ようこそポイント至上主義の学園へ
ポイントがあればこの学園では何でも出来る。よほど倫理的にマズいことでなければ教師が介入することはない。
だから俺は今日も楽しむのだ。
☆
「あなたも物好きですね。私のように発育していない女の裸をみたいだなんて」
「そうか? 発育よりも女の美しさの方が俺は大事だと思うが」
「あなたが特殊なだけです。基本的に男も女もまず目にするのは相手の身体的特徴です。背が高いとか、胸が大きいとかそういう所を見て相手の印象を決めるんです」
「んー、俺は顔や雰囲気がその子にぴったりだったらいいや。ほら、裸になったらこっちにこいよ」
「……はぁ……飼われた身ですし、あなたには従います。だからそのように子供扱いをするのは止めて下さい。私はあなたと一つしか変わらないのですから」
銀色の髪を肩まで伸ばし、ふわりと少しだけ巻いた髪な特徴の少女。
自分で言うだけはあり、お世辞にも彼女の身体は起伏が乏しかった。同学年どころか、今時の小学生でももう少し成長しているのではと思うほど発育が遅れている。
身長だけは同年代の女子の平均的よりも少し低いぐらいなので、余計に身体の線が強調されてしまう。服を着ても膨らみを見せない胸元。スカートを押し上げることのない臀部。女としての魅力は皆無に等しく、顔が整っていなければ男にすら間違えられるかもしれない。それも少し背が高い小学生の男子にだ。
そんな彼女の名前は坂柳有栖。今年にこの学校に入学したばかりの一年生で、今は男の所有物だ。
彼女はこの世界に飽き飽きとしており、一つの目的だけを持ってこの学校に進学してきた。その目的も上手くは達成出来ず、相手にはぐらかされて不発に終わってしまった。あとに残ったのは虚しいだけの感情で、普段は誰にもその心の内を見せないように仮面を被っていたのだが、彼女の前でニマニマと裸を眺めていた男にあっさりと看破された。
悔しくてついムキになって彼に勝負を挑み、冷静であれば余裕に勝てた勝負で彼女は敗北を喫した。それは目的の時のようで、今度こそ有栖はすべてを失った気分になった。
彼女の聡明な頭脳を使っても世の中すべてを変えるのは不可能で、目に映る景色も色を失っていた。勝負に勝った彼が要求したのは有栖の全てだった。
身体は勿論のこと、聡明な頭脳も今は彼に捧げ、呆れながらも彼に尽くしている。でなければ今すぐにでも発狂し、今度こそは廃人になってしまいそうだったから。身体を要求され、それに応えてはいるが、有栖もまたそれを悪くは思っていない。
身体の繋がりは生を有栖に実感させ、自分が役に立っていることを感じさせてくれるから。
「んー、シャンプーの匂いに混じる有栖の匂いは甘いなぁ。嗅いでるだけで勃起しそうな女の匂いだ」
「恥ずかしいのであまり口に出さないでいただけると嬉しいのですが」
「えー、だって口に出さないと伝わらないでしょ? ほら、有栖だって言ってたじゃん。もっと彼に声を掛ければ良かったって」
「……っ! それは……」
「もう有栖は俺のモノなんだから、他の男のことは考えないでね。これでも嫉妬深い方なんだから」
「……はい」
有栖の髪に鼻を埋めて匂いを嗅ぐのを止め、男は少ししか膨らんでいない乳房に手を伸ばす。
乳房の成長途中にあった鈍い痛みもなく、もうこれ以上は成長しないと乳房に言われてる気がする。起伏に乏しい女を抱くのは彼ぐらいか、その手のジャンルが好きな男だけだろう。
嫉妬深いという彼は己のモノになった有栖を他者に貸すことはなく、いつもこうして部屋に繋いでおく。授業は出させて貰えているが、彼がその気になれば有栖の卒業に必要な授業日数すらもポイントを使って買い取ってしまうかもしれない。
パッと見、彼は軽薄そうなイメージがするが、結構思慮深い。
時折有栖ですら舌を巻くような思い付きをし、多額のポイントを稼いでくる。この学校が始まって以来の大量のポイント所持者で、彼を抜かす人物は今後出てこないとすら思える。
貯めるだけを良しとはせず、一見使い道のなさそうな道具を買ってくるのだが、今度はそれを使ってポイントを集めるのだからポイントは貯まる一方だ。浪費癖のない有栖はポイントはあまり使わず、彼に上げても良いと思っているが、彼からすれば雀の涙にもならないだろう。
「ほら、俺が有栖のちっぱいを触ってる時はどうするんだっけ? 教えたよね?」
「……分かっています。あまり暴れないで下さいね」
「分かってる分かってる」
有栖を膝の上に抱え、背中にグリグリといきり立った男の象徴を押し付けられていた。
クルリとその場で反転をすると、男と正面から向き合う。
一度離れていた彼の手がまた有栖の乳房に戻り、揉めないような乳房を揉むように触る。
乳房から登ってくる快楽を享受しながらも、男のいきり立った肉棒を細くしなやかな指でしっかりと握る。
熱した鉄のように熱く、鉄のように固い彼の自慢の肉棒。何度も有栖の膣内を蹂躙し、忘れられない快楽を教え込んだ
包皮はズル剥け、数多の女を食い物にしてきただけはあり、亀頭は淫水で日焼けをし、赤黒い。年頃の少女に見せたとしても、想像していたモノよりも大きく、恐怖に感情を支配されてしまうだろう。かく言う有栖も初めて見た時は、感情を捨てようとしていたのに、恐怖で染めてしまった。そんな恐怖すら塗り替えるような快楽によってかき消されたが。
「ん、おっきぃ……♡」
「お、いいぞその触り方。俺の性感を高めるようなフェザータッチは結構好きだぜ」
さわさわと肉棒の表面を撫でるように指が触れる。
肉棒の表面には凸凹と血管が幾つも浮いている。これで膣肉を擦られただけでも、失神してしまいそうな膨大な量の快楽を有栖に与えるというのに、何よりもヤバいのはカリ首だろう。丸みを帯びた亀頭の下で大きく傘を広げ、女の膣肉をほじくるのに特化した形をしている。肉棒の凸凹よりも一気に、深く、膣肉をなぞり、ゾリゾリと削られるような刺激を与えてくるのだ。所詮、女は男には勝てないのだと頭に叩き込まれてしまう。
「おっほっ……そうそう、ちゃんとカリ首を指でほじほじってするのを忘れてなくて偉いぞー?」
「毎日のように綺麗にしているのに、こんなに恥垢を溜め込むとは……あなたは筋金入りの変態ですね」
「有栖ちゃんの為を思って溜め込んでるの。ほら、ほじくったチンカスはどうするんだっけ?」
有栖の膣内で射精をし、満タンになった子宮から逆流する際にカリ首の深い溝に精液がどうしても付着してしまう。
彼の精液を子宮で浴び、自身も絶頂しているのでセックスの後はひどい疲れに包まれ、そのまま意識を失うことが多い。
彼とのセックスで幾分かは体力が付いたのだが、その体力すらも消耗し息も絶え絶えにされてしまう。そんな状態でお掃除フェラをしろと言われても満足に出来るはずがない。
チロチロと小さな舌で表面を舐めるだけで、到底お掃除とは言えない行為になってしまう。それでも満足した彼は毎回のように有栖を抱き締めて眠りに就く。
なので今のように恥垢が溜まってしまうのだ。
指先だけでなく、爪の中まで入り込んでしまった恥垢を口に運び、唾液で溶かしながら飲み込む。
「んんっ♡ くっ……うっ……はぁ♡」
「調教した甲斐があるなぁ。チンカス食べただけで絶頂するなんて。今の有栖、すっげぇエロいよ」
「……恥ずかしいので言わないで下さい。私をこうしたのはあなたなんですからね。きっちりと責任、取って下さいよ」
「ははっ、俺の噂を聞いても言うんだな」
男には様々な噂が学園中に広まっている。数々の女を食い物にし、捨てただとか、学園に入る前から似たようなことをしただとか。
どれもが彼を非難するものばかりなのだが、一つとして証拠が出てこない以上、誰も彼を追い出したり、縄に掛けたりする事が出来ない。
一度、彼に飼われたばかりの頃に聞いてみたことがある。噂は本当なのかと。その時に彼はこう言ったのだ。この学校はポイントで何でも買えるんだぜ、と。
多分、ポイントで女を強制的に黙らせたのだろう。彼女らが証言をしたとしても、彼は他に手があるようで、なかなか尻尾を掴ませてはくれない。
そもそもの話、ポイントが学園のすべてと言っても過言ではないこの小さな箱庭で、彼女らが証言したとしても不利になるのは彼女たちだ。
その訴えを聞くであろう教師たちも彼にポイントで買われ、訴えを無視されるだろう。そんなに言うのであれば彼に襲われた明確な証拠を出せと。処女膜を奪われたと秘所を見せたとしても無駄だ。
学園に入る前に失ってたと判断される恐れがあるからだ。彼がポイントを持っている限り、誰も逆らうことは出来ないだろう。まぁ、彼は女癖が悪いことを除けば比較的温厚な人間なので、学園でもさほど問題にはなっていない。その一つが最悪なのだが。
「んー……そうだね。有栖ちゃんが本当に俺のモノになるってんなら君の責任を取ってやろうじゃないか。まだ俺に隠してることあるだろ? 例えばぁ……君がこの学園にやってきた理由とか」
「……確かに、その話を隠してはいましたが、別にいつでも話しましたよ? もうあの人には意味がないですから」
「ふーん……ん? じゃあ俺は本当に責任を取らなきゃいけないってこと? 参ったなぁ……有栖以外にも今、唾を付けようとしている女が数人いるんだよなぁ」
「構いませんよ。私があなたの一番であれば、文句は言いません。その代わり、私が飽きるほどの愛を下さい」
昔から世の中に飽きてきただけあり、彼女は孤独だった。
大人も顔負けな優秀な頭脳を持ち、それだけに未来が読めてしまう。両親は両親なりに愛を注いではくれたのだろうが、彼らの瞳にはどことなく恐怖の感情が浮かんでいた。娘だと思いながらも、化け物だと思っていたのだろう。
だからこそ坂柳有栖は彼に愛を求める。溺れて息が出来ないほどの愛が欲しい。他のことに目が向かないほどに彼だけのモノにしてほしい。目的を失い、感情すら失いそうだった彼女に唯一残された感情。彼に必要とされたい。彼のモノでいたい。
「……分かった。じゃあ、今日から有栖は本当に俺のモノだ。綺麗なその首に付けるにはちょっとゴツいけど、これをプレゼントだ」
「首輪、ですか?」
「そ。俺、大事なモノには印を付けておくんだよね。これは俺のモノだぞって印。有栖ちゃんが俺のモノだって言うには丁度良いかなって」
「いつこんな物を買ったのですか……」
言葉は呆れているが、嬉しそうに弾んでいる。
首筋に彼からキスマークを付けられたり、彼の精液で子宮をいっぱいにしながら授業に出るようにと彼のモノ扱いを散々と受けてきたが、どれもが目には見えない範囲だった。
見た目には気を払っている有栖は首筋のキスマークを制服で隠していた。隠したというか、制服で見えなくなったのだが。
そんな彼から渡された明確なモノ。嬉しくならない訳がない。壊れた彼女に相応しいもので、きゅんきゅんと胸と子宮を高鳴らせる。早く付けて欲しい、早く彼の子種が欲しいと欲求が湧き上がってくる。
「……あなたの手で付けて下さい♡ 私をあなたのモノだとしっかりと刻み込んで下さい♡」
「っし、ほらじっとしてろよ。えーっと……ここがこうなってるから、こうして……」
カシャンと鈍い音を立て、有栖の細い首に首輪が付けられた。ずっしりと重く、慣れないと大変だろうが、それすら愛おしい。
首輪を付けた彼の手を取ると、そのまま頬ずりをする。甘えている動物のようで見ていて可愛らしいが、彼女の首には無骨なデザインの首輪が付けられている。
「よしよし……俺のモノになった記念に、このまま対面座位でラブラブセックスするか。持ち上げるからな」
腋の下に手を入れ、軽い彼女を持ち上げる。彼女の秘所は興奮で濡れており、前戯は必要がない。
道具を扱うかのように、彼女の身体をゆっくりと下ろして秘所と亀頭をくっ付ける。
ずちゅんっ♡
一気に肉棒が膣内に入り、最奥を押し上げる。
一瞬の出来事で、覚悟はしていたが息が詰まってしまう。パクパクと陸に上げられた魚のように酸素を求めるが、酸素がなかなか肺に取り込まれない。酸欠で顔が赤くなり、困ってしまった。頭が快楽以外でボーッと麻痺し、そのまま意識が消えそうになる。
「んんっ!? ん……ふっ……ぅん」
酸欠に気付いた彼が唇を奪い、人口呼吸の要領で有栖に酸素を送る。
肉棒は子宮を押し上げたまま、ジンジンとした熱だけが全身に広がり、酸素が十分に渡ってきたので頭が回りだす。
「……っ……はぁ……はぁ……息が止まる………いえ、止まってましたね」
「危なかったよ。大事なモノを壊すところだった。壊す趣味はないからね。捨てるのはあるけど」
「ふふっ♡ 例え捨てられてもあなたの元に戻ってくる曰く付きのモノになりましたけどね♡」
「おぉ、怖い怖い」
トクントクンと肉棒の熱と震えを感じたまま、彼の身体にギュッとしがみつく。
体格差故に、幼子が親に甘えているような光景だが、大事な場所が繋がりあっている。まだまだ荒い息を深呼吸して整え、やっと平常の息使いに戻る。
顔には興奮の赤みだけが残り、快楽だけが浮かんでいる。苦しそうな様子は欠片も残ってはいない。
ばんぱんっ♡ ばんぱんっ♡ と彼が腰を突き上げ、有栖の小さな尻と彼の腰が何度もぶつかる。肉棒で一突きされるだけで、目の前にバチバチと火花が散り、軽い絶頂が身体を支配する。
この世の中にどれだけの人数がいるだろうか。有栖を見た目で侮り、子供扱いをするのではなく、自身と年齢が近いと理解した上で彼女と対等のような関係を築ける人間が。
彼は別だ。既に有栖は彼のモノに成り下がっているので、対等になれる日は来ない。それはあくまで有栖の中での考えなのだが、男からすれば責任を取るぐらいには対等だ。
彼にとって女は捨てるほど寄ってくる存在なのだから。
容姿は軽薄なイメージを与えるが、それは翻せばそれだけ女慣れをしている。若しくは偶に、燃え上がるような出会いをしたいと危険に飛び込むような感覚を女に与える。
真面目にすれば出来るのだが、これが彼の処世術で、これがあるからこそ彼は彼なのだ。
「有栖、このまま子宮に出すからな」
「はいっ♡ あなたのモノになった私にたくさんあなたのザーメンを下さいっ♡」
ぎゅううううぅっ♡ と彼を抱き締め、そのまま唇を重ねる。ちゅっ♡ ちゅっ♡ とリップ音と肉のぶつかる音が暫く部屋の中に響く。
―――ぶびゅるるるるっ♡びゅるるるるるるっ♡
「~~~っっっ♡♡♡ あ゛っ、おっ……んっ……くぅぅぅぅぅぅ♡♡♡」
子宮が焼けるような熱さを持った精液で満たされ、有栖も絶頂する。
膣での絶頂とは違い、神聖な場所である子宮での絶頂は一度味わうとなかなか忘れられない。どんなに男を嫌っても女として自覚させられるような強烈な一撃。身体の内側から屈服させられ、プライドを捨てて男に服従をしてしまいそうになるだろう。
快楽を逃がそうと潮を噴き、それでも大量の快楽の波が襲ってくるので、彼の身体に歯を立てる。
がぶっと力強く噛み付いたため、後で彼の肩にはしっかりと有栖の歯形が残るだろう。今はそれを忘れて身体全部で絶頂に浸る。
「っはぁ……ふぅ、出した出した。おーい、有栖? 人の肩に噛みつくのはいいけど、流石にいてぇよ」
「……ふーっ、ふーっ……すみません。ちょっと感情が高ぶってしまって」
「いや、別に噛まれること自体は問題ねぇよ。ただ痛かっただけだ」
肩から口を離し、少し照れたように頬を赤く染めている。
彼女にとってもさっきの行動は無意識だったようだ。よくある思い出すと恥ずかしいという感じなのだろう。
「抜くからちょっと待ってな」
「ん、まだこのままがいいです。あなたの温もりをちょっとでも感じていたいので」
「そんなにいじらしい事を言われると、また襲っちゃうぞ?」
「ええ、どうぞ♡ 私はあなたのものですから♡」
女と母性の詰まった顔で笑う。
目的を失い、全てを投げ出そうとした彼女もまた新しい目的が出来たようだ。
彼の一番のまま、学生の間に妊娠するという。