※この作品はR-18です。

R18短編置き場   作:みっくん

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攻めの雪乃

 

 いつもの奉仕部。品の良い紅茶の匂いと本の匂いが香る部屋。

 

 部長である雪ノ下雪乃が何やら悩んでいる以外はいつも通りだった。

 

「……なぁ、由比ヶ浜」

 

「ん? なあにヒッキー?」

 

「……雪ノ下の奴、何悩んでんだ? いや、俺は気にしてる訳じゃねぇけどよ、ただあんなに唸られると気になるんだが……」

 

「あ、やっぱりヒッキーも気になる? ってまぁ、あたしも知らないんだけどさ。ちょっとゆきのんに聞いてくる!」

 

 だっ、と飼い主に遊んでもらおうと近寄る犬のように動いた由比ヶ浜。元気がありますねと呟く彼はいつものように好物のマッ缶を呷る。

 

 結局雪ノ下が疑問には答えてくれる事はなく、また依頼もこなかったのでその日は解散した。

 

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 雪ノ下雪乃。

 

 その美貌もさることながら、学校が定期的に行うテストの順位で常に不動の一位を叩き出している事で有名な少女だ。

 

 その頭脳と人並外れた容姿を兼ね備えてはいるが、欠点として体力の少なさが上がる。運動神経も人並み以上にあるというのに、肝心の体力がなくて直ぐにバテてしまう。

 

 そんな彼女は自身の体力の無さに頭を悩ませていた。

 

 雪ノ下雪乃には幼馴染がいる。それは小学校を同じにしたとある男子生徒も知らない事で、何なら彼女の姉すらも知らなかった。クラスメイトでもなく、同じ小学校ですらなかった少年だ。

 

 容姿でイジメられ、救いを求めた相手は解決はしてくれず、更に過激になったイジメで心を痛めた彼女は家には帰らず、とある公園に立ち寄った。

 

 そのときに出会ったのが件の少年であり、今は幼馴染兼彼氏だったりする。

 

 イジメが嫌で中学の時は留学し、帰ってきて直ぐに彼に告白をした。幸いにも彼には彼女がいなかったが、いたとしても告白はしていただろう。留学中に想いが募りに募っていたのだから。

 

 そんな訳で交際を初めてもう一年以上も経つ。

 

 恋人らしい事もしたし、何なら肌だって重ねた。きちんと避妊具や薬(ピル)だって使ってるのだから問題はないわとは雪乃の言葉だ。

 

「はぁ……どうして私には体力がないのかしら」

 

 もちろん、雪乃なりに努力はした。

 

 天才な彼女だが、才能に驕ることはせず、それに見合った努力もしてきた。だが、体力だけは実ってはくれない。

 

 一度肌を重ねてからはたがが外れたかのように雪乃とその彼氏は繋がり合うようになった。自身はいつも気絶するまで可愛がられるが、一度として雪乃としては彼を満足させられてはいないと思っている。

 

 このままだと愛想を尽かれるかもしれないと見当違いな事が彼女に使命感を与えていた。

 

 体力が付かないならテクニックを磨けば良い。

 

 ネットで情報を漁るだけではなく、堂々と本屋で艶本を眺める。勿論、周りの目は気にして、同じ総武高校の生徒が居ない事を確認してからだ。

 

 そして今日、遂にその成果を試す時が来たのだ!

 

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 雪乃は今、一人暮らしをしている。

 

 家族間はそこまで悪くはなく、いずれは家の為に働く事が決まっているので、それまでの自由との事だ。

 

 とは言っても、彼女の家族は既に彼氏がいる事を知っており、お家の為にとの考えはない。そこあたりを彼から知れたらと思っているのは雪乃は知らない。

 

 一人暮らしには広く、ファミリー向けのマンション。世間を知るためにとアルバイトもしてはいるが、それでも清潔が保たれている辺り、雪乃らしい。

 

「さ、どうぞ。熱いから気を付けて」

 

 奉仕部で出している時のように紅茶を彼へと振る舞う。雪乃が使っているカップと色違いのそれは、デートした時に雪乃がプレゼントしたものだ。

 

 そうして人心地ついた後、雪乃が待ち望んでいた時間がくる。私は別にエッチではないわ、ただあなたと繋がるのが好きなだけよとは雪乃の言葉だ。

 

 普段から清潔にしているが、彼が来るからと念入りに掃除した寝室。母親や姉と相談して買ったベッドはなかなかの広さをしている。少なくとも雪乃とその彼氏が一緒に寝てもまだスペースは空いている。

 

「今日はちょっといつもと趣向を変えてみましょうか」

 

 ふふっと何時もとは違う笑みを彼へと見せ、そのまま手を彼の股間へと動かす。

 

 互いに衣服を身に着けてはおらず、正真正銘生まれたままの姿だ。まだ勃起しきっていない彼の肉棒を優しく撫で、顔を耳へと近付ける。

 

「こういうのはどうかしら。あー……ん。れぇーろ……れろ、れろっ……はむ、っぱぁ♡ ふふっ、気に入ってくれたようね♡ ならもっとしてあげるわ♡」

 

 耳を唇で食み、舌で穴の中を舐める。先程まで紅茶を飲んでいた舌は程よく温かく、唾液をたっぷりと付けている。

 

 水音と耳の穴からやってくるゾワゾワとした快感、息継ぎする雪乃の音だけで幸せになれてしまう。

 

 耳にだけ集中するのではなく、撫でていた肉棒が持ち上がり始めるとしっかりとまずは握る。

 

 太く、そして長い肉棒は初めて見たときは雪乃は大変驚いた。人と比べるモノではないと分かってはいるが、どうしても参考までに誰かと比べたくなる。それぐらいまでに大きく、衝撃を受けたものだ。

 

 シコシコと耳元で舐めながらも時折囁くと彼の身体が面白いぐらいに反応してくれる。本に書いてあったのはやはり正解だったのだろう。

 

 気を良くした雪乃はそのまま肉棒を上下に扱く。根本を強く握り、上にぐぐぐっと持ち上げるように強く擦るのが彼の好みらしく、シュッ♡ シュッ♡ と扱くと先走りが涙のように溢れて来る。あっという間に手はベトベトになってしまう。

 

「こんなに悦んでくれるだなんて嬉しいわ♡ もっとしてあげるからもっともっと悦んでちょうだい♡」

 

 扱くうちに興奮してきたのか、耳を舐め、呼吸を整える雪乃の息は熱い。

 

「こっちばっかりだと可哀想だからこっちも舐めてあげるわ♡ ん、しょっと。あーむっ♡」

 

 男の身体の上を跨ぎ、反対側の耳を今度は刺激する。

 

 先程まで舐めていた耳は雪乃の唾液でベトベトになっており、最早彼の耳の味ではなく、雪乃の唾液の味しかしなくなった。

 

 急いで穴の中を刺激するのではなく、今度は焦らすようにゆっくりと浅いところから舐めていく。べったりと舌の腹を使って舐め、奥を舐める時は尖らせた舌先で触れるか触れないか程度の刺激。もどかしいが、それでも気持ち良い。そんな気持ちでいっぱいになる。

 

「タマタマの方も持ち上がってきたわ♡ でそう? ん、良いわよ♡ このままあなたが出す所をしっかりと見ていてあげるから出しちゃいなさい♡」

 

 シコシコではなく、先走りの混ざった上下運動は卑猥な水音を奏でる。にちゃにちゃと粘液の音を立てながらも、肉棒を握る手はしっかりと彼の弱点を責める。

 

 浮き上がった血管を指輪っかの手前側に力を込めて擦る。一番力が入る所で痛いぐらいに擦られながらも、その雪乃の力に反発するかのように肉棒がビクつく。

 

 輪っかを一番キツく締めるのはカリ首を擦る時だ。雪乃を何度もヨガらせ、泣かせてくれたカリ首をイジメるかのように刺激すると降参するかのように先走りを漏らしてくる。それが面白くてつい何度も何度もと繰り返してしまうが、ごめんなさいと謝りながらもしてしまう。

 

「乳首も立ってるわ♡ あなたが感じるかは分からないけど、弄ってあげる♡ ん、ちっちゃいけどちゃんと固いのが分かるわね♡ ふふっ、面白い♡」

 

 今までは愛撫も殆ど彼からのばかりで雪乃からしたのは僅かだ。

 

 だからこそ、今までと同じではいけないと新たな事に挑戦している。彼との時間をもっと楽しみたい、彼から与えられるだけではなく、自分からも与えたい。そんな気持ちで男を刺激していると、我慢の許容を超えたのか、大きく肉棒が脈を打つとそのまま射精を始めた。

 

―――ぶびゅるるるるるるっ♡ ぶびっ♡ びゅるるるるるるっ♡

 

 雪乃の手の中にあるまま、ブルブルと跳ねながらも精液を虚空へと勢い良く飛ばしていく。

 

 シーツや床を汚しながらも何度も何度も脈を打つのを見ていると、終わりがなさそうに見える。

 

 膣内、しかもゴム越しに感じていた射精の感覚を手の中で感じるとまた違ったものがある。私で気持ちよくなってくれたんだ、彼を気持ちよくさせられたんだと満たされる。

 

 人に奉仕するのではなく、奉仕してもらう気質に近い雪乃だが、自分からするのもありだと感じた。少なくとも、奉仕部でのスタンスが変わりそうなぐらいだ。

 

「まだ出るの? じゃあ終わるまであなたの顔を見ててあげる♡ 気持ち良さそうな顔、私好きよ♡」

 

 有言実行とばかりに彼が射精を終え、息を整えるまで雪乃は労るように肉棒をやわやわと弱めの刺激を与えつつも、彼の顔を見つめていた。

 

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「まだまだあなたのおちんちんも元気そうだし、次はここで気持ち良くしてあげるわ♡ 前からあなたが結構見てるのをしってるのよ? ふふっ、責めてはいないわ♡ 恥ずかしいけれど、彼氏であるあなたになら幾らでも見て欲しいもの♡」

 

 弱い刺激を与えられ続けたからか、射精を終えた直後にもかかわらず彼の肉棒はぴーんと上を向いて勃っていた。

 

 そんな肉棒を見て嬉しげな笑みを溢した雪乃は彼の上へと乗った。

 

 少食で見るからに線が細い雪乃が乗った所で大した重みはない。彼女の使っているシャンプーやリンスの匂いと彼女の匂いがする艷やかな黒髪が彼の鼻を擽る。

 

「重くはないかしら。そう? なら良かったわ。これでも健康には気を払ってるのよ」

 

 彼の上に乗った雪乃は何やら上機嫌だ。だが、それよりも彼は先に彼女が指した場所が気になって仕方がない。

 

 あまり肌を外で見せない雪乃だが、一つだけ見えてしまう場所がある。

 

 男子はズボンで見えないが、女子はスカートなのでどうしても太腿は見えてしまう。女性は視線に敏感とは言うが、時たま見ていただけなのに気付かれていたとは。恥ずかしさを覚えるが、見ても良いと言われたので嬉しさが勝ってしまう。

 

「どうやらあなたが待ち切れなさそうにだし、えいっ♡ どうかしら? 太腿で挟んだだけだけど気持ち良くなれる? あ、滑りを良くするには唾液が良いって書いてあったし……んべぇー……ん、これで準備完了ね♡ ほらちゃんと見てなさい♡ あなたの大切なおちんちんが私の太腿に挟まれて気持ちよくなる所♡」

 

 手をシーツに乗せ、下半身だけを上下に揺さぶる雪乃。

 

 肉付きが良い訳でも、細すぎる訳でもない至って健康的な太腿だが、本人の体力面もあり、日焼けをしてはおらず真っ白だ。ついついスカートから覗く太腿を見ていたのだが、まさかそれを使って愛撫されるとは思いもしなかった。

 

 細くも奥までしっかりと詰まった肉。その癖パンと張るような張りもある。垂らされた唾液と、射精の名残の精液がまだ所々肉棒に付着している。おかげで太腿が動いても痛みはなく、なお勃起している肉棒からじんわりとした温かみにも似た快感が上ってくる。

 

「この体勢だと結構難しいわね。ネットだと立ってするのが一般的とは書いてあったのだけれど……んしょ♡」

 

 太腿を動かす為に下半身を動かしているのだが、彼から見るとどうしても変則的な騎乗位をされているようにも見えてしまう。

 

「きゃっ!? も、もういきなり抱き付かれたら驚くじゃない♡ あなたはそのままジッとしてて♡ 今日は私が気持ちよくさせてあげるんだから♡」

 

 それを聞いた彼は自分から動く事はせず、抱き締めた雪乃のうなじに鼻を埋めさせた。

 

 耳舐めをしながらの手淫をしている間に掻いたであろう汗の匂い。男のだと臭いとしか言えないのに、どうして女の汗の匂いはこうまでも興奮させるのか。

 

 上ってくる快楽で時折身体が震えるも、それでも鼻だけはうなじから離さない。体力が少なく、息を切らせながら太腿で気持ちよくさせてくれる彼女はこんな状況でも美しい。

 

 幼い頃に会った頃から美しいが、彼女が帰国してからは余計にそう思ってしまう。いや、今も尚その美しさに磨きをかけている。

 

 友達と遊ぶ用事もなく、ただ暇だからと公園で一人ブランコを漕いでいたら出会った雪乃。ただ彼女の話を聞いていた時の自分に言えば驚くだろう。相思相愛になったのだから。

 

「またおちんちん震えてきたわ♡ ん、はぁ♡ 結構……大変だけど、悦んでくれて何よりだわ♡」

 

 僅かな精液に垂らした唾液、更にまた溢れ出した先走りで雪乃の太腿はベタベタだ。匂いが染付くほどに体液が付着し、肉棒の匂いすらも移りそうだ。

 

 射精が近くなり、抱き締めた腕に力が入る。苦しいだろうに、仕方ないんだからと優しく微笑んだのが背後に居ても分かる。

 

 雪乃が気持ちよくさせるとは言ったが、自分からも積極的に快楽が欲しくなっていつの間にか腰が動いていた。

 

 交わっている時のように激しく、彼の股間と雪乃の尻がぶつる音が響く。既に雪乃は動いてはおらず、タイミングも何もかも彼に委ねた。

 

 太腿で挟み、擦ってはいるがどうしても足の付け根、雪乃の女陰も擦れてしまう。うっすらと毛を生やしたソコは柔らかい。ふっくらとした恥丘の形を歪ませ、切れていた息を出していた口からは甘い喘ぎ声も混ざる。

 

 乱れた息、喘ぐ女の声だけが寝室に響く。ぎゅぅぅぅと離さないと言うかのように強く腕の中の雪乃を抱き締め、彼は果てた。

 

―――ぶびゅるるるるるるっ♡ びゅるるるるるるっ♡ 

 

 腰を突き上げ、雪乃の子宮と密着したままで精液を出す時のように肉棒からは勢い良く精液が出ていく。

 

 彼の射精に呼吸を合わせるかのように雪乃のまた果てていた。

 

 深い絶頂ではないが、一人で慰めるものとは比べ物にもならないぐらい多幸感。好きな男の腕に抱かれ、射精の熱を感じながら身体を痙攣させる。

 

「二回目なのにスゴいわね……。ほら、あなたの精液で私の太腿真っ白よ♡」

 

 絶頂の波から帰ってきた雪乃の視界に入ったのは肌の色とは違う白さによって染まった太腿だった。およそ二回目だとは思えない量の精液が太腿の所有権を主張するかのようにべったりと付いている。

 

 指で掬っても重たく、液体は液体でも粘液と呼ぶのが正しいだろう。彼がして欲しそうにしていたからとした事のある口淫でしか口にした事のない精液をそのまま指ごと口に含む。

 

 後ろで彼が汚いからと言うが、そのまま重みのある精液を舌で指から奪う。ちゅぽっとはしたないと思う音と共に指が口から抜け、指には精液が一滴も付いていなかった。

 

 ティッシュティッシュと後ろで吐き出す先を探している彼に苦笑しつつも、そのまま舌の上で転がして味わう。控えめに言っても美味しくはなく、彼のでなければ二度と口にしたくない酷い味。だが、彼のであればまた口にしたい、そう思える味だった。

 

 いつの間にか彼は雪乃の下から離れ、寝室に置いてあるティッシュを探している。その間もまた指で掬っては彼の味を舌で味わう。

 

 彼がティッシュを片手に戻って来た時は太腿は彼女の肌の白さだけだった。

 

 




うーん。テクニックと言われると違うような……?

ただ、自分から愛撫をしただけのような気がするけど良し!()

見た目だけなら雪乃だけど、現実的には話したくない相手ですよねぇ。物語の後半では幾らか態度も和らいだけど、高嶺の花として見るのが良いですね。

少し前に書いた六花の時に書きたかった太腿コキ……いや素股なのか? を掛けて満足です。でも、本当は立ち素股の方が描写的にも想像的にも楽そうですよね。膝の上に乗って下半身だけをテンポよく動かすって想像できても、実際にやれそうにない。エクササイズかなにか?
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