あなたは魔術師の家に生まれた男だった。
将来を期待されている兄とは違い、魔術師としての才能が皆無に近かった。家族は息子としては愛してくれるが、魔術師としてはゴミを見るような目で見られてきた。家を継ぐ事が決まっている兄の代わりにレイシフト適性があったあなたはカルデアへと招待された。
どーせここでも自分は落ちこぼれだと割り切り、それなりに楽しく過ごした。
全てが変わったのはあの瞬間だった。
カルデアが突如として事故にあい、気がつくと彼は炎に包まれた街にいた。襲い掛かってくる人の形をした骨から逃げ、予め説明を受けていた魔力リソースの塊である聖晶石が手に入り、英霊を召還できた。あなたが呼んだ英霊は――
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「ここにいたのかマスター」
「ん? ああ、スカサハか。少し気になる事があってね」
カルデアの蔵書室にあなたは籠もっており、外部からの声かけでやっと意識を取り戻した。本に集中し過ぎていたようだ。
声を掛けてきた人物に目を向ける。
ぴっちりと身体のラインを浮かばせるボディースーツ。豊満な身体が浮き上がっており、男のあなたからすれば目に毒だった。ただ、彼女はその身体で男を魅力するような人物ではなく、槍で持って相手を見定める人物だった。
「マスターが引きこもってばかりでは私の名に傷が付くと思ってな。ほれ、今からマスターの部屋で運動といこうじゃないか」
舌舐めずりをする彼女はまさに肉食動物と言った表情をしていた。
彼女の言う運動とはあくまで比喩表現であり、実態はただのセックスだ。召還された英霊がこの世に止まるには莫大な量の魔力を必要とする。カルデアでは、カルデアが肩代わりをしてくれるのでマスター個人への負担は少ないのだが、万が一を考えてあなたはスカサハと体液からの魔力補給の特訓をする事になったのだ。
魔術師としての才能は皆無に等しいあなただが、下半身の性能だけはピカ一だった。それこそ、魔術師ではなくAVの男優が天職だと思えるぐらいには。
スカサハに連れられるがままに、あなたの部屋に辿り着く。
あなたの部屋というより、もはや二人の部屋と言っても過言ではない。スカサハと身体を重ねてからは、相性が抜群だったこともあり、夢中になってしまった。
あなたは初めて味わった女の身体を忘れられず、スカサハは死を望んでいるというのに、生を実感出来るからと喜ぶ。二人の根底にある思いは違えど、セックスをしたいという欲求は同じだった。
「ふふっ♡ すっかり勃てるようになってしまったな。私と一緒に部屋に入るだけでここをこんなにも腫れあがらせおって。窮屈だろう? このスカサハが跪いて奉仕してやる♡」
部屋の入り口。しっかりと鍵をかけ、その場でスカサハがあなたの下半身と視線が合うように腰を落とす。あなたを挑発するようにむっちりと肉の乗った太腿をさらけ出すようなエロ蹲踞。
慣れた手付きでズボンとパンツを下ろすと、あなたの自慢の肉棒がスカサハの正面に現れる。老廃物の排泄ではなく、女を泣かせる事が仕事だと言わんばかりの肉棒。
もしも仮にあなたに英霊のようにスキルを手に入れているのであったら、女殺しというスキルを持っているだろう。
長さや太さもさることながら、何よりも凄いのは持久力だ。絶倫と言っても良いぐらいにあなたは何度も射精が出来、その度にスカサハは無様なアヘ顔を晒したまま、潰れたカエルのように身体を痙攣させている。
女を雌へと変える濃い雄のフェロモンを放つ肉棒を見て、うっとりとするスカサハ。どんな時でも冷静で、頼りになる彼女からは想像も出来ない顔をしている。あなただけが見ることを許されている雌顔。
ス
「スンスン……スンスン……はぁ♡ くっさ♡ スンスン……はぁ♡ やはりマスターの魔羅は凄いな♡ こんなにも強烈な匂いをしているとは♡」
外気に晒されている肉棒に鼻を押し当て、そのまま匂いを吸い込む。
肺だけでなく、脳味噌すらも汚染するような雄の匂い。あなたがスカサハと部屋に入ると勃起するように、スカサハもまたあなたの肉棒の匂いを嗅ぐだけで下半身から蜜を溢れさせる。
股の魅惑のデルタ地帯は既に色を変え、床にまで彼女の愛液がポタポタと垂れ落ちている。
あなたとの情事を終える度にスカサハが部屋の消臭を魔術でしているのだが、また部屋の中に嗅ぐだけで男女関係なしに発情させるような性臭が広まっていく。
「私の顔よりも大きい槍だ♡ ほれ、見てみろ儂の顔をはみ出しているぞ」
べったりと顔にあなたの肉棒が乗り、そのまま肉棒越しにあなたの顔を見上げているスカサハ。アメジスト色の瞳にはハートマークの紋様が浮かび、彼女が発情しているのが見て分かる。
彼女の言う通り、あなたの肉棒はスカサハの顔からはみ出し、肉竿は顔に当たっているのに、先っぽだけが寂しそうに虚空に晒されている。亀頭から漏れた先走りがスカサハの髪を濡らす。
「まずは挨拶だな。槍の訓練をする時でも、挨拶は大事だ。ちゅっ♡ ちゅっ♡ ふふっ♡ 挨拶のキスだけで震えておるぞ? まだまだこれからなのだ♡ 我慢せよ♡」
女神の如き美しい顔立ちをしているスカサハが愛情たっぷりのキスの雨を亀頭に降り落とす。
ぷるんとした弾力のある唇が何度も当たり、じんわりとした快楽が広がっていく。
才能がある者を育てるのが好きな彼女は英霊と呼ばれるようになる人物を星の数ほど育ててきた。彼女の得意とする槍だけでなく、剣や弓、果てには魔術までをも教えてきた。どの相手との訓練でもまずは挨拶だ。
挨拶をする事によって、これから訓練が始まるのだと意識を変えられる。亀頭への挨拶代わりのキスだとしても、それは一緒だ。
さっきまではスカサハと肌を重ねる事に抵抗感を見せていたあなただったが、キスをされてからは手のひらを翻したかのようにグイグイと肉棒を彼女の顔に押し付けている。
「んぅ……これ、そんなに押し付けるではない♡ ちゃんと気持ち良くしてやるのだから我慢せい♡ 亀頭への挨拶はここまでだな♡ 次はお主の大事な精を作っているこの金玉にしてやる♡」
絶倫のあなたに相応しいゴルフボールほどの大きさのある玉袋。精を放つ準備は整っておらず、まだ肉竿の下でぶら下がっているだけだ。
男であるあなたは陰毛を剃るような理由もないので、肉棒の根元付近にはジャングルのように陰毛が生い茂っている。清潔ではないそれは普通の女であれば嫌悪感を抱くかもしれない。
だが、スカサハは嫌悪感を抱きもせずに、そのまま玉袋へと少し尖らせた唇を何度も押し当てる。
亀頭の時と同じようにちゅっ♡ ちゅっ♡ とリップ音が鳴る。まだあなたの情欲を煽るだけのそれはまるでスカサハがあなたに忠誠を誓っているようだ。
ムクムクと心の中で汚らしい黒い感情が湧き上がり、次から次へと妄想が頭の中を過っていく。
「もう我慢が出来ないのか? 仕方あるまい♡ ではお主のこのデカ魔羅、私が喉奥までを使って、根元まで飲み込んでやる♡ ちゃんと見ておれよ?♡」
あーんと口を大きく開き、顎が外れそうなほど太いあなたの肉棒を口の中へスルスルと収めていく。
亀頭が喉奥に当たると、少し角度を変え、更にそのまま奥へと飲み込まれていく。
食道にまでも進出し、苦しいのにあろうことかスカサハの身体は歓喜に包まれていた。口から鼻へ匂いが抜け、そのまま脳味噌すらも汚染する強烈な雄臭。
食道すらも占拠され、まともに息が出来ないのだが、歓喜だけが胸に去来する。
この息苦しさが自分の生を味わせてくれる。その感情だけがスカサハを動かす。
宣言通りにあなたの長大な肉棒を根元まで飲み込み、ふーっ♡ ふーっ♡ とスカサハの熱い鼻息が股に直接当たる。肉棒の下でぶら下がっている玉袋も彼女の顎に当たり、それすらも気持ちが良い。顔を卑猥に歪め、あなたの腰へと彼女の腕ががっしりと回される。
このまま自分を道具のように使えと言わんばかりにあなたを見上げてくるスカサハ。何度も経験したからか、彼女が口にしなくとも視線だけで何をすればいいのかあなたには分かった。
スカサハの頭を掴むと、まるで性処理道具を使う時のように前後に腰を振り出す。そこにはスカサハへの遠慮や労りはなく、ばちゅんっ♡ ばちゅんっ♡ と肉のぶつかる音だけが響く。
ゴリゴリと食道をエラの張ったカリ首が擦り、その快楽でまた肉棒が固く張り詰めていく。息が苦しく、鼻からの呼吸ですら満足に出来ず、鼻水すらも垂れしてしまうスカサハ。それでもあなたは腰の動きを止めはせず、ガツガツと貪るようにスカサハの喉奥に肉棒を突き刺す。
条件反射で溢れんばかりに滲んでいる唾液と肉棒が漏らしている先走りでスカサハの口内はぐちゃぐちゃだ。
肉棒が前後に擦れる度に口内の体液をかき混ぜ、肉棒が奥に来ると一緒になって喉奥に強制的に流れてくる。
体液で溺死しそうになるが、懸命に喉を鳴らし、気道を確保する。そんなスカサハの身動ぎにあなたは興奮し、高まった快感を爆発させる。
―――ぶびゅるるるるっ♡ ぶびゅるっ♡ どびゅるるるるるるっ♡
「んぶっ!? んぅんん!! んんく゛ぅぅう゛うう゛んっ!!」
がっしりとスカサハの頭を掴み、グリグリと喉奥に亀頭を擦り付けながら勢い良く吐精する。
ドクンドクンと力強く肉棒が脈を打ち、大量の魔力が混ざった精液が食道から胃へと落ちるように流れていく。スカサハが喉を鳴らさずとも精液は勝手に下っていき、彼女の胃の中を満たしていく。
英霊としての身体が、精液から魔力だけを吸い取り、胃の中にはそのまま半固形物のような精液が残される。ずっしりと重く、疲れで身体が重くなるのとは違い、如何に訓練や経験を積んでいるとしてもこの重さには慣れない。
あなたの召還に応じ現界したスカサハだが、身体の関係になるまではマスターとして認めていなかった。仮のマスターとしてあなたを認識し、何かあれば適当に帰ろうとすら思っていた。
あなたの女を雌に堕とし、虜にする肉棒に敗北し、口や態度には出さないがすっかりとマスターとして認めている。
女である以上、男であるあなたには勝てないと心の底から屈服し、まるで所有物のように扱われる事に愉悦を見いだす。
影の女王であるスカサハはこうしてあなたのモノになった。
短編で書きたい所だけを書くと、何故か毎回セックスまでいかない……。