~~~VRMMOの初期設定~~~
「キャラクターの名前をカエデに決めた!」
次は、初期装備と空中にパネルが浮かんでいる!
「大剣に...片手剣。メイスに杖に
...うーん...動き回るのあんまり
得意じゃないからな...それに、
攻撃とか受けたくないし...じゃあ
やっぱり杖で魔法使いかな」
そうやっていくつかある
装備を見ていた楓だったが、
そこにピンとくる装備が現れる。
「大盾と短刀?
攻撃力は低いけど......
防御力はナンバーワンか...えっ!
防御力を上げれば
ダメージって無くなるの?」
説明文を読んだ楓はこれに決めたと
大盾と短刀を
初期装備に選んだ。
「次はステータスポイントか...
これは防御力に全部っと」
俗に言う極振りである。
「あー...身長は弄れないのかあ。
もっと背を高くしたかったのに...」
楓の身長は145センチあるかないかと
いったところである。
「じゃあ、これでオッケーかな。よし!」
楓の体が光に包まれる。
次に目を開けた時、
そこは活気あふれる
城下町の広場だった。
~~~~~~~
「ここは...えっと。ステータス!」
カエデ Lv 1
【HP 40】
【MP 12】
【STR 0〈+9〉】
【VIT100〈+28〉】
【AGI 0】
【DEX 0】
【INT 0】
装備
頭【空欄】
体 上部【空欄】
体 下部【空欄】
右手【初心者の短刀】
左手【初心者の大盾】
足【空欄】
靴【空欄】
装飾品
【空欄】
【空欄】
【空欄】
スキル
なし
「うーん...?VITは防御力だよね?確か。
あれ...これやっちゃった?」
「あはは...やっちゃった?
どうしよう...夜一もいないし」
数分間!楓は、悩んだ!大いに悩んだ!
これって、設定をしただけだから!
まだ!やり直せる?
いやいや!夜一が来た時の
ビックリした顔が見たいのもあるし?
まだ!モンスターさんと
戦ってないもんな?
ああでもない?こうでもない?
楓は、考えが纏まったのか、
思考を止め、深呼吸をしてから!
「よし、町から出てみよう.....」
カエデは町の外へと歩いていて思った。
「周りの人...速いなあ」
止まっている時には分からなかった
【AGI 0】の影響が
身近な所に現れていた。
そんなことにはめげずに
町の外へとてくてく向かう。
目指すは初討伐だ。
町の外にも、
町の中程では無いが人がいた。
夜一も無理するなって、
言ってたけど、
今の条件で、
1匹のモンスターを倒せるかどうか、
試してみたいし!
「カエデは、森の奥へと歩いていった。
ここら辺なら、他の人に、
自分のやられる姿を見られないで済むねっと」
「モンスターさん居てますか?
私は、ここに居ますよ!」
そんな事をカエデが言っていた矢先に、
草むらからモンスターが現れた!
あの見た目は、
ゲームをあまりしない楓でも分かる
序盤の一角ウサギさん!
一角ウサギさんが自慢の
脚力を生かして、
体当たりをしてきた!
カエデは、避けようにも、
【AGI 0】なので、
あのスピードは、避けられなかった!
「ぐはっ...?あれ?
何ともないね?」
「あ!もしかして、
【VIT100〈+28〉】だから?」
「ふっふっふっ!ウサギさん
その様な、体当たりでは、
私は、倒せないよ!」
「ほらっ!もっと足を踏ん張って、
体当たり?
まだまだ!だね、ウサギさんチッチッチッ!」
「今度は、もっと速く、どうっ?
まだまだ!もう1回!こい!」
「助走を付けて、はい!
そこから、脚力を使って、
はい!いいよいいよ!
そのままのスピードで、どどっ!」
「今のいいよ!君!才能あるね、
スプリンターを目指さないか!」
一角ウサギさんは、
『
『
ドウッ!ドッドッドッ
カエデにウサギさんが迫ったその時、ピロンッ
何かの反応があった!
ウサギさん!ちょっと待ってね!
一角ウサギさんは、
『
『スキル【絶対防御】を取得しました』
「ん?何それ?...?」
スキル
【絶対防御】
所持者のVIT2倍
取得条件
1時間の間!敵から攻撃を受け続け、
かつダメージを受けないこと、
また魔法、武器によるダメージを
与えないこと。
「んー?て、ことは【VIT256】?
これ、かなり凄いスキル?
...ウサギさんを特訓していただけ
なのになぁ...」
「まぁいいか!ウサギさんさっきの
走り方良かったよ!」
『
「おっ!いいね!いいね!
そのまま、その走りで、体当たりだね!」
「私に当たる前に、
ウサギさんのHPがゼロになった!」
「ウサギさあぁぁぁぁぁぁぁぁん!」
『レベルが2に上がりました』
一角ウサギさんの死を
嘆くカエデだったが、
しばらくすると立ち直って
レベルアップについて
確認をし始めた。
「あっ!5ポイントを
ステータスに割り振れるみたい!」
「じゃあ!ポイントを全部、
私の【VIT105〈+28〉】にして、
今日は、この辺で終わりにしようかな。」
カエデが町へと帰っている途中に、
事件が起こった!
スキルを盗まれたのだ!
カエデはすぐに、パネルを確認した!?
折角、手に入れたスキルを盗られた!
夜一に言わないと!ログアウトした!
~~~~~~~
「夜一!夜一!夜一!助けて!
夜一に会いに行った!」
夜桜お母さんに断りを入れて
「夜桜お母さん、秋桜ちゃん、失礼します。
夜一!夜一!夜一!助けて!」
楓は夜一に詰め寄った
「どうした?楓!」
「スキルを盗られた!」
「「!」盗られただと!
スキルにロックはしてたのか!?
...しまった!
楓は、ゲームは、するけど、オンラインは
初めてだったな!クソッ!忘れてた!」
「夜一入るよ!楓ちゃん何かあったの?
どうしたの?楓ちゃん!」
「夜一お兄ちゃん、大丈夫?」
「夜一これは!」
「今日、楓は俺が薦めたゲームをしたんだ。
そこで手に入れたスキルを、盗られた!」
「盗られたって、どうするの!夜一!」
「夜桜お母さん!俺が!楓のスキルを
取り返す!第1回イベントには、出ない!けど!
楓を護りたいんだ!行かしてくれ!頼む!」
「夜一!楓ちゃんを護るんだよ!」
「俺が!楓を護る!行くぞ!楓!」
「わかった!夜一!」
「楓!取り返しに行くのは、俺1人だ!
お前は、宿で待っていてくれ!
盗られたのは、西の森の深奥だったな!」
「ちゃんと、宿で待ってる!」
~~~~~~~
「カエデ!」
「ヨイチ!」
「宿で待っていてくれ!西の森の深奥へ!」
ヤイチ Lv1
【HP 50】
【MP 12】
【STR 40】
【VIT 0】
【AGI 40】
【DEX 5】
【INT 5】
装備
頭【空欄】
体 上部【空欄】
体 下部【空欄】
右手【初心者の短剣】
左手【空欄】
足【空欄】
靴【空欄】
スキル
なし
では、西の森の深奥へ!
~~~~~~~
ピロンッ
「スキル
『スナイプ ウイング』を取得しました!」
ピロンッ
「スキル
『グランド スラッシュ』を取得しました!」
ピロンッ
「スキル
『スパイラル スパイク』を取得しました!」
ピロンッ
「スキル
『ヘルレイド バニシング』を取得しました!」
ピロンッ
「スキル
『スプリット クレッセント』を取得しました!」
「難易度高めのダンジョンで、
5つのスキルは、多い方か!」
「もう!そろそろ、深奥だな!」
~~~~~~~
ヤイチが深奥に辿り着くと!
そこに、大きな社が現れた!
「ここの社に、カエデを泣かしたヤツが
居てるのか!」
「やっと現れた!
『雷霆皇帝』《ライテイコウテイ》を
継ぎし者よ!」
「おい!カエデから、盗ったスキルを
返してもらおう!」
「そのスキルなら!今!還っていった!」
「本当か?...カエデ!カエデ!」
「ヤイチ!私のスキルが今!戻ってきたの!」
「わかった!その話は、また後でな!」
「で!あんたは、何がしたいんだ!」
「我の『雷霆皇帝』の力を継ぐ者を呼ぶため、
済まないことをした!」
「まぁ!カエデのスキルは無事に
戻ったから、いいが!」
「俺がその『雷霆皇帝』を継ぐ者なのか!」
「我の試練で!そなたの力を示せ!」
「わかったよ!じゃあ、行くぞ!」
「では、我も!いざ!」
「グランド スラッシュ!」
ドウッガガガガガガザシュッ
「くっ!いい技だな!だが!まだまだ!」
「これなら!
「スナイプ ウイング!」ヒュッ ピッ
「やるな!魔力の残糸を辿らないと、
避けられないな!」
「そなたの、全力をぶつけないと、
我の力を継ぐ者か、分からないからな!」
「スパイラル スパイク!」
ドッドッドッドッドッ
「あと少しだ!こい!」
「ヘルレイド バニシング!」
ドカッ ザシュッ
「最期だ!こい!」
「うおぉぉぉぉぉ!食らえ!」
「スプリット クレッセント!」
シュッシュシュシュシュザシュッ
「これ程の、力を持っているなら、
我の力を託せる!」
「そなたよ!受け取れ!」
ピロンッ
「スキル『雷霆皇帝』を取得しました!」
『雷霆皇帝』の技・魔法が、使える様に
なりました!」
ピロンッ
「レベルが10に上がりました!」
「ポイント+25か...
どうしたものか!」
【HP 55】
【STR45】
【AGI45】
【DEX10】
【INT10】
「あ!宝箱が!」
「ユニーク シリーズ!」
『雷霆皇帝』ヤイチLv10
【HP 55】
【MP 12〈+35〉】
【STR 45〈+20〉】
【VIT 0】
【AGI 45〈+100〉】
【DEX 10〈+60〉】
【INT 10〈+20〉】
装備
頭【雷霆の羽織〈AGI+10・MP+10〉】
【破壊不可】スキル 『慈愛の雷光』
体 上部【雷霆の和服〈AGI+30・MP+15〉】
【破壊不可】スキル 『纒雷』
体 下部【雷霆の袴〈AGI+20・MP+10〉】
【破壊不可】スキル 『雷神の気迫』
雷霆の小太刀
右手【雷〈INT+20・DEX+20〉】
【破壊不可】スキル 『爆雷』
左手【霆〈STR+20・DEX+20〉】
【破壊不可】スキル 『轟滅』
足【雷霆の草履〈AGI+40・DEX+20〉】
【破壊不可】スキル『超神速・
スキル
『スナイプ ウイング』『グランド スラッシュ』
『スパイラル スパイク』『ヘルレイド バニシング』
『スプリット クレッセント』
『ユピテル』『ラミエル』『トニトルス』『レェイ』
『トネール』『トゥオーノ』『トゥルエノ』
『トルデォン』『オラージュ』『フォルゴレ』
『ランペッジャメント』『神鳴一閃』
『天命雷華【気配遮断Ⅰ】』
『双鈴龍鳴【気配感知Ⅰ】』
『蓮の雷吼【足跡遮断Ⅰ】』
「心配をしてるだろうから、カエデの所へ
帰るか!そうだな、
スキルを使ってみよう!」
「超神速・雷」!」
~~~~~~~
はじまりの町 西の門前!
「これは、速いね!」
「カエデの所に行かないと、...
ただいま!カエデ!」
「お帰りなさい!ヤイチ!」チュッ
「心配したんだからね!
帰ってくるのが、遅いから!」
「深奥の社の試練が大変で!」
「...試練?」
「その為だけに、カエデのスキルを
盗ったみたい!」
「ヤイチは、その試練をクリアしたの?」
「ああ!クリアできた!」
「でも、スキルを見せるのは、
第1回イベントが終わってからな!」
「わかったよ!ヨイチ!夜も遅いから、
ログアウトしよう!」
「そうだな!俺も!ログアウトしよう!」
~~~~~~~
「ただいま!夜桜お母さん、秋桜!」
「夜一!楓ちゃんをちゃんと護るのよ!」
「お母さんは、ゲームの事は、
分からないからね!」
「ああ!俺が!楓をこれからも、
護って見せる!」
「...私も、夜一の事を護るよ!」
「ありがとう!楓!」
「私も!ありがとう!夜一!」
「助かって良かったね、楓お姉ちゃん。」
「ありがとう。秋桜ちゃん。」
「楓!夜も遅いから、泊まっていくか?」
「...お願いいたします。」
楓は、スキルを盗られたあと、
VRMMOのゲーム一式
夜一の所に、持ってきているので、
一緒に、ゲームをしました