※この作品はR-18です。

東方逃亡失敗談   作:みずねかつは

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感想で言われたから書いた。後悔はしていない。

2日3日って言っといて1日目に上げるアホがいるってマ?

ネタが降りてきたからね、仕方ないね


いふ・るーと さとりさん

「貴方には反省してもらうわ」

 

言うが早いか、紫さんは私をスキマから放り出した。

 

 

「うひゃぁ!……ぐぺっ」

 

床に叩きつけられ、情けない声が出る。

 

 

 

………ここは?

みる限り、何処かの部屋のようだ。豪華さでいえば紅魔館に近いものを感じる───まぁ、あそこまで真っ赤なわけではないが。

 

 

うーん?ここで何を反省するんだ?いや、なんで怒られたのかはわかってるんだけど……

 

一体この部屋がなんだと言うのだろう?出られないとか?

ドアの方に目を向ける。……と、ドアノブが回り、1人の少女が入ってくるのを見て、

 

なんとなく察した。

 

 

 

「……自己紹介する必要は無さそうですね。八雲紫から貴方を好きにして良い代わりにしばらく住まわせてやれ、と頼まれたので……?貴女。何故、私の能力まで知っているのですか?地底以外の存在には殆ど知られていないはずですが」

 

「あ、これは、その」

 

 

「ふむ。へぇ。原(・)作(・)知(・)識(・)、ですか。成る程。元は妖精でも無かった?ふぅん……」

 

 

サードアイが私を見る。思わず考えてしまう。考えないように、と思っている時点で既にそのことを考えているのと同じなのだ……

 

 

 

 

「……気に入りませんね。確かに私たちは人間たちの畏怖から生まれ出たものですが。では、許可も出ていることですし。一先ず、その知識。洗いざらい吐いてもらいましょうか」

 

 

 

私はひたすらに紅魔館のことだけを考える。あの異変ならもう終わった、考えたところで影響はないだろう。

 

 

 

「……貴女、自分の立場をご存知ですか?考えようとしないのであれば、こちらからも干渉させてもらいますが」

 

そう言ってさとりさんはサードアイを掲げる。その瞳が怪しく光り、

 

 

「づっ!?ぐぅ…いったぁ……!」

右手の爪が全て剥がれた。

 

「成る程、それが貴女のトラウマですか。大方幼い頃に爪でも剥がしたのでしょうが……まぁ、私には関係のないことです。話すだけで良いんですよ?そうすれば私もこんな酷いことしませんから」

 

見れば手の爪には何も起こっていない。

 

 

 

 

……無理だ。怖すぎる。怖いものを出されるって言うのがここまでなんて。私のプライドやらなんやらは一瞬で崩れ去った。

 

 

「ごめんなさい、話しますから、それを向けないで……」

 

 

 

△△△△△△△△

 

 

 

 

「……ふぅ。成る程、大体わかりました。楽にして良いですよ」

「ほんとですか?あー……つかれ」

 

 

 

さとりはサードアイをヴィーに向けた。

 

「ぁぁぁあ!!!!痛い!痛い!なんで!?全部話したっ痛いぃぃ!!」

 

「……冗談じゃない。これは運命を操るとかそんな生易しいものではないです。未来予知よりも精度の高い確定事項じゃないですか……。なんてものを持ち込んでくれたんですかね、あの賢者は。

 

 

……しかし。この知識は確かに私の利になる」

 

 

そう言ってさとりはのたうちまわるヴィーに近づき、耳元で囁いた。

 

 

「貴女のその知識。他の誰かに渡されたら困るのよね。そう……例えば八雲紫とか。だから決めたわ。貴女は私のペットにする。情報を漏らさないように。そうね、そのために……トラウマの種類を変えましょうか」

 

 

そして、ヴィーは幻視した。

フラン様が、私の腕を切り落として抱きしめる姿を。

アリスさんが、私を人形に封じ込め愛するのを。

 

 

 

なんで?あんなに優しかったのに、少し話せばみんな追いかけてくる。

どうして?どうして私は逃げているの?

私は……この世界にいちゃ、いけないの?

 

不信感ばかりが募る。

 

 

 

見る。

 

 

にとりさんが、私の脳を機械につなげるのを。

紫さんが、私の心を孤独で押しつぶすのを。

 

そんな人じゃない!そんなことするはずない!

 

───本当に?

 

本当に、そうならないって言えるの?

 

 

 

△△△△△△△

 

 

「あ、あ……」

 

 

呻き声をあげながら頭を抱えてうずくまるヴィーの耳元でさとりは囁き続ける。

 

 

 

「大丈夫です。貴女には私がいます。貴女の心を誰よりも理解できるのは私だけ。貴女の心が読める、私だけです。良いんですよ、その心配は当たり前です。私は、受け入れますから」

 

 

囁く。蜜のように甘く脳に入り込む。

 

「私が、そばにいてあげます。貴女のことならなんでもわかってあげられる。共感してあげる。不安も、恐怖も、貴方一人で背負わなくて良い……」

 

 

 

 

「ほんとうに……さとりさんは、わたしを、きずつけない?」

 

「ええ。そんなことするはずないじゃないですか。貴女は私の友達(ペット)ですよ?私、聞き手(飼い主)としては優秀だと自負してます」

 

 

ヴィーはさとりの足元にすり寄った。

 

ああ、誰かと一緒にいるのが、誰かに話を聞いてもらえるのがこんなに安心するなんて思わなかった。

 

 

「ありがとうございます……ありがとう……!」

ヴィーは泣きながら感謝をし続けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

足元ですがりつく妖精を見て、さとりは今日初めて心の底から笑った。

 

 

───ああ、縋り付く誰かを見るのは、心の底からの恐怖で人を壊すのはやはりたのしいですね。














本編でさとりさんが出た後のさとりエンドはまた書くかもしれませんしこれってことにするかもしれません。
とにかく気合いで一発で書きました。



あ、これきりっすよ。多分。
これ書いてる今んところ本編妖々夢まで終わりそうなので、そこまでのキャラならリクエストがあればかけますが、本編より先のキャラは書きにくいんで。


さて。話をそらします。これ呟きと同レベルなんで気にしなくても良いです。しかも追記だし。わざわざ追記するアレでもないのに。


リョナといえば腹パン。腹パンといえばリョナ。
ならば私も、この小説に腹パンを、と思うわけです。
で、気づいたんですが。
幻想郷にする側で腹パンが似合うの、ゆうかりんしかいないんですよね。主観ですが。
他にいます?霊夢とかに殴らせときます?
うーん……なんだかなぁ……
個人的には勇儀さんは肉体的な方はスッキリしててあまりこう腹パンして楽しむイメージないんですよね。
どうしよ。腹パン、書きたいんだけどなぁ。


そういえば。私の東方のヤンデレの目覚めはYouTubeの動画です。
蘿蔔文月氏の病んだ幻想の少女たちシリーズ。あれです。
MMD紙芝居ですが、めっちゃ上質なヤンデレが補給できます。
今でも定期的に見てる。



さて。次は流れ的に幽々子様なわけですが。
その前に隠れ蓑の更新をしようかと思います。こっちがおいつきそうになったからね。

あ、あと。この小説ユニークアクセスの密度ってんですかね、時間当たりのアクセス数が隠れ蓑より多いんですよ。
………かなり驚きましたね。正直。
てっきり隠れ蓑の方が評価もついてるし見る人多いと思ってたんですけど……このままだとこっちがアクセス数抜きそうでヒヤヒヤしてます。いや別に良いんですが。
まさかねぇ?グロ百合の方が人気が出るなんてねぇ?
思いませんでしたねぇ……
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