は止めず、そのまま、上も下も脱いで裸になる。脱いだものは洗濯機にそのまま。下着は、ネットに入れてやるのは忘れない。
その間ずっと、緑谷の視線はこっちにくぎ付けになっていた。途中から……自分が脱ぐのも忘れて。
ズボンの前は、さっき1回『暴発』してるだろうに、見事にテントが張っていて……しかしそれを隠す様子もない。開き直ってるのか、それともそこまで頭回ってないのか……
脱ぎ終わった私が、真正面から向き直ると……必然、私の胸も恥部も丸見えになるわけで。
ごくり、と喉を鳴らして……そこでようやく、自分の状態に気づいて慌て始めて、
けど、隠す素振りはない……と? これは……もしかして、腹くくってくれたかな?
それなら……こっちも、欲望のままに、かつ、緑谷を満足させるように動いてあげないと……♪
すたすたと隠しもせずに近づいて……身長差があるから、腰を曲げて中腰の姿勢になる。
胸やその谷間を見せて強調するような姿勢で、緑谷の視線をそこにくぎ付けにしつつ……中途半端なところまで外されているワイシャツのボタンを、1つ1つ、ゆっくり外してやる。1つずつ外していくたびに、緑谷の体が見えてくる。
そのまま、ワイシャツを脱がせて、その下のインナーも脱がせる。腹筋も割れ、余分な脂肪もほとんどついていない、よく鍛えられた上半身があらわになった。
そして今度はしゃがんで……緑谷の足元に跪くような姿勢に。
そのまま、ベルトに手をかけて、ゆっくりと外していく。
ぎょっとするような表情になった緑谷の目の前で、わざとカチャカチャ、しゅるしゅる、と音を立てながらベルトを外して抜き取り……ズボンのウエストを緩めたところで、さっきから少しずつ漏れていた、独特な匂いがより一層強くなる。ウエストに隙間ができたから、だろうな。
ズボンのチャックを下ろすとさらに、ズボンを脱がせるとまたさらに強くなる匂い。
粟の花を思わせる、ひっかかるように鼻につく匂いが……しかし、緑谷の性臭だと思うと、私の中の雌が反応して……『はぁ……』なんて悩ましい声が出てしまう。
今の緑谷はパンツ一枚だ。汚れたパンツと、その中にある自分の逸物を……そして、そこから漏れ出る匂いを前に、私は……裸で跪いて、うっとりと雌の顔を晒している。
そんな、いかにも『雌』としか言えない状態の私を見て、緑谷は何を思うんだろう。
はしたない女だと思うだろうか。そのまま幻滅されないといいな。
願わくば……『そんな女には遠慮はいらないよね』くらいに思ってくれれば……むしろ。
もっとも、願望どころじゃなくて……本当に今の私は、そういう『はしたない』思考で頭の中が埋め尽くされそうになっているのを、本能的に感じていた。
しかも、その感じ……すごくその、嫌じゃないというか、心地いいというか……そのまま身をゆだねたくなってしまうんだから質が悪い。
そしてそのまま、私は最後の砦に……緑谷のパンツに手をかけて……『変形』のせいで下ろしにくくなっているそれを、前側に引っ張るようにして、引っかからないようにしつつ……ゆっくりと下に引き下ろした。
途端、むわあっ、とさっきまでとは比べ物にならない、強い匂いが鼻に入ってくる。
緑谷のちんぽが、パンツの中で蒸れてしまってできた元々の匂いに……『暴発』して、パンツの中全体に……肉棒にも陰毛にも袋にも……ドロドロに絡み付いてしまった精液の匂い。その2つの、雄のフェロモンとも言うべき匂いが混ざってできた凶悪な匂いが、鼻から入ってきて……脳に、肺に届いて……
一拍遅れて、私の目は……大きく勃起した緑谷のペニスを、自分の精液でテカテカになり、なおも先走り汁をたらしているそれをとらえた。とらえてしまった。
私の理性が残っていたのは……冷静にものを考えられたのは……ここまでだった。
「はぁ……」
この瞬間……私は、TSとか、前世がどうとか、そんなものを全て忘れ去って……1人の女に、いや、1匹のいやらしい雌になった。それを、自覚した。してしまった。
した上で……止まることなんて、微塵も考えなかった。
――ぱくっ
「……~~っ……!?」
突然のことに、驚いた表情になる緑谷を……必然的に上目遣いになって見上げながら、私は……その、精液まみれの勃起ちんぽにむしゃぶりついた。
人生で初めてのフェラチオ。なのに不思議と……私の口は、舌は、よどみなく動いた。
口の中に収まりきるか怪しいくらいのサイズのそれを、喉の近くまで持って行って……どうにか根元まで全部口に含む。
その状態で、棒の表面にねっとりと感じられる精液の汚れを――汚いなんて微塵も思わないけど――端から、付け根から丁寧に舐め取っていく。
舌の先でつん、とつつくようにして根本にあてて、そこからつつーっと這うように動かして、そこにある精液をすくいとる。たっぷりの唾液で拭き掃除する。
熱くて硬い肉の竿が、私の唾液でテカテカになるように。白いねばねばは残らないように。
すくって、舐め取ったら……位置を変えて同じようにする。どろどろの白い、生臭いのを、1すくい、また1すくいと舐め取っていき、キレイにしていく。
その間も、どんどん先走り汁が流れ出てくるので、それも一緒にすくいとる。
それが肉竿の半分くらいまで終わると……口の中がどろどろ、ねばねばでいっぱいになったので、一回、ごくん、と飲み下して……今度は、付け根までさらに深くくわえ込み、陰毛にこびりついている精液も啜り取る。
べちょべちょになっているそれを、私の唾液をまぶして薄めて、もっとドロドロにして……ずずずぅ……と啜る。すごく下品な音が、私、エロいことしてるなあ……って気分にさせる。
そしてそれは、緑谷も感じている様だ……さっきから呼吸が荒くなってきてるし、こころなしか、チンポも徐々に、さらに大きく、硬くなってきてるみたい。
啜り終わると、また肉竿のお掃除に戻る。今度は先端側の半分……亀頭の、敏感な部分も含む。
舌だけでなく、頬の肉なんかも使ったりして……擦る。すくう。舐め取って、キレイにして……精液は貰って、かわりに私の唾液でべとべとに。
ピンク色の綺麗な先端に舌を這わせるたびに、びくん、と反応して緑谷の腰が、ちんぽが震える。切っ先から漏れ出るお汁は留まることを知らず、ごくん、ごくん、と定期的に飲まないと、溢れそうになっちゃう。
震える腰の動きで口を離してしまわないように、私は緑谷の腰に腕を回して、抱き着くようにしてむしゃぶりついた。
「っ……うあぁ、え、栄陽院、さッ……! すごい……すごく、いやらしい……ッ!」
すると少しして、緑谷も同じように……私の頭を両手でがしっとつかんできた。私が、自分のペニスから口を、顔を離せないように。
(うあぁ……私今、緑谷に女として……雌として扱われてる……! ちんぽを咥えさせられて、押し込まれて……任せてもらえてる……!)
その、なんとも倒錯しまくっている考え方が、思いついた事実が、たまらなく嬉しくて。
舐め取るものがすっかりなくなってからも、舌と頬で緑谷の肉剣を磨き上げ続けて……
そんなことをしていれば、当然、その時は来るわけで。
緑谷が苦しそうに呻いて、いや喘いで、私の頭をぐっと力いっぱいつかんで……自分の腰に押し付けるように引き寄せる。
必然、口の中にどうにか納まっていたちんぽは、喉のあたりまでいっきにズグッ、と押し込まれて……しかしむせる間もなく、熱くなり、膨張したチンポが、さらに少しぷくっと膨れて震えたように感じられて……その直後、今日2度目の射精に至った。
勢いよく流れ出し、私の口の中に溢れかえる緑谷の欲望。どろりと濃くて、熱くて……匂いも……鼻に抜けるそれが、私をもっと狂わせる。むせそうで苦しかったのが、一瞬でどこかに行った。むせようがどうなろうがお構いなしに、口呼吸で空気を取り込む。もっと感じたいとばかりに。
けどそれも、たちまち溢れそうなくらいの量を緑谷が吐き出したのでやめて……ひたすら口で精液を受け止める。一滴たりともこぼすまいと、吸い付いて離さずに。
数秒か、十数秒か、あるいは数分か……あんまり時間の感覚がない中で、私は最後の一滴まで受け止めて……こぼさないように、慎重に口を放した。
ちゅぽ、って、ちんぽを口から抜き取る時に音がした。
「はぁ……はぁ……す、すごかった、栄陽院さん……すごく……今まで感じたことがないくらい、気持ちよかったよ…………? 栄陽院、さん?」
興奮と快感でか、息も絶え絶えって感じの緑谷。
どうにか息を整えて、ふと私が何も言わないのを不審がってこっちを見下ろしたタイミングで……私は、あーん、と口を開いて……その中を見せつけた。
口の中には、どろりと濃厚な……今しがた緑谷が吐き出したばかりの精液がある。
舌の上の感触からして、揺らせばぷるぷるに震えるくらいに、2回目だっていうのに濃厚な……それが、口いっぱいを真っ白に染めつくす勢いで広がっているはず。
大よそ予想通りだろうっていうのは、私の口の中を見て、かあっと顔を赤くする緑谷の顔を見れば理解できた。
「ごっ、ごめん、栄陽院さん……き、気持ちよすぎて、我慢できなくて……ほ、ほらそこに洗面台あるから、すぐ出して口洗っ……」
最後まで聞かずに、私は口を閉じて……ごくん、とそれを一気に飲み込む。
喉ごしはさわやか……ではないな。白濁の粘液は、どろどろで、ねばねばで……そのままこびりついちゃってもおかしくないレベル。それが、普通の水とかに比べて、ゆっくり時間をかけて喉の奥に落ちていくのを、やけに鮮明に感じ取れた。
飲んだ瞬間は、まだ熱が残っていて……しかし徐々にそれも私自身の体温に溶けて混ざるように消えていって……胃袋に落ちる頃には、ああ、全部のみ込めた、っていう感触が心地よかった。
ぞくぞくっ、と来た。まさか、喉と食道で性的に感じさせられるとは……女体って、そして好きな男の精液って……すごいな。
結構な量を一気に飲み下したからだろう。喉のあたりで、割と大きめの音がなって……その音で、あるいは私のリアクションで、緑谷は私が何をしたのかを悟って硬直した。
はい、答え合わせ。
再び口を開けて中を見せる。今度は、んべっ、と舌も出して。
口の中は、空。全部飲んだんだから、そりゃそうだ。私の舌と頬の肉と、歯と……あとは唾液のテカテカが多少あるかな? くらいのもの。
私が、自分が出したものを一滴残らず飲み干したのだと悟った緑谷は……まだまだ萎える気配なく、再び肉棒を勃起させていた。
さっき、出した後でちょっと勢いは衰えたかな、みたいに見えたのは、すっかり引っ込んで。
そして、ぼちぼち緑谷も私という女、ないし雌を扱うのに、遠慮はいらないと……本気で、自分の体に奉仕することを喜んでくれる女なんだと理解してきたらしい。少し顔を赤くしつつも、今度は自分から手を伸ばして、私にチンポをくわえさせようとしてくる。
が、私はその手をつかんで止めて……困惑でどきっとしたように見える緑谷の目の前で、すっくと立ちあがり……手を引いて、風呂場に導いた。
このままここで2回戦、3回戦もいいけど……せっかく裸なんだし、どうせなら……ね?
☆☆☆
そうして、風呂場に場所を移したわけだが……これもある意味、男の夢だろうか。
当初の予定通り、緑谷の体を、私が洗ってあげている。
タオルは使わずに……私の手を、体を使って。
「ふあっ!? え、栄陽院さん……そこっ、すごい……柔らかくて、あったかくて……!」
「ふふっ、喜んでもらえて嬉しいよ、緑谷……もっと、いっぱい気持ちよくなってね……」
体中にローションみたいにボディソープをつけてぬるぬるにして、手で、胸で、太ももで、お腹で……緑谷の体に私の体をこすりつける形で洗っていく。
もちろん、タオルなんかとは全然違うというか、そもそも人肌に、同じく人肌を満足に洗えるような、適した質感なんてものはそなわってない。
ぬるぬるこすれて、あったかくて柔らかくて気持ちいい……あと、多少汚れが取れる程度だ。
だから、何度も、入念に、たっぷり、ねっぷり擦らないといけないよねえ? それも、より力が入るように、押し付けたり挟んで洗わないといけないよねえ?
手始めに、手で泡立てて……腕のあたりから順々に擦って磨くように、しっとりとした女の肌を軽く感じさせながら。
手の先から、手首から肩まですすーっとなぞるように、その途中で、さりげなくぴとっと密着してあげたりして……胸で腕を抱き抱えるようにしたり……胸の谷間で挟んで磨いたり……
背中は、手で磨いてよーく泡立てた後、胸をスポンジやタオルの代わりにしてごしごし、きゅっきゅ……押し付けられて潰れて広がる胸の形が、私から見てもエロい。
緑谷からは見えないだろうけど、代わりに感触は楽しんでもらえてると思う。柔らかさと大きさはもちろん……何気に先端の部分が硬くなってるから……そのへんも、かな。私も感じる。
そのへんで、いい加減苦しそうなちんぽに再び手を伸ばして……優しく洗って、擦る。
口に全部含んでしまっていたさっきと違って、目の前でぴくぴく震えるちんぽを、泡まみれにした手で、丁寧に磨くように撫でまわす。
匂いはわからないけれど、代わりに……手の中に感じる硬さと熱さが……っ……
(さっきは喉と食道……今は手と目……女って、惚れた男の体なら、どこででも興奮して、感じられるんだな……いや、私が特に変態なだけかもしれないけど……それはそれで……)
灼けた鉄棒のように熱い肉剣を、亀頭も、竿も、玉袋も、陰毛も……全体をまんべんなく、愛でるように……いや、実際に愛でながら磨き上げる。
緑谷の顔が赤く、息が荒くなり……快感が強すぎるのか、体ががくがくと震えている。今日もう2回出してるからなあ……流石に疲れが出て来たか?
ふらっと転んだりすると危ないので、風呂の椅子に座っていた緑谷を抱き上げて……私が椅子の代わりになる。
胡坐で風呂の床に座っている私の膝の上に緑谷を乗っけて、胸とお腹を背もたれにする形で座らせる。安定したところで、再びちんぽを磨く。これなら抱きしめて、抱えて、受け止めながらご奉仕できる。
ほどなくして、さっきよりも激しく、緑谷は絶頂した。びくびくっ、と大きく体を震わせて……思い切り私の体に自分の体を押し付けるようにしながら、肉棒から精液をどばっと……包み込んでいた私の手の、指の隙間から発射した。
風呂の壁にびちゃびちゃっ、と張り付いて……それでも中々流れ落ちない程度には粘度が高い。
勢いもあるし……緑谷、絶倫だなあ。サイズも大きいし……雄として優秀なんだな……
疲れたであろう緑谷を今度は床に寝かせて、私の体全体で、絡み付くようにして体を洗ってこすってやって……
足を洗うのに、私の股間と太ももで挟んで擦って洗ってあげて……
もう一度、今度は胸で挟んで……まだ硬いままのちんぽを、パイズリで洗ってあげて……ちんぽ全体が、私の、自分で言うのもアレだが、巨乳に包まれて沈み込んで……
胸の谷間にどぴゅっとさらにもう1発出して……しかし信じられないことに、まだ緑谷のちんぽは硬いまま。どれだけたまってたんだろう……奉仕してるこっちが、心なしか疲れてきちゃった気がするくらいだよ……
それでも……ご主人様が望むなら、まだまだいけるっていうんなら……それに応えるのが、私の役目だよね。あれだけ啖呵切って、変態な性癖をカミングアウトしたばかりか……緑谷はそれに答えてくれて、私に、彼に奉仕することを許してくれたんだから。
なら、その宣言に偽りなく……全力で、全て使って奉仕してあげなきゃ。
☆☆☆
少し休憩ってことで、とっぷり湯船に浸かって温まって。
あがってから、緑谷はバスローブを着て、私はバスタオルを1枚巻いて、リビングに出た。
さっきからずっとやりっぱなし、汗もだいぶかいてたから、脱水症状にならないように2人で水分補給して……しかし、その間もずっと緑谷のちんぽは勃起しっぱなし。バスローブの下から、この後のことを期待して、ギンギンに自己主張を続けていた。
緑谷自身の視線も、私の体を上から下までじろじろ行ったり来たり……その視線がもう、心地よくて……バスタオルの下で、私の股間は汗以外の液体で濡れはじめていた。
お互いに辛抱たまらない状態だったので、さっさと寝室に移動する。
緑谷がいつも使ってるゲストルームではなく、私がいつも寝ている寝室。
人より大柄な私が寝る、ということを差し引いても大きなベッド。無論、いつこういうことになってもいいようにっていう思惑の元に用意したものなんだけど……そこを前にして私が立った瞬間、背後から、ぱさっ、という軽い何かが落ちるような音が聞こえて、
その直後、私の体に……緑谷が後ろから抱き着いてきた。
「ひゃっ!?」
そのまま、わしづかみにされる私の胸。揉みしだかれて、ぐにぐにと変形する。
腰には、むき出しになっているであろう緑谷の肉棒が、タオル1枚ごしに押し付けられていて……硬さと熱さを感じ取ることができる。
「もう、ダメなんだ……栄陽院さん……! さっきから、何回出しても、全然収まらない……」
「み、緑谷……?」
「全部受け止めてくれるんだよね……栄陽院さんの全部、僕の好きに、していいんだよね!?」
はぁ、はぁ、と息荒く……縋るように、しかし獣欲をたぎらせて、緑谷は私に語り掛ける。
その声のトーンだけでもわかる。普段の気弱さも、生来の真面目さも鳴りを潜めて……今の緑谷は、女に欲望をぶつけることを覚えて目覚めた、1人の男になっていた。
それでいて縋るように、追い詰められているような必死さも感じられる、最愛の人の求めに対して……私がどう返すかなんて言えば、そりゃ……
「いいよ……緑谷。私の全部、緑谷にあげる。好きなように……滅茶苦茶にして!」
「……っ!」
その瞬間、緑谷は私のバスタオルをはぎ取って、ベッドに突き飛ばすように押し倒した。
咄嗟に手をついて四つん這いの姿勢になった私。その、むき出し……というか、丸出しのお尻をわしづかみにして、ぐにぃ~、と左右に引っ張る緑谷。ただでさえ丸見えだったであろう私の恥部が、もっと丸見えになってしまう。恐らくは、その内側まで。
膣の内側、入り口の付近に、ひんやりとした空気を感じたのがその証拠……しかし次の瞬間には、その入り口のところに、正反対の熱くて硬いモノが押し当てられていて……
ぬちゃ、と、濡れた私の膣口に押し付けられた剛直は、柔肉の扉を突き破って一気に侵入してきた。前戯もなく、乱暴に、欲望のままに……まあ、必要ないくらい既に濡れてるわけだけどさ。
あるいは、さっきまでの脱衣場と風呂場でのプレイの数々、都合4度にもなる射精がもう完全に緑谷にとっては前戯で、もうこれ以上は我慢できなかったのかも。
途中にあったはずの処女膜は、抵抗も許さず突き破られたらしい、じんわりとわずかに感じる痛みが、私が確かに処女で、緑谷にそれを捧げることができた事実を証明してくれているが……ここまで場が出来上がってしまっていると、それもささいなものだったのかもしれない……!
「うあ゛っ、あ―――奥……あー……っ!!」
ごつっ、と緑谷のちんぽが私の膣内、その一番奥の子宮口を突き上げたのを感じた。
その余韻に浸ってか、緑谷も『っ、は……!』と、息を詰まらせるようにして……一瞬、体を硬直させていた。一瞬だけだけど。
次の瞬間には、緑谷のちんぽは再び私の膣内で暴れ出す。
最早、遠慮なんてする必要はないとわかっている、自分だけのものだとわかっている女体を相手に……迷うことなく、ためらうことなく欲望をぶつける。
腰を振る。今までやったことなんてなくても、生物としての本能が、今すべき行動をとらせる。
「はぁっ、はぁっ……あぁっ、あうっ……!」
息遣いと喘ぎ声以外は聞こえてこない。一心不乱に快楽をむさぼっている。
自分に全てを捧げた女の、全てを、全力で味わっている。
四つん這いの私を後ろから貫く緑谷。
ぱん、ぱん、ぱん……快音を響かせて、私のお尻の肉と、緑谷の腰が何度もぶつかり合う。
私が欲しいと、誰にも渡したくないと言ってくれた緑谷が、今こうして、全力で私を自分のものにしている。どこにも行かないよう押さえつけて、ひたすら己の欲望をぶつけている。
(っ……! コレ、思ったよりやばい……緑谷の、大きくて、長くて……深くまで届く……!)
玩具や手の指が届いたことなんてない深さまで……未知の領域を一気に犯された。
大きく内側から押し広げられ、肉壁が擦り上げられ、私の女としての大切な部分が……全部全部、緑谷の性処理に、欲望の発散に使われる。そういう形で、私は私を緑谷に捧げている。今まさに。
突き上げられる衝撃が、聞こえてくる快音が、私は今、緑谷出久という男に征服されているんだという実感を与えてくれて……まるで、細胞1つ1つに至るまで犯されているみたいな、被征服感を与えてくれる。それらが余すことなく幸福感に変わり、私の脳を塗りつぶしていく。
(あっ、ああぁあ……! 私、今、緑谷に全部捧げてる! 私、今緑谷に使われてる! 私の体で……緑谷が気持ちよくなってくれてる!)
ふいに、腰をつかむ手の感触がなくなった。
その次の瞬間、背中にのしかかってくる重さを感じて……同時に、ぎゅむうっ、と、力強く胸が握りしめるように揉まれ、変形する。背中全体に、緑谷の体の温かさを感じる。さらに体全体で、私の体を堪能しに来てくれたらしい……首元ではぁはぁと息遣いが聞こえる。
その状態で、さらに腰を加速させる緑谷。届く範囲の、私の体の全部を使って快感をむさぼり、満足感を得て、自分のものだと主張するように全部を使ってくれる。
ついには私も快感で力が入らなくなって……立てていた腕と足も崩れてうつぶせに倒れこむ。ベッドに緑谷の手ごと押し付けられて、自慢の胸が大きくゆがんで広がった。
それも構わず緑谷は、ひたすら私を貫き続けて……しかし次第に、その腰の動きに、諤々とした震えが混じってきた。ちんぽそのものもどんどん熱くなり、硬くなり……もっと奥を、もっと少しでも奥をえぐって貫きたいという意思を感じるくらいに、動きも力強くなる。
その時が近いことを悟った私。まさにその通りだと言わんばかりに、緑谷はラストスパートをかけて……パン! パン! パン! パン! と豪快に肉を打ち鳴らして私の体を中から抉り倒し、震える体を、力強く私の体を抱きしめることで無理やり抑え込んで……
「っ、もう……出すよ……! 栄陽院さん……全部受け止めて! 僕の、全部ッ! 中で! 中に、出すからねっ!」
「あぁ……嘘、くる……緑谷の、赤ちゃん汁っ……来る、中に……! いいよ、来て……全部私の中にっ、ぶちまけて……! 私の、全部……緑谷のだからっ、緑谷専用だからっ!」
そして、緑谷は、力いっぱい私の体を抱きしめて……それでも殺せないほどに大きな体の震えと共に、今日一番の絶頂に達した。
同時に、思い切り奥まで突き込んだ肉棒……その切っ先から、どくどくっ、と……白くて熱くて、ねばついた液体を吐き出した。洪水みたいに子宮内で溢れかえったそれは、壁に塗りたくられるようにこびりついて、天井に飛び散って……目には見えない、体の中でのことなのに、それがやたらと鮮明にわかって……ああ、フェラチオからごっくんした時もそうだったなあ。
「っ、く……うぁぁああ……あぁアァアア――ッ……!」
その衝撃が、全身に満ち満ちていた多幸感と快感に引火して、爆発するみたいに駆け巡り……感じたことも、想像したこともない膨大な快感に、私は思考を消し飛ばされるほどの絶頂を迎えた。このまま狂うんじゃないかってくらいに強烈で、しかも長く続いて……しかし、それでもいいって思えてしまうくらいに、夢見心地なひと時を過ごせた。
子宮の中から緑谷に染められていくみたいで、染み渡るその熱感が心地いい。まるでマーキング……この肉壺は緑谷のものですって、名前でも書かれたか、におい付けでもされたみたいな……。
お腹の中だけじゃない、胸をわしづかみにする緑谷の汗ばんだ手……背中に押し付けられる緑谷の胸板……首元や耳元に感じられる緑谷の息遣い……突き刺さっている、まだ熱くて硬いままの緑谷のちんぽ……。
全部が全部、私が緑谷のものになった、緑谷が私を、望んで自分のものにしてくれたんだと実感させる。
このまま身も心も染め上げられてしまいたい……そんな幸福感が、思考を奪っていく。
……が、それもわずかな間だった。
能天気にも余韻に浸っていた私を……私の体を、ぐいっとひっくり返すように動かされる。
繋がったまま、あおむけにひっくり返された私。そんな私を、緑谷が見下ろしていた。
その目は……『まだ満足してない』と雄弁に語っていた。
……正直、驚いたは驚いた。あんな絶頂と射精の後に、抜かずの2回戦いけるのかって。どれだけの体力と精力してるんだろ……絶倫にも程がある。
けどそれなら、緑谷がそう望むなら……もう何度目かだろうが、私の答えは1つだ。
欲しいなら、求められるなら……何度でも受け止めよう。それが、私の喜びだ。
今一度……いや、一度と言わず何度でも。緑谷の愛情と、欲望を、体全部使って浴びよう。
正常位で、胸に顔をうずめ、乳首を吸いながら、激しく腰を振るう緑谷の精を受け止め、
立って壁に手をついて、それを後ろから貫かれる形で交わって、
緑谷が仰向けに寝転び、私が上になって……あるいは覆いかぶさるようにして、何回も何回も搾り取るように、しかし衰えることのない勢いで注ぎ込まれ、
時には、私の体をひっくり返してお尻を上に向けさせた、すごく恥ずかしい体位……いわゆる『まんぐりがえし』の形で、がつんがつんと豪快に嬲りつくされ、
欲望のままに私の体を味わいつくし……私も、全てを委ねて捧げ続け……気が付けば……
「……え、嘘……朝……?」
疲れ果てて眠っている緑谷の隣で……いや、私も眠ってたんだけど、一足先に起きてさ。
それで私は、窓の外の夜の闇が白み始めているのを見て、唖然とした。
……私達がお風呂入ったの、せいぜい夕方だったよね……そこからずっとヤってたの?
時間……うわ、4時……10時間とかぶっ続けでエロいことし続けてたのか。飲まず食わずで。いや、私の方はしょっちゅう、緑谷に飲まされたりぶっかけられたりしてたけど。
もちろん膣内にも……全部合わせたらもう、何十回射精されたか……。
……コレはいくら何でもおかしいと思ったんだけど……今頃になってそれに気づいたんだが、私の体の中の『エネルギー』の貯蔵が激減している。
どうやら私は、無意識に緑谷に『エネルギー』を供給しながらエッチを続けていたらしい……いや、ひょっとしたら、風呂場や脱衣場の時も既に……か?
『エネルギー』のおかげで、次から次へと体力は回復し、精液は作り続けられ……それがそのまま性欲に結びついて、目の前の女体で発散して……そして供給されて、の繰り返しか。
そりゃいつまで経っても終わらないはずだわ……体力の消耗が供給でもどうにもならなくなって、ようやく眠れたってとこかな……。
あー……どうしよう。緑谷のお母さん、めっちゃ心配してるだろうな……宿題もやってないし、コレ今からやって間に合うかな……。
嬉しかったし気持ちよかったから、ヤったこと自体に後悔はないけど……何も考えずに盛りすぎちゃったよなあ、コレはさすがに……。
なんてことを考えつつ……ふと、隣で眠る緑谷の顔を見た。
すやすやと、幸せそうな、穏やかな寝顔。心配なこと、不安なことなんて何もないかのような、落ち着いた、安らかな……
そんな愛する人の顔を見ていたら……なんか……
(……まあ、いいか。なるようになる)
そんな風に思えてきてしまう。
いや、よくはないんだろうけどさ……怒られたら怒られたで仕方ないよね。もちろん、そうならないようにやるべきことはできる限りやるし、自分達に非がある点は真摯に詫びるけども。
……緑谷のことが可愛すぎて、好きすぎて、甘やかしすぎるようなことにはならないように気を付けないとだな……甘やかすのと尽くして支えるのは似て非なるものだ。……でも、甘やかすのもそれはそれで楽しそうだし、喜んでもらえるなら……。
……とりあえず、体中べっとべとだから、まずはお風呂入らないと。一緒に。
今度はきちんと、洗うだけにとどめるようにしないとだな……