「アイリさん……アイリさんっ!」
自分の上で腰を振っている少年を焦点の定まらない瞳で見る。
亡くなった夫が連れて来た子供で、アイリ――アイリスフィールもまた彼を自分の本当の息子のように可愛がった。
夫が亡くなってからは彼が唯一の男になり、その分家族を支えなければと彼が精力的に動いていたのを今でも覚えている。アイリたちの家には住み込みのメイド二人と、アイリが腹を痛めて産んだ実の娘、そして彼が住んでいる。
アイリを含め女性陣は自分でも言うのはアレだが、世間的には整っている。夫を亡くし、精神的にマイっているのではとここぞとばかりに近くに住んでいる男たちが手助けしますよと申し出てきた。
そんな下心丸出しの男たちを追い払うように目の前の少年――士郎が男として家族に頼りになる姿を見せた。おかげでそれ以来男たちは遠巻きに見るだけで、手を出さなくなった。
そんな士郎が苦しんでいるとアイリが気付いたのはちょうど半年前だった。
とある事情からアイリは恋を知る前に人妻になり、そのまま家族愛、母性愛というモノを育んだ。おかげで男女の馴れ初めなどをよくは知らず、世間知らずな一面があった。それが表に出なかったのは士郎の力でもあり、アイリに声を掛ける男たちが肝心な場面でヘタレていたからだ。
士郎が苦しい……というのもただの性欲処理が満足に行えないというモノだった。士郎にとっても本当の家族ではあるが、やはり血の繋がりがないからか、彼の本能はアイリたちを異性として認識するようだった。
女性が多い家庭で自慰をするなら細心の注意を払わなければならず、行えたとしても、彼の溢れんばかりのリビドーは一回の射精では到底治まらなかった。苦しそうに声をあげ、ベッドで蹲っているのを見たのが今の関係の始まりだった。
ギンギンにテントを股間に張り、それでもと彼は寝ようと努力をしていた。どうしても意識が色事へ向いてしまう夜中とは違い、朝や昼間であれば士郎も家族の唯一の男手だという意識になるし、学校での手伝いなどで忙しく、色事を頭の片隅に浮かべる事すらない。
そんな努力をしていた士郎に声を掛け、彼の性欲処理を手伝うようになった。苦労を掛けてるからと詫びの意味もあったが、アイリもまた性欲が溜まっていたのだ。
夫が亡くなったにしてはアイリは年若く、娘も若くして出産した。世間的に見れば、今のアイリの年齢が出産の適齢期であり、それも相まって彼女もムラムラしていたのだ。
手コキから始まり、フェラ、そして互いの身体の触れ合いへと移行し、最終的には今のようにコンドームを使用したセックスにまで発展した。
今年で中学三年という事もあり、身体がガッシリとしてきたが、まだまだアイリには届かない。そのくせ、股間の一物は夫よりも大きく、最初は経験のある自分がリードしなければとアイリも思っていたが、今では関係が逆転し、アイリが彼に簡単にイかされるようになってしまった。
「俺、もうイきそうです。アイリさんはどうですか?」
はぁはぁと荒い呼吸とギラギラとした男の瞳で士郎がアイリを見るが、勢いのある腰使いとは裏腹にアイリを重んじた愛情のある腰振りだ。
何度も軽く絶頂し、意識だけが別の何処かへ飛んでいた気持ちのアイリだったが、士郎の問い掛けで現実に戻ってきた。
「私も……私もイきそう♡ 士郎くん、イく時にギュッとしてっ♡」
「分かりました。っぐ……もう出ますっ!」
アイリの上から覆い被さるような体勢になり、そのまま背中に腕を回してアイリの肩に顔を寄せ、士郎は絶頂する。
―――ぶびゅるるるるっ♡ びゅるるるるるるっ♡
膣の中で付けていたゴムが射精によって重く、伸びていくのがアイリには感じられた。肉棒がビクビクと震えるのに合わせ、アイリもまた絶頂する。
「イく、イくイくイくイく~~~っっっ♡♡♡」
士郎の耳元で、雌の声しかない嬌声を大声であげる。
二人がいるのが元々夫と使っていた寝室でもあり、防音が施されている。
皆が寝静まった深夜に士郎が夜這いに来る事もあれば、アイリが誘って一緒に寝室に入る事もある。住み込みのメイドさえも寝室には立ち入れず、部屋の中は情事の匂いを色濃く残している。
部屋の隅にあるゴミ箱の中には士郎の使った精液入りのコンドームが山のように入っており、時折中身を開け、匂いを嗅ぎながらアイリが自慰に耽る時がある。
「士郎くん、スッキリできた?」
「はい……アイリさんのおマンコ、すっげぇ締め付けてくるので、全部出せた気がします」
「恥ずかしいから、そんな風に褒めないでちょうだい」
興奮とは違う色の赤みが頬に浮かぶ。
二人とも情事の後で呼吸が乱れており、汗をたっぷりと掻いた身体を密着させたままだ。肉棒はまだアイリの中に入っており、小さくはなったが、それでも大きいのが分かってしまう。
「士郎くんのおちんちんはまだまだしたりないようね♡ 私もまだ物足りないからもう一回、しない?」
アイリの淫らな誘いに士郎が断れる訳もなく、頷いた。
これはきっとプリヤ時空。
そして設定だけを書いた感のある中身ですね。文字数も2000文字と少ないですし、気が向けば後日に手を加えるかも?
でも、アイリって人妻キャラとしては良いですよね。娘のイリヤも良いですけど、母であるアイリも最高です。FGOでの初イベがアゾットでしたし、それなりに思入れがあります。