「あなた、朝ご飯できたよー」
「ん...あぁ」
まだ寝足りないと訴えてくる体に、頭をボリボリと掻くことで返事する。
応答なし。起きてもいいよという事だろう。
「それじゃあ、お願いね」
「うん」
そういって、妻であり我が家の収入源である彼女が仕事に出かける。
僕は用意されたご飯をもそもそと食べているところだ。
「......」
ゲッコウガは人間が食事するのを初めて見たかのように目を輝かせて僕を観察する。まるで地に堕ちてきた星のように
彼女の捕まえたゲッコウガはメスだ。もといケロマツから進化させていったそうなので、捕まえたケロマツがメスだった、と言うべきだろう。
「ゲッコウガ、近いよ」
どうも僕は彼女に気に入られてるらしく、食べてる最中にも関わらずぴたっと抱きしめられている。服が少し濡れるから止めて欲しいのだが。
幸い食事の邪魔にはならなかったので、滞りなく食べ終える。
「ご馳走さまでした」
「......」
真似してるのか、ゲッコウガも手を合わせた。
「......」
一通りの家事を終えたので、ソファに座って本を読む。
ゲッコウガはそわそわと落ち着かない様子で周りを駆けている。
「...はぁ」
ぱたん、と持っている本を閉じ、テーブルの上に置く。ゆっくり本を読もうと思っていたのだが、そうもいかないらしい。
「ゲッコウガ、おいで」
「!」
ゲッコウガはすぐに駆け寄り、僕の膝に頭を預けてきた。そのまま擦りつけられ、粘液が服に染み肌に触れた。
「......」
「...はぁ」
ゲッコウガが何か言いたげに僕を見つめる。もう一度大きな溜め息をつき、ズボンと下着を脱いだ。
「♪」
股ぐらにあるペニスを視界に入れるやいなや手で掴まれた。
粘液が絡んだ柔らかな掌の感触に、すぐに大きくなってしまう。
「うっ...」
僕の反応に気を良くしたのか、より淫らにゲッコウガの手が動く。
粘液を塗りつけるように上下に扱かれ、ぎゅっ、ぎゅっと竿が圧迫される。
裏筋を親指で擦り、指の輪でカリを弄られる。
男が感じるポイントを抑えた手淫は、呆気なく僕を絶頂に誘った。
「出るっ...」
射精中もじんわりと締められながら扱かれ、一滴残らず射精してしまった。
「ちょっと、もういいって...」
汚れてしまったのでゲッコウガと一緒に風呂に入ることにしたのだが、ゲッコウガはまたしても行為を催促してきた。
ヌルヌルとした体を押しつけられ、僕の身体はあっという間に粘液にまみれてしまった。
そして快楽を覚えたペニスがまたしても隆起する。
それをめざとく見つけたゲッコウガが、長い舌を根元から巻きつけてくる。
「うあっ...」
膝が震え、ぺたんと風呂場の床に腰を降ろしてしまう。
ゆっくりと、見せつけるように舌がペニスを覆っていく。
唾液を帯びた舌がペニスを締めつけ、くにゅくにゅと扱かれた。
「ただいまー」
「!?」
玄関から声が聞こえた。間違いなく妻の声だ。
「あれー、どこー?」
リビングに居ない僕を探しているようだ。いつもはリビングで帰りを待っているから。
「あ、いたー。ゲッコウガもいるー?」
「ああ、いるよー」
舌がカリのくびれを優しく舐める。かと思えばくいこみ、締められる。
「あがっ...!」
「え?どしたん?」
「いや、なんでも...!」
「そう?」
足音が遠ざかっていく。本当に生きた心地がしなかった。
ペニスはとっくに絶頂しており、快楽の残滓を吐き出している。
「ふぅ...」
また、洗い直しだ。
ついでに風呂も掃除しよう。
はい。鳴き声は出しません。めんどいので。