※この作品はR-18です。

R18短編置き場   作:みっくん

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敗北のグレモリー

 今では穏便になったが、悪魔は元来実力主義の生き物だ。

 

 他者よりも強ければそれだけの権限を持ち、他者よりも弱ければ一方的に搾取されるだけ。

 

 前政府へ反旗を翻し、新しく政権を立てた者たちは今では四大魔王と呼ばれている。

 

 慈愛のグレモリーと呼ばれている一族からも魔王は誕生した。今はルシファーの名を襲名してはいるが、サーゼクスはグレモリーの出だ。

 

 そんな彼を羨むばかりか嫌う者もいる。

 

 しかもグレモリーの一族は皆が揃った顔立ちをしているので民衆への受けがとてつもない。

 

 魔王サーゼクス・ルシファーは今はルシファーだからグレモリーではないと高らかに叫び、男は一人でグレモリーの領地へと攻めいった。男に叫ばれたが故にサーゼクスは動けず、冥界一の実力者は家族の無事を祈った。

 

 が、彼の祈りも虚しく彼の耳にはグレモリーが敗北したとの報告がやってきた。

 

 昨今では珍しい決闘を用いた戦いであり、勝てば全てを手に入れ、負ければ全てを失う。

 

 当然、男は勝ったのでグレモリーそのものを手に入れたのだが、三人の女以外は返還され、結局グレモリーは残った。

 

 グレモリーと交流のある悪魔たちは胸をなで下ろしたが、サーゼクスと現グレモリー当主のジオディクスは肩を落とした。

 

 男が手に入れた女たちはグレモリーの次期当主と冥界で噂されていたリアス・グレモリーとその母のヴェネラナ・グレモリー、魔王サーゼクスの妻だが、表向きはグレモリーに仕えるメイドであるグレイフィア・ルキフグス。

 

 誰もが見目麗しく、男の目的が始めから三人なのだと失ってから二人は気付いた。

 

 が、だからといって男から三人を取り戻す事は不可能だ。

 

 決闘にはもう一つルールがあり、決闘から50年もの間は同じ相手に決闘を挑めないのだ。よしんばまた挑めたとしても彼女たち三人よりも男が望むようなモノを賭けなければ決闘は成立しない。

 

 グレモリーが男との決闘に応じたのは外聞の為だった。悪魔一人をグレモリーは倒せないのかなどと言われたら名に傷が付くと応じた決闘だったが、結局名に傷が付いた。

 

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 男のモノとなった三人は男が所有していた屋敷で自由を奪われていた。

 

 まるで奴隷かのように首には冥界製の首輪が付けられており、それによって三人は魔力を練れずただの人間程度の能力しか行使出来なくなっていた。 

 

 ヴェネラナとグレイフィアとは違い、眷属を持っていたリアスだったが、彼女の眷属は今はグレモリーに預けられている。

 

 服も剥ぎ取られ、三人は男と同じ部屋で一日中生まれたままの姿で生活を余儀無くされている。

 

「こんな事をしてあなたは私たちに何をさせたいの!」

 

 ベッドで寛ぐ男へ怒りを言葉に乗せて叫ぶリアス。

 

 声を荒げる為に身体が動き、丸出しになっている大きな――しかし三人の中では一番小さい――乳房がぶるんと揺れるのを男は見逃さない。

 

 男の不躾な視線を受け、リアスは秘部を隠す為に手を股間と胸にやるが、却ってそれがイヤらしい格好になっている事に気付かない。

 

「何って簡単さ。全員俺の嫁にするんだよ」

 

「嫁って……こんな事をする奴の嫁になんかなる訳ないでしょ!? それにお母様もグレイフィアも既に結婚している身よ!」

 

「いや、二人はもう独身になってるぜ。お前たちが負けたあの日、俺がグレモリー当主とサーゼクスにお前たちの結婚を破棄しろと伝えているからな。だから二人は離婚して独身って訳さ」

 

「……え?」

 

「そんな……」

 

 驚きのあまり立ち尽くすヴェネラナとグレイフィア。

 

 グレモリーの全てを奪われるよりは三人と二人との離婚の方がダメージが少なかったのだ。

 

 仮に三人を優先した場合、グレモリー家の領地が丸々男のモノになる上に、魔王であるサーゼクスの立場が危うくなる。

 

 前政府に従っていた者たちを現政府側は旧魔王派と呼んでいるが、彼らへの攻撃の口実を与えるのだけは避けたかったのだ。

 

 夫なら自分たちを優先してくれると思っていた女としての自分が悲しむのが分かるが、同時に魔王とグレモリーの妻であったが故に最善を尽くしたのだと理解もしてしまう。

 

「あなたって本当に最低ね! そんな風にしなきゃ女もモノに出来ないの!」

 

「うーん……悪魔ってそんなもんじゃね? 欲しいモノは奪うってのが俺らだと思うし」

 

 男もかつては貴族の息子だった。

 

 しかし、男がしたように男の家も決闘を申し込まれ、全てを失った。両親は責任から自殺をし、姉も相手の慰み者になるならばと両親の後を追った。

 

 残された男は結局、全ては力なのだと世の中の真理に辿り着いたかのように力を求めて修行に明け暮れた。

 

 結果、かつての悪魔、天使、堕天使の三種族による大規模の戦争を経験していないのにもかかわらず、グレモリー家を相手に勝利を収めたのだ。

 

 ベッドから立ち上がった男は今もなお怒りを全身に纏っているリアスに近付くと彼女の顔を掴む。

 

「な、何をするのよ!」

 

「決まってるだろう? キスだよ、キス。その五月蝿い口を塞ぐには持って来いだからな」

 

「や、やだ! 私の初めては好きな人って……んんんっ……や、ん……ぱぁ……やめ……んん……」

 

 男の顔が近づき、嫌がるリアスを無視して唇を重ねる。

 

 女として完成しているヴェネラナとグレイフィアよりかは色気がまだまだ足りないが、彼女の年齢を考えるとこれからが楽しみだ。

 

 涙を流して唇を何度も手の甲で拭う彼女を見て男は暗く妖しく嗤った。

 

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 ・

 

 更にあれから一年の月日が経った。

 

 今もなお彼女たちは男へ反発をしているが、だんだんと抵抗が弱々しくなっていっていた。

 

 首輪はそのままに、未だに男の屋敷からは一歩も外へ出られない日々。

 

 男が出払っている間に屋敷から出ようにも、男は武力だけではなく知能も優れているのか、家の扉には男が掛けた魔法によって彼女たちは外出すらも出来なかった。

 

 唇を奪われたリアスはあれから女にとって一番大切な処女も奪われてしまった。

 

 何度も何度も手だけで秘所を弄られ、意識が朦朧している間に奪われたのだ。グズグズになるまで解された秘所から痛みはなく、代わりに頭でも処理しきれない膨大な快楽を与えられ今のリアスは快楽の虜になりつつあった。

 

 そんなリアスとは正反対に最初の一度以外、男の肉棒を挿れられていないヴェネラナとグレイフィア。

 

 特注品の男の肉棒と長さや太さが同じくバイブだけが常に秘所を貫き、リアスとの情事を側で見せられている。

 

 人間の年齢であれば老婆なヴェネラナだが、悪魔で言うならばまだまだ女盛りであったヴェネラナ。

 

 ジオディクスとの性活はリアスとその兄であるサーゼクスを産んでからはなかったが、精神的に満たされていたので疼きなどなかった。が、妻から一人の女へ戻され、自分の娘が女から雌になるのを一年もの間見せられると彼女の内心も変化していく。

 

 最初は耐えるのよと心の底から応援していたヴェネラナだが、今ではリアスを羨ましく思い始めている。ジオディクスのモノとは比べものにもならない男の股間。

 

 夫以外の男を知らない彼女にとっての肉棒はジオディクスだけだったが故に惹かれてしまった。彼女もまた悪魔なのだ。雄として強い男に惹かれている事を自覚しつつも、この状況を何とか、最悪は自分を身代わりにしてリアスとグレイフィアを解放とまで考えている。

 

 グレイフィアもまたヴェネラナと同じような思考へ辿り着き、ヴェネラナよりも諦めの色が濃かった。

 

 彼女の実家であるルキフグスは元々前政府のトップであり、悪魔の象徴でもあったルシファーに仕えていた。

 

 彼女もルシファー側の悪魔として戦い、敵であったサーゼクスと恋に落ちた事を切欠に裏切った。

 

 しかし、やはりというか彼女の心の奥底の価値観はルシファーにあるので、悪魔としても雄としても優秀な男に負けるのは仕方のない事だと結論付けている。

 

「お゛っ♡ おお゛っ! や、止めてっ♡ イってる♡ イってるからピストンやめてぇぇぇぇ♡♡♡」

 

 三人が拘束されている部屋の中でリアスの絶叫が響く。

 

 ベッドの上では男とリアスが正常位の体勢で交わっており、そんな彼らをヴェネラナとグレイフィアは横から眺めるだけだ。

 

 バイブは激しく動き快楽を与えてくれるものの、目の前で起きている荒々しいセックスには及ばない。軽く絶頂はしているが、本気の絶頂がしたいと身体の奥底から湧き上がってくる。

 

「イ゛く゛っ♡ またイきますっ♡ お、ぉぉぉぉぉおおおお――――っっっ♡♡♡」

 

 激しく叫ぶと一瞬、リアスの声が消え、ベッドの上で陸に上げられた魚のように跳ねる。

 

 男とのセックスで女としての才能を開花させたリアスの身体は一年前と比べると明らかに肉を付けている。乳房も臀部も一回り以上成長しており、今もなお成長中だ。

 

 グリグリと男の肉棒が最奥である子宮を執拗なまでに刺激し、リアスはポルチオでの絶頂を味わう。

 

 深い本気の絶頂を味わうような余韻はなく、彼女が絶頂したのを確認すると男は激しく腰を前後に揺らしてのピストンを再開させる。既に結合部は白く泡立っており、ベッドのシーツにまで飛び散っている。

 

「おら言え! 俺の嫁になると言え! じゃねえとこのままイかせて殺しちまうぞ!」

 

 ばちゅんっ♡ ばちゅんっ♡ と男の下腹とリアスの臀部がぶつかる音が響く。

 

 鈍い水音も同時に鳴り、リアスの膣内は愛液と本気汁、そして男の先走りで潤いに満ち溢れている。

 

「やだっ♡ 私はあなたの嫁にはならないっ♡ おほっ♡ や、止めて♡ おマンコで分からせようとしないで♡ 気持ち良くなって考えられなくなるからっ♡」

 

「んなもんいらねえよ。お前はこれから俺の嫁として気持ち良い事だけを考えてれば良いんだ。嫁になればもっと気持ち良くさせてやる」

 

「いやっ……やめて♡ やだ、やだやだやだ♡ 嫌い、嫌いなのにぃぃぃぃ♡♡♡」

 

 またも身体を仰け反らせリアスは絶頂する。

 

 尿道から激しい水音と共に男の腹に何度目かも分からない潮を飛ばす。

 

 汗を掻き、潮を噴くと喉が渇くので、男からの口移しでリアスは水分補給をしている。

 

 そんな二人を眺めながらヴェネラナとグレイフィアの手は無意識に互いの股間と乳房の先端へと伸びていた。

 

 バイブがウインウインと機械音を鳴らしている膣穴ではなく、その上にある陰核を指で摘まみ、乳首同様にクリクリとすると切ない気持ちが溢れてくる。

 

 口は半開きになり、唾液腺から滲んだ唾液が溢れて床へと落ちていく。

 

 カーペットは唾液だけでなく、二人の出した潮や尿で色を変色させてしまっている。

 

「ちっ……堕とす前に限界が来たか。おらっ! まずは今日最初の精液をくれてやるっ!」

 

 リアスのくびれた腰を掴み、先ほどとは比べものにもならない腰振り。

 

 敏感な箇所を傘の広げたカリ首で引っかかれ、丁度良いとばかりに締め付けが強くなる。

 

 ポルチオの快感を覚え込まされた子宮口を亀頭が穿ち、リアスの身体が少しずつ持ち上がっていく。

 

「イ゛く゛っ♡ イ゛っ゛ち゛ゃ゛う゛の゛っ♡ っあ――――――っ………………ん゛ん゛ん゛っ♡♡♡」

 

 その日一番の嬌声をあげ、リアスが絶頂したと同時に男も果てた。

 

―――ぶびゅるるるるっ♡ びゅるるるるるるっ♡

 

 執拗なまでのノックで半開きになっていた子宮口をカリ首で引っ掛け、そのまま直接子宮の中へ男の精液が注がれていく。

 

 どぼどぼと重い水音が鳴るのを眺めているだけのヴェネラナたちにも聞こえてくる。腹を痛めた娘が目の前で種付けされているのを羨ましさの籠もった瞳で眺めてしまう。

 

―――ぶぴゅるっ♡ ぷしゅっ♡ ぷしゅぷしゅっ♡ ぷしゃぁぁぁああ♡♡♡

 

 潮だけを噴いていた尿道が、絶頂での緩みによって溜め込んでいた尿の放出を始める。

 

 独特のアンモニア臭を撒き散らし、小さな膀胱がスッキリしていく。リアスの身体は男の射精を受けると嬉ションをするまで躾られていたのだ。

 

「っべぇ……締め付け最高かよ……あぁ、小便のようにザーメンが出てく気持ちいぃ」

 

 腰を突き出したまま、リアスのアヘ顔を眺めながら男は呑気にしている。

 

 子供を孕んだ事のないリアスの子宮は瞬く間にいっぱいになり、入り切らなかった精液が逆流をしてベッドの染みとなる。

 

 満足したと肉棒を抜き、まるでトイレットペーパーで用を出した後の肉棒を拭くかのようにリアスの腹で体液塗れ(まみれ)の肉棒を綺麗にした。

 

「さて……リアスはもう堕ちるだろうがお前たちはどうなんだろうな」

 

 二人の情事をおかずにして自慰をしていた二人を見る。

 

 クールな雰囲気は消え去り、女としての本能や色気をぷんぷんと漂わせるグレイフィア。その隣で彼女もやはり女に過ぎないとばかりに熟れた肉体を晒すヴェネラナ。

 

 二人の視線はあれだけの射精をした直後なのに依然として勃起している肉体に釘付けだった。

 

「あぁ、なんだ。もう堕ちてたのか」

 

 ニヤリと男が笑い、二人をベッドの上に運んで一年振りとなる肉を貪った。

 




やっぱりこの三人は良いですねぇ……。

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