個人的にどこまで現実と仮想世界は近いのかを擦り合わせながら書いてました。
でも気持ちが高ぶってきたら"心意"システムで互いが感じるに限り超リアルになるのではと考え付いたので初投稿です(何
妖精達の住まう世界、アルヴヘイム・オンライン。
その仮想世界の中でも、あれから色々と出来事はあった。
オーリが買った拠点には、もうあまり来客は無い。
仲間はそれぞれに拠点やギルドがあるし、妹達もかつてのメンバーと共に新生させたギルドの事で大忙しだ。
故に、現実でも仮想世界でも二人の時間が増え、二人はこうして静かに過ごしている。
「このゲームも長いわね。私達も古参になっちゃったし」
「あー……もう、二年も経ったからなぁ」
その拠点にあるベッドの上で、オーリとシノンは寄り添いあいながら会話をしていた。この光景は二年前から変わらない、彼らのプライベートなスタイル。
現実でも二人きりであれば同じような事をしているが、飽きる事などあり得ない。
こうやってお互いが触れ合う事、会話をする事は呼吸にも等しいから。
「二年で、色々変わったわ」
「そうだな。つかSAOにいる間に成人年齢変わったんだよな。
おかげというかなんというかで、高校生にして成人だよ俺ら」
「そして私は『桜川詩乃』になったわ」
シノンの言葉には、隠しきれない喜びがあった。
現実であれば、その左手薬指に填まっている指輪をずっと眺めていた事だろう。
「それでちょっと、挑戦したい事があるの」
「挑戦したい事?」
聞き返せば、彼女は頬を赤くしてもじもじと指を動かしている。
「VRでの……セックス」
「……お、おう?」
「リアルじゃ出来ない事も、ここなら出来るでしょ?」
頬を赤くしながらも、彼女は微笑んだ。
確かにそうだが、彼としては困惑の方が強い。
しかし、彼女が望んでいるのなら応えないという選択肢はない。
「リアルじゃ出来ない事って言っても……道具とか買いに行くか?」
と言うかそんなの売ってる所あるのか? という疑問がある。
「道具はその、リアルでもラブホテルとか行けば試せるじゃない?」
「アッハイ。でもそれなら一体何を試すんだ……?」
彼の疑問の声に、彼女はメニューを操作して全ての衣服を解除する。
突然飛び込んできた彼女の裸体に、彼は思わず赤面して視線をずらした。
「この仮想世界のアバターって、何処まで再現されてると思う?」
「へ? あー、いや、SAOの時だと出来る程度とは聞いたけど……」
実体験を話してきた約一名の顔を思い浮かべて、答える。
何話してくれてんだと殴り合った事まで思い出して、幾分気持ちに余裕が出来た。
「リアルと比べてもそんなに大差なかったわ。少なくとも、セックスは出来るとは思うの」
「嫁さんの口からこう、色々とクる単語が出ると凄い複雑な気分になるのな……」
「それでね……挑戦したい事なんだけど」
シノンが彼にお尻の方を向けて横になり、誘うようにその尻肉の割れ目を広げる。
「こっち、気持ちいいのかなって」
淫靡とも言えるその仕草に、彼の喉がゴクリと鳴った。
彼女の仕草の意味としてはつまり、そういう事なのだろう。
自分の衣服を、下着も含めて全て解除した彼は、彼女に覆いかぶさる。
「……俺、器用に考えられないから、抱くならこっちでも詩乃として抱くぞ?」
「知ってる。だから、良いよ。 涼」
アバターは違っても、宿る魂は現実の二人。
ゲームとして楽しむのならばアバターの名前で呼ぶが、こういう事はそうはいかない。
二人にとってこうして繋がる事は、心の繋がり。魂の繋がりになる。
だからこそ、仮想世界であっても繋がるのは最愛の人でなければならない。
「んっ」
唇を重ねれば、相手の温もりが伝わってくる。
現実でも仮想世界でも、他者の温もりという物は何処か安心させてくれるものだ。
剣を寄る辺に生き抜いた浮遊城でも、妖精達が住まう大地でも、銃弾が飛び交う荒廃した地球でも、それは変わらない。
最愛の人のそれを求めて、二人は唇を貪っていく。舌を絡ませて、もっと欲しいと伝えあいながら。
「っはぁ……唾液の味は、わからないわね」
シノンの言葉に余計な事を言わないように、ともう一度キスで口をふさぐ。
五感に関する信号はゲームによって精度が違う。
現実でも仮想でも、同じように愛し合えるのだろうか?
湧き出る疑問はいったん棚上げし、唇を離して目の前に居る相手を見る。
「……無粋だったかしら?」
そういうと、今度は彼女からキスをする。
口付けを交わす時間は長く、認識を正すための儀式でもある。
少なくともこの二人は、現実ではこうして互いを愛するための下地を作っている。
キスの音。舌を絡ませる音。熱い息遣いだけが室内に響く。
やがてキスを止め、彼の矛先が首筋から胸へと動いていく。
首筋に吸い付いていくつもの跡を残して、手の平を使って彼女の胸を優しく包む。
現実とあまり変わらないボリュームに、彼は人知れず安堵した。
片方の先端に優しく触れれば、彼女の身体がピクリと震える。
「ふぁっ……」
小さくも確かな嬌声を交えて、彼女の吐息が漏れた。
今度はもう片方の先端を、その舌先で弾く。
「んぁ…っ」
そのまま片方を舌先で弄び、もう片方を指で優しく転がせば彼女の震えが徐々に大きくなる。
嬌声も大きくなり始め、一旦胸を責める手を緩めて再びのキス。
そして手は、彼女の秘部へと伸びていく。
「んんっ!?」
口付けをされながら、彼女が目を見開いた。
自分の秘裂から走ってきた快楽と、その音の大きさに驚いたからだ。
「凄い
「んっはぁ……」
彼が秘部に触れた指を、彼女の口元へ持ってくる。
見れば確かに濡れていて……どころか、滴るほどの大洪水だった。
「あむ、んちゅ……」
その指を口に含んで、丁寧に舐めとっていく。
相変わらず味はわからないが、彼女は確かに自分のだと思った。
だからこそ、自分がこんなにも濡れているという事に羞恥心が込み上げる。
いつもの事であっても、認識してしまえば恥ずかしい事などいくらでもある。
「挑戦の前に、こっちからしようか」
耳元で囁かれる誘惑に、脳が反応して五体の全てへと指令を下す。
「……そ、そうね。いきなりは、怖いもの……」
たったそれだけの強がりを言うのに、意志力を全て込めなければならない程に蕩かされる。こういう場で彼に、心の底からの言葉を囁かれればほとんど問答無用で蕩けてしまう。
おそらく麻薬でも齎せないほどの幸福感が、彼女の全身を満たすのだから。しかも性質の悪い事に、この幸福感は囁かれる度に強くなっている。
少なくとも二年前は不意打ちでも小言を言い返すくらいは出来たのに、今は不意打ちならば何も言えない程だ。覚悟していても彼女の精神力全てを使って何とか、という感じである。
そんな風に陥落寸前になった彼女へと、彼は覆いかぶさる。
彼女の視線の先には、硬くなった彼の肉棒が見えていた。
その先端が自分の秘裂にあてがわれて、彼女はごくりと息を飲んだ。
異物感は一瞬も無く当然と言うように、何の抵抗もなく二人が繋がる。
「「っ!?」」
二人の脳へと駆け抜けたのは、強烈な快感だった。
「こ、れは……くるな」
「っくぅ…! これ、色んな刺激が全部快感になってる感じ……」
現実とは違う快感の感じ方に戸惑いつつも、抽送を開始する。
キスも交えて、ゆっくりと馴染ませるように。はじめての時の様に。
ぐちゅり、と淫猥な音を響かせて、二人は快楽を持って互いを貪る。
「もっと、もっと」
彼女が腰をくねらせて、彼の肉棒を刺激する。
それに逆らわず、ただ負けじと彼も腰の動きを速めていく。
「あっ、あっ、く、るよ、私、いっちゃう!」
高まった快楽が弾けるのを察知する。
何方からともなく唇を重ねて、絶頂へと駆け抜ける。
彼は腰を打ち付け、彼女は彼の腰に足を絡ませて。
「イッ、くぅ……!?」
身体の中で、快感が爆発した。
吐き出された物が身体の中で弾けるように、爆発的に快感の波が彼女を襲っていた。
痙攣したようにがくがくと体を震わせる彼女と同じように、彼の身体も震えている。
射精する度に彼女の膣内が肉棒を締め付け、絞り出そうと貪欲に蠢いているから。
「はぁ…はぁ……」
「ん、はぁっ……こっちのも、凄いかも♡」
ずるり、と肉棒が引き抜かれ、秘裂から精液が流れ出す。
彼女はそれを指で掬い上げて少し弄んだ後に、口へと含んだ。
「これが、ここでの涼の味……」
ぞっとするほど妖艶な笑みを浮かべて、彼女は呟く。
その光景を見て、彼の中ではまた欲望の炎が燃え出した。
「……詩乃」
「うん……」
促されるように名前を呼ばれ、彼女が体勢を変える。
その肉付きの良い尻を突き出して、両手を使って広げる。
ひくひくと疼いたように蠢く尻穴がそこにある。
「……私のお尻、変じゃない?」
「お前の身体に、変な所なんてないよ」
彼の指が固く閉じられた尻穴に触れれば、びくりと彼女が身体を震わせる。
意図していないのか、尻尾も緊張したように強張っている。
そんな動きにオーリは少し笑って、その突き出されたお尻へと口付けを落とす。
両手を添えて揉みしだきながら、その尻穴へと舌を合わせた。
「ひっ…!」
未知の場所から齎された快楽に、シノンが声を上げた。
舌先がそこをこじ開けて、その先を凌辱していく。
「なに、これ、ちがっ、あそこと、全然違うぅ…っ」
歯を食いしばって、快楽に耐えるシノン。
仮想世界と言え、初めて愛撫される場所でもう絶頂しそうになっているのはおかしい。
未知のものだから耐性が無いのか、それとも……
と、先を思考しようとした彼女の脳は、次なる刺激で真っ白になった。
「あ……あ……ゆ、ゆび、はいった、の……?」
がくがくと体を震わせながら、彼女は何とかオーリの方を見た。
何をしているのかは一目瞭然で、彼の指が自分の尻穴に侵入を果たしていた。
刺激を受けてどうしても力が入り、彼の指を押し出そうとすれば指が曲がって中にひっかけられる。
「ひぃっ!? ま、まって、一度抜いて! お願い! 何かオカシイから!」
「これだけ反応してるのに、止めると思うか?」
オーリの嗜虐的な笑みが、彼女への快楽を加速させる。
抜けないギリギリまで指を引き、根元まで埋められる。
その動きだけで腰が砕けそうになる。しかも、徐々に動きが早くなってる。
「なんで、はやく、なって……!?」
「あそこから、愛液が溢れてくるからそれを付けてるんだよ」
飛びそうな意識を繋ぎ止めながら、自身の秘部へと視線を向ける。
そこはもう、シーツに水溜りを作るくらいにしとどに濡れていた。
現実でもあまりしない濡れ方に、彼女の羞恥心が悲鳴を上げた。
「りょぉ、おねがいまって、わたしがわるかったから!
もうおしりずぼずぼしないで! わたしほんとうにへんになっちゃうからぁっ!?」
涙声で訴えれば、彼の動きが止まり、ゆっくりと指が引き抜かれる。
引き抜かれた時の快感でまた体が震えて、シノンの身体が崩れ落ちた。
「大丈夫か?」
後ろから抱きかかえ、彼女の身体を起き上がらせて自分へと倒す。
丁度膝の上に座らせるような格好になって、オーリは彼女へと声を掛けた。
「ごめん、むり、おしり、こわくなっちゃった……」
目じりに涙を溜めた彼女の身体は、快楽の余韻でまだ震えている。
「……ごめんな、詩乃」
そんな彼女に謝って、彼女の腰を浮かせる。
「……へ?」
肉棒を尻穴へとあてがい、そのままゆっくりと彼は彼女の身体を降ろし始める。
「まって、だめ、だめだめだめだめ! おかしくなる!
わたしのなにかがおかしくなっちゃ――…あ」
つぷ、と先端が入り込んだ感覚があった。
それが、シノンの認識した最後の感覚。
『意識の異常を確認しました。 緊急ログアウトします』
◇
横たえていた身体を、ゆっくりと起こす。
隣には、仮想世界で自分を凌辱してくれた最愛の人が居る。
緊急ログアウトによる不快な酩酊感に顔を歪めて、自分の身体に違和感を感じた。
「……うそ」
自分の下着から、不快な感覚がある。
見るまでもないその感覚は、下着が濡れている感覚。
「濡れてるの? 私、仮想世界でして……?」
ちらり、と隣の彼の一部を見れば、盛り上がっているのが分かる。
こんな事になるなんて思ってもみなかった。……こういう使い方もあるのね。
酩酊感が薄まれば、何となく自分の状態も分かってくる。
特に、疼く場所がある事も分かった。でもこっちは、ちゃんと準備してからにしよう。
「でも、悪いオトコにはお仕置きしないと、ね」
今日はスカートで良かった。彼が戻ってくる前に、襲ってしまおう。
「貴方がぜーんぶ悪いんだからね、涼」
肉食系独占型M気質ヒロイン……!
まぁ、シノンってそっち弱そうだよねって事で。
現実ではまだしてないけど、仮想なら何処まで出来るんだろうって言う好奇心が、新たな性癖の扉を開く――!(シンクロ口上感
二年って言うのは逃げですね。
普通に運営されてる仮想現実内でやるのは18歳以上じゃないとなんか言われそうと思ったからなんや……!
現実を振り切れなくてすみません。 ほんとーにすみません。
今後について(ただし純愛のみとする
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シノンルート(VRエロ解禁
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紺野姉妹ルート(この欲張りさんめ!