俺の持つタレントは自分で言うのもあれだが、最強だと思う。
その能力の一番の特徴は、俺の仲間は一切ダメージを負わなくなると言う点だろう。この「仲間」の定義は普段一緒に行動する5人以下のチームの事であり、冒険者として共に活動する人が大体これに当てはまる。
仲間の冒険者が実質不死身になるこのタレントだが、勿論デメリットもある。それは、不死身になる代わりに本来食らうはずだったダメージに応じてその人を性的に興奮させる事だ。
かすり傷程度のダメージなら軽い興奮状態が数分続く程度だが、骨折レベルなら数日間エロい気分が続いてしまう。俺が初めて組んだチームは全員男だった為、それはもう地獄絵図だった。冒険に出かける度に俺以外の全員があそこを大きくさせて帰還するのが当たり前。宿に戻れば一斉にオナニーをし始めるのだ。
しかもタチの悪い事にこの興奮状態は時間経過か、俺の手でしか治める事ができないのだ。どれだけ自慰をしようが女を抱こうがギンギンに勃ちっぱなし。
どうだ?最悪だろう?
その事実を誰にも教えなかったおかげで無事に済んだが、もし知られていたらと考えるとゾッとするね。
そしてこのタレントについて俺以外で初めて知ったのが、3ヶ月前依頼で偶然一緒になった蒼の薔薇のみんなであり、俺が彼女達とチームを組む事になった理由でもある。
普通の回復手段が効かないイビルアイさんがいる事や、八本指関係の危険な任務をこなす事が多いという理由から俺のタレントはここでも重宝されている。
それは今回の八本指の拠点の一つを襲撃する任務でも大変役に立っていた。敵の幹部が使用したマジックアイテムによる一撃は蒼の薔薇最強のイビルアイさんをも死に至らしめ得る攻撃だった。俺のタレントがなければ彼女は今頃死んでいたに違いない。彼女を救う事になった事は喜ばしいが、その代償は数十日も続くムラムラである。それも、イビルアイさんでさえ戦闘続行が不可能なほど激しいものであった。
☆
「イビルアイさん。手、退けてもらってもいいですか?」
「んあっ?あ、ああ…」
授乳プレイの様なものを続ける事5分。イビルアイさんのオッパイを味わい尽くした俺は、頭を押さえている彼女の手をトントンと叩きながら懇願する。それにしても凄まじい力だ。純粋な戦士である俺でさえ振りほどけないほどの筋力を魔法詠唱者の彼女が持っているなんて。アダマンタイト級冒険者とはこれ程なのか。
「それで、どうですか?その、エッチな気分は落ち着きましたか?」
「……い、いや、少しは落ち着いた気もするんだが…」
「依然としてムラムラしたまま、と」
「…くっ。もう少し言い方を考えろ!」
露出していた胸を服の中に戻しながら、イビルアイさんは不満げに言う。ワザと羞恥心を煽る言い方をしたのがいけなかったみたいだ。
「それにしてもアレで治らないなんて俺も未経験なんですけど」
「…それ程のダメージだったと言うことか。完全に油断していた様だな」
「仮にも王国最大の犯罪組織ですからね。他にも危険なマジックアイテムがあるかも知れません」
「チッ。ラキュース達が心配だな。──おい、ユリウス。その…他に方法はないのか?」
「と、言いますと?」
「いや、だから…性欲を発散させる手段だ。私はそう言う事に詳しくないんだ。…まだ試していない事があるならやってくれ」
仮面で顔は見えないが、彼女が真剣な目を俺に向けている事がわかった。散々恥ずかしい思いをしただろうに、仲間想いな事だ。にしても長く生きていると聞いたが、本当に性的な事とは無縁の生活だったんだな。乳吸いよりもエロい事なんて誰でも思いつくだろうに。
俺は彼女の下半身に視線を移した。
タイツに包まれた細い脚。その付け根にある彼女の大切な場所をジーッと見つめる。
「ん?どこを見て──!」
彼女も俺の視線の意味がわかったらしい。
バッとスカートを押さえ、俺の目から逃れようとする。
「俺の経験からすると致命傷を食らった場合の性的興奮は20日くらい続きますよ」
「っ……」
「因みに俺の前のチームはそのムラムラに耐え切れずに色々とやらかしまして、今檻の中です」
「…わ、分かった。好きにしろ…っ!」
何か覚悟した様子でそう言い放つイビルアイさんだが、その言葉に俺は納得出来なかった。まるで俺がエッチな事をしたいみたいじゃないか。いや、実際そうなんだけど。
「え、いや、別に俺が好きでやる訳じゃないんで」
「〜〜〜!!お、女に自分を抱いてくれと言わせる気か!…貴様、それでも男か…」
「えええ?!そうじゃないと俺が脅してるみたいになるじゃないですか!」
「くっ…嬉しそうに私の胸にむしゃぶりついていたクセに…」
「ギクッ」
ちょっと羽目を外し過ぎたらしい。作業的に行ってる風を装っていた筈だがバレていた様だ。興奮してたのは確かだし、鼻息でも荒くなっていただろうか。
しかし、どうしたものか。俺としては苦しむ仲間を助ける善人ポジでいきたいのだが、イビルアイさん的には借金のカタに身体を売れと迫る悪人の様に映っているみたいだな。
「た、確かにイビルアイさんの身体に興奮してたのは事実ですけど、それは男だから仕方ないじゃないですか。俺は貴女を楽にしてあげたいと思って…」
「んっ…だから、さっきと同じ様に好きにしろと言っているんだ…!」
どうやら一時的に引いていた性感が再び高まってきたみたいだ。言葉の最中にも下半身をモジモジと動かし、辛そうにしている。
「いや、でもいいんですか?セックスしても。後から文句とか言いませんか?」
「言わん…!」
「えー、でもなー」
もう言質を取った様なものだが、もう一声欲しい。本当は今すぐに手を出したい所なのだが。
尚も躊躇するフリをする俺を見て、とうとうイビルアイさんも諦めたらしい。スカートを押さえていた手を退け、俺の手を掴むと、その場所に近づけて行った。そして、
「くっ…頼む、もう限界なんだ……私を抱いてくれ…っ」
弱々しい声でそう懇願すると、掴んでいる俺の手を自分の大切な場所に触れさせた。スカートの中、タイツ越しに触れたイビルアイさんの秘所は既に濡れており、俺の指先が湿った感触を捉えた。
「仕方ないですね。頼まれたので全力を尽くしましょう!」
「お、お前…本当いい性格しているな…っ」
それにしても、さっきまでは仲間を助けに行く為に性感を治めようとしていたイビルアイさんだが、今は完全に自分の性感をどうにかしたいという思いの方が上に来ているみたいだ。目的と手段が入れ替わる程彼女がエッチな気分になっているということか。自分の秘所に俺の手を触れさせるなど、普段の彼女からは絶対に考えられない事だしな。
「では、スカートを捲りますよ」
「好きにしっ、いや…その、頼むぞ」
秘所から一度手を離し、彼女のボロボロのスカートを捲る。黒いタイツに包まれた下半身が俺の目に入ってきた。その最も大切な部分には薄っすらと白い逆三角形が透けて見えている。その中心部は見て分かるほど濡れており、濃い染みを作っていた。
アレがイビルアイさんのパンツ。そして、エッチな染みか!あの、俺を小僧呼ばわりしていたイビルアイさんが、俺に恥ずかしい染みを晒している!ヤバイ。股間が固くなってきた。
どうやらもう限界が近いらしく、イビルアイさんは下着を見られることも気にせずに太ももを擦り合わせていた。
その度にタイツの擦れる音と、そして微かに水音が聞こえる。下半身の形が完全に分かる姿で切なげに動く姿はかなり卑猥だ。それが分かっているのか分かっていないのか、イビルアイさんは身体を震わせていた。
「えーっと、触りますよ」
俺は吸い寄せられる様にその染みの部分に手を伸ばした。
フニフニ。
柔らかなオマンコと冷たくなった愛液の感触が指先に触れる。そのままグリグリと円を描く様に刺激すると下着の向こうから更に液体が溢れてきた。
と、その時刺激に耐えられなくなったのか、イビルアイさんが身体を俺の方にもたれかけてきた。それでも手マンの動きを止めずに彼女の秘所を愛撫する。
「んんっ、うっ……ユリウス。お前…実はかなりスケべな奴だろう」
「なんでですか!酷い誤解だ!」
「黙れアホ!…手付きがイヤらしすぎるだろうが…!本当に隠す気あるのか?」
「き、気のせいでは?」
「はぁ…。私が気付いたんだ。他の連中だってとっくに気付いているだろう」
「……マジで?」
「それがお前の素か?んっ……まあ、いい。もし下心をバレたくなくて手を抜いているなら、それは不要だ。正直、一刻も早くこの症状を改善してほしい…」
え、いいの?いやいやよく考えろ、ユリウス。
ここまで確信持たれてたら最早隠す意味がない様な気がするが、罠の可能性もある。いや、でも他のメンバーも気付いてるって言うんだから今更なのか?むしろ、ここで外面を取り繕って時間をかけてみろ。緊急時の優先順位も分からないのかと、それこそ追い出されかねない。うん。いいや、好きにやろう。
「分かりました。俺がスケべ野郎だって事は認めます」
「やはりか…」
「そして、だからこそ覚悟して下さい。今から俺は貴女に更にエロい事をしますから」
「……あ、ああ。頼むぞ」
若干怯んだ様子のイビルアイさんだが、その身体は既に俺の腕の中だ。逃す気は無い。
俺は早速、彼女のタイツを一気に引き下ろした。そして、紐でくくるタイプのシンプルな下着を
「綺麗な一本スジですね。それに毛が全く生えてない」
「一々口に出すな…!」
「こうやって言葉で辱めるのも俺のスタイルなんですよ」
「…本当開き直ったな、コイツ──んあッ!」
何かを呟いていたイビルアイさんの割れ目に中指を挿入する。彼女の身体と同様小さな割れ目だが、愛液のお陰か抵抗もなくスルリと入り込んだ。指の根元まで腟内に入れると、今度は逆に引き抜く。
「はうっ…!」
聞こえてきた甘い声にほくそ笑むと、俺はもう一度指を挿入し、今度は中で小刻みに震わせる。面白い様にエッチな声を漏らしてくれる彼女は、最早声を我慢する事も難しくなった様だ。
1分足らずであっという間に俺の指が彼女のエッチな汁で濡れてしまった。彼女の下半身を見ればピタリと閉じていた割れ目が僅かに花開いている。めちゃくちゃエロい。
どうやらかなり感じているみたいだし、時間さえあればこのまま指でイかせるのも手だったかもしれない。
「一応聞いておきますけど、ムラムラは治りましたか?」
「…いや、ダメだな。かなりマシにはなったが一時的なものだろう。────すまんが、予定通り挿れてくれ」
「…わかりました。なら、本当に挿れますね」
そう告げると、俺はズボンの中から一物を取り出した。
イビルアイさんがゴクリと唾を飲み込む音が聞こえる。もしかしたら初めて見たのかも知れないな。俺は彼女の小さな手を掴み、一物に触れさせた。これを今から挿れると教える様に。
小さく頷いたイビルアイさんを壁に手を突かせ、お尻をこちらに向けされる。彼女の小さなオマンコが良く見えた。
「それじゃ、挿れますね」
そう声を掛け、彼女の濡れそぼった穴に肉棒を触れさせる。そして柔らかい肉壁を押し広げながら奥へ奥へと突っ込んだ。
「あ、あうっ…!!」
途中、処女膜にぶつかった感触があった。それを貫いた瞬間、彼女が痛みに呻き声を漏らす。
「すみません。痛かったですか?」
「…も、問題ない。続けてくれ…」
彼女の脚は小刻みに震えていた。それでも気丈に振る舞い、体勢を保つ姿はとても彼女らしいと思った。それ以上何かを言うのも野暮だと判断し、俺はゆっくりと腰を動かし始めた。
──あの蒼の薔薇のメンバーを犯している。俺なんか片手間で殺せるような強者に尻を差し出させ、バックから肉棒を挿入しているのだ。彼女には悪いが最高の気分だ。
腰をぶつける度にイビルアイさんのお尻がパンパンと音を立てる。
「あっ、くっ、んん、うあっ」
彼女はどうやら喋る余裕もなくなった様子で、ただ、呻き声と時々嬌声を発しながら俺の肉棒を受け入れていた。
そして数分後、俺と彼女は同時に絶頂を迎えた。
☆
「くっ…まさか、お前にここまで身体を許す事になるなんてな…」
イッた事で性感が
「俺のタレントについては加入前から把握していたのでは?」
「…私がダメージを負うなんて考えていなかったんだ。それに状態異常が効かない私にさえ能力が及ぶのも予想外だ」
あらゆる力には上下関係が存在する。例えば眠りに耐性のあるスキルを持った人物に、強制睡眠の効果のあるマジックアイテムを使った場合、格の高い力が優先されるのだ。
そしてどうやら俺のタレントはイビルアイさんの耐性より格としては上だったらしい。
「と、そう言えばまだお礼を言ってなかったな」
「ん?お礼ですか?」
「ああ、お前のタレントのお陰で助かった。それと、私の体の疼きを治めてくれたこともだ。お前、私がアンデッドだって知っていただろう」
「え、なんでそれを!?」
「やはりか。大方私の顔を何処かで見たのだろう」
その通りだ。遠征中に水浴びしているイビルアイさんを覗き見したことがある。だから、彼女が人類の敵であるアンデッド、吸血鬼だと言うことは分かっていた。
「私の身体は人間と比べて冷たいからな。それなのになんの反応もしないのはおかしいだろう」
「成る程。うっかりしてました」
「まあ、だからな?アンデッドと交わるのは抵抗があっただろうに、私の為に我慢してくれたのだろう?落ち着いた今だからこそ、それに思い至った」
「………」
「仲間の為にそれが出来るお前はもう立派な蒼の薔薇の一員だと思うぞ」
それだけ言うと、照れ臭くなったのかイビルアイさんは背を向けて歩き出した。
──アンデッドでも可愛ければ守備範囲なだけだとは言わないでおこう。