※この作品はR-18です。

俺は、彼女達を護るために『雷霆皇帝』になる   作:リュウコウ

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棗 こころ《ナツメ ココロ》が登場

第3回イベントで手に入れるスキル名は、
ライトノベルと違います。
赤い牛追いを辞めて横道にそれ手に入れるスキル、
スキル『地獄の使者』
【邪悪なる者】【滅ぼす者】【黒魔神】

運営側
1人目、龍三《ドラぞう》
2人目、虎郎《コろう》
3人目、狼四《ロウし》
4人目、獅次《シじ》
5人目、蝶娘《チョウこ》



51 月曜日【8】第3層と第3回イベント・1日目

~~~夜一の教室~~~

 

夜一が、彼女たちとおしゃべりをしていると

教室の扉を開いて雷切が入ってくる。

 

「お兄様。お聞きしたいのですが、宜しいですか?」

「初等部で何かあったのか?雷切」

「何かあったかではありません!こちらの......あれ?」

 

雷切が促した場所には誰もいてなかった。

雷切が周りを見渡して、

 

「こちらの、こころさんがお兄様に会いたいというので

連れてきました。僕はこれで失礼します」

 

雷切は、こころを置いて初等部に帰っていった。

 

「あの....弟がすみません」

「いえ。わたくしが夜一お兄様に御礼がしたいと言うと

高等部まで連れてきてくれたのです」

「それで、俺に御礼がしたいというのは?」

「はい♪夜一様♪」

 

~~~噴水広場前~~~

 

こころが御礼がしたいというので、オンラインゲーム・VRMMO《NewWorld Online》を一緒に大型電器店に買いに行ってから、僕は先にログインして、いつもの噴水広場前で待っている。

 

~~~VRMMOの初期設定~~~

 

「夜一様たちは、本名だと言っていたので、わたくしも、アバターの名前をココロにしてっと」

 

次は、初期装備と空中にパネルが浮かんでいる!

 

「剣......細剣.,....双剣....大剣....短剣&大盾....槍.....短弓.....弓.....長弓.....双拳....わたくしには近接での戦いは荷が思いので......:弓しかありません」

 

わたくしが初期装備の選択が終わると、次にステータス画面へと移行していく。

振り分けるポイントは、100。

振り分けが終わると、第1層に移動。

 

~~~噴水広場前~~~

 

わたくしは、ヤイチたちが使っていた宿の1室でステータス確認をすることにした。

 

ココロ Lv 1

【HP 40】

【MP 10】

【STR 10〈+20〉】

【VIT 0】

【AGI 10】

【DEX 40】

【INT 40】

装備

頭【空欄】

体【空欄】

手【初心者の弓〈+20〉】

足【空欄】

装飾品

【空欄】

【空欄】

【空欄】

 

2週間の時間が過ぎていった。

 

~~~第3回イベント・第2層・ギルドホーム~~~

 

第3回イベントが始まる3時間前にみんなには、

第2層のギルドホームに来てもらっている。

ここ2週間の報告をしてもらう為である。

 

Lv 50にミィとミザリーとクロとシャオとトウカと

ショウとユウキ。

Lv 40に僕とカエデとユナとイズとカスミとミオ。

Lv 30にマイとユイ。

Lv 20にコオとヨアケとアイカとライカにヒヨリと

ココロとミスミスにシスベル、レミアさんがなっていた。

自分を入れて24人が俺たちのギルドメンバー。

 

~~~第3回イベント~~~

 

ギルドホームを出て、第3回イベントが始まり数時間。

 

「イベントが始まったね!」

 

カエデがワクワクした様子でヤイチに話しかける。

 

「まだ始まって5時間だけど凄いな?トップはもう5桁。

こっちは、数で押していけばトップに食い込めるから、

カエデも自分の欲しいスキルがもらえるまで、集めたら

後は、自由にしてたらいいよ♪」

「ありがとうヤイチ♪」

「俺たちのメンバーは自分も入れて24人いてるから、

上位に食い込めるから♪」

 

俺は、先に行く♪

カエデたちは、ヤイチを見送ってから、出ていこうと

したがイズさんに呼び止められた。

イズさんはカエデとユナ、ミィにミザリー、自分にクロと

女性メンバー全員にこの前手に入れた羊毛の装備を渡す。

 

「羊毛で作った装備よ。この前の羊毛狩りで大量の羊毛が

手に入ったから、女性全員分の羊毛装備を作ったの。

羊毛の量によって今回のアイテムのドロップ数が上がる

らしいのよ♪」

 

羊毛装備を着たメンバーがカエデに続いてギルドホームを

散り散りに出ていった。

カエデは樹亀もみじに乗って移動しながら様々な報酬に

必要な個数について青いパネルで見ていた。

対象のモンスターの見た目も表示されていて、それは赤色

の牛だった。

 

「私の移動速度だとこのイベントと相性が悪いなぁ....」

 

『樹亀』もみじに乗ってもヤイチやユナには遠く及ばない。

カエデは欲しい個人報酬がある個数を目標にイベントを

楽しむことにする。

 

「あのスキルまでは個数を稼がないとね」

 

カエデはとあるスキルに目をつけた後でパネルを閉じて

下を確認する。そこにはちょうど赤い牛が見えた。

 

「【毒竜】!」

 

カエデは『樹亀』もみじの端から毒竜を放つと、

地面に降りてアイテムを回収する。モンスターの

索敵範囲外からの攻撃のため逃げられる心配はなかった。

カエデの攻撃には当てることができれば問題なく倒せる。

 

「そういえば.....レベル40になっていたけど私が覚える

為には絶対防御が邪魔をして大盾スキルが手に入りにくい

から難しいね?どうしたものか?このイベントが終わったら

ヨイチに聞いてみようかな♪装備にもう1つスキルを付ける

事ができるようになったからね♪」

 

この辺りには、赤い牛が見当たらないので、他はプレイヤー

が行かないところで『樹亀』もみじに乗って移動

する事30分。しかし、赤い牛は中々見当たらないので、

 

「牛探しは後にして『樹亀』もみじと散歩もいいかも....

最近はクエストばかりでのんびりしてなかったし」

 

カエデは少しだけ考えてから、今日は牛探しは程々にして

『樹亀』もみじと空中散歩をしょうも結論を出した。

 

~~~電脳空間~~~

 

その頃運営陣はイベントに不具合が出ないか確認しつつ、

あることについて話していた。

 

「カエデは定期的に何か理解の範疇を越えることをする為

注目度が高いプレイヤーだ」と、

 

ドラぞうが仲間の4人に問いかける。それにロウしが、

 

「ああ、そうだな」

 

運営はカエデの弱体化を考えていたが、その周りにも、

異常なプレイヤーが集まっていることにも、触れる。

 

「カエデもそうだが、あの雷の羽織を羽織ったヨイチや

ドレスで戦闘を立ち回るユナもどうするか?」と、

 

シじが唸り、チョウこが、

 

「立ち回りがいいのは、司令塔の役割をしている、あの、

ヤイチ、いや、今や、『雷霆』と言った方がいいね」

「しかし....もういいかな....と」

 

ドラぞうが振り返り、

 

「理由は?」

「カエデにユナ、そこに『雷霆』ヤイチがこのゲームの

看板プレイヤー的扱いをあちこちで話が上がってくる」

 

そのため、運営は『雷霆』ヤイチ、カエデ、ユナの3人を

あのままにしておくことにした。

 

「3層はカエデの『樹亀』、雷霆の『雷凰』、

ミオの『蒼龍』、この3つのテイムモンスターは、

飛行能力を殺さずにイベントを壊さないように調整した」

「これからは手を出さない感じか?」と、

 

ロウしが言うと、チョウこが、

 

「ああ、見守ろうよ。ほら.....無理に弱体化を考えると

あのギルドメンバー全員を弄らないといけないしね?」

「それもそうだが?」

 

シじは唸り続けた結果、

 

「【絶対防御】の入手は調整する。カエデみたいなのが

溢れかえることはない」

 

~~~第3回イベント~~~

 

カエデはしばらくの間空中散歩を楽しんでいたが、そこで

急にメッセージの通知音が鳴った。

 

「ん....?誰だろう?」

 

カエデが差出人を確認すると、全部で3つのメッセージが

届いていた。それぞれ、ヤイチ、ユナ、ミィからの

メッセージである。

どのメッセージも今回のところはイベントに力を注ごうと

いった内容だった。

 

「見つけ次第倒しているんだけど.....速度が足りないね」

 

カエデは3人に頑張りますと返信して空を飛んでいく。

 

「平原以外にもいるらしいし、あっちに見える山の方に

行ってみようかな」

 

カエデは遠くに見える山の方に向かって進んでいった。

 

~~~第3回イベント・ヤイチ側~~~

 

ヤイチは『雷凰』エルレールに乗って、空を飛び回って、

雷を落として、次々と赤い牛を倒していき、アイテムを

回収して個人報酬にまで届いているが、ギルド報酬には

ほど遠いと思い、また、空を飛んでいく。

 

~~~第3回イベント・ギルドメンバー~~~

 

ユナは『優熊』ゆるきゅうに跨がって走りながら赤い牛を

倒していき、アイテムを回収して個人報酬にまで届いた。

後は、ギルド報酬の為に赤い牛を狩りまくる。

 

ミオは『蒼龍』ヴァンに跨がって、空を舞い水魔法で

赤い牛の逃げ道を塞ぎ陸で津波が赤い牛を押し潰した。

アイテムを回収して個人報酬にまで届き、次に狙うは、

ギルド報酬の赤い牛を狩りまくる。

 

ミィとミザリーの1組で赤い牛を倒していき、個人報酬に

届き、後は、ギルド報酬の為に赤い牛を狩っていく。

 

イズとクロの1組でクロが赤い牛の行く手を塞ぎ、イズの

ギルドのお金を使った爆弾で潰していき、個人報酬に届き

ギルドのお金を使った分、ギルド報酬の為に赤い牛を次々

狩りまくっていく。

 

シャオ、トウカ、ショウ、ユウキの4人組で次々と罠に

嵌めていき、シャオとトウカとユウキが止めをさして、

個人報酬にまで届き、次に、ギルド報酬の為に赤い牛を

狩りまくる。

 

Lv20のコオ、ヨアケにアイカ、ライカにヒヨリ、

ココロ、ミスミスにシスベル、レミアの9人は、赤い牛を

誘導していき、倒していく。この戦法でギリギリ個人報酬

には届いた。

 

~~~第3回イベント・カエデ側~~~

 

カエデは遠くに見えていた岩山にたどり着いたので、

『樹亀』もみじを指輪に戻して1人山を登りつつ牛を狩り

アイテムを回収して、登り、狩り、アイテム回収、しつつ

マイペースにアイテムを回収していると、カエデは足元の

岩がぐらついて、

 

「あっ!」と、

 

そのままカエデがバランスを崩して、近くにある木を掴む

しかし、それも長くは持たなくて斜面を転がり落ちる。

 

「うあ、と、止まってえええっ!」

 

しばらく急斜面を転がったカエデは、大きな岩にぶつかる

 

「うぅ、目が回る...【VIT】に振っててよかった.....

気をつかないと」

 

【VIT】に極振りしていなければ今頃は町に強制送還。

しかし転がっている内に【悪食】を使いきっていた。と、

カエデが気づいたときには大樹にぶつかって止まった。

自分の周りを見てみると、大きなクレーターが。いや、

【悪食】最後の犠牲者になってくれて助かり、

 

「ご、ごめんなさい!」と、

 

カエデが大樹に何度も謝っていると、大樹の陰に何か?を

見つけたので覗き込むとそこで、1つの新しい歯車が、

 

「アイテム名....【変わりゆく夢】?」を、手に入れた。

 

カエデは、大樹に何度も謝罪をしたので、この森を出て、

ログアウトすることに。

 

その頃、イズと回っていたクロが、急に足を止めた。

 

「どうしたの、クロ?」

「いや、今.....ただならぬ嫌な感じがしたんだよね?」

「嫌な感じ.....?それって、カエデちゃんかな?」

「もしかしたら......そうでないと.....いいのだけどね」

 

 

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