※この作品はR-18です。

R18短編置き場   作:みっくん

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リクエストからです。


堕ちる女王

 

 悪魔は性に大らかだ。

かつての戦により大きく数を減らした悪魔なので、少しでも種が繁栄するのであればと近親相姦すらも暗黙的に見逃される。

 

 だからなのか、グレイフィアの旦那であるサーゼクスが彼の妹であるリアス・グレモリーの上に裸で跨がっているのを見てしまったのは。

 

 冥界を治める四大魔王の一人であるサーゼクスはグレモリーの名からルシファーを襲名した。敵対勢力の一人であったグレイフィアと恋に落ち、彼等は敵対していた過去を持ちながらも結婚へと至った。

 

 二人の夫婦生活は円満で、二人の間には息子を一人授かった。

 

 しかし、魔王の仕事が忙しいからか夫婦の時間は取れず、二人が会話をしても仕事絡みの会話ばかり。グレイフィアが旦那の浮気現場を見ても激情を湧かず、あぁやっぱりと落胆だけが心の中にあった。

 

 一度見てしまったものから目を背ける事は出来ず、有能であった魔王の女王は仕事を疎かにするようになり、彼女はサーゼクスがしていたように度々姿を消すようになった。

 

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「それでまた今日も俺の所か。サーゼクスが知ったらぶち切れるってのに……いや、あいつの自業自得か」

 

 魔王へ就任したサーゼクスを呼び捨てにし、更にあいつ呼ばわりしている男の下にグレイフィアの姿はあった。

 

 ただ、彼女の仕事着であり象徴でもあったメイド服は身に付けておらず、その男に向かって全裸で頭を下げていた。

 

 床に正座して座り、三つ指を付いたお辞儀は完璧だ。三つ編みにしていたのを解き、長い髪が床に散っている。

 

「お願いします♡ 今日も私を抱いて下さい♡ もう、あの人じゃあ駄目なの♡ あなたのでしか満足出来ないのよ♡」

 

 懇願する彼女の声は震えている。その間に秘所からトロリと漏れた愛液が床へと糸を引きながら落ちては、床に敷かれているカーペットを汚していく。

 

「ははっ、あの銀髪の殲滅女王が土下座しておねだりとかたまらねぇな。いいぜ、その代わりまずは俺をその気にさせてみろ」

 

 椅子から立ち上がった男が仁王立ちをし、頭を下げている彼女の前で股間を突きつける。

 

 男が指を鳴らすと下半身に履いていたズボンは消え去り、男の自慢の肉棒が勃起もしないまま露わになる。

 

 勃起をしていない状態でも既に成人男性の平均以上はあり、明らかに長大だ。冥界にいる女悪魔の悉くを抱いてきた彼の肉棒は女を泣かせ、魅了させる事に特化している。

 

 匂いも濃く、女は嗅ぐだけで股間を濡らしてしまう。

 

「あぁ……スゴい♡ 勃起をしていないのにあの人(サーゼクス)よりもおっきぃ……♡ ん、ちゅっ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡」

 

 顔を上げたグレイフィアはうっとりと恋をしている少女のように蕩けた表情をし、男の肉棒の先端に唇を捧げる。

 

 顔を近付ければ匂いは当然濃くなり、顔を離すともっと嗅いでいたいと顔がまた直ぐに近付く。

 

 しかし、そんな彼女の献身ですらも男の肉棒は反応をせず、もっと下品に媚びろと言っているかのようだ。

 

「あなたが褒めた私のこのデカチチを使わせて貰うわ♡ ふふっ、また最近大きくなったの♡ あなたっていう素晴らしい雄に揉まれているからかしら♡」

 

 だぷんと頭よりも大きく、片方だけで5kg以上もある乳房を下から持ち上げ、まだ勃起をしていない男の肉棒を横から挟む。

 

「今日はあなたに喜んで欲しくて少し私の身体を変えてみたの♡ んっ……ほら見て♡ あの子が乳離れしてからは出なくなった私の母乳よ♡ あの子でも、あの人の為のモノでもない、あなただけの為に作った私の母乳♡ これを使っておチンポを勃起させてあげる……♡」

 

 子供が一人いるとは思えない色鮮やかな乳首から滴る乳白色の体液。

 

 搾るように乳房の根元をぎゅっ♡ ぎゅっ♡ と彼女が掴み、乳首からシャワーのように母乳が男の肉棒目掛けて飛んでいく。

 

 あっという間に肉棒の全身をずぶ濡れにさせ、それを潤滑油として乳房での奉仕の助けとする。

 

 旦那ではない男の前で全裸になった事で興奮したのか彼女の肌には汗が浮かび上がっていた。汗と母乳が混ざり、ゆっくりと男の肉棒は顔を持ち上げていく。

 

 蛇が頭を擡げるように肉棒がムクムクと膨らんでいき、切っ先をグレイフィアの顔へと突きつける。グレイフィアの人外のような乳房でも覆い隠せない男の肉棒が完璧に勃起を果たした。

 

「俺の為だけの母乳とか言われると男でありゃあ興奮するしかねぇなぁ。勃起させたからには覚悟しろよ? 何度泣いて止めてくれって懇願しても許さねえからな」

 

 そう言って笑った男の顔はまさに悪魔だった。

 

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 男はかつての大戦でも活躍をし、サーゼクスとは背中を預けて戦った仲だ。

 

 サーゼクスの事ならばある程度は知ってるし、サーゼクスもまた男の事ならばある程度は知っている。

 

 女を抱くのが好きな男が、自身の妻であるグレイフィアに興味がない筈もなく、今まではサーゼクス(友人)の妻だからと男からのアプローチは一度もなかった。

 

 しかし、他ならぬグレイフィアから男へコンタクトを取り、サーゼクスに抱いた負の感情を発散させて欲しいと男に股を開いた。

 

 瞬く間にグレイフィアは彼に夢中になり、男がその気になればグレイフィアに仕事をサボらせ抱く事も出来るだろう。

 

「お゛お゛ん♡ イイ♡ き゛も゛ち゛イ゛イ゛の゛……っ♡」

 

 男の部屋でグレイフィアの絶叫が響く。男の上で大きく股を開き、そのまま勢い良く何度もその身体を叩きつけるかのように落とす。

 

 どちゅんっ♡ どちゅんっ♡ と釘を打つかのような激しい交わりは彼女を何処までも壊していく。

 

 貞淑でクールな雰囲気な彼女は消え、ただ本能がままに身体を動かして快楽を得る姿は雌そのものだ。

 

 サーゼクス(旦那)の前でも晒した事のない本性を露わにし、彼女の肉壺は嬉しそうに男の肉棒をしゃぶる。

 

「お゛お゛っ!? そ、そこは……んひぃぃぃぃ♡♡♡ お、お尻の穴ほじられてる♡ むり、むりむりぃぃぃ……っ♡♡♡ こんなの耐えられないっ……イく♡ イきます♡ ああああああ―――っっっ♡♡♡」

 

 騎乗位で激しく尻を叩きつけるグレイフィアの尻穴に男の指が容赦なく突き刺さる。

 

 一本ではなく、同時に二本もが刺さったので彼女は戸惑いよりも悲鳴に似た嬌声をあげ、そのまま激しく絶頂する。

 

 彼女の肉壺が絶頂で狭まり、中に出入りしている肉棒も強い刺激を与えられ、彼女の絶頂に呼応するかのように射精を開始する。

 

 男の絶頂と女の絶頂は受ける感覚が違う。一瞬の快楽を味わう男ではその後に余韻に浸るという方法があるが、女はそもそもの絶頂が長い。

 

 一度絶頂するとその後も絶頂しているかのように身体が敏感になり、直ぐにまた果ててしまう。しかも、男が射精で得る幸福感よりも大きな幸福感が胸へ去来し、感情と理性を溶かしていく。

 

 そんな幸福感に浸った瞬間に、男の射精を受けると更に幸福感が加速してしまうのだ。

 

「このおチンポ良いっ♡ 駄目♡ 私には旦那がいるのに幸せな気分になっちゃう♡ 壊れちゃうのが怖い、怖いわっ♡」

 

「大丈夫だ。壊れてサーゼクスに捨てられたとしたら俺が拾って一生飼ってやる。お前はこれからは俺の女になれ。サーゼクスには適当に言っておくからよ」

 

 実際は男が口にしたよりもグレイフィアをモノにするのは大変だ。

 

 が、彼女から男へ股を開く確率よりかは現実的なので、男は彼女が寝ている間に諸々の手続きやらを済ませてしまうだろう。しかも、彼女やサーゼクスの評判が落ちないように慎重にだ。

 

 それが分かっているからこそ、彼女は怖いと叫ぶ。

 

 敵対関係でありながらもサーゼクスとは恋に落ちただけあり、彼女がサーゼクスへ向けていた想いは強い。

 

 しかし、それも長年の夫婦生活で薄れていた。かつてのようなラブラブとした関係に戻そうにも魔王である旦那は忙しく、たまに女を抱く時間はあっても、家族の団欒の時間は取れない。

 

 自分の中で更にサーゼクスへの想いが薄れていくのを手を伸ばして掴もうとした彼女の身体を男が押し倒して覆い被さる。

 

「やだっ♡ やめてっ♡」

 

「止めないって言っただろ? もうお前は俺のモノだ。サーゼクスじゃなく、俺にだけ媚びて生きろ」

 

 グレイフィアが上の騎乗位の時よりも激しい男のピストン。

 

 己のモノと定めた相手を堕とす男の全力の腰振りに彼女の身体は自然と反応してしまう。

 

 足は男の腰に回り、もっと精が欲しいと膣肉がうねる。イヤイヤと頭を振るう彼女の頭を掴み、そのまま情熱的なキスをされる。

 

「んぶっ!? ちゅ……れろれろ……や、やめて♡ んぷっ……れろれろ……♡♡♡」

 

 サーゼクス(旦那)とは違いタバコのヤニ臭い匂いのするキスにですら、グレイフィアの脳と理性、そして思考回路は溶けていく。

 

 身体(本能)のように心(理性)も堕ちてしまえとばかりの攻撃に、何も考えられなくなる。

 

 目の前が何度も真っ白になり、その度に彼女の腰がうねっては弾む。出産を経験したデカ尻がベッドの上で跳ね、ベッドのスプリングを軋ませる。

 

「グレイフィア、これ何か知ってるか?」

 

 指を鳴らした男の手には何やら錠剤が握られている。赤と白で如何にも錠剤と言っているそれをグレイフィアに見せる。

 

「それは……?」

 

「流石に知らねえか。ま、仕方ねえな。これは俺のダチが作った薬でな、所謂妊娠誘発剤って奴だ。今からこれを飲ませて、その腹の中に俺のガキをこさえさせてやる」

 

「え……? や、だめ♡ 近付けないで、いやっ♡ 助けてサーゼクスっ♡」

 

「あいつは助けに来ねえよ。そもそもあいつもお前が俺の所に来てるぐらい知ってるだろ。その上でお前は見捨てられたんだ。ま、あいつって若い女が好きだからな。俺は女であれば老婆でなければ抱けるけど」

 

 男の言葉を聞いてグレイフィアの目は大きく開く。

 

 そして同時に、全てがどうでもよくなってきた。旦那を支える妻としての自分も、一人子供の母である自分すらもどうでもよくなり、このまま快楽に溺れたくなってくる。

 

 深い絶望を塗り替えるような快楽が欲しいと、嫌がっていた顔を蕩かせ舌を伸ばして薬を強請る。

 

「へへっ、ちゃんと飲めよ。いやぁ……前から気になってた女が手に入る瞬間ってのは堪らねえな!」

 

 舌で錠剤を受け取ったグレイフィアは一瞬の思案の後、ごくりと唾液と一緒に飲み込んだ。

 

 ああ、これでもう後戻りは出来ないと諦観する。

 

 瞬く間に身体は芯から熱くなり、男の肉棒を咥えている肉壺に滲む愛液の量が増える。

 

「射精(だ)すぞ? 今からお前の大事な子宮に向かって俺の遺伝子を注いでやるからな」

 

「はい、はいっ♡ グレイフィアをあなたのモノにしてください♡ あなただけのモノになりたいのっ♡」

 

―――ぶびゅるるるるっ♡ びゅるるるるるるっ♡

 

 ぎゅっと身体を密着させ、恋人のように繋がったままグレイフィアの最奥で男は射精を開始した。

 

 力強く男の肉棒が脈を打ち、その度に小便かと錯覚する程の勢いと量の精液が排卵された卵子の泳ぐ子宮へと吐き出される。 

 

 子供を一人生み育てた子宮は広く、大量の男の精液を懸命に飲み干していく。

 

 しかし、そんな子宮ですらも許容出来ない量を出され押し出された古い精液が結合部から漏れていく。

 

 その日以降、魔王サーゼクス・ルシファーの隣に彼の女王であるグレイフィアの姿を見た者はいなかった。

 




あれ? 浮気がリクエストだったのに、何故か少し可哀想な感じに。おクスリでのセックスものが苦手な私ですが、妊娠誘発剤とかいうモノを使ったシチュエーションは大好きです。

危険日とは言え、絶対ではない妊娠を薬を使って孕ませるという背徳感が良いんですよね。神に対する反抗とでも言うのでしょうかね。

今日もとか何度もとかって使ってグレイフィアが男に夢中になっていると地の文に書いておきながらまるで初めて男に抱かれたみたいになってますね。修正してくれとか、気持ち悪いとかの要望がありましたら編集するかもしれません。

リクエストとは違う感じになってしまい、申し訳ありません。直前に読んでいたSSがいけないんです! ……多分。
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