夕立と時雨と提督、3人の思春期な日々 作:dn88k
ここは提督の私室だ。そこで何やらピチャピチャ、という液体の音が響いていた。
提督と夕立の二人が濃厚なキスを交わしていたのである。もしかしたら先程のピチャピチャ、という形容はまだまだぬるい表現であったかもしれない。ヌチュヌチュ、や、グチュグチュ、という表現でも問題は無さそうである。
何しろ、この二人は舌を絡め合わせるようなディープキスに加え、その手をお互いの下半身に当てて相互にその性器を刺激しあっていたのである。夕立が勃起した提督の一物をしごき、提督はすっかり潤んだ夕立の女性器を捏ねる。こんな事をこの二人は夕立の改二改装以来、何度も行っていた。
「ふうう、ん! ちゅぷ……ううんっ……!」
お互いの性器を刺激しあいながら、ネットリとしたキスを繰り返す二人。見た目の幼さからはかけ離れたいやらしさである。
「うんんっ! んんんっ! うんんんんんっ!!」
二人の喘ぎ声の音階が上がっていく。いよいよ快感が極限に達しそうなのであろう。そしてとうとう夕立が口づけを中断してその身体をのけぞらせた。
「ぷはああっ! ああああああっ!!」
ビクッビクッ、と身体を痙攣させる夕立。おそらく提督の愛撫で絶頂を迎えたのだろう。そしてそれは提督も同じである。身体をのけ反らせたまま快感に悶える夕立に対して
「くっ、ううっ……!!」
と、こらえるような声を出しながら射精し、精液を吐き出したのである。なおも全身をひくつかせ、提督の肉棒をしごきつつも、その吐精を浴びる夕立。その表情は快感と充実感によって蕩けきっていた。
「ごめんね。また夕立の事汚しちゃった……」
心配そうな表情で提督は言う。彼は先程夕立に浴びせかけた自身の精液を拭き取っていた。
「気にしちゃダメだよ。すごく気持ち良かったし。それに、提督さんも気持ち良くならないと意味が無いもの」
まだ快感の余韻に浸ったような表情で自分の体にこびりついた白濁液を拭き取る提督の手を眺める夕立。自らも提督の出した精液を手に取りながら、加えて彼女はこう言った。
「こうやってエッチなおつゆを出すって、男の人は気持ち良いんでしょ?」
「うん、すごく気持ち良いよ。しかも好きな女の子が出させてくれるんだもの」
提督も少しばかりのぼせたような表情で言う。その事が嬉しくてたまらなくなった夕立は、
「じゃあ、夕立でどんどん出して! 提督さんがたくさん気持ち良くなってくれると嬉しいもん!!」
と、楽しげに言う。提督は一瞬意外そうな表情をしたが、やがて照れたような表情を浮かべて、
「うん。じゃあ、お願い、ね?」
と言った。
「でも、夕立を汚しちゃうのはやっぱ気になるなあ……」
「だからぁ、そんなの気にする必要ないっぽい!」
「うーん……そうは言ってもさあ……」
そんな会話をしつつ、その日の触りっこは終了したのであった。
それから数日、夕刻に近い時間、提督が外出向けの服装に着替えて鎮守府の正門に向かっていると、それに気付いた夕立が声をかけてきた。
「提督さん、今からお出かけなの?」
「うん、なんか部屋にある物が色々切れそうだからその辺りの買い物。酒保に売ってれば良かったんだけど、在庫が無いのもあったし」
「夕立もついてっていい?」
「うん、もちろん」
キスどころか、その過程をすっ飛ばしていきなりヘビーなペッティングから関係が始まった二人。しかし、並んで歩くぐらいは当たり前、などと思う程には精神的にこなれている訳でもなく、このちょっとしたお買い物が、すなわちデートのようなものになった。
(なんか、好きな子と一緒に歩けるって楽しいな)
提督は浮ついた気分でそんな風に考える。夕立は夕立で、
(提督さんと一緒って、気持ちがフワフワする……あ、夫婦ってこんな感じなのかしら!?)
と、内心では若干暴走気味である。鎮守府の周辺には大規模なドラッグストアやショッピングセンターがあるから、酒保に在庫がないからと言って別段生活には困らない。
「塩素系って混ざっちゃうとダメっぽい?」
「有毒なガスが発生するからね。最悪死んじゃうし」
「……それは怖いから、これは無いわね」
そんなやりとりをしながら買い物を続ける二人は、側から見れば年の近い姉弟にも見えたかもしれない。が、実際の所はそんな微笑ましい関係では決してない。この二人がプライベートで何をしているかを知れば、仰天してしまう者も多いのではないだろうか。
一通りの買い物を済ませ、買い物袋を手に二人は提督の私室に戻ってきた。
「ありがとう。夕立がいてくれて助かったよ。一人だったら結構大変だったかも」
「結構たくさん買ったものね。言ってくれれば最初からついてったのに」
「うーん、なんか悪い気がしたんだよね。ちょっとした雑用ぐらいは自分でも出来るしさ」
「むー、でも提督さんが一人で買い物に出かけたらつまらないっぽい」
夕立は抗議するかのような表情で言う。
「あはは、だったら次からは夕立もちゃんと誘うよ。なんか楽しかったしさ」
「約束だからね? 楽しかったのは同じだし」
提督のこの返事を聞いて夕立は機嫌を改めた。
そして提督は買い物の内容を整理し始める。と、背後から夕立が彼の事を抱きしめてきた。
「今日は、何も無いのかしら?」
「えっと、その。いいの?」
「夕立は、したい。だって、とっても気持ち良いんだもの」
夕立は実に愛おしそうに提督を見つめながら、そう言った。
「それは僕も同じ。夕立と触りっこしてるの気持ち良くて」
提督は夕立の方を振り返りながら言う。ただし、提督だって男だ。いつまでも触り合うだけというのは当然ながらもどかしく、次のステップ、すなわち、挿入に進みたいと思うようになっていた。しかしながら、何の対策も無いままそんな事をすれば危険だし、夕立の負担を思えばなかなか言い出しづらい事であった。
提督が内心、そんな葛藤と戦っているのがもしかしたら分かっていたのだろうか、夕立は、
「えへへ、じゃあ今日はこれ使ってみる?」
と言って買い物袋から小さな箱を取り出して両手で持ち、提督に見せる。
「使うって言うけどそれは一体……あっ!」
一体何なの、と聞こうとしたがその瞬間に提督にも分かってしまった。その箱には小数点のついた数字や、『極薄』などという文字が表記されている。
「そっ、コンドーム!」
そう言う夕立は楽しげだ。
「なんか高いと思ったら……」
提督は慌ててレシートを確認する。どうやら夕立が買い物の際、買い物カゴの中に勝手にコンドームを入れてしまっていたようなのだ。
「触りっこだけじゃ、やだ。ねえ、ダメ、かな?」
夕立が顔を真っ赤にしながら上目使いで聞いてくる。
(まさか夕立の方から聞いてくるなんて……)
いつかは夕立とセックスしてみたいと思っていた。その事をいつどうやって切り出せばいいのか悩んでしまっていたのだが、相手から言ってくるというのは予想外であった。前々からうっすらとは感じていた事だが、どうやら性的な事柄に関しては提督よりも夕立の方がはるかにオープンで、積極的なようだ。しかしそれが不快という事は全くない。エッチな夕立も提督にとってはとても魅力的だったからだ。
「うん。僕も、夕立と、したい……」
のぼせたように言う提督。その途端、赤面しながらも不安そうであった夕立は明るい表情となり、
「本当に!? 提督さんが夕立の初めてもらってくれるの!?」
と言った。
「したいって、思ってたし。でもいいの? 初めてが僕でさ?」
「夕立は提督さんじゃなきゃ嫌っ!! 夕立の初めて、もらって!!」
コンドームの箱を手に、提督のすぐそばに迫る夕立。彼女の目には期待感が溢れていた。そんな彼女がますます愛おしくなってしまった提督は照れ臭そうに言う。
「ありがとう、って言うと、なんか変だけどさ」
事実上のOKのサインだ。嬉しそうな表情の夕立はこう返す。
「変な事ないよ! ちゃんとした初めて、しましょ!」
その言葉をきっかけに、二人は服を脱ぎ始めた。
「こ、こう、かな……」
「う、うん。そうやって尖った部分があるのを上にして被せて、それで、クルクルって……」
「こうやって、こう……かな?」
「うん、被さったね!」
夕立にアドバイスをもらいながら、提督はコンドームを付けた。装着している間、夕立は顔を真っ赤にして提督の勃起に顔を寄せ、真剣な顔つきで正常に付けられるかどうかを観察していた。そして夕立が聞く。
「触っても、いい?」
「うん、少しだけなら……」
恐る恐るではあるが、夕立がコンドームの装着された提督のペニスを触りはじめる。
「ちょっと、ヌルッてするっぽい? 何か塗ってあるのかしら?」
「え? あ、本当だ。なんか油みたいな感じ?」
二人とも知識レベルで知っていたと言うだけで、実物を見たり触ったりと言うのは初めてなのだろう。しばらくは二人とも、興味津々と言った感じで観察を続けた。そのうち、
「これで、付けたけど……次は夕立、だよね?」
と、提督が言い出したので、夕立は驚く。
「え? あたし!?」
「だって、ちゃんと夕立が濡れないと挿れた時に痛いだろ? ただでさえ女の子の初めてって痛いらしいし……」
「あ、そ、そうだよ、ね……」
とは言え、夕立を提督のベッドにコロンと寝かせた時点で、彼女はかなり興奮していたようだ。提督が夕立の下半身に顔を寄せ、その足を開かせると、彼女の割れ目からは少しばかり粘液が滲み出ていた。
「ちょっと濡れてる、ね」
「やだあ、言わないでえ!」
夕立は両手で顔を押さえる。やはり自分の身体が欲情してしまっている事を提督に知られるというのは、相変わらず慣れない。
大体、提督と触り合いをするようになって以来、その割れ目から湧き出す愛液の量が更に増えているような気がする。原因は触り合いをするようになったからだけではあるまい。実は、提督とそういう行為をするようになってから、夕立のオナニーの頻度が増えているのである。彼が触ってくれた感触を思い出すだけで甘ったるい気分になってしまい、女陰が痺れたようになって刺激を求め始めるのだ。しかも、それまでは表面をこねるだけでどうにか満足出来ていたその場所は、それだけでは収まってくれず、夕立自身はその奥をも刺激したいと思うようになっていた。しかし、それに応じて指を挿入した瞬間、痛みが生じて、慌てて手を離すというのが最近の夕立のオナニーのパターンであった。
(そっか、処女膜があるから……)
夕立は切ない気持ちと共にそう考える。膜という表現が使われているものの、実際には膣の入り口付近の肉壁の表面を輪のように覆っている薄い粘膜であり、膣穴そのものを塞いでいる訳ではない。少女期における細菌の感染を防ぐのがその目的と言われている。しかし、これが無いから純潔で無いという証拠にはならない。実際、スポーツを盛んにする女性には既に初体験前から処女膜を喪失してしまっている者もいる。激しい運動によって破れてしまうのであろう。だから初体験であっても痛みを感じない女性も少なくないと言う。スポーツどころか戦闘を繰り返している艦娘ならばなおさらそうなのではないだろうか。しかし、夕立は今ある処女膜をオナニーで失ってしまう事はどうしても避けたかった。どうせならば、それは大好きな提督によって破って欲しかったからだ。
(あたしは、提督さんに全部あげたいんだもん……!)
当然、処女を喪失する場合、激痛を伴う事もあるという事は事前の知識として知っていた。しかし、それを含めて、夕立は提督を相手にして経験したかったのである。そして、夕立の女の中枢部はもはや表面的な刺激では満足出来なくなっていたようだ。奥を刺激させたいかのような、不思議な感覚がその身体に発生するようになっていたのである。本格的な性行為を提督に求めたのは夕立にとって自然な事、彼女の本能が求めたものだったとも言えるだろう。
そっと顔を夕立の股間に近づける提督。そして陰唇に口づけをするようにそっと刺激を加え始める。
「ふあ、ふああっ……!」
穏やかながらも心地良い性感。夕立は提督がしてくれるクンニリングスにすっかりハマってしまっていた。その途端、トロトロと湧き出す愛液。微妙な酸味を感じさせるその粘液を細かく飲み下しながら、提督は夕立のあげる艶かしい声、そして、その視界が捉える彼女のくねるような動きにすっかり魅了されてしまっていた。
(本当、夕立って、エッチだっ……!!)
とても気持ち良さそうな夕立をもっと悦ばせたい提督は、彼女の両太腿を自身の腕で掴み、より一層激しい口淫を仕掛ける。
「きゃっ!! きゃうううんっ!!」
夕立は背をのけ反らせ、懸命にその快感に耐える。歯を食いしばり、首を激しく振る。
「て、提督さぁん! もう止めて……! 止めてったらあ……!!」
必死に訴える夕立。絶頂が近いのである。提督の口唇愛撫は彼女にとってこの上なく気持ちの良いものだが、同時にとても恥ずかしいものでもある。ましてや、それでオーガズムを迎えた場合はなおさらであった。
しかし、提督はそれを無視してクンニリングスを継続する。やけに鼻息が荒く、もしかしたら夕立の声が聞こえていないのかもしれない。こうなればもはや夕立に残されている選択肢は、大人しく絶頂を迎える事だけであった。
「あたし、イっちゃう、イっちゃう……イクううううっ!!」
より一層高い嬌声をあげて夕立はのけ反り、その身体は痙攣を始めた。ビク、ビク、という反射的な身体の動きと共に、その女陰からはトプ、トプ、と、それまで以上に量が多く、濃厚な愛液が噴き出る。提督はその愛液をコクリ、コクリ、と飲み干していく。
やがて夕立の痙攣が収まり、彼女はぐったりとした様子でベッドに体を沈み込ませた。そして、恨みがましいかのような視線で、提督に言う。
「ううー……提督さんったら、ひどいっぽい……」
それに対して提督は気まずそうな表情を浮かべつつも、こう言った。
「ごめん……でも、これから挿れるんだし、出来るだけ濡らさなきゃと思ってさ……」
「あ……」
夕立は思い出した。そうなのだ。自分達はこれから生まれて初めてセックスをするはずなのである。きちんと夕立の膣を濡らさないとペニスの挿入などままならないし、ましてや、未だ処女膜の残っている夕立に強引に挿入などしてしまえばただ単に痛いだけである。
先程の執拗なクンニリングスは提督なりの気遣いであるという事は分かったものの、そのコンドームを被せた剛直を見て今度は夕立は不安になった。というのも、果たして提督は最後まで自分に挿入して射精してくれるのか、不完全燃焼のまま終わったりしないのかというのが気になったのである。ネットを見るかぎり、緊張しすぎていたり、そもそも女性側があまりに痛がりすぎると男性側が萎えてしまい、そのまま気まずい雰囲気で終わってしまう事もあるという。これは自分の初体験でもあるが、せっかくの提督の初体験でもあるのだ。そんな終わり方は絶対にしたくは無かった。
「そ、そうだね……。ちゃんと我慢するから、提督さん、きちんと奥まで挿れてね……?」
足を大きく開いて、不安そうな表情で夕立はそう言った。
提督は片手で自身のペニスを握り、夕立の女陰にその先端をあてる。
「え、と。こ、ここ、かな?」
「う、ううん、もうちょっとだけ、下……」
「……と、こ、ここ……?」
「う、うん、多分、そこ……」
そんなやり取りをしながら挿入の準備をする二人。緊張のあまり二人とも心臓がこれ以上ないという速さで脈打っていた。興奮のせいで息も荒いが、正直な所、お互いに不安しかない。
「だ、大丈夫なんだよね? ここから……」
提督が怯えるような表情で夕立に確認を求める。それに対して夕立はこう答えた。
「そ、そう……。そこから、真っ直ぐに……うあああっ!」
いよいよ提督の剛直が夕立の内部に侵入してきた。しかし、すぐに強い抵抗感を覚える。
「あ、こ、これって……」
「気に、しないで! 一気に、突き破ってっ……!」
何かを堪えるかのような夕立に対して強い不安を覚えた提督は言う。
「ね、ねえ。痛いんなら、一回やめにしない? 夕立が辛いのやだよ?」
その途端、夕立は提督を睨むようにして、
「やあだあっ!! 今提督さんに初めてもらってもらいたいのおっ!!」
と言い、その両足を提督の腰の付近に回して動けないようにしてしまった。その想いの強さを感じ取った提督は、
「ん……分かった。本当に痛くて辛かったら、言ってね?」
と言って、夕立がコクンと頷いたのを見てから、ペニスの挿入を継続した。膣の力強い抵抗、そして夕立の辛そうな表情。すぐにでも引き返したくなったが、夕立が懸命に自分の背中に足を回して挿入を促しているのを感じ、ともかく前へと進む。
やがて、その先端が包まれるかのような、壁のような場所へと行きついた。どうやら、夕立の最奥部まで進入する事が出来たようだ。結合部を見ると、その隙間からは僅かながら血が滴っていた。
「えへへ……初めて、成功、だね……」
目に涙を浮かべながらも、嬉しそうな表情で言う夕立。
「ごめん、痛かったよね……」
「そんな事言っちゃダメだよ。夕立は、提督さんが初めてをもらってくれて、すごく幸せ……」
そう言う夕立が愛おしくなった提督は体を倒し、
「ありがと」
という言葉と共に夕立と唇を重ねた。初めての挿入をどうにか成し遂げ、その状態でのキスがもたらす充足感はとてつもなく心地良い。
「ねえ、しばらくこのままでもいい……?」
熱い吐息と共に提督は言う。てっきり腰を振りまくるのではないかと思っていた夕立は、提督が自分の事を気遣ってしまっているのではないかと思い、
「え? 動いても、いいよ……?」
と、意外そうな表情と共に言った。一線を超えた今、もはや痛さは堪えられるのではないかと思ったのもある。
「いや、動いちゃうと、多分、すぐ出ちゃう……」
苦しそうな表情で提督は素直に自分の現状を白状した。何しろ、夕立の膣はザラザラとした感触を伝えてきて、動こうものならその強烈な刺激には提督のペニスが耐えられそうになかったのである。
「少しでも、夕立と繋がってたいんだ」
そう言って提督は夕立を抱きしめてくる。抱きしめられた夕立もとても嬉しくなり、
「だったら、このまま夕立の中に居ていいからね?」
と、提督を抱き返した。しばらくその状態で無言のまま過ごす。
(女の子のナカってこんな感じなんだ……キュンキュン締め付けてきて、とってもあったかくって……)
提督は快感と共にそれまでにない多幸感を覚えていた。好きな女の子とのセックスってこんなに気持ちいいんだ、と言う感動も込みである。
(提督さんのオチンチン、すごく熱い……奥まで来てくれる感覚ってこんな感じなんだあ……)
夕立もまた自身の身体が内側から溶けそうな、そんな幸せな感覚を覚えていた。提督と肌を重ねているその温もりが、彼女に充足感を与えるスパイスとなっていたのである。
やがて、二人の視線は自然と合わさり、そして再度、唇が重なった。初めてのペッティングから何度となく交わしてきたディープキスだが、今回は下半身でも交わっている事でその興奮は倍加した。
「ふあ……怖いぐらい、気持ちいい……」
夕立は幸せそうな表情で言う。
「僕も……ねえ、まだ痛い、よね……?」
「ほんの少し。でも、もう大丈夫だよ?」
その途端、提督は夕立の膣奥をグリグリと押しつけるような動きを始めた。
「えっ!? ちょ、ふあああっ!!」
夕立はその感覚に驚く。そこには今までに経験の無い甘美さがあったからだ。
「ご、ごめ……! こすると、すぐ出そうなんだけど、これなら、ちょっとは持つかなって……!」
必死そうな表情で提督は言う。夕立の膣内で自分のペニスをこすりたい。しかし、それだとあっという間に果ててしまう。少しでも長く夕立の膣の感触を味わっていたい提督がとっさに思いついたのが、その膣奥をこねるというものであった。しかもそれは予想外の効果を生んだ。どうやら夕立は経験も無いのにも関わらず、ポルチオに対して既に若干快感を覚えるようになっていたらしく、提督のペニスによってお腹の奥底から湧き上がる不思議な感覚に喘ぎ始めたのである。
「いやああんっ! 何これえっ!?」
口をだらしなく開けつつ、それに気がついて歯を食いしばり、再度だらしなく口が開いてしまうという事を夕立は繰り返していた。
「もしかして、気持ちいいの?」
自分も余裕のない中、予想外の反応に提督は不思議そうに聞いた。
「わかんないっ!! わかんないよおっ!!」
顔を振りながらそう答える夕立。そんな彼女の膣はリズミカルにキュウキュウと提督のペニスを締め付け、摩擦が伴っていないにも関わらず提督を射精へと導いていく。
「うわっ、やばっ! 夕立っ!! 出るっ!!」
「うんっ! うんっ! 出してえっ!! 提督さん、夕立で、気持ち良くなってえっ!!」
そして提督の剛直は決壊した。濃い白濁液が脈を打って排出される。
「ああっ! すごおっ!!」
提督は夕立を抱きしめつつ射精の快感に耐える。夕立は夕立で、提督が自分の胎内で脈動している事を感じ取り、
(提督さん、あたしで気持ち良くなってくれてる……)
と、意識ははっきりしないながらも、快感と共に幸せな気分に浸っていたのであった。
夕立の膣から引き抜かれた提督の一物にいまだ被さっているコンドームの先端には、粘液がたっぷりと溜まっていた。夕立はそれに感心する。
「おおお……この中に提督さんのおつゆがたまってるのね……」
それに対して提督は困ったように言う。
「そうだね。でもさ、これって外した後どうすんだろ? そのままだとこぼれてきちゃうと思うけど」
「確か、根っこの部分で結んじゃえば漏れないっぽい」
「あ、そっか」
夕立のアドバイスに応じて、提督は丁寧にコンドームを外し、その開口部に近い部分を引き伸ばして慎重に固結びにして、精液を封じ込めた。
「これで、よし、と。あとは捨てればいいもんね」
提督はそれをティッシュで包んだ。
「でも、意外だったな。夕立とエッチまで出来ちゃうなんて」
照れ臭そうに提督が言う。
「結構前からしたかったよ? でも、提督さんったら全然何も言ってくれないし……」
と言いつつ、わざと膨れっ面をして提督の頬を指でツンツンとつつく。
「ごめん、こっちから言わなきゃダメだったね……痛くなかった?」
提督にしてみれば夕立に負担がかからなかったかというのも非常に気になる点だ。それに対して夕立は、
「中に入って来た時は確かに凄く痛かったの」
と言ってから、
「でもね、その後は凄く体中がヌクヌクってなって、フワフワしてとっても気持ち良くなっちゃったの! もう触りっこだけじゃあんなの無理っ!」
と嬉しそうに言う。
「そっか。辛かったらどうしようかって……」
そうホッとしたように言う提督に対して、
「全然! 辛いのは最初だけだったもの! 後はすっごく幸せだったよ!?」
と言った後、夕立は提督の顔を覗き込むようにして言う。
「ねえ、次からは、弄りっこだけってのは、無しなんでしょ?」
そう聞かれた提督は、
「う、うん。そうしたいけど……夕立は、いいの?」
と不安そうに聞き返した。
「当然じゃない! あんなにあったかくて、幸せな気分になれるなんて……。もう一度したいって、思っちゃう……」
実に色気のある眼差しで見つめてくる夕立。到底、提督にはその魅力に抗える訳も無く、
「じゃあ、お願い、ね?」
と言う。
「えへへ、まっかせて!」
そう言って夕立は提督に抱きつき、やがて二人はこの日何度目か分からない口付けを交わした。