「あの、ですね。私、今の関係も嫌いではないんですが、やっぱり峰岸くんとはちゃんとした関係になりたいんです」
俺の部屋に上がった島村さんの一言目がこれだ。
季節は既に冬で、外を歩いている時に息を吐くと白い吐息が漏れる。
予めエアコンをタイマーでセットしていたので寒い寒いと二人で言いながら俺の家にやってきた。俺は温かいと心から出た言葉を呟いたのに、彼女は真剣な表情と声をしていた。
「えっと……つまり?」
本当は分かっている。
でも聞き返さないといけない気がした。もしも此処で選択肢を間違えて今のように彼女と気軽に話せなくなってしまうのは困る。
彼女がどう思っているかまでは分からないが、俺は多分、彼女に依存している。
普段はボーッとしているが、彼女と1日でも話さなければ禁断症状のように震えるだろう。彼女の声には安心感もあり、聞くだけで心が安らぐ。
「私と峰岸くんは……その、所謂身体の関係でした。でも、そんなすぐに崩れてしまうような関係じゃなくて、もっと一緒にいられる……有り体に言えば私と付き合って欲しいんです!」
島村さんは顔を真っ赤に、そう口にした。
島村卯月という少女は誰もが認める美少女だ。そんな彼女を独り占めにし、着やせするタイプだから服越しだと分かりにくいが肉付きのいい身体をしている。
誰もが憧れ、身近だからこそ手を伸ばすが届かない。そんな彼女を独占している事に優越感を覚え、また同時に苦しみも覚えた。
明確に好意を互いに口にした訳でもなく、性欲を以て彼女とは交流をしていた。彼女は美少女で俺は普通だ。普通に考えるならば月と鼈。俺では彼女の隣に居るのは相応しくない。
それでも、他の人と同じように彼女に焦がれ手を何度も伸ばそうとした。でもやっぱり今の関係を壊したくなくて結局は引っ込めていた。
そんな俺たちの関係を彼女は断ち切り、新しくしたいと口にしてくれた。男としては情けないが嬉しく思い、口に出そうとするも唇が震える。悲しいからではない、嬉しいからだ。
そんな俺を見て、苦笑いを浮かべると島村さんは自身の胸に俺の頭をゆっくりと抱いてくれた。
「急がないんでいいんです。ゆっくりと峰岸くんの気持ちを私に教えて下さい。私は此処にいますから」
まるで我が子をあやすような慈愛の籠もった声。
彼女の胸に抱かれ嗚咽を漏らす俺を軽蔑することなく、泣き止む間で彼女は頭を撫でていてくれた。
「その、ごめん。恥ずかしいところを見せちゃったね」
「ううん、大丈夫ですよ」
「島村さんから口にしてくれたけど、俺からも改めて。長い間身体だけの関係だったけど、これからは俺と付き合ってくれませんか」
そう、俺は島村さんを彼女にしたかったのだ。
最初はただ、保健体育で女子の身体に興味が湧いて同じ様に思っていた島村さんと身体を重ねた。初めて味わった女の身体に夢中になり、それが今日までずっと続いていた。
彼女がいずれ俺の下を去ってしまう。そんな当たり前の事から目を背け、目の前の肉に齧り付いていた。
幸運な事に彼女も俺と同じ想いで、目を背けていた未来にはならなかった。彼女の容姿や性格ならば俺以上の、いや俺では比べる事すら出来ない男と共になれるのに、彼女はそれを選ばなかった。
あまりの嬉しさに涙が溢れたのは本当に恥ずかしい。まさか告白された女子ではなく、男の俺が泣くとは。そんな漫画見たことがないし、見たいとは思わない。
「はいっ♪ 私も峰岸くんの……ううん、裕也くんの事が好きです♪」
こうして俺たちは付き合う事になった。
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「本当にこんな所でいいのか?」
「はい♪ 裕也くんとなら私はどこでも楽しいですよ?」
「そっか……そんなにストレートに言われると照れるなぁ」
島村さん……いや、卯月と手を繋いで近くの商店街でデート。
彼女と付き合うなんて思っていなかっただけに素人の俺がデートなんて洒落たモノに詳しいわけがなかった。おかげで近所の商店街になったというのに彼女は楽しそうに鼻歌を歌いながらニコニコとしている。
外の気温は低く、時間も夜に近づいているから寒い筈なのに心も身体もポカポカだ。それは卯月も同じようで繋いでいる手から彼女の熱が伝わってくる。
「今日はお母さんに友達の家に泊まってくるって連絡を入れてますので一緒ですね♪ このまま夕飯の材料も買って行っちゃいましょう」
「これが初デートだけどいいの?俺も詳しくはないけれど、女の子ってもっと華やかなデートがしたいもんじゃないの?」
「他の子はそう口にする人が多いですけど、私はこういうので良いんです。好きな人と一緒にいる。それだけで幸せなんです♪」
えへへと照れたように笑う彼女はとても美しく可愛い。
付き合う前からも思ってはいた事なのに、今はより強くそう思える。花が咲くような笑顔を見てそう思った。
☆
「何度も裸を見せ合っているのに、一緒にお風呂に入るのは照れちゃいますね」
「確かに不思議だね。俺もちょっとドキドキしちゃってるよ」
彼女の手料理な夕飯を食べ、沸いた風呂に二人して入る。
一人暮らしだというのに俺はマンションに住んでいる。父の知り合いがマンションのオーナーらしく、格安で借りれたらしい。
俺が家賃やら光熱費やらを払っている訳ではないから分からないが、ここら一帯の相場よりも遥かに安いらしい。アルバイトで働いた金の半分を親の口座に振り込んではいるものの、小遣いと称して毎月それなりな額がやってくるのでちょっと複雑だ。
そんな事もあり、我が家の風呂はそれなりに大きい。とは言っても二人で入るには少し狭いが、その分密着すれば問題はない。
足の間に彼女が座り、俺の胸を背もたれの代わりにして、卯月はすっかり寛いでいる。
「あのさ、そのおっぱい触っても良いかな。浮いてるのを見たら触りたくなっちゃった」
小説やアニメだと浮いている描写がされてる事の多いモノが、現実で目にしてしまった。
脂肪の詰まったモノではあるものの、男の視線を捕らえて止まない魅惑の果実がゆらゆらと湯の波の動きに合わせて揺れているのだ。男心ながらに触れてみたくなった。
「ふふっ♡ いいですよ♡ もう裕也くんは私の彼氏さんなんですよ。そんなに遠慮しないで、触りたいって一言言ってくれれば、いつでも触らせてあげちゃいます♡」
「ありがと」
本当に全てを俺にあげるような表情をしており照れてしまう。
おかしいな。こういうのは女の子が照れるのが相場じゃないのだろうか。男の俺が照れても絵になるものではないというのに、俺が照れて顔を赤くすると卯月は嬉しそうに笑う。
しかも決まって可愛いなぁと小声で呟くのだ。隠す気のないその声は当然、俺の耳にもしっかりと届いている。そんなごまかしをするかのように湯に浮かんでいる乳房を横から掬いあげる。
みっちりと肉の詰まった女の象徴の一つ。尻とは違い、我が子を育てる為の母乳を出す大事なお肉。綺麗に色づいている薄い桜色の乳首や大きい乳房の割には小さく乳首と同じ色の乳輪。
どれもが一級品で、ついつい無言になって触ってしまう。疲れの溜まった足をマッサージするかのように乳房の奥を刺激するような強めな手つき。
ぐにぐにと手の中で柔らかい乳肉が形を歪め、元の形を忘れるのではないかと思うほど揉み込む。
揉まれる度に卯月は苦痛に歪んだ声ではなく、甘い女の吐息を漏らす。ここが風呂場ではなく、外であったならば、白い湯気のような吐息のような熱のこもった吐息。
「やっぱり卯月のおっぱい柔らかくてずっと揉んでられる……」
「んっ ♡ふっ♡ やぁん……そんなにおっぱいを揉まれるとまたおっぱいがおっきくなっちゃいますよぉ♡ 裕也くんとエッチしてから私、おっぱいが2カップも大きくなってるんですからね♡」
そう言えば、彼女と初めて裸を見せ合った時も乳房が大きいと思った記憶がある。あの頃で既にBカップはあったと思うから、今はDカップなのだろうか。
高校生の年齢でこんなおっきな乳房を持っていたら、そりゃあ誰からも視線で追われてしまうわけだ。
学校が家から近い事もあり彼女は徒歩での通学だが、もしも電車だったら痴漢されていたかもしれない。スカートを押し上げるような脂の乗った尻を振り、制服の胸元を押し上げるような乳房の持ち主が満員電車にいれば絶対に痴漢にあってしまう。それに卯月は美少女でもあるので尚更だろう。
起きてはいない痴漢の男へ嫉妬や怒りを向けながら、それを手に少し込めて乳房を揉む。柔らかい乳肉が指の間に入り、卑猥な形に歪んでしまっている。
乳房の先端も固く尖り、自己主張するかのようにふるふると震えている。
乳房から手を離し、触ってくれとおねだりしている乳房をそっと人差し指と親指で摘まむ。
「んんんっ♡ 乳首に指ぃ♡」
触り甲斐のある大きめな乳首はコリコリとした感触で、指で転がすように触るとさっきまで以上に卯月の身体がピクンピクンと跳ねる。
卯月の身体でも一際感じやすいポイントでもあり、乳首を少し弄るだけで彼女の膣は直ぐに愛液で溢れかえってしまう。
「んっ♡ ふん……っ♡ あっ♡ もう、そうやって私を気持ちよくさせようって意気込んでぇ♡」
鼻に掛かるような甘い声がもっと聞きたくなってしまい、卯月が言うように俺は夢中になって指の中の乳首を弄んだ。
引っ張ると乳房も一緒に伸び、改めてその大きさが分かる。むっちりとした柔らかい乳肉。白く穢れを知らないような肌だが、実はもう何度も男の欲望を受け止めて白濁に染まった事がある。
手で触っても吸い付くような感触だというのに、ペニスを乳の間に入れるとそれ以上に吸い付いてくるかのように思えるのだ。
膣のように襞の凹凸が有るわけではないのに、何度も挟んで貰っては腰が砕けるような射精をした。
「これ以上されるとおマンコのお汁がお風呂に入っちゃうからダメっ♡ 続きはお風呂から出てからね♡」
俺の指で感じていた人間とは思えない軽々とした動きで卯月はするりと抜ける。
浴槽から上がると早足で風呂場を後にした。
「……」
残された俺の股関は大きく膨らみ、早く俺にも極上の肉を味わわせろとズキズキとした痛みと共に訴えてきていた。
まさかコレに気がついて恥ずかしがって先に上がったのか?いや、でも続きは後でとも言ってた。風呂を終えたら後は寝るだけなので、多分その事で良いのだろう。
勃起したペニスが柔らかくなるまで風呂場にゆったりと浸かり、卯月が待っているであろう寝室に俺が足を踏み入れたのは10数分後のことだった。
島村さんって男をダメにしそうな女の子ですよね。
ほんわかしつつも男のやることを先回りするかのように済ませ、やることがなくなった男を甘やかす。んー、魔性の女かな?
私の書く男ってどうしてもこんな男になるんですよね。結局は女の子に助けて貰うみたいな。んー、男らしい主人公でも書いてみようかなぁ……。書くならまたデレステから探してみるとか?いや、やった事はないのでキャラ崩壊になることは間違いないですが。
私にもこんな彼女が高校時代にいればなぁ……。