ナイトオブシックスと密室で
神聖ブリタニア帝国皇帝直属の騎士であるナイトオブラウンズには様々な権利がある。
ナイトオブシックスのアーニャ・アールストレイムはその権限で一人の兵士を自身の部下にした。
「……中、入って」
「は、はい……」
呼ばれた先には謎の丸い機械があり、正面にある扉を開いて彼女――アーニャは彼を急かした。
パーソナルカラーがピンクであり、本人の容貌もあって人形のように見えるが、その実力は見た目で侮って良いものではない。
機械の中は
「……これを使ってあなたを鍛える」
KMFは一人乗りであり、それを模したコックピット内は当然、一人用だ。
狭いパイロット席に座った彼の膝の上にアーニャは乗り、あれこれと機械の電源をつけていく。
パチパチとスイッチを起こしていくと真っ暗だった中が明るくなる。
「……前に助けて貰った時からどれぐらい乗った?」
「あー……あれからはないです」
「……そう。なら、まずは簡単な所から」
ピッピッと操縦桿を動かして正面のモニターを操作する。難易度が上から順番に書いてあり、下に行くに連れて上がるようでアーニャが選んだのは一番上だった。
「……まずは何も言わないからあなたの好きにやって。それから教える」
「わ、分かりました」
アーニャは無機質にも見える瞳で彼を見ると視線をモニターに戻した。
先まではアーニャの呼び出しに緊張していたが、操縦桿をいざ握るとまた別の緊張が湧いてくる。
アーニャという少女は人形と称せる程に小柄だが、女性に違いはない。
仄かに香る香水の匂いや彼女の体臭、ラウンズの証であるマントは付けておらず、へそ丸出しだという服と呼ぶには難しい服装。
生地は薄く、こうして膝に乗られていると体温や身体の柔らかさが伝わってくる。しかも座り心地を変えたいのかモゾモゾと動くので男としては色々と大変だ。
意識を切り替え、モニターに集中しようとするも中々出来ずにやられてしまった。
「……集中」
「す、すみません」
「ん、ならもう一回」
叱りつけるような声色ではなく、真面目にやれと促す声色。
今度こそ意識の切り替えに成功した彼はシミュレーションとはいえど、初めて自由に動かせるKMFの操縦に夢中になっていった。
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そもそも彼がラウンズに選ばれたアーニャから指名されて部下になったのか。それは半年ほど前にあった戦いまで遡る。
当時のアーニャはまだラウンズではなかったが、それでも一部隊を任されていた。
ブリタニア軍が優勢で戦闘が進むなか、不意打ち気味に一発のミサイルがアーニャ機に向かって放たれた。
アーニャは正面に意識が割かれていたのか直撃は避けられなかった。
ミサイルの接近を告げるアラートが響くコックピットでアーニャは衝撃に備えた。
が、何故か何もなかった。不思議に思うも、ミサイルの飛んできた方向へ機体を向けるとアーニャの機体の代わりに大破した機体があり、そこからは黒い煙が出ていた。
幸いにもパイロットは脱出していたのか、誰かに深刻なダメージを負わせることなくその機体は爆発した。
ブリタニア軍の勝利で戦闘が終わり、庇ってくれたパイロットをアーニャは探していた。
正直な話、他人に興味のないアーニャは作戦開始時に誰がいたかだなんて覚えていない。誰がパイロットで、誰がパイロットじゃないかなんて分かりはしなかった。
しかし、怒声が聞こえてきた事で判明した。
部隊に預けられていた大事なKMFを破壊されるなどこれだから平民はなどと彼の上司であろう人物が簡素な手当をした彼に怒声を浴びせていた。
「……まって」
「だからお前は……っとこれはこれは。アールストレイム卿ではありませんか。何か御用ですかな?」
丸々と太ったその男はアーニャでなくとも見るに堪えない。その上、その男はアーニャを上から下へと舐めるような下卑た視線を隠さない。
が、その程度で怯まないのがアーニャだ。
「……彼は私を庇った。罰はいらない」
「っ! しかしですな」
「いらないと言った。それともあなたは私の意見に反対?」
「っ! い、いえ……アールストレイム卿がそのように仰るのならその通りに」
苦々しそうな顔を隠しもせずにすると、渋々といった感じでアーニャの判断を受け入れた。
男は彼を一度睨むと、アーニャに頭を下げて離れていく。
「……大丈夫?」
「あ、ありがとうございます。アールストレイム卿」
「……別に。あなたのおかげで私が助かったからそのお礼」
アーニャにとって不思議な事に彼の事は自然と覚えた。
連絡先を交換し、その日は別れるも、何かとやりとりをしていた。やれ何があったなど、やれあいつが何を言ったなど、多くはアーニャからの愚痴に近い話ばかりだったが、彼は一つ一つに反応してくれた。それがアーニャにとって堪らなく嬉しかった。
感情を表に出すのが得意ではない彼女は性格も相まって親しいと呼べる友人は少ない。いや、皆無と言っても過言ではない。
軍にも女性はいるが、彼女は貴族であり、戦場の花形であるKMFのパイロットとしての腕前も一人前。彼女に親しく出来る人間などあまり多くなくて当然ではあった。
そんな過去があったからこそ、アーニャは彼を迷うことなく部下に指名したのだった。
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「……お疲れ、今日は終わり」
「はぁ……はぁ……ご指導、ありがとうございました……っ!」
握っていた操縦桿は手汗で汚れてしまった。ただただ、コックピット内でシミュレーションをしていただけだが、アーニャの指導によって彼は肉体的にも精神的にも疲弊していた。
一日を使った訓練の甲斐もあり、難易度は半分ほどまで下へいっていた。
「……ご褒美、何が良い?」
「……はぁ……はぁ……ご褒美……ですか? いや、寧ろ俺としてはこの訓練がご褒美なのですが……」
肩で息をするも、何とか平常に戻ってくる。酸素の回ってきた頭で彼女の言葉を反芻するも、意味が分からない。
彼は名誉な事にラウンズの直属の部下になれたのだ。実力第一主義なブリタニア帝国軍ではあるが、貴族と平民の差は深い。
彼が戦場でアーニャを助けて以来KMFを乗れなかったのも、貴族の上司による嫌がらせだ。
ラウンズの部下が弱くていけないのは分かるが、マンツーマンでの指導をして貰ったのに褒美とは一体何だろうか。
「……駄目。あなたには借りもあるし、何よりも私があなたに何かしてあげたい。駄目?」
「っ! だ、駄目ではないですが……」
何も映さないような無機質な瞳は揺れ、体格差故の上目遣いに息を飲む。となるとまた彼の中で欲望が顔を擡げてしまう。
彼が汗をかいたせいでシミュレーション機械の中の温度は上がっている。口で説明するだけだったアーニャの額にも薄っすらと汗が滲んでいる。
汗をかいた事で香水よりも彼女自身の匂いが勝ったのか、甘ったるい匂いが彼の汗の匂いと混じったのがコックピット内に充満してしまっている。
行儀よく座っているのも疲れた彼女はいつの間にか彼へ背中を預けていた。
「……どうしたの?」
「あ、いや……」
「あっ……♡ お尻に何か当たってる。これ……」
シミュレーションと言えども、向けられるモニター越しに向けられる敵の銃口。戦場で感じた殺気はなかったが、命のやり取りをしたかのような気分。
おかげで生殖本能が騒ぎ出してしまった。
「こ、これは……アーニャ様、一度外に出ましょう。ご、ご褒美はまた今度の機会に」
「……駄目。今日あげたい。これ、苦しいんでしょ? 私が鎮めてあげる。ジッとしてて」
クルリと狭いコックピット内で身体を反転させると彼女と対面になる。臀部に当たったものの正体に気付いたせいか頬は赤く上気している。
先までは彼女の頭しか視界に映っていなかったが、対面となると色々と見えてしまう。
人形のように整った顔、呼吸に合わせて緩やかに上下する控えめな胸元。太腿が丸見えに近い丈の短いスカート。喉を鳴らしてしまう。
「……んしょ……んしょ……どう? 気持ち良い?」
「は、はい……っ!」
何をされているのかまだ受け止め切れない。
ブリタニア帝国の憧れであるナイトオブラウンズ。その一人であるアーニャが彼の勃ってしまったモノを臀部を前後左右に揺らす事で刺激されている。
ズボン越しで刺激は弱いが、あのアーニャがしているという状況と合わさって、歯を食いしばらなければあっという間に果ててしまいそうだ。
明らかに慣れていないアーニャの動きは拙いが、それでも賢明にしているのが伝わってくる。
彼だけではなく、アーニャの呼吸も荒くなっていく。
操縦桿から手は離れており、何処へ置けば良いのか彷徨うだけ。それを視界の端に映ったのかアーニャは口を開いた。
「……手、背中に回して。そうすればもっと密着出来る」
「い、いいんですか?」
「……ん、あなたなら良い。ギュってして。私もしてあげるから」
「は、はいっ」
アーニャの小さな身体を覆うように抱き締める。力を入れたら壊れてしまいそう。アーニャの小さな手も彼の背中に回されており、二人の間に隙間はない。
アーニャの下半身だけが動き、それだけで彼は幸せになる。下着越しの尻の谷間がズボンの中でいきり立ったそれを挟むように刺激し、擦られる。
パンツが先走りで濡れて不快感があるも、それ以上の快感。
定期的に彼も男だから抜いてはいるが、最近はラウンズの部下になる手続きで忙しかった。
長く持つ筈もなく、抱き締めた腕に力を入れて果ててしまった。
―――ぶびゅるるるるるるっ♡ びゅるるるるるるっ♡
「んっ♡ 出した♡」
彼の身体の震えと、尻の下のズボンの中のそれが脈を打っているのが伝わってきた。
射精中も動くのは止めず、彼の震えが止まるまで動いていた。
「……お疲れ。スッキリした?」
「……は、はい。そ、その本当に良かったんですか?」
「……うん。あなたは特別。私の友達であり、部下であり、大切な人。だから良い」
ストレートな言葉に彼は固まってしまう。友達と呼ぶには恐れがあったが、彼もそのつもりではあった。が、大切な人と言われるだなんて思いもしなかった。
固まっている彼を不思議に思ってアーニャは小首を傾げた。
「……ズボンの中、出して気持ち悪くない? シャワー室あるから行こ?」
「……ハイ」
アーニャの言葉を処理しきれない彼の手を取ると、シミュレーション内から出ていった。
勢いで書いたので色々と酷い出来ですみません。
みなさんはコードギアスのアプリやられたでしょうか。アレの出来が酷かったのでそのうっ憤を晴らすべく書きました。カレンが実装されてないとか酷すぎです。
カレンのバニーも書いてみたい。というか最近の私の中のトレンドはバニーですね。これも某アプリゲームのせい。