※この作品はR-18です。

俺は、彼女達を護るために『雷霆皇帝』になる   作:リュウコウ

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第2回イベントは、ライトノベルと違います。

運営側

龍三《ドラぞう》
虎郎《コろう》
狼四《ロウし》
獅次《シじ》
蝶娘《チョウこ》


25 月曜日【3】第2回イベント・ゲーム内4日目・運営側とヤイチ達

~~~電脳空間~~~

 

運営側は【氷雪鳥】がヤイチ達に

倒されてからというのも、

定期的にヨイチ達の動向を確認していた。

 

ドラぞうが

「ヤイチとカエデとユナが

ドッペルゲンガーを撃破しました。」

 

シじが

「そうか......まぁ、あの程度じゃ止められないだろ」

 

コろうが荒らげ、

「いや、言っとくがなドッペルゲンガーも

それなりに強いからな!?」

ドッペルゲンガーのボスを作成した男性が声を上げる。

 

チョウこが言う

「なら、他のドッペルゲンガーを見てみようよ。

何箇所かに配置したからね......これ見て!

戦闘データがあるよ!」

そう言って女性が映像のキーボードを操作し、

大きな映像が流れた。

 

チョウこが

「装備と......レベル的にも中級者ってくらいかな」

 

ロウしが

「まあ、ちょうどいいのでは?」

 

運営側の何人かが作業の手を動かしながらも

映像の方に視線を向ける。

しばらく戦闘が続く内に、プレイヤー側にのみ

疲労の色が見え始め、次第に状況は悪くなっていく。

 

コろうが

「よしよしいけるじゃないか!そもそもプレイヤーより

数段強くなるようにコピーしているんだからな!

簡単に勝つヤイチとカエデとユナが強いんだよ......」

 

シじが

「どっちも耐久戦やってたしな....,.カエデはともかく

ヤイチとユナが疲れ知らず過ぎる。

動き回っているのになあ......」

 

ドラぞうが

「カエデを疲れさせるためには動かさないと

駄目なんだよな。カエデはまともに

動かなくても強いのがな......」

 

チョウこが

「しばらくしたらテイムモンスターも強くなるしな。

もうどうするよ?」

 

ロウしが

「まあ......考えるわ」

 

一般的なプレイヤーの死によって

『普通』とカエデ達の差を再確認した

面々は作業に戻っていく。

 

コろうが

「何か異常があったら....,.

あとはヤイチ関連の報告は頼む」

 

ドラぞうが

「分かりました」

 

ヨイチ達のダンジョン攻略の確認は

止めることはなかった。

 

~~~洞窟内~~~

 

森は今までのものと比べて規模の小さいものだった。

 

「もう、抜けたね、ヤイチ!」

「今回の森は、小さかったからな!」

「ヤイチ、ヤイチ、砂漠が見えるよ。ヤイチ!」

 

三人の前に広がっているのは広大な砂漠だった。

サボテンが見えるくらいでプレイヤーの姿は見えない。

 

「ヤイチ、ユナ、砂漠だったら、オアシスがあるよね!」

「そうだな!この広さの砂漠だから、探してみようか!」

「私も、オアシスに行ってみたい!」

 

~~~5時間後~~~

 

砂丘越えは、山登りと大差無いと、

テレビ番組でその様なことを言っていた。

昼近くに差し掛かる頃に、オアシスを見つけた。

三人は、昼御飯を食べるために、休憩していた。

食べ終わる頃に、1人のプレイヤーがオアシスに来た。

 

「(カエデ、ユナ、戦闘態勢を取ってくれ!)」

「(わかったよ!ヤイチ!)」

「(わかったわ!ヤイチ!)」

 

「おっと......先客か。それもカエデとは

......私も運が悪い」

 

やってきたのは和服を着た女性だった。

上半身は桜色の着物。

それに紫の袴。

そして刀を一本装備しているのが

ぱっと見て分かる特徴だろう。

 

「(あの女性前回のイベント6位の女性だぞ)」

「(そうなの?ユナ!)」

「(そうだよ、カエデ!)」

「(あの時は、自分の事で精一杯だったからね。)」

「ああ、話しているところ悪いが......

出来れば見逃していただきたい」

「(ヤイチだけは、警戒している。)」

 

カエデとユナは、突然現れた女性と

和やかにおしゃべりしているが、

突然、女性の殺気を感じたので、

注意を払っていると、その女性が逃げ出した!

 

「『超加速』」

 

「カエデ、ユナ、後から付いてきてくれ!」

 

「3、2、1、『超神速・雷』」

 

追い付かれないと思った、女性が。

 

「な、何で、私の『超加速』について来れるのよ!」

「さぁあ、何ででしょう?」

「私は、逃れられないのね。」

 

「『一ノ太刀・陽炎』」

女性の姿が揺らいで消える。

 

次の瞬間には目の前に現れて

刀を横薙ぎに振るっていたが。

 

ヤイチは、雷の幻影『オラージュ』を使い、

横薙ぎは虚しく振り抜かれた。

 

「何なの、貴方のスキルは!そんなスキルがあるなんて、

聞いたこと無いんだけど!」

「そんな事、俺に言われても、【称号】を

受け継いだ時に、技とスキルを手に入れたからな!」

 

「【称号】?貴方は、何者なの!」

「...まぁ、【称号】と名前だけなら応えられるから、

受け継いだ【称号】が『雷霆皇帝』で、

名前がヤイチって言うんだ!」

「ヤイチ?貴方も、ヤイチって言うんだね。」

「「?」貴女が知っている、ヤイチって、

漢字でどう書くの?」

「夜に一で、夜一よ!」

「そうなんだ!偶然だな!俺もその夜一なんだ!」

「「?」貴方は現実で女性を助けた事とか無い?」

「夜桜お母さんの教育方針で、困っている女性は、

沢山助けたから、どの女性の事を言っているか、

分からないけど。」

「では!お訊きしたいのだが、京都に行かれたことは?」

「京都、京都?春休みの1週間、夜桜お母さんの実家で、

修行をしていて、合間に京都観光をしながら、

その、1週間の間にも、彼方此方で女性を

助けていたからな!」

 

「じゃあ、助けた女性の名前を覚えているかな?」

「あの時は、1日1回しか、道場から出られなかったから

1日目に助けた女性が、お婆様の、千代(チヨ)さんで、

2日目に助けた女性が、俺と同い年の女性の、華純(カスミ)で、

3日目に助けた女性が、小学生の女性の、魅優羽(ミユウ)で、

4日目に助けた女性が、綺麗なおば様の、紗雪(サユキ)で、

5日目に助けた女性が、年下の女性で従姉妹の深桜(ミオ)で、

6日目に助けた女性が、年上の女性で従姉妹の真桜(マオ)で、

7日目の駅までのバスの中で、

痴漢から助けた女性が、同い年で従姉妹の神桜(カオ)だったが

それがどうしたんだ!」

「2日目に助けた女性の華純って言うのは、私なの!」

「そうなんだ!それと俺たちを狙ったことは、

関係無いだろ!此方は、銀のメダルを狙われたからな!

では、此方もそれ相応の態度で示そう!覚悟!」

「ちょ、ちょっと待って!」

 

ヤイチがスキルを使う前に

カエデとユナが追い付いてきた。

 

「何かあったの?ヤイチ!」

「......い、いや!何も無かった!」

「本当に?ヨイチ!」

「ああ!」

 

その時、流砂が起こり、地下へと、誘い込まれた。

数分して、起き上がると4人の左手に鎖が

繋がれていた。

このダンジョンは、一蓮托生みたいだった。

クリアをするためには、協力しなくてはいけない。

 

「俺たち4人は、注意を払いながら、

攻略しないといけないらしいな!」

「カエデ、ユナ、気をつけて進むぞ!」

「わかったよ、ヤイチ!」

「わかったわ、ヤイチ!」

「あ、あの、ちょっといいかな?ヤイチ」

「「?」何で貴女に名前を呼ばれなければいけない!」

「ごめんなさい!私は、貴方に助けられた女性の1人で

華純と言います。」

「ヤ・イ・チさん、華純さんとは、誰ですか?」

「春休みの1週間、夜桜お母さんの実家に行った時に

助けた女性の1人です。」

「何人助けたのですか?ヤイチ!」

「お婆様とおば様と小学生と目の前に居てる女性と

従姉妹の3姉妹を助けたな。」

 

ヤイチがカエデの問いかけに応えてるなか

モンスターさんの気配を見つけた!

 

「3人とも、話の続きは、このダンジョンを

攻略してから安全な場所で応えるから!」

「わかったよ、ヤイチ!」

 

大小様々なナメクジが徘徊して、侵入者を

襲うようになっているらしい。

 

「今、俺たちの居る場所から終着点までは、

大変な道程になる、だから、カエデ、ユナ、

俺に掴まってくれ!」

「「わかった、ヤイチ!」」

「名前は、華純でいいんだよな?」

「カタカナで、カスミって言うんだ!ヤイチ!」

「では、カスミも、掴まってくれ!」

「わかった、ヤイチ!」

「いくぞ!『超神速・雷』」

 

ヤイチたちは、地下1層を越え、地下2層!地下3層と

越えて行き、終着点の地下7層へと、辿り着いた!

 

「あとは、このナメクジ軍団を越えると攻略できる。」

 

ヤイチたちが今居る、地下七層に居てるナメクジ軍団の

隙間を縫って切り抜けるのに、苦戦したが、

ギリギリの所で攻略でき、大きな扉の部屋に4人は居る

その部屋の奥に大きな宝箱が置いてあった。

 

「開けてみるぞ!」

「「「うん」」」

 

銀のメダルが【4枚】と

紫水晶の大盾と小太刀と拳と刀があった。

 

「銀のメダルは、皆に【1枚】づつ渡して、

残りもそれぞれの装備を貰うことにしよう。」

 

これで、ヤイチたちは、1人【8枚】

 

「話が中断したけど、助けた女性の事で、

従姉妹の3姉妹って、綺麗な女性たちだよね?」

「真桜《マオ》お姉ちゃんと、同い年の

神桜《カオ》と、年下の深桜《ミオ》ちゃんだね!」

「で、此方の華純さんも助けたと!」

「そう言うことだ。」

「じゃあ、ヤイチ!カスミもヤイチが作るギルドに

入れるしかないね。ユナ!」

「それしかないね。カエデ!」

「そうなるの?ヨイチ!」

「知り合いが、相手だとやりづらいから、

自分のギルドに引き込んでいる。」

「今の言い方だと、他にも居てるの?カエデさん。」

「他には、3人居てます。ね!ユナ!」

「じゃあ、このイベントが終わってから

紹介してね。ヤイチさん!」

「わかった。紹介する。」

「あと、ヤイチの彼女なの私たち!」

「「?」彼女、と言うのは?」

「ヤイチの家は、御屋敷だから、

彼女全員と住んでいるの!」

「その話は、他の3人が居てる時に、俺たちは、

4日目の探索をこれからやめて、この部屋で、

休んでいくが、カスミはどうする?」

「今回のイベントは、自分の力量で

どこまでできるか試しているの!」

「わかった!銀のメダルを10枚集めたら、

狼煙みたいなのを打ち上げるから、

それを目印にしてくれ。」

「わかったわ、ヤイチさん!」

 

ヤイチたち、4人は、そのまま寛いでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

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