桜舞い散る季節。俺は人生で2度目となる高校2年生になった。ちなみに留年したわけではない。2度目の高校2年を迎えた理由。それは俺が転生者だからだ。
前世でトラックに轢かれて死んだと思ったら、赤ん坊になっていた。
転生先はすぐにわかった。
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』
俺が生前愛読していたラノベである。
生まれてすぐに両親に従兄弟を紹介されたのだが、その従兄弟が『俺ガイル』の主人公である比企谷八幡だった。
ここで初めて、『俺ガイル』の世界に転生したのだと気づいた。
なので八幡とは16年以上の付き合いとなる。俺たちの2年後に生まれた小町を含めて三人でよく遊んで少年時代を過ごした。
原作主人公の親戚というポジションに生まれた俺だが、比企谷兄妹以外にも原作キャラと深い関係になることになる。
幼稚園に入園するタイミングで、ある家族が隣の空き家に引っ越してきた。その家族の娘が俺がよく知る人物だったのだ。
総武高では八幡のクラスメイトで、トップカーストに君臨する女王だ。
八幡や読者からは『あーしさん』と呼ばれており、俺も何気に好きだったキャラクターだ。
両家の親が仲良くなったこともあり、必然的に俺たちも親しい間柄になった。
小さい頃の優美子は、現在では考えられないほど大人しく、よく男子にいじめられて泣いていた。
いじめられていた原因は、好きな女子を男子たちがからかうという、可愛らしいものだった。
優美子は大きくなるにつれて、精神的に強くなっていった。
ただ泣き虫なのは相変わらずで、友達と喧嘩したり、運動会で負けたりすると、俺に慰められていた。
中学に上がると、俺はバレー部、優美子はソフトテニス部に入部し、お互い部活動に勤しんだ。
美少女に成長した優美子は、男子たちによく告白されるようになったが、告白はすべて断っていた。ちなみに俺は中学3年間で一回も告白されることはなかった。バレー部のエースだったのに……。
部活動を引退すると、俺たちは一緒に受験勉強をするようになった。
志望校はもちろん総武高校だ。
優美子は余裕で合格できる成績だったが、俺は合格ラインギリギリだったので、優美子に教わりながら必死に勉強をした。
そのおかげで二人とも合格を果たし、晴れて総武高校に入学することになった。
受験も終わった中3の春休み。海外赴任が決まっていた父親が渡米した。母親も父一人だと不安だということで、俺を置いて渡米してしまった。
子供より父親を心配するのはどうかと思ったが、一人暮らしが満喫できるので、気持ちよく母親を見送った。
両親の渡米後、一人の時間が増えると思ったが、そんなことはなかった。
優美子が毎日自宅に来るようになった。
どうやら母親に俺の面倒を見るよう頼まれたようで、まるで通い妻のように、甲斐甲斐しく家事などをしてくれるようになった。
原作では不明だったが、優美子の料理はとても美味しく、俺の胃袋はすぐに握られてしまった。
入学式の一週間前。優美子が金髪になった。黒髪の優美子も可愛かったが、やはり金髪の方がしっくりくる。
俺が金髪を褒めると、優美子は顔を真っ赤にして照れていた。
ピアッサーで穴を空けてあげようか提案すると、「痛いの嫌だ」と言って泣いてしまったのも可愛かった。
高校に入学した俺と優美子は同じクラスになった。原作と同じく由比ヶ浜の犬を庇って車に轢かれた八幡は隣のクラスだった。
入院した八幡のお見舞いに行こうとしたところ、優美子もついてくることになった。
俺の従兄弟だということもあるが、どうやら善行をした八幡に好印象を抱いたようで、自分を紹介してほしいとお願いをされたのだ。
優美子と対面した八幡は、しどろもどろになりながらも、なんとか会話を成立させていた。
原作にはないイベントだったが、優美子との関係を持てたのは八幡にとってプラスになるだろう。
俺と優美子の関係が幼馴染から恋人に変わったのは高一の夏休みだった。
八幡と二人で映画に行った俺が自宅に帰ると、優美子が俺の枕を使用してオナニーをしているのを目撃してしまった。
恥ずかしいところを目撃されてしまった優美子は泣き崩れてしまった。
何度も「ごめんなさい」「嫌いにならないで」を繰り返し、優美子が落ち着くまで一時間もかかった。
泣き止んだ優美子に訊いたところ、俺の母親に合鍵を渡されてから、俺に隠れてオナニーをするようになったらしい。俺の匂いがするものなら何でもいいようで、枕以外にも制服、私服、下着などをおかずにして自分を慰めていたとのことだった。
優美子が俺に好意を持っているのは知っていたが、隠れてオナニーをしているとは夢にも思わなかった。
もちろん俺は優美子を許した。
優美子は俺に嫌われると思ったようで、許しを聞いてまた号泣してしまった。
泣き止まない優美子を抱きしめて慰めていると、お互い昂ぶってしまい、そのまま初体験を迎えてしまった。
事後に俺から告白して、優美子と恋人になった。
順番は間違えてしまったが、高校2年になった今でも俺たちは仲良く彼氏彼女をしている。
「今日も泊まるのか?」
「当たり前だし」
夕食後。俺たちは自宅のリビングにある大き目のソファで抱き合っていた。
「毎週金曜は泊まるって決めてあるから」
「親御さんの了承は得てるんだよな?」
「当然だし」
「ならいっか」
「ひゃんっ!」
巨乳と呼ぶにふさわしい双丘のブラウス越しに鷲掴みする。
「あいかわらず優美子のおっぱいは柔らかいよな」
「い、いきなり乱暴に……あっ、揉みすぎだし……んはぁっ!」
優美子のおっぱいは由比ヶ浜ほどではないが十分大きい部類に入る。
男子の夢が詰まった大きな果実をぐにぐに揉み続ける。
「じゃあやめる?」
「や、やめないで……うあっ、あぁぁっ♡」
優美子の喘ぎに色っぽいものが混じり始める。
そんな彼女の嬌声をBGMに、俺の責めは徐々に激しくなっていく。
「んっ、んあっ♡ あ、あーしのおっぱい好きすぎだし……ひぃあっ♡」
「好きだよ。ちゅっ」
「ひぃんっ! く、くすぐったっ……んぅっ♡」
優美子の首筋を舐めながら、左手を胸からお尻に移動させる。
「んふぅっ、だ、だめぇ……ああああんっ♡」
弱点の首筋を舐められ、優美子の身体がガクガクと震えだす。
「もうイきそうなの?」
「ち、違うし……。そんなすぐにイクわけ……はあぁんっ♡」
「だよな」
より強い刺激を与えるため、ブラウスのボタンを外し、ブラを上にずらして乳房を露出させる。
桜色の突起物はいやらしいほど勃起していた。
「ちゅぱっ」
「あぁあああっ! ち、乳首だめぇ……!」
左胸の乳首を吸うと、優美子はかぶりを振りだした。
口では嫌がってるものの、感じているのは明らかだった。
「こっちの乳首も気持ちよくしてあげる」
「くひぃっ!?」
指先で右胸の硬く尖った薄桃色の先端を摘まむ。
「どんどん硬くなってるぞ?」
「んひっ!? んぁあっ! ま、待ってっ……やめっ!」
「これでどうだ」
親指と人差し指で挟んだ乳首を押し潰すように、ぐっと力を込める。
「んひぃぃぃぃぃっ♡」
歓喜の叫びを響かせながら、優美子が顔を仰け反らせる。
絶頂したようで、小刻みに身体を痙攣させている。
「イっただろ?」
「はぁはぁ……う、うるさいし……」
「口悪いな。そんな優美子にお仕置きだ」
息を切らしながら睨む優美子をソファから床に降ろす。上半身をソファに乗せ、お尻を突き出させる格好にさせた。そしてスカートを捲り上げると……
「きゃんっ!?」
大きなお尻を平手で叩いた。
「ほら!」
「あぐっ! や、やめっ……あぁあっ!」
リズムよく優美子のお尻を両手で叩いていく。
力は入れていないが、徐々にお尻が赤く腫れていった。
「あれ? 優美子、ショーツに染みができてるぞ」
「っ……」
気づけばピンク色のショーツに大きな染みができていた。
「まさかお尻叩かれて濡れちゃったのか?」
「ち、ちがっ……」
「それじゃお漏らし?」
「それも違うし!」
粗相に対しては完全否定する優美子。
さすがにお漏らしだけは認められないようだ。
「それじゃなんで濡れてるんだ?」
「それは……」
「素直に言わないと続きしてあげないぞ」
「……意地悪すぎだし」
「俺が意地悪なのは付き合う前から知ってるだろ?」
前世は意地悪な性格はしていなかったが、泣き虫の優美子をずっと見ているうちに、俺の性癖は変化してしまった。
「お、お尻を……叩かれて、濡れちゃった……」
認めるのがよほど恥ずかしかったのか、涙目で優美子はスパンキングだけで感じたことを認めた。
「よく認めました。それじゃ約束通り続きしてあげる」
「あっ」
トランクスごとズボンを降ろし、逸物をショーツ越しに陰部に擦りつける。
「じ、焦らすとか最低なんだけど」
「そんなにこれ欲しいの?」
「……欲しいし」
「わかった。素直な優美子に免じてすぐに入れてあげる」
染みだらけのショーツを横にずらし、肉棒を濡れ濡れの陰部に宛がう。
「んふぅっ」
「入れるぞ」
「あっ……んんんっ!」
ぐっと腰を前に突き出すと、すんなりと肉棒が優美子の膣内へと呑み込まれていった。
「動かすぞ」
「ん」
優美子の返事を聞き、俺は腰を前後に動かしていく。
「あっ、んっ、んぁっ♡」
「今日もいい締め付けだな!」
ペニスにぴったりと吸いついてくる優美子の陰部は、あまりにも気持ちよくて、つい抽送が激しくなってしまう。
「はぁんっ♡ あひゃっ♡ そんなに激しくっ!?」
「そっちの方が気持ちいだろ?」
「そ、そうだけど……あっ、あぁっ♡ 激しすぎだし……あはぁんっ♡」
切ない表情をしながら優美子が振り返ってくる。
それがたまらなく、俺は欲望の赴くままに、何度も何度も優美子を突き上げる。
「こっちも気持ちよくしてやるからな」
突き上げるたびに揺れる大きな乳房を両手で鷲掴みにする。
「はは、まるで猿の交尾みたいだな」
「そ、そんなこと……んくっ♡ んひぃっ♡」
絶頂が近づいてきているのか、優美子の締めつけが強くなってきた。
「あっ、あぁんっ♡ あんっ♡ も、もうダメっ♡」
「くっ……!」
肉壁が強く絡みついてきて強く締め上げてきた。
優美子の絶頂が近い証拠だ。
「俺もイきそうだっ……!」
「ああぁっ♡ い、一緒に! あーしと一緒にイッてっ!」
「わかってるよっ……!」
優美子におねだりされ、とうとう俺の射精感が限界に達した。
「で、
「んぁっ♡ あっ、あああぁぁぁぁぁっ♡」
がたまらず腰を突き出し、射精をすると、優美子は悲鳴のような声をあげながら激しく身体を痙攣させた。
さらに優美子のあそこは締め付けが強くなり、何度も射精を繰り返す。
「あんっ♡ だ、出しすぎだし……♡」
すべての精液を出し終え肉棒を抜くと、大量の子種汁が垂れてきた。
「嫌だったか?」
「まさか。あーしが嫌がるわけないじゃん」
「知ってた」
「ばか。それよりいつもの」
「あいよ。ちゅっ」
「んちゅっ」
俺たちはセックスが終わると必ずキスするようにしている。
理由はわからないが優美子のお願いで、身体の関係を持ってからずっとだ。
「ていうか、ソファがやばいんだけど」
「だな」
「だな、じゃないし! 誰が掃除すると思ってんの!?」
「優美子」
「わかってるなら少しは自重しろ!」
「いたっ」
軽く拳骨されてしまった。
確かにリビングでセックスしたのは後処理のことを考えるとまずかったかもしれない。
「それに今日はあーしのこといじめ過ぎだし……」
「そんなにいじめたっけ?」
「いじめたし! 言葉責めとか、お尻叩いたりとか……」
「それは優美子が悪い」
「なんであーしのせいなわけ!?」
「優美子があまりにも可愛いからいじめたくなるんだよね」
「っ……」
彼氏の嗜虐心をくすぐる優美子が悪いのだ。
「そ、そんなの卑怯だし……」
「なんで?」
「う、うるさいっ! それよりシャワー浴びたいんだけど」
「んじゃ一緒に浴びようか」
「そんなこと言って、浴室でもあーしを抱くつもりでしょ?」
「駄目?」
「……駄目じゃないし」
浴室でもセックスをした俺たちだったが、二回戦で満足できるはずもなく、深夜までセックスに溺れた。