優斗side
僕は今、兄さんと一緒に会社の社長室に二人だけで居る。
どうしても二人だけで居ないといけない気がしてね……今僕たちの目の前には例の赤い球がある。
しかし、数日前から光り輝いたままで何かあると思い、兄さんに話をして、とりあえず、二人だけで話をするために社長室に居る。
「さて……どうしたものか……」
「大体、この赤い球って、いったい何なんだ?」
「それは、僕が聞きたいよ……」
とその時、
”それは、私がお答えします”
「「!?」」
突然、僕たちの頭に響いてきた声に僕たちは驚いていると、空間が歪み、そこには超絶美人の女性が出てきた。
「あ、あなたは!?」
「突然の訪問、ごめんなさいね。私は恋愛神。」
「「恋愛神?」」
「ええ、あなたの持っている赤い球の持ち主よ……」
「ええ!?これって、神様の持ち物だったの!?」
ま、まあ、あれだけのことができるんだし、ありえなくはなかったけど……
「……まあ、あなたほどが思っているものじゃないのよ、それは……」
すると恋愛神様は、赤い球に近づくと赤い球に手をかざした。
すると赤い球が消えて、そこには一人の男が現れた。
「ふう~、やっと元の姿に戻れた……たく……ちょっと怒ったからって、ここまでするか?」
「あら?妻が忙しいなか他の女神の尻を追いかけていたのはどこの誰かしら?」
「そ、それは……」
妙な会話を続ける二人にポカーンとしている僕と兄さんだが、兄さんが口を開いた。
「あ、あの、そこの人は……?」
「この男は煩悩神、私の夫よ。」
「「ええ!?」」
ぼ、煩悩神!?そんな神様いるの?というか、恋愛神の夫って……
「あの~、いったいどういうことなんですか?」
「ええ、詳しく話してあげるわ。」
すると恋愛神様は、教えてくれた、本来は仲睦まじい夫婦なのだが、恋愛神様は立場の関係で忙しく、不満を持った煩悩神様は、他の女神にちょっかいをかけて、それに怒った恋愛神様の手であの赤い球に変えて、人界に放って、選ばれたものを導く使命を全うしないと元に戻れないようにしたということだった。
ということは夫婦喧嘩に巻き込まれたの?
「ところで、選ばれたものって?」
「それは、私たちの後継者のことよ。」
「後継者?」
「ええ、君たちは私たちの後継者に選ばれたのよ。」
「「ええ!?」」
ぼ、僕たちが、恋愛神様と煩悩神様の後継者!?
「あなたたち兄弟は兄弟二人で生きてきた深い絆がある……そして、煩悩に忠実だけど、相手を思いやることができる……あなたたちには私たち二人の後継者に相応しいわ……」
……な、なんか、壮絶な話になってきたような……というか、褒められてるのか、貶されてるのか、どっちなんだろう……
「なあに、そんな堅苦しいことを考えることは必要ねえ、たまに人の恋愛の手助けをしてやればいいくらいだ、もちろん今まで俺が使っていた力もいつでも使えるようになるぜ。」
「もちろん私の力もです。」
「そ、そうなんですね……」なんだか、なし崩し的に二人の力を僕たちは均等に与えられ、僕たちは神になったみたいだ……
「これでお前らは神になった、その関係で不老不死になった、ちなみにお前らの嫁さんたちもな。」
「え?そうなんですか?」
「はい、正確には20歳くらいになったら、容姿も見た目も変わることはないでしょう。もちろん子供を作ることができますよ。」
その話を聞いているとやっぱり神様なんだっと思った。すると煩悩神様が恋愛神様をお姫様抱っこし始めた。
「きゃあ♡」
「これで、神の仕事に余裕ができただろう?今夜は寝かせないぜ!」
「嬉しいけど、明日以降も仕事だからほどほどにしてね。」
とラブラブな姿を見せつけられていると恋愛神様がこっちを向いてきた。
「さあ、あとは、あなたたちは今まで通り生活してもいいわよ、あなたたちはもう今まで以上の力が使えるからね。さあ、ダーリン♡私を愛してね♡」
と恋愛神様は煩悩神様にキスをした。
「じゃあ、行こう!我が愛しの妻よ!」
「ええ、あなた♡」
そう言うと二人は消えていった。
「……なんかすごい展開だったね……」
「そうだな……」
怒涛の勢いだったが、とんでもない収穫を手に入れた僕たち、僕たちはなし崩し的に神になった。
しかし、これで赤い球なしで力が使えるので、自力で嫁を召喚できるようになった。
勿論兄さんもね。そこで、僕たちはとりあえず、今後呼ぶ予定の嫁候補を話し合った。その結果、5人ずつ決め合い、順次それぞれ呼ぶことにした。
どうやら、召喚した時に好感度がMAXだったのは、恋愛神様の仕業だったようだな……
しかも、ご丁寧に僕たちにその恩恵を残していったし……
まあ、とりあえず、楽しく過ごせるからいいかな?
その後、僕と兄さんはそれぞれのお嫁さんたちに説明をし、理解してもらい、今後の生活に期待を膨らませた。
ということで、赤い球の正体は奥さんの女神にお仕置きされた神様でした。(笑)
これ以降、赤い球はありませんが、赤い球の力をそのまま使えるので、さらにハーレムに拍車がかかります。とりあえず、次回はリクエストを2話やった後、新キャラの話をやったとに簪の回をやる予定です。簪のシチュエーションがなかなか思いつかずに少し時間が勝っていることが理由です。それではこれにて失礼します。