クソ雑魚マンコだった千世子ちゃんがナンパに引っ掛かって芸能生命終了する話 作:七味胡椒
(夜凪さん……夜凪さん……っ)
ぎゅ……と、枕を抱いて。
千世子は、悶々とした時を過ごしていた。
行き付けになった高級ホテル、その一室。といってもいつも男と寝る場所ではない、いくつもある部屋の中のひとつだ。空調も整備され、テレビやオーディオ、ベッドやクローゼット……宿泊するのに充分な設備が整っている。
(今ごろ……どうしてるだろう)
千世子がここに滞在する時は必ずワンフロア丸々貸し切りだ。本当の寝室では、今、男と景が二人きりでいる。
ス○バで極度の興奮に押し上げられた千世子と景。尻をひっ掴まれ、男に引きずられる千世子と景は二人まとめてホテルへ連れ込まれたのだが──寝室へ呼ばれたのは景のみ。千世子は閉め出されてしまった。
それは、罰の意味合いが強いのだろう。千世子は変わらず男に楯突き、罵倒する事を止めていない。それは千世子の生来のプライドの高さ、気の強さもあったし、心の底では、その反抗心を折られる事に被虐的な快感を得ているという事もあった。
特に今回はその傾向が強い。なんせ景とのデート中に呼び出して犯されていたのである。千世子としても怒りを覚えていたから毒をはきやすかったし、その上で尻を叩かれ精液便所として使われるマゾアクメは堪らないものがあった。
だが、そのせいで千世子はおあずけを喰らってしまった。今回あの男のチンポでハメられるのは、景のみだ。
(っ……失敗した、失敗した……! 私が夜凪さんの代わりになれば良かったのに。夜凪さんの代わりに、あいつに犯されれば良かったのに……っ)
自分が身代わりになっていれば守れたかも知れないと悔やむ千世子。
しかし、それは建前だったかも知れない。
なんせ千世子の股間はマン汁を垂れ流しにしていて、
(……そう、そうよ……♥️ 私が今頃エッチ出来てたかも知れないのに♥️ あいつも酷いよ……いっつも私を便器扱いしてるじゃない、今だって私を選んでくれれば……♥️)
マンコを指でほじくり、枕を濡らしながら思う。
本当に景を守るためなのか、そうでないのか。親友を守る方か、あのチンポに貫かれる方か──どちらが重要なのか、もう千世子本人にも分からなくなりつつある。
(……違う、違うっ!! 思い出さなきゃ。夜凪さんのこと、夜凪さんが……好きだってこと)
ぶんぶん、と首を振ると、僅かに冷静になれた。
記憶を懸命に手繰り寄せる。思わぬ出会いから始まった、景との記憶を。
『デスアイランド』。景との切っ掛けとなった映画は、ひどい内容だと思った。何度か経験した、自分──百城千世子というスターの力に頼った大した事のない映画だと。
けれど、そこで出会った夜凪景は、千世子を追い抜くかも知れない役者だった。そして、千世子の仮面を見抜いてくれる少女だった。
景は知らないだろう。打ち上げのあとの『デート』に、千世子がどきどきしながら景を誘った事を。
景の演じた、『銀河鉄道の夜』の舞台を見た。あの時に景の役作りの為にしたデートが、千世子と景の初めてのデートらしいデートだった。
千世子を『喰らう』事で更に一段上の女優になった景を、千世子は素敵だと思った。そして、その姿に嫉妬さえ。
巨大な新星として発見された景。黒山に近くお前を超えるだろうと言われ、アリサには貴女の全盛期は持ってあと二年と告げられ──あれ程の対抗心を覚えたのは、それだけ景が千世子にとって大きな存在になっていたからだ。
そして、舞台で雌雄を決した、『羅刹女』も──。
「──────」
千世子がスマホを操作すると、いつか撮影した動画が再生された。
夜の海岸で、よく知る人たちと一緒に景が花火をしている。笑顔を浮かべて、跳びはねながら楽しそうに。
この数分後、千世子は景を初めての『デート』に誘う。
まだ今と比べれば仲も深くなっていない頃。
それでもこんな動画を撮っていたのは、予感があったからだ。
夜凪景はきっと、自分にとって掛け替えのない存在になると。
「…………うん」
その全てが、千世子と景の得難い想い出だ。
彼女と築き、これからも続くだろう尊い時間と、あの男との一瞬の快楽。
それは、一体どちらの方が景と千世子にとって大切なのだろうか。
(決まってる。そんなの決まってるよね、夜凪さん)
自分でも驚くぐらいあっさりと千世子は景への想いを取り戻せた。
ほんの僅か。ほんの少しだけ子宮の疼きを堪えて相手の事を思えば、簡単に自分を取り戻せる。
ならばきっと、景もそう。
千世子が一言、景に『好きだ』と言えば、きっと目を覚ましてくれる。
「────よし」
深呼吸して心を落ち着かせる。
動画に映る景の笑顔を見て拳を握った。
(夜凪さんを助けにいこう)
千世子は決心した。問題は男がどう出るかだ。卑劣な男だ、簡単に景を解放するとは思えない。暴力に頼るかも知れない。
それでも、まず行動しなければ。大切な親友のために。
(待ってて夜凪さん。私が助けてあげるから)
立ち上がり、部屋を出ようとする千世子。
その時──スマホが、着信を知らせて震えた。
「っ!!」
動画が一時停止し、表示された相手先の名前は──『夜凪景』。
千世子の表情がぱあっと明るくなった。
(夜凪さん、よかった……!)
やっぱり間違っていなかった。
景も同じ気持ちで私に連絡してくれたんだ。
すぐさま千世子はスマホを耳に押し当てた。
「夜凪さんっ!? よかった、大丈夫? 今どこにい
『────お゙お゙お゙お゙お゙お゙~~~ッッ♡♡♡ すごいすごいすごいっ、チンポすごい~~~っ♡♡ もっと奥突いてっ、子宮の入り口のとこっ♡♡ そこにチンポぶつかると頭飛んじゃうっ♡♡ チンポでおなか抉ってぇ♡♡ 私のおまんこ貴方のチンポの形にしてぇええ~~ッッ♡♡♡』
(──────、あ……?)
鼓膜をつんざくような女の濁った声に、千世子の思考が止まった。
聞き慣れた声のはずなのに、相手が誰だか分からない。
スマホのスピーカーから唸り声が垂れ流される。
『イグッ♡♡ まらイグッ、イグイグ~~っ♡♡♡』
『夜凪ちゃん、雑魚マンすぎ~~(笑)もしかして千世子よりチョロいんじゃね? オラオラっ♪』
『お゙うっ♡♡ お゙♡♡ お゙ッッほ♡♡』
『ぶはっ、クールな顔が台無し(笑)間抜けなツラしやがって、千世子とそっくりだな(笑)レズカップル二人まとめてクソ雑魚マンコかよ、張り合いね~なこのオナホどもがよぉ』
「え……ぁ…………」
立ち尽くす千世子。
きっと自分との記憶を思い出してくれる──と。
景がチンポに負けるはずがない、と。
そんな勝手な思い込みが、ガラガラと崩れていく。
『いや~~、夜凪ちゃんのマンコ、クソ雑魚だけど締まりはいいなぁ。これでさっきまで処女だったって、マジかよ(笑)は~、ホント千世子ナンパして良かったわ~。アイツオナホに出来たから夜凪ちゃん喰えてる訳だし』
『ち、千世子ちゃんっ♡♡ 千世子ちゃんも、こんな風に襲って♡♡ チンポで虐めたのっ?? ♡♡』
『そだよ~? 一月前くらいかな、町歩いてる千世子見つけてさ~、もう顔見ただけで勃起止まんねぇの。上手い具合にホテル誘ったらホイホイ着いてきてさぁ、その日中にパコっちまった(笑)』
『っ……そんな、そんなの……っ』
夜凪の声に棘が入る。
それを聞いて、千世子が僅かな希望に縋る。親友はまだ理性を失っていなくて、自分のために怒ってくれるんじゃないかと。
けれど、
『そんなの──ズルい♡♡ ズルい、ズルいよ千世子ちゃん♡♡ 早く教えてよ、このチンポ気持ち良いよって♡♡ デートなんかしてるより何百倍も幸せだよって♡♡ チンポ一人占めしたくて秘密にしてたのね♡♡ 最低、最低~っ♡♡♡』
『ぶはは! だろ~夜凪ちゃん、千世子最低だろ~?? あのメスブタさぁ、夜凪ちゃんと百合百合しときながら、裏では自分のオトコのチンポ独占してよがってたんよ~♪ ヒドいよな~、夜凪ちゃんも早くオレのオナホになりたかったよな~♪』
『うん、うんっ♡♡ 早くこのチンポ欲しかったぁ♡♡ 私もオナホにして、貴方のオナホに~っ♡♡』
『もっちろん。お前らレズカップルまとめて飼ったるから覚悟しろや(笑)千世子と一緒なら夜凪ちゃんも安心っしょ??』
『やったぁ♡♡ でもお願いっ、私が優先ね♡♡ チンポ挿れたくなったらまず私を呼んで~♡♡♡』
「──────」
景の言葉に理性はなかった。少女としての体面だとか、千世子との友情だとか、そういったものは消えていた。
きっとチンポで貫かれ、ハメ潰されているうちに、邪魔なものから削ぎ落とされていったのだろう。
そして今叫んでいることが一番最後に景に残ったものなのだろう。
『すっっご♡♡ オッ♡♡ チンポしゅご~♡♡ なんで知らなかったのかしら♡♡ 女優なんかしてる場合じゃなかったわぁ♡♡』
『だろだろ? 感謝しろよ~、オレとオレのチンポに♪ 夜凪ちゃんの未使用マンコ、ちゃーんと気持ち良くしてやってんだぞ~??』
『うんっ♡♡ ありがとう♡♡ 私もう、貴方のチンポのためなら何でもしちゃうかもっ♡♡』
『へー?? んじゃ夜凪ちゃん、オレのチンポか女優か、片方だったらどっち取るの(笑)』
(あ────や、だ)
千世子の背筋に、ぞわりと怖気が走る。聞きたくない。その答えを聞いてはいけない。
けれど、分かってしまう。景がどう答えるか。
何故なら──千世子も同じだからだ。
千世子もきっと、初めて彼に犯されてメスの悦びを教え込まされた時、こう聞かれたら、同じように答えただろうから。
『チンポ♡♡ チンポですっ♡♡ 女優明日で辞める♡♡ ううん、今日辞める、いま辞めた~♡♡♡』
『ぎゃはははは!! マジかよコイツ、千世子カワイソ~(笑)あ、でも辞めんなよ、女優の夜凪景だから勃起3割増しなんだからよ~。映画にも舞台にも出て、もっとファン作って、そんでファンよりもオレのセフレ生活優先する事、いいな~??』
『あッ、あんッ♡♡ わ、分かったわっ♡♡ じゃあ辞めない♡♡ 女優続けて貴方のチンポ硬くするっ♡♡♡ ひんっ♡♡♡』
────どうせ私たちはしわしわのおばあちゃんになっても役者だから。
ほんのついこの間交わした気がする言葉。
あのとき景がどんな顔をしていたか、もうよく思い出せない。
ぺたん、と千世子が床に膝を落とす。
景への怒りは湧いて来ない。
なぜなら、こうなった原因は自分にあるから。あの男に誘われた時、もっと強く断っていたら。一度抱かれただけで魅了されるような女でなかったら。今日のデートに彼を連れて来なかったら。
でも、もう全てが手遅れだ。
千世子には分かる。同じく男の性奴隷に墜ちた、百城千世子には。
(ああ────そうなんだ)
くちゅ……と音がした。
千世子の指は、いつの間にか勝手に股間へ伸びていて、また膣を掻き回している。
(夜凪さんも……同じなんだ……♥️♥️)
景の陥落を目の当たりにして、景を庇う為という千世子の建前が崩れていく。
もう景の為に、墜ちてはいけないとか、バレてはいけないと思う意味もない。
もう我慢しなくていいと悟った千世子の理性が消える。
(そう、だよね……♥️♥️ そいつのチンポ凄いもん♥️♥️ 他の事どうでもよくなっちゃうもん♥️♥️ そいつのオナホになるのが一番の幸せだって、子宮で分からされちゃうんだもん♥️♥️)
スマホからは、相変わらず景の喘ぎ声が響いている。
千世子は今まで感じたことのない興奮を覚えていた。親友を奪われ、同性の恋愛関係を潰され、そして自分も同じ男の性処理便器である。以前の千世子なら気がおかしくなっていたかも知れないが、今は違う。あの男に身体も精神も調教され切った事で、こんな絶望をも快楽として受け止められるようになっていた。
(取られちゃった……取られちゃった♥️♥️ 夜凪さん、あいつに寝取られちゃった♥️♥️ 私と夜凪さんが積み上げてきたもの全部♥️♥️ あいつのチンポに負けちゃった♥️♥️♥️)
『あん、あッ♡♡ んぎゅうっ♡♡ お♡♡ おうッ、おッ、お、お♡♡』
電話を通じて送られる、リアルタイムの寝取られ音声をオカズにして、千世子が狂ったようにオナニーに励む。ぶちゅぶちゅぶちッ、と愛液を飛び散らせながらマンコを指で開き、掘り返し、引っ掻いていく。
それが、堪らなく気持ち良い。男への敗北感と景を奪われる焦燥感に身を焦がしながら惨めに自慰をするのが、頭が壊れそうなほどに興奮する。千世子はもう、二度と後戻り出来ない、負ける事が快感のマゾメスになっていた。
『おらおら!! 危ないトコだったなぁ~、下手したらお前ら、一生男を知らないレズカップルだったかも知れねーんだからなあ(笑)いや~、んな勿体ない事にならなくって良かったなあ♪』
『んんッ、ふっ、あうっ♡♡ よ、良かったっ♡♡ チンポの強さ知れて良かったぁ♡♡』
『夜凪ちゃ~ん、千世子とオレのチンポ、どっちが好き?? 正直に答えてみ~??』
『ち、チンポっ♡♡ 千世子ちゃん御免なさい♡♡ でもチンポ♡♡ チンポが好き、貴方のチンポの方が好き~~っ♡♡♡』
「おふッ……うぐぉ、ぉおおおおおお……ッッ♥️♥️♥️」
開いた両膝と額を床についてうずくまる千世子が、ガクガクと痙攣する。
ぷしっ、とマンコが潮を吹いた。
もしかしたら、同性のパートナーとして生涯を共に過ごす未来もあったかも知れない少女のチン負け宣言を聞いて、千世子が女として失格の寝取られマゾアクメを極める。
千世子の脳に、精神に、深く深く敗北感が刻まれていく。
快感と結び付いて切っても切り離せない、屈服絶頂が。
千世子は快感が収まるまで、床の上で震えていた。
数分間、マン汁を漏らしながら芋虫のようにのたうち回った千世子は、しばらくしてふらふらと部屋を出ていった。
♦♦♦♦♦♦♦♦♦
「千世子ちゃん……撮れてる?」
「う、うん。しっかり撮れてるよ」
「……そ、そっか」
千世子はカメラを構えて、ベッドの上の景を撮影していた。
寝室に押し掛けた千世子を、意外な事に男は笑って招いた。
あの電話は、男が掛けて千世子に聞かせたものだったらしい。耐えきれなくなった千世子が部屋に来るのもお見通しだったという訳だ。
とはいえ、素直に相手をして貰えるわけもなく。千世子は、男と景のまぐわいを撮影する仕事を任されたのだった。
「あー、ええと……。ち、千世子ちゃん、撮影はした事あるの?」
「う、ううん。本格的にはないわ、手伝った事くらいはあるけど」
「そ、そっかー……」
「………………」
「………………」
((……気まずい……!))
景の痴態も、それを千世子が聞いてオナニーしていた事も二人は知らされている。
なので、率直に言ってとんでもなく居心地が悪かった。
「あ、あの、千世子ちゃん。えっとね、さっきのはその、流れで言っちゃったっていうかね」
「い、いいのいいの。ぜんぜん気にしてないから」
「う、うん……」
揃って黙り込む。
そこへ、
「お待たせ~。千世子、準備出来たか~?」
「う……出来てるわ……♥️」
「よーし。んじゃ夜凪ちゃん、もっかいヤろっか♪」
「そ、そうね……♡」
男が水分補給から帰ってきた。
当然のように全裸の股間では、景と千世子を駄目にしたチンポがそそり勃っている。
景をさんざんイカせた男だったが、未だに一度も射精してはいない。ひたすら景のマンコを慣らしていただけだ。自分は前後不覚になるまで絶頂させられたのに、と景が潤んだ目でチンポを見詰めた。
「んじゃ、早速始めますか。夜凪ちゃん、まずはチンポに挨拶♪ さっきまでアヘアヘさせてやったチンポだぞ~?」
「う、うん……♡ ……れるっ♡」
ベッドに腰掛けた景の隣に、男が膝立ちになる。景は首だけを傾けてチンポに唇を寄せた。
「じゅるっ……れろぉっ♡ んふッ……ちゅ、ちゅ♡ くぷっ♡♡」
うっとり目蓋を伏せてチンポをしゃぶる。男が景の髪のほつれを直し、髪をかきあげて、唇がカメラに映りやすくする。
(うわぁあっ……♥️ 夜凪さん、あんなエッチな顔で……♥️ もうチンポの舐め方、教え込まれちゃってるし……♥️)
千世子が覗くレンズのむこう、ほんの数十センチ先で、ずるずると景が勃起を啜る。
寝取られマゾに目覚めた千世子の心臓がばくばくと鳴る。映画や舞台でよく通る声を発する、千世子がいつか口付けたいと願っていた景の唇──それが今、憎き男のチンポを扱く穴になっている。千世子の股間が、また愛液を垂らし始めた。
「ぐぽっ、ぶぽッ♡♡ ぶちゅッ♡♡ じゅずずず♡♡」
「あ~、イイね~。千世子、もっと寄れって。夜凪ちゃんがオレのチンポしゃぶってるトコ、ちゃんと撮っとけ」
「わ、分かってる……♥️」
千世子の新しい性癖は、男にも筒抜けだ。あえて千世子が屈折した快感を得るように注文を付ける。
「じゅぶぶっ♡♡ ずずっ♡♡ れろぉ~ッ♡ ぐぶ、ぐぽっ♡♡」
「よし、じゃあもっと奥まで呑み込んでみ? そうそう、喉奥まで」
「ぐぅぶッ……ごぶぉおおッ……♡♡」
景が喉を開き、チンポを奥までのみ込む。と、食道まで入り込んでしまったのか、激しく噎せた。
「げほッ……げほ、ごほっ!! はあっ、はあっ!!」
「あー、まだ自分じゃ難しいかぁ。そんじゃ千世子」
「っ…………♥️」
ちょいちょい、と手招きする男。
千世子は分かってしまう。男が何をさせたいのか、はっきりと。
カメラをテーブルに置いて、
「……夜凪さん。ごめんね、ちょっと我慢して」
「え──ぐ、ぶッ!?」
景の顔が男の腰にぶつかる。千世子が頭を掴み、無理やり男のチンポを呑み込ませたのだ。
奥まで含むと、頭を引き、亀頭を咥えるくらいまでチンポを抜く。そして再び奥まで。親友の頭を掴んで無理やりさせるイラマチオに、千世子も、そして景も興奮を高めていく。
「ぶちゅッッ♡♡ ごぉッ♡♡ ごぼッ♡♡ ぶぽッ♡♡ ずろぉおお~ッ♡♡」
千世子とは対照的な、烏の濡れ羽色の長い髪を振り乱し、景の口の喉がチンポを扱く道具になる。
溢れた唾液でてらてらと景の口元が光る。自然と汗も涙も盛んに分泌され──しかし景に嫌がる様子はない。苦しそうにしながらも、逞しいチンポへの奉仕に悦びを覚えているようだった。
「元彼女に頭掴まれてフェラ穴にされてる夜凪ちゃん、カワイ~♪ オイ千世子、もっと奥まで突っ込めや」
「うぅ……♥️♥️」
一瞬ためらうものの──横目に見る景と目が合う。その目が淫蕩に細められるのを見て、千世子がぐいっと景の顔を押した。
ぐぶり、とチンポが侵入する。喉奥に当たったチンポを、景は今度は吐き出せない。千世子に顔を押し付けられているからだ。
生理的な反射で景が頭を引こうとする。それでも千世子が無理やり止めていると、ビクッ! ビクッ! と景の肩が跳ねた。
息苦しさ、イラマチオの興奮、それに喉を押し開くチンポの逞しさ。力ずくでそれらをまとめて味わわされた景は、白目をむいて絶頂した。ぶるぶると震えながら痙攣する。マンコから本気汁の塊がごぼりと溢れ、シーツに濃い染みが広がった。
景の窒息アクメを確認して、ずるぅ、とチンポが引き抜かれる。チンポに景の唾液がどろどろに絡み、威圧的に黒光りしていた。
「お゙え゙ッ……げほっ♡ ごほっ♡ はあっ、はぁーっ♡♡」
「よ、夜凪さん、ごめんね……大丈夫……?」
「はっ、はあっ! だ、だいじょうぶ、千世子ちゃん……♡♡」
心配する千世子だったが、景の目はとろんと溶けて、むしろ快楽を感じているようだった。
「どーだった夜凪ちゃん、オレのチンポ。マンコに挿れてるだけじゃ分かんなかった形、覚えた~?」
「うっ、うん……♡♡ 迫力すごいわね……♡♡ 腰抜けちゃった……♡♡」
「だろ~??」
景がうっとりとチンポを見詰める。
(またイカされちゃったわ……♡♡ しかも今度は喉に突っ込まれただけなのに……♡♡ それでもまだ射精してないなんて♡♡ 私、彼が一度も射精しない間に何度イカされたんだろう……♡♡)
ひたすら一方的にアクメさせられるばかりで、男は一度も絶頂を迎えていないのだ。男に対する畏敬と、申し訳なささえ感じてしまう。
それでも、ようやく男にも限界が来ていた。まとわりついた景の唾液を垂らしながら、チンポが射精を求めて跳ね回る。
「あ~、ヤッベ、流石に出そう。ほらほら夜凪ちゃん、股開いて! 夜凪ちゃんのマンコ使わせてよ」
「っ……わ、分かったっ……♡♡」
ベッドに腰掛ける景が、そのまま身体を倒す。
はしたなく脚を広げて、がに股になった。千世子の構えるカメラが、おしっこを漏らしたような濡れ具合のマンコを捉えた。
ぎし、と男が景に覆い被さる。チンポを真上から、マンコに杭打ちするように。
(夜凪、さんが……喰われる♥️♥️)
まるでか弱い小動物を肉食獣が捕食しようとしているかのように、千世子には映った。
止めるべきだろう。本来の、景の親友であり相思相愛である千世子の立場なら。
でも、止める気には到底ならない。
むしろ、あのチンポにザーメンをコキ捨てられる景の姿を目にしたいとさえ思っている。
「夜凪ちゃん、いくぜ~? あ、今回はもう、挿れたらソッコー射精すっから、そのつもりで(笑)」
「っ、あ♡ そんなっ、入り口、ちゅっちゅって、お゙♡♡」
亀頭が膣口を浅く掬う。さんざん掘り返され、男のチンポ専用となったマンコは、それだけでくぷくぷとチンポを咥え込もうとする。愛液の多い体質である景のマンコからとろとろとマン汁が溢れ出す。
景の顔の両脇に手をついた男が腰を微調整し、狙いを定める。
ぐぐ、と筋肉質の身体に力が籠る。
(────)
ふと、千世子の頭に、今が最後のチャンスかもしれないとよぎる。
さっき電話が掛かってくる前。景の目を覚ますためにしようと思った、景への告白。
「夜凪さん──好き、好きだよ」
「え……千世子ちゃん?」
小さな呟きは、しっかり景の耳に届いていたらしい。
景は嬉しそうに微笑んで、
「うん──♡ 私も千世子ちゃんのこと、ずっと前から好ッッほぉおおおお~~ッッ!??♡♡♡ おあああ、イクッ♡♡ イグイグイグ~~っ♡♡♡」
ぶちゅ♡♡ ずぶっちゅぅううううぅ~~♡♡ ぐぷっ♡♡♡
二人の少女の甘い雰囲気を蹴散らすように、チンポが叩き込まれた。
ほんの一瞬。膣口を潜り抜けた亀頭が、景の子宮口を殴っただけで、千世子への想いを紡ごうとしていた唇は、オスにハメられる快楽を叫ぶだけのものになった。
「おふッ♡ おッ♡ おぉぁ~~ッッ♡♡ チンポやばぁっ♡♡ 射精する気のチンポ♡♡ さっきと全然違うっ♡♡ ひぃッ♡♡ あっ来るっ、カリ広がってるっ♡♡ 千世子ちゃん♡♡ 助けて千世子ちゃんっ、怖い怖いっ♡♡ 壊されちゃうっ♡♡ 全部壊されちゃ、っゔお゙!?」
──びゅるるるるるっ♡♡ どぷ、ぶびゅうう~~~っ♡♡ びゅぱっ♡♡ びゅくっ♡♡ びゅぅううううううっ♡♡♡
「──────♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
(あ………………終わった)
千世子が、自分も精神的な寝取られアクメを感じながら、呆然といま告白を交わしたばかりの親友を見る。
景はもはや言葉らしい言葉を発していなかった。悲鳴のような鳴き声を上げて、人生初の中出しアクメでイキ狂っている。
「は~~い、夜凪ちゃんの処女と初中出し、頂き~~~(笑)あ~~気持ちえ~~♪♪ 腹ん中パンパンになるまで出しちゃるからな~♪ 千世子~、ちゃんと夜凪ちゃんのマンコにオレのザーメンが入ってくの、接写しとけや~~(笑)」
「オ゙…………ッ、お゙お゙お゙~~~ッッ……♡♡♡」
腕を男の首に、脚を胴体に絡めて身体を揺すり、少しでも多くのザーメンを恵んで貰おうと浅ましくすがり付く景。
(私たち……負けちゃったんだぁ……♥️♥️♥️)
ヘコヘコと腰を振るその痴態を録画しながら、千世子も悟る。
自分も景も、勝てなかった。
二人で培ってきた、想いも、積み重ねも──。
二人の股にはついていない、あの逞しいチンポに、完全敗北したのだと。
同時に押し寄せる絶望と絶頂で酩酊しながら、千世子はパコられる親友を撮影し続けた。
♦♦♦♦♦♦♦♦♦
「ふッ、ふーッ……♡ れろ、れるっ♡」
「んべぇえ~~っ♥️ べろぉ~っ♥️」
数時間が経って、ようやく男と景のセックスは終わっていた。
景は股間のみならず、髪から顔面から胸まで精液まみれだ。中出しを存分に堪能した男が、景にマーキングするために気の向く所へぶっかけたのだ。
「ん~~、いい眺め。トップ女優二人に舐めて貰えるたぁ、男冥利に尽きるね~~♪」
「むぅ、ちゅ~っ♡」
「は、はっ♥️ ぺろっ♥️」
男の身体を二人の舌が這う。
景と千世子は、ベッドに腰を下ろし脚を放り出した男の足元にいた。
千世子が左足、景が右足。それぞれ、男の脚を夢中で舐めている。景は脚を抱き締めるように。千世子は犬のように這いつくばって。
その手──千世子の左手と、景の右手は、しっかりと握られている。
ひとしきり、足全体──太ももから爪先まで──を舐め終わって、二人が口を離す。
これは、白旗を振るポーズのようなものだった。負けましたと、もう逆らいませんと行動で示しているようなものだ。
そして、それだけでは足りなかった。
景と千世子。堕ちきった二人が求めるのは、もっと他にある。
優先順位の一番上に立った、この男のチンポ。
二番目になってしまったけれど、変わらず大切な、壊れかけた親友との仲。
求めるその両方を保つには、選択は一つしかない。
手を握り合いながら二人が三つ指をつく。
揃って床に額が触れるまで、深々と頭を下げる。
「お願いします……♡♡ 私たち二人とも……♡♡」
「貴方の、貴方だけの性処理便器にしてください♥️♥️」
渾身の申し入れに、黙って男は二人の頭に足を乗せた。ぐりぐりと踏みつけて弄ぶように体重を掛ける。
何も言わずともそれが答えのようなものだ。
景と千世子は嬉しさの余り、土下座のままアクメしていた。
今朝のデートと同じように、手を繋ぎながら。
夜凪編でした。
今回は寝取られ風です。百合のチン負けって寝取られと通じる所がありますよね。
気がついたら夜凪が千世子以下の雑魚マンになっていました、許して。
次は3Pか、千世子ちゃんかどっちか。
どちらにしろ千世子は書きたいです。このssの主役は千世子ですので。