「ほ、本当に反省してるのよ豆田くん、申し訳ないと思っているわ」
教師と生徒の立場逆転。中学生の前で裸で反省する女教師。
「先生、謝罪が俺に伝わらないのは殻(から)に閉じこもっているからだよ」
「殻に……わ、私はこんなにも全てをさらけ出して謝っているのよ豆田くん」
「殻を破ってよ先生! 本当の先生を見せてよ!」
謝罪が伝わらないのは佳代が自分の殻に閉じこもっているからだと言い出す剛志、佳代はまだ自分に足りない物があるのかと追い詰められてしまう。
そっと緑子が肩に手を乗せてくる、そして耳元でささやく。
「ウチの子はワガママだけど単純よ、思春期の男子なんだから、ほら、もっと女をアピールしなさい」
すでに佳代の頭はパニック状態に近かった、助けを求めるような目で緑子を見てしまう。
緑子はさらに声を潜めて
「さっき練習した中で相手に参加してもらうのがあったでしょ、できるわね」
そう言ってポンと肩を叩いて拳を作り、頑張って! と言わんばかりに軽く上下に動かした。
緑子はあくまで佳代の為を思っての言動を装う、佳代は緑子が自分の為にそう言ってくれているのではと信じる事にした。
緑子が自分を陥れようとしているとは考えたくないのだ、何故ならもしそうであれば絶望しかないから。
緑子が自分を救ってくれようとしていると考えれば気持ちが救われるのだ、客観的にではなく、状況をねじ曲げてまで緑子を信じてしまう。
そう、佳代の思考能力はかなり低下してしまっていた。
緑子はもちろん佳代の為を思って言ったのではない、佳代に今よりももっと真剣にバカバカしい珍芸をやらせる為の奇弁にすぎない。
そして佳代は
「豆田くん、お臍で謝るの、まだ先生は慣れていないの、だから……あなたに手伝って欲しいの」
緑子の思惑通りであった。
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剛志の前でブリッジをする佳代、美しいヘソは縦にグンと伸びて、剛志でなくとも思わず指を入れてしまいたくなる。
ブリッジをしている事もあって顔は真っ赤である。しばらくブリッジをしたまま進展がない、言葉が出ないのだ、ここまで来て最後の踏ん切りが付かないのだ。
見かねた緑子がハッパを掛ける。
「ここまでやっておいて。もう少しよ! 剛志に許してもらって旦那さんの所へ、家へ帰る、そうでしょ!!」
部屋に響くほどの大声を張り上げる。佳代はその言葉を聞いてようやく
「私は……私の殻を破ります、お臍で誠心誠意、謝罪します!」
「先生、グッときたよ、先生のヘソ、俺がもらって良いんだね」
沈黙の佳代、緑子が叱り付ける
「いい加減にしてよ八重樫さん、とっくに晩ご飯の時間が過ぎてるのよ! あなたが素直に謝っていたらとっくに終わってる事なのよ、それなのにまだ居座るつもりなの!!」
居座るつもりなど毛頭ない、衣類を返してくれないから帰れないのである、しかし、緑子が言うように、剛志が納得する謝罪をしていれば、もう終わっているかも知れない、そう思った。
佳代の思考はあくまでも緑子が自分の為に言ってくれている、叱ってくれていると、そう信じたいのだ。
そしてついに
「私のお臍を好きなだけ、豆田くんの好きなように。どんな事をされても私は謝罪します!」
赤い顔を上下逆にしながら、ブリッジをしながら、そう宣言してしまったのである。そして宣言したとたん、両胸のお椀の頂点の、長い突起物がにょきっと立ったのだった。
それは自分の奥底にいるもうひとりの知らない自分が、蹲踞(そんきょ)の後にスックと立ったかのようであった。
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気品漂う佳代のお臍、今は縦にグンと伸びている、まだブリッジを続けているのだ、鍛え抜かれた佳代だからこそできる芸当であろう。
しかしそれも限界が近付いている、何故なら体全体が小刻みに震えてきたからだ。
剛志は両手にそれぞれ耳かきを持っている、そしてそれを縦に伸びる佳代のお臍の真上に持って行く。
穴は閉じられている、とても上品なお臍である、そのお臍の左右に耳かきをスタンバイする、そして引っ掛ける。
「うん!?」
何かされているのを感じる、しかしブリッジをしているので何をされているか分からない。
剛志はお臍の左右に引っ掛けた耳かきをクイッと引っ張る。上品なお臍はブリッジにより縦に伸びていた、それを耳かきにより左右に引っ張られたのだ。
佳代のお臍はしっとりと気品よく穴を閉じていた、それが今は左右からの耳かきにより、ぽっかりと開いてしまった。
ブリッジにより縦に、耳かきにより横に引っ張っぱられた佳代のお臍は、今やまん丸に近いヘソの穴になっていた。
ヘソの中は黒い、それは穴の黒さだけではない、もっと黒い物の仕業である。
ぷーんと香ばしいような甘ったるいような匂いが剛志の鼻孔に侵入してくる。
「先生、とても美しいお臍だと思ってたけどさ、中身を見たらすんごいヘソのゴマ溜まってるね、なんか臭うよ」
「そ、そんな事言わないで豆田くん」
「八重樫さん、謝罪中よ、忘れないで!」
「ま、豆田くん……ごめんなさい、怪我をさせた事も、お臍の……匂いも」
剛志は鼻を佳代のヘソに付けて
「シュポー、シュポー」
物凄い鼻の音をさせて嗅ぎ始めた。