※この作品はR-18です。

俺は、彼女達を護るために『雷霆皇帝』になる   作:リュウコウ

23 / 57
第2回イベントの話は、ライトノベルと違います。




22 月曜日【3】第2回イベント・ゲーム内1日目

~~~~~~~~~~

 

ヤイチたちは、草原のど真ん中に転移させられた。

ここは、見渡しの良い草原では、他のプレイヤーに、狙われるのは、必然である。

空には浮遊する島々、遠くの方には山岳地帯が見え、澄み渡る大空を竜が優雅に飛ぶ姿が見える。

 

運営が用意したフィールドは、自然豊かな、モンスターさんたちの理想郷であった。

 

「おおー!綺麗だね!ヤイチ」

「そうだな!現実では、なかなか観られないな!」

「ヤイチ!ヤイチ!遠くの方に見える山々だけど、頂上付近は雪が積もっているみたい。」

「じゃあ、最初の目的地は雪山を目指そうか、カエデ!ユナ!」

「私、現実で雪山は危険だから、ゲームの中なら、危なくないから、行って見よー。」

「私も賛成、雪山楽しみだね!ヤイチ!カエデ!」

 

ヤイチとカエデとユナは、景色を楽しみながら、雪山へと歩いていると、草むらを掻き分けて、5匹のゴブリンが襲いかかってきた。

 

「カエデ!ゴブリン相手に、【悪食】を使うなよ!1日10回しか使えないから、【白雪】を使え。」

 

カエデは、案の定戸惑っていた。モンスターさんの攻撃に慣れてきたとはいえ、

 

「わかったよ!ヤイチ!【白雪】をしておくね。」

「俺が、3匹迎え撃つ!ユナ!後の2匹を頼む!」

 

俺は、スキル『超神速・雷』を使いこなして、3匹のゴブリンに気づかれない速さで、切り刻まれていく。

 

ユナは、2匹のゴブリンが相手なので、2頭の熊向かわせていた。

 

「いっくよー!『黒熊召喚Ⅹ』『白熊召喚Ⅹ』」

 

ユナが召喚した、黒熊と白熊の攻撃で黒熊・白熊と対峙していた、2匹のゴブリンは、呆気なく、倒されていた。

 

「ヤイチ!ゴブリンさんは弱いのかな?」

「まぁ、転移して、すぐに、強いモンスターは!」

現れないだろうな!」

「弱いモンスターだと、メダルは落とさないね。」

 

ヤイチとカエデとユナは、雪山へと歩きながら、襲いかかってくる、ゴブリンさんを倒していると。

カエデが急に消えてしまった。

 

「カエデ!どこに行った?『双鈴龍鳴【気配感知】』」

 

「ユナ!その場所から前方に3歩の所の下に、カエデの気配を捕えた!」

「わかったわ!行ってみるね」

 

ヤイチに言われた通りの所に行くと、地面に空間の歪みがあり、地下へと延びる階段があったのである。

 

「ヤイチ!カエデが地下でゴブリンに迫られてる!」

「ユナ!助けに行くぞ!」

 

ヤイチとユナは、空間の歪みに飛び込んだ!

 

「カエデ!大丈夫か?ユナ!ゴブリンを一掃するぞ!」

「わかったわ!ヤイチ!」

 

ヤイチは、ゴブリンを切り刻み、

ユナは、ゴブリンを殴り倒していく。

 

「カエデ!ユナ!地下迷路を進んでいこう」

「わかったよ!ヤイチ!」

「わかったわ!ヤイチ!」

 

目的が決まったので、迷路を右に左に進んでいき、襲ってくるモンスターを倒しながら、大きな扉の前までたどり着いた!

 

「多分、ボスの部屋だよね?ヤイチ!」

「確実にそうだな!」

「私は、【闇夜の写:悪食】に換えとくね」

「頼む!カエデ!」

 

目の前の、大きな扉を開けると、部屋の奥にある、玉座には、ゴブリンロードが鎮座し、その周りに、ゴブリンジェネラルが2体、残るは、ゴブリンチャンピオンが5体と、ゴブリン30体。

 

「ゴブリンロードは、俺が相手をする!

カエデは、ゴブリン30体を相手してくれ!」

「わかったよ!ヤイチ!」

「ユナは、残りの、ゴブリンジェネラル2体と、ゴブリンチャンピオン5体を相手してくれ!」

「わかったわ!ヤイチ!」

「それじゃあ、行くぞ!」

 

ヤイチが、相手にしている。ゴブリンロードは、攻撃力と防御力が凄すぎるので、スキルを駆使して、戦っている。

カエデとユナを見てみると、カエデは、【闇夜の写:悪食】と【新月:毒竜】を使って、ゴブリン30体と戦っていた。ユナはと言うと、ゴブリンジェネラル2体に、『黒熊』『白熊』を向かわせ、ゴブリンチャンピオン5体に、『炎ノ熊Ⅹ』『氷ノ熊Ⅹ』『雷ノ熊Ⅹ』『風ノ熊Ⅹ』『水ノ熊Ⅹ』を向け、5体の属性熊を操っていた。

30分戦いは続いた。

 

~~~30分後~~~

 

「やっと倒せたな!カエデとユナ!」

「ヤイチ!【悪食】を使うのを、最小限に抑えて、あと、7回残ったけど、温存しないとね。大盾を【白雪】に換えてっと」

「ヤイチ!転移して、初めてのダンジョンで、【MP】消費が激しかったから、30分休憩したら、全回復するんだけど?」

「あぁ!カエデとユナ!休憩していてくれ!俺は、宝箱を確認してくる」

 

ヤイチは一際大きな宝箱を確認していた!

銀のメダルが【6枚】か!

じゃあ!1人【2枚】ずつだな。

 

「カエデ!ユナ!銀のメダルを1人【2枚】ずつな!」

 

カエデは、喜んでいた。

 

「やったね。あと、1人【8枚】だね。」

「ヤイチ!カエデ!あと少しで、全回復だからね。」

 

~~~~~~~~~~

 

「ヤイチ!カエデ!全回復したよ。」

「じゃあ、雪山へ出発。」

「「お~~~。」

 

ヤイチとカエデとユナは、ボスを倒した時の話をしながら、1時間程歩いた。

 

~~~1時間後~~~

 

雪山の麓の森林地帯にたどり着いた。

 

「ヤイチ!この森林を抜けたら、雪山なんだね!」

「そうだな。」

「ヤ、ヤ、ヤイチ!お化けは、ダメなんだ。」

「ユナ!心配しなくても、俺が居てるから大丈夫!行くよ!」

 

森林に入って30分後。

 

~~~30分後~~~

 

目の前に貴族の御屋敷が現れた!

 

「ヤ、ヤイチ!目の前の御屋敷は、大丈夫なの?」

「森の中よりは、御屋敷の中の方が安全だよ!」

「わかったよ!」

 

ヤイチたちは、中に入ると森の中より

御屋敷の中は、綺麗なものだった。

 

「ヤイチが言うように、御屋敷の中は、安全だね」

 

御屋敷の応接室で、寛いでいると、叫び声が、どこからか聞こえてくる。

そんな中、カエデはソファーで寝ていた。

 

「ヤイチ!何か聞こえたね?」

「この、叫び声は、どこか、篭ってるね。御屋敷に地下でもあるのかもな」

「カエデ、起きて!女の子が叫んでいるの!助けに行かない!」

「ヤイチ、ユナ、助けに行こう!」

 

御屋敷の階段の影に隠れて地下への扉があった!

 

「この扉から聞こえてくるね!ヤイチ」

「早く助けてあげないとな!」

「ユナ!怖くないか?」

「助けを求めているのにビビっていられないよ!」

 

地下への扉を開けて、階段を降りていくと、直線の廊下が1本だけあり、その先の部屋から、叫び声が聞こえるので、その部屋の扉を開けた。

中に入っていくと、椅子に縛られた女の子がいた。

 

「なんて惨いことを、早く助けないとな!」

 

ヤイチが近付いて、女の子の体を見てみたら、あちらこちらが、傷だらけだった!

 

「ユナ!女の子に、治癒魔法をかけてくれ!」

「わかったわ!ヤイチ!」

 

ユナが治癒魔法をかけて、女の子を治し終わると、女の子が、この御屋敷に取り付いている魔物を退治して欲しいと、御願いをしてきた!

 

「ヤイチ!女の子が困っているから、助けてもいい?」

「ユナ!俺に聞かなくても、女の子が困っていたら、助けるのが、夜桜お母さんの教育方針だからな!あと、女の子は、困っている顔より、笑顔の方が、断然良いからな!」

「カエデ!お化け退治をしに行くぞ!」

 

助けた女の子が言うには、この御屋敷に、女の子が取り付いているらしい。名前は、メアリーか。

 

「メアリーの宝物を探さないといけないな!」

「それを、見つけたら、取り付くのを止めてくれるんだね!ヤイチ」

「まず始めに探す場所は、メアリーの部屋だな!」

 

1階は、応接室に、調理場、食堂、御風呂場、メイドさんの部屋が5部屋、メイド長の部屋が1部屋、御手洗い1つ、がある。

2階は、大きな書斎が3部屋、御手洗いが1つ、ある。

3階は、主人夫妻の大きな部屋があり、男の子の部屋が3部屋、御手洗いが1つあるが、女の子の部屋が見つからない!

ユナがヤイチに思ったことを聞いてみた。

 

「メアリーの部屋だけ、無いなんて、あり得ない!これって、もしかして、ヤイチ!」

「これは、女の子が初めから、望まれてなかったな!」

「隠し部屋があるのかな!ヤイチ!」

「カエデ!貴族の家には、よくある話だからな!隠し部屋があるとしたら、誰にも見つからない、屋根裏しかないな!」

 

ヤイチたちは、隠し部屋を見つけたので、中に入ると、そこに居たのは、地下にいた女の子だった!

 

「もしかして、君がメアリーだったのか?」

「そうだよ、お兄ちゃん!私の部屋を見つけてくれて、とても嬉しいの!ありがとう」

「この【ロケット〈メアリー〉】が、私の宝物なんだ!お兄ちゃん受け取ってくれる?」

「これを、装備してたら、私がヤイチお兄ちゃんと共に、戦うことが、出来るようになるの!」

「俺が、肌身離さず、装備しているから、一緒に戦おう!」

「カエデお姉ちゃんには、この【命の指輪〈HP+100〉】を装備すると、【HP】が上がるの」

「私、この指輪を、大事にするよ!」

「私の傷を治してくれた、ユナお姉ちゃんには、光魔法と対の闇魔法の、2属性を貰って欲しいの!」

「ありがとう。メアリー!これで、『光ノ熊』と『闇ノ熊』を覚えることが出来る」

「3人のお役に立てて良かったよ!」

「ヤイチお兄ちゃん!騙すようなことをしてごめんね。優しいお兄ちゃんお姉ちゃんなのは、地下で助けてくれたときにわかっていたけど、隠し部屋まで、来てくれるとは思わなかったの!」

「俺はな、メアリー!困っている女の子を、見て見ぬふりは、しないんだ!だから、助けることを躊躇わない!」

「ありがとう!ヨイチお兄ちゃん!私も、ヤイチお兄ちゃんを助けるからね!」

「ヤイチお兄ちゃん!この大きな宝箱も受け取って!」

「ありがとう、メアリー!」

「メアリーは、【ロケット:メアリー】のスキルだけど、言っておくな!俺たちは、雪山の頂上を目指しているからな」

「うん、わかったよ、ヤイチお兄ちゃん!」

 

ヤイチが大きな宝箱を確認すると、銀のメダルが【6枚】入っていた!

このメダルも、1人【2枚】ずつだな!

 

「カエデ、ユナ、今回も、銀のメダルが【6枚】入っていたから、1人【2枚】ずつだな!」

「今、1人【4枚】持っているんだね!」

 

ユナが

「順調だね、ヤイチ!」

「私は、外が暗くなってるから、出たくない!」

「仕方ないか!メアリー、泊まってもいいか?」

「いいよ!ヤイチお兄ちゃん!」

「じゃあ、私も一緒に寝てもいい?」

「メアリー!今まで寂しかっただろ?俺と一緒に寝ような!」

「ありがとう!ヤイチお兄ちゃん、お休み!」

「メアリー、お休み!」

「カエデ、ユナ、お休み!」

「「お休み、ヤイチ!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。