今回はプロローグ的な話です。
「ちっ、来やがったか……」
校舎裏に屯している不良共の一人が、予期せぬ来訪者に苦虫を噛みつぶしたような顔を浮かべた。
髪の中から後ろ向きに生えている一対の角、滑らかな丸みを帯びたマズル、全身を覆う鱗、腰から伸びている鋭い尾等を持つ竜人――ナガルダは、不良共に鋭い視線を向けながら口を開く。
「またあんた達ね、学園の獣人生徒達に喝上げしているのは」
「ケ、ケっ! 畜生が金を持ってるとか勿体ねえから、俺たちが預かってんだぜ。豚に真珠、猫に小判ってな!」
「くだらない偏見を持ってる方が勿体ないわよ。痛い目見たくなかったら、喝上げしたお金を皆に返しなさい」
拳を鳴らしながら一歩一歩近づくナガルダ。それに対して不良共は立ち向かおうとせず、ただ怯えていた。
人間と獣人が共学している学園の中で、最も強いとされているナガルダを打ち負かした不良は一人もいない。獣人に対して悪行を働く場合は彼女に気づかれないようにするが、結局バレて制裁されるのはいつものことだ。
今回も憎たらしいナガルダに制裁されて終わる、不良共はそう思っていた。
慌てず懐から何かを取り出している一人の不良を除いては……
その不良がナガルダに向かって取り出した何かを投げつけた。不良の悪あがきと油断していたナガルダは手で軽くはたき落とそうとする。
しかし、ボールのような何かが簡単に割れ、中からピンク色の煙が広がっていく。それに驚いたナガルダは腕で振り払おうとするが、彼女自身の体に異変が起きた。
体から力が抜け、立っているのがやっとだ。体が重くなっている気がする。
「どうだ? 人間様が作り出した人工フェロモンは?」
「か、体に……力が入らない――」
数人の不良共が迫ってきたのに気づいたナガルダは動こうとするが、いつものように身軽に動けず地面に押さえつけられてしまう。仮に押さえつけられたとしても、不良共を振り払える力も今は出せられなかった。
仰向けの状態で両腕、両足、尻尾を不良に拘束されているナガルダにリーダー格と思われる不良が近寄る。身動きの取れないナガルダは睨みつけるが、彼は余裕そうに彼女の全身を見渡している。
「あの学園最強の竜人――ナガルダ様も、フェロモンを嗅がせてしまえばイチコロか。これまでの恨み、晴らさせてもらうぜ」
「ふん……実力では勝てないから、薬品なんかに頼ったわけ? 卑怯で情けないわね」
「俺たちはスポーツマンじゃねえんだ。さて、そろそろやっちまうか」
不良リーダーが下っ端達に命令した。
「こいつの服を剥ぎ取っちまえ。下着もだ」
「えっ!?」
不良リーダーの言葉に驚くナガルダだが、彼女を拘束している不良共が次々と制服に手を伸ばしてきた。ワイシャツを引っ張られてボタンが弾け飛び、スカートも引っ張り下ろされていく。ナガルダは必死に抵抗するが拘束を解けず、不良達による脱衣を許してしまう。
制服の下に隠れていた淡色の鱗に覆われている体の前面がさらけ出され、その上にブラジャーとショーツが着てあった。不良共の手がそれに向かっているのに気づいたナガルダは、焦りと怒りの声を上げた。
「あ、あんた達、それ以上やったらタダじゃあ済まないわよ!」
「へっ、フェロモン嗅がされた状態で何かできるんだ? 畜生に下着なんかいらねえよな」
不良共の手は動きを止めず、ナガルダの下着を掴んで強く引っ張った。紐が切れてしまったブラジャーとショーツは取れてしまい、薄い鱗に覆われた豊胸と股間が露わになってしまった。羞恥と悔しさに涙を浮かべるナガルダに、不良共はニヤケ顔を浮かべていた。
「トカゲの癖にエロいスタイルしやがって。揉みがいのある乳に、抱きがいのあるヒップ。風俗でもやっていけんじゃねえの?」
「トカゲじゃなくドラゴンよ! こんな格好にさせて……あんた達、ぶっ飛ばすからね!」
「おいてめえら、トカゲまんこを広げな」
不良リーダーがズボンのベルトを緩めながら、下っ端に命じる。
両足を押さえている不良共がナガルダの陰部に手を伸ばす。大陰唇を指で押さえられて身体を震わせるナガルダを気にせず、左右に広げた。大陰唇に隠されていたピンク色の陰核、尿道口、膣口が外気に晒された。
ズボンと下着を脱ぎおろし、勃起した陰茎を出した不良リーダーがナガルダに覆い被さる。陰茎の先端を膣口に向けられ、彼の行動の意味を察したナガルダは、必死に抵抗する。
「ふ、ふざけないで! 誰が、あんた達なんかとッ!」
「いくらエロい身体でも、トカゲとヤッてくれる奴なんかいねえよ。俺たちが相手してやるから感謝してほしいね」
「や、やめなさい!」
フェロモンで弱体化してしまっているナガルダは不良共の拘束から抜け出せられず、膣口に亀頭が接触するのを許してしまう。その直後だった。
不良リーダーが腰を下ろし、彼のペニスが膣に挿入してきた。処女膜を突き破られる痛みと、膣を押し広げられる感覚にナガルダは悲鳴を上げた。
「あ、あああ……こんな、奴らなんかに……」
「人間とは違うが……いい締まりじゃねえか。俺たち専用のオナホにピッタリだな」
腰を動かし始める不良リーダー。ペニスで膣壁を擦られるだけでなく、奥を突かれる度にナガルダは上半身を反り、乳房が揺らされる。ナガルダの口から漏れる嬌声と、結合している性器からの淫らな水音が校舎裏に響き渡る。
突然、腰の動きを速めた不良リーダーがナガルダに囁いた。
「もうそろそろ出すぞっ、俺のザーメンを受け取りなぁ!」
「ま、待って、お願い、抜いてぇ!」
ナガルダが懇願するも不良リーダーに聞き入れてもらえず、腰を強く押し込んで来た。
下腹部の中で、熱い何かが流れ込むのを感じ取ったナガルダは不良に膣内射精されたことを思い知らされ、抵抗を止めてしまう。
ナガルダの中で射精し終えたリーダー不良がペニスを引き抜くと、膣口から精液が愛液と共にこぼれ出た。
「あう、うぐ、うああ……」
「なかなかの名器じゃねえか。今度はこいつらの相手をしてやりな」
不良リーダーがそう言うと、ナガルダの四肢を押さえていた不良らが一人ずつ無抵抗の彼女を犯し始めた。
数時間後、校舎裏にナガルダの無様な姿があった。
十人近くの不良とセックスさせられ、膣口から大量の精液が吹き出している。手足、乳房、腹、尻尾、マズル顔といった全身が白濁液塗れになり、長い髪にも付着していた。
白目を剥いている彼女をそこまで犯していた張本人達である不良共は、それぞれスマホでナガルダの裸体を撮影していた。
「気持ちよかったよ、ナガルダちゃーん。このことをバラされたくなかったら、俺らのところに来てご奉仕してくれよぉ」
撮影し終えた不良リーダーがそう脅し、笑いながら下っ端と共に去っていった。
不良に初敗北してしまった学園最強の竜人――ナガルダは、これから不良共の性処理に使われるようになっていく……