「......」
座っている僕の前には、ミミッキュが佇んでいる。小さな二つの穴から覗く光は、今行われているこの行為はなんなのだろう、と考えているように見える。
とあるお願いをしようとしたのだが、易々と口に出せるようなものではない。というか流石に恥ずかし過ぎる。
どうせ下らない噂だと割り切って立ち上がる。
「ごめんね」
ボールの中に戻そうとしたのだが、どうも戻ってくれない。ミミッキュの方が拒否してるらしい。
小さな穴から覗く相眸が、何かを語りかける。
「......」
やはり諦め切れない。意を決して言った。
異様な感触が、ぺニスを包む。
ミミッキュの黒い手は温かい泥のようだった。ねちゃねちゃと絡み、ぐちゅぐちゅと搾りたてる。まだ動かされてもないのに、かなりの快楽がぺニスを襲った。
「うっ」
粘ついた指が、亀頭表面を這い回る。さらには大きな親指にぺニスが沈みこんでいく。緩い締めつけと、妙な生温かさ。にゅるにゅると流動する感触に、思わず腰から力が抜けてしまう。
「もうイくよ、ミミッキュ...」
途端、流動が速くなる。カリがものすごい勢いで刺激され、射精感が一気に高まる。黒い手の中に、白濁を思いっきり放った。
射精中も圧迫され、一滴のこらず精液を出し切る。
「ふぅ...」
くたり、と床に腰を下ろす。だが、ぺニスはまだ手に包まれたままである。その温かさと圧迫は、射精直後のぺニスを悦ばせている。
小刻みにピストン運動が開始され、敏感になっている先端に凄まじい刺激が与えられた。尿道口が擦られ、裏筋にぬるぬると絡む。
あまりに激しい快楽に、腰を引こうとする。しかし、ミミッキュがそれを許さなかった。
「ミミッキュ、ヤバい...また出るッ!」
射精が間近なことを伝えると、先端弄りがより速くなった。このまま出せ、と言っているのだ。
「あぁ...」
我慢することを放棄し、快楽に委ねる。肉茎がびくびく、と脈動し、精液を再び手の中に注ぎ込んでいく。
「アァッ!?」
射精しているにも関わらず、ミミッキュが尿道口を刺激する。膝ががくがくと震え、視界が明滅する。なにか、射精感とは別の感覚が沸き上がってくる。
それは、抑えようと思っても抑えられず――
透明な体液が、尿道口から噴出される。すると、狙っていたかのように噴出中に刺激される。
「ぐうッ!」
より敏感になったことにより、更に激しく快楽を感じる。一瞬で三度目の射精まで導かれた。
連続で絶頂し、体力が消耗されていく。体全体から力が抜けていき、瞼が自然と下りてくる。抗わずに目を閉じた。
目が覚めたとき、もうすっかり暗くなっていた。電気を点けようと立ち上がろうとすると、横の暗がりにいたミミッキュと目が合った。跳び上がるほど驚いた。