上司と恋仲に
「ねぇ、今日の夜時間あるかな?」
そう彼が問い掛けられたのはお昼休みの後だった。
食費節約の為に作っている弁当を職場の休憩スペースで食べ、昼食後のささやかな楽しみであるデザートを食べ終え、自分のデスクに戻ろうとしていた所を上司に声を掛けられた。
夜だけでなく、昼間でも人を集める鮮やかな金毛。スーツを着ていても浮かび上がってしまう女性らしいラインは職場の男たちには人気で、誰もが一度は彼女をおかずにしてオナった事があると言われているほどだ。
彼女の名前はフェイト・T・ハラオウン。職場での男の上司であり、お嫁さんにしたいランキングで上位に毎回入賞する女性だ。ただ、彼女はあまり男慣れしていないのか、男と話をしている場面を職場で見掛ける人間は少ない。
しかし、何故か彼女の部下である男は彼女からよく声を掛けられていた。
「夜……ですか。えぇ、特に予定はないので大丈夫ですが」
問い掛けてきたのが他の人であれば男もやんわりと断っていただろう。
だが、相手は美人なフェイトだ。上司として無理な事は要求せず、女性としてだけではなく、一人の人間としても彼女は出来ていた。それだけに断れないのだ。彼女の悲しそうな顔を見るだけで此方が苦しくなるのだから。
「ほんと? よかったぁ……実はね、これ一緒に行ってみない? 最近なのはたちと一緒に通ってるんだけど、今日はこれないみたいで」
そう言ってフェイトが男に渡したのは一つのチラシだった。チラシの下には割引券が付いており、驚きの50%引きだ。
なのはと言うのはフェイトの同期であり、彼らの職場ではエースとまで言われている女性だ。
「サウナ……ですか。気分転換には良さそうですね。私で良ければご一緒させていただきます」
「えへへ、約束だよ? じゃあお仕事が終わったら会社の入り口で待ってるから」
ばいばいと子供みたいに手を振る彼女に合わせて男も手を振る。
サウナであれば異性である男と一緒に入る事はないので、喜んで男も付いて行ける。上司に対しての愚痴はないが、同期にはあるのでそのストレスを発散させるには持って来いだろう。午後の仕事も頑張れそうだった。
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「チラシにも写ってましたけど、結構大きいですね、ここ」
「一年ぐらい前に出来たから新しくて気に入ってるんだ」
フェイトと合流した男はそのまま彼女に導かれて目的地であるスパに着いた。
見上げるほどの大きさをした建物でなかなかに楽しそうだ。仕事中にさり気なく調べてみたら意外と楽しそうなモノが入っており、顔には出ないが男も楽しみにしていた。
「じゃあいこっか」
「はい」
受付で料金を支払い、途中で彼女と別れて服を脱ぐ。
私服ではなく仕事で着ていた服なので皺が付かないように気を付けて脱いだ。後でアイロンかけるのが面倒だからとは男の言葉。
腰にタオルを巻き、準備万端といった男に一つの疑問が頭を過った。
フェイトという女性は一緒にと言っていた。男の前にあるサウナ室は男女で分けていると考えると、かなりの大型だ。となると導かれる答えは一つだ。
「まさか……混浴だと……!?」
驚きの表情を珍しく貼り付けた男だったが、ここまできたのだからと勇気を持ってサウナ室に入った。
「あ、やっと来た。遅かったけど、何かあったの?」
広いサウナ室にはフェイトだけが座っていた。
この時間に利用する客は少ないのか、はたまた客がそもそもあまり来ないのか。サウナと言えば老人が頭を過り、老人と言えば早い。つまりはそう言う事だった。
「い、いえ……ちょっと着替えに時間がかかっただけです……」
スーツでも身体のラインが浮かぶというのに、タオル一枚だけを身体に巻き付けた今のフェイトは男にとって目の毒だった。
顔を合わせない男に首を傾げながらも楽しそうにしている。
「……フェイトさんは大丈夫なんですか?」
無言の空間に居たたまれなくなった男が口を開く。
温度の高いサウナ室で女性と二人っきりの現状から少しでも目を逸らしたかったが、口を出たのは更に自分を追い詰めるような言葉だった。
「何が?」
彼女はどうやら男の質問の意図に気付かなかったようだ。首を傾げている姿は大人の姿をしていながらもどこか幼く感じさせる。
マジかと彼女の方へと振り返った男は振り返らなかったら良かったと後悔してしまう光景に直面してしまう。
じんわりと滲んだ汗が彼女の首を伝い、そのままタオルに吸い込まれていく。楽しげに足をパタパタと動かしていた時にタオルが少しズレたのか、豊満な谷間がこれでもかと強調されてしまっている。
谷間に吸い込まれていく汗や、谷間自体に浮かんだ玉のような汗に男の視線は奪われてしまう。
「どうしたの?」
幸か不幸か彼女は男の身体を舐めるような視線には気付かないようで、やはり首を可愛く傾げている。
「い、いえ……俺が言いたかったのは、男の俺と一緒でフェイトさんは平気なのかなと」
「んー……知ってると思うけど、私って男の人と話すのって苦手なんだぁ。ジロジロと私の身体を見てくるし、強気に出れば関係に迫れるって思ってるのか、結構怖い感じの人がたまーに話し掛けてくるんだよね。でも、君になら見られても嫌な感じがしないし、それに君は丁寧に話してくれるから」
だからかなと話す彼女は仕事場での上司ではなく、等身大の女性だった。年齢も彼女とさほど離れてはおらず、男の方が少しだけ年下だ。
学生時代にやんちゃをして痛い目を見たからか、男は丁寧に物腰を低くして対応するように心掛けていた。それは本心からであり、よくありがちな仮面とかではない。
そういう所に敏感な女性であるフェイトも彼は素でこんな感じなんだなと思われているほどだ。
「あの……そう言う言葉はあまり口にしない方が良いですよ。俺でしたから良かったですけど、フェイトさんの言うような男に言ってたら何をされてもおかしくはありませんから」
若いながらも職場のあちこちの人間から気に入られているが、学生時代のせいで自己評価が低くなっている男。
好感の持てる彼にそれとなく言ったフェイトの言葉をスルーされてしまった。
がっくしと肩を落とすが、彼女はこれぐらいではへこたれない。ヘタレではあるが。そもそも彼女が今日一人になったのもなのはたちの気遣いだ。
男に想いを寄せているのは傍目から見ても丸分かりだったし、押せば行けると野次馬していたなのはたちですら苦笑いをするほどに彼女は奥手だった。
「えっとね……」
キョロキョロと周りを見るが、他に人はいない。
サウナ室の扉の前からも人の気配はしないので、もうしばらくは男と二人っきりだ。負けるな自分と内心で自分に応援したフェイトは男との距離を詰める。
「ふ、フェイトさん……?」
上司のいきなりな行動に男も目を丸くする。
汗の匂いに混じった彼女の匂いが鼻を掠め、意識しないようと気を付けてはいたが、彼女の匂いで股間がピクリと反応してしまう。
手を膝の上に置いていた事もあり、フェイトからは見えずバレなかったが、それも時間の問題だ。これ以上は不味いと離れるも、すすすっと距離をまたも詰められてしまう。
「あ、あの……?」
「……あの、ね……私、君の事が……す、好き……なの。だから、わ、私とつ、付き合ってくれない……かな」
モジモジとフェイトも膝の上に乗せていた手を動かしながら告白をする。
顔はサウナ室の温度とは別の何かで赤くなっていくのを感じる。鼓動が早くなり、彼の言葉を聞きたいが聞きたくないという矛盾が生まれる。
今度は逆にフェイトが彼と顔を合わせられなくなり、ふいと顔を横に向ける。
「……え? あ、いや……その……」
至近距離で聞いたからか、聞き間違いではなかった。
何よりも耳までを真っ赤にしている彼女が嘘を言っているようには見えなかった。
「お、俺で良ければ」
部下としての仮面が外れ、一人の人間としての男が返事を返す。
一人称が俺になり、心なしか普段の無表情顔とは違って見える。だが、彼もまた顔が真っ赤だった。
うんと小さくフェイトは頷き、暑くなってきちゃったと先にサウナ室を後にしてしまう。
彼女の後ろ姿を見送った後、数分を置いてから男もサウナ室を後にした。
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「ほ、本当に俺で良いんですか?」
「……うん。君だから良いの。それに、この部屋は防音されてるみたいだし、小声じゃなくても平気だよ」
サウナを後にした二人はそのまま流れるようにスパの施設にあった部屋を借りた。
利用客の中には此処で一夜を過ごす者もいるらしく、ルームサービスすらも充実しているみたいだ。
顔を真っ赤にした二人はそのまま部屋を借り、部屋の入り口で並んで立っている。
「そ、その……私から言うのは恥ずかしいけど、キス……しても良いかな。君の顔を見てたらしたくなってきちゃった」
「は、はい……」
目を瞑ったフェイトの顔が近付いてくる。
睫毛が長いなとか関係ない事が頭を過るが、直ぐに頭から抜け落ちてしまう。柔らかな唇が重なり、彼女の鼻息が当たる。
サウナ室でも嗅いだ彼女の匂いが強くなる。
「……っぷぁ……えへへ、キスしちゃった♪ 初めてだったけど、君はどうだった?」
「最高でした。ていうかフェイトさんって初めてだったんですか」
「うん。この年まで誰とも付き合った事がなかったんだ。仕事が楽しかったし、男の人は苦手だったから」
でも今は違うよと笑う彼女は美しい。
恋は女性を美しくするというが、恋が実っても美しくするようだ。笑う彼女を見るだけで男の鼓動が早くなる。
直視していると唇の感触を思い出してしまい、またも顔が赤くなってしまう。
「ごめんね。付き合ったばっかりなのにこんな所に連れて来ちゃうだなんて」
「……いえ。その……俺は気にしません。というかフェイトさんみたいな綺麗な人に迫られてるってだけでも嬉しいですから」
普段から無表情な彼の照れた表情に心が打たれるフェイト。
あまり顔を出す事がないが、彼女も母性というモノをきっちりと持ち合わせている。フェイトが表に出すよりも彼女の同期達が出すのが早いので、なかなか表には出なかったが、此処にいるのは男とフェイトだけだ。
きゅんきゅんと高鳴る鼓動を押さえ、更にぐいっと身体を密着させる。ぐにゅうと二人の間でフェイトの豊満な乳房が押し潰されて歪むが彼女に気にした様子は、いや彼が困っているのを見て楽しそうに嬉しそうに瞳を細めていた。
「その、重いかもしれないけど、私の身体、彼氏である君のモノでもあるんだよ? 触りたいならいつでも触って良いんだよ?」
フェイトのそんな言葉を聞いて男は昔に会社で聞いた話を思い出した。
フェイトは男をダメにするタイプの人間だと聞いた覚えがある。よくある噂だとあの時は笑ったが、どうやら嘘ではないらしい。
「えっと……じゃ、じゃあその……触らせていただき、ます……」
語尾が小さくなるのを自覚しながらフェイトの誘惑に頷く。
スーツ越しにでも分かる大きさと柔らかさ。ブラをしているから本来の柔らかさよりかは固いのだろうが、それでも男を夢中にさせるには十分だった。
胸が大きいと敏感ではないと聞くが、フェイトの場合は違うらしい。
男が触れるだけで身体を震わし、切なそうな吐息を漏らす。
見るだけで情欲が煽られそうな顔もまた素晴らしい。社内で人気の美人な上司をこんな顔にさせているのだと、自己評価の低い男も柄にもなく嬉しくなる。
「あ、あのフェイトさん……直接、触ったらダメですかね」
「……え? う、うん。いいよ」
スーツを脱ぎ、ブラに包まれた乳房が飛び出す。白の刺繍がある黒色のブラは金の彼女と並べるとまるで一枚の絵画のようだ。
後ろに手を回し、プツンという音と共に黒いブラが重量に従って落ちる。
その大部分を隠していたブラがなくなり、露わになった乳房は美しかった。
大きさもさることながら、形も完璧だ。垂れのようなモノはなく、どーんと前に張るかのように乳房。その頂は鮮やかな桜色で、巨乳ながらに乳輪は小さく控えめなのが如何にも彼女らしい。
「ど、どうかな? 他の人よりかは大きいんだけど……」
社内でフェイトと胸の大きさで張り合えるとしたら彼女の親友でもある高町なのはだけだろう。二人が並んで歩くだけで周りはざわめき、彼女たちの身体をスーツ越しに舐めるように見る奴さえもいる。
「あ、いや……その、綺麗……です……」
女性経験が全くと言っても良いほどない男はそれだけで精一杯だ。
感想らしい感想ではなかったが、フェイトは満足とばかりに顔を綻ばせた。
「そっか……えへへ、良かった。ん、どうぞ。君のおっぱいでもあるんだから、いっぱい触って」
上目遣いでフェイトに言われて断れる男なんているだろうか。いや、いない。
ゴクリと生唾を一つ飲み込んだ男は緊張で震える手で正面から乳房を鷲掴みにした。
むにゅりと手の中で形を歪ませる女性の果実。
柔らかく人肌の温かさを持っているそれは、触れているだけで男を幸せにさせる。フェイトに痛みがないようにと慎重に指に力を込めて揉んでいると、手のひらを押し返すかのように何かがむくむくと持ち上がってきた。
「こ、これって……」
思わず手を離し、その正体を確かめる男。
先ほどまでは淡く息づいていた蕾が、自己主張をするかのように頭を持ち上げている。薄かった桜色も濃くなり、今では真っピンクだ。
「君の愛撫で私の乳首、勃起しちゃった♡ 勃起するとちょっとおっきくなっちゃってるけど、気持ち悪くないかな?」
「い、いえ……そのエロくて最高、です。そ、その触っても?」
「う、うん。君のモノでもあるんだから、私の許可はいらないよ。でも、優しく触ってくれると嬉しいな♡」
まずは指で摘まむように優しく触れる。
男の自分が寒さで乳首を勃起させていたのとは大違いで、肉棒が勃起したかのようにフェイトの乳首は固い。
中に芯でも入っているのではと思わせるほどコリコリとした感触で、思わず指で摘まんだまま、擦り潰すかのようにしてしまう。
「いいっ♡ その触り方、気持ち良いよぉ……♡」
自然と漏れたかのようなフェイトの甘い声に男の心がトクンと高鳴る。
男に乳房を触らせたまま、フェイトは男に任せるかのように身を預けてきた。
優しく抱き止め、そのまま彼女の囁くような喘ぎ声を耳の直ぐ傍で聞きながら、手の中の果実を楽しむ。根元から搾りあげるかのようにぎゅっと力を込め、先端の乳首までを指の腹で潰す。
真っ白な日焼けやシミを知らないような乳房の肌がうっ薄らと赤く染まっていく。
「フェイトさんの身体、柔らかいです」
「ふふっ♪ そう? おっぱいだけじゃなくてお尻も触って良いんだよ? 男の人って、おっぱいだけじゃなくてお尻も好き、なんだよね?」
裸である上半身とは違い、まだ下半身はスカートを纏っている。
しかし、そんなスカートすらも無駄だとばかりにフェイトの張りのある大きな尻が形を浮かばせている。
社内の男たちの間でも、猥談となると必ず上がるフェイトの尻。座っただけで尻肉がイヤらしく歪み、男であればついつい覗き見をしてしまう尻を触って良いと言われ、我慢が出来るような男ではなかった。
「あんっ♡ もぅ……そんなにがっつくように触らなくても私は逃げないよぉ♡ んっ♡ あっ♡ お尻いっぱい揉まれちゃってるっ♡ モミモミってしたりぃ、お尻の穴が見えちゃうぐらい開かれたりしちゃってるよぉ♡」
乳房よりもボリュームのある気がする臀部はやはり男を夢中にさせる。
乳房とは違い、下着やスカートといった障害物があるというのに、尻肉がまるで吸い付くかのように手にフィットしている。
それはまるで、この身体と自分の相性が抜群であると言っているかのようで更に男を興奮させる。
「きゃっ! ぁ……押し倒されちゃった♡ ベッドが直ぐ傍にあるのに、床に押し倒されちゃったぁ♡ いいよ♡ 私の身体をもっと触って♡ 君のモノだってマーキングして♡」
興奮のあまりフェイトを押し倒してしまったが、彼女は怒りもせず、寧ろ慈愛に満ちた瞳で男を見つめ返してきた。
剥き出しのままの乳房に顔を埋め、フェイトの体温と匂いを嗅ぎながら贅沢にも尻肉を両手で揉みしだく。
スカートを捲り上げ、男にいつ見られても良いようにとなけなしの勇気を振り絞ってフェイトが身に付けたショーツの上から触る。
特に下着に拘りのないフェイトだが、同僚から聞いて買った勝負下着とも言えるそれは尻肉を上から触ってたとしても、あまりその感触を伝えるようなモノではない。
しかし、それでも布地特有の肌触りはあり、スベスベとしている。
「フェイトさんの尻、スゴい柔らかいです」
「なら良かったぁ♡ あ、でも君のその……おちんちんもスゴい事になってるよ? さっきから私のお腹にグイグイって当たっちゃってる♡」
上から覆い被さっているので、ズボンに張られたテントがずっとフェイトの腹に当たっていた。
形を確かめるかのようにフェイトのしなやかな指が触れると、それだけで男の身体は反応してしまう。
「あっ……♡ い、痛かったかな?」
「い、いえ。ちょっと驚いただけなので、フェイトさんの触りたいように触って下さい。俺も触りますので 」
男が乳房と尻肉を触っている間に、フェイトがスルスルと男のズボンを下ろす。
さっきよりもテントの形がはっきりとし、熱までも伝わってきそうだ。
パンツの上からカリカリと爪先で何かの雑誌で見た男を落とすテクニックを真似て見るとたまらず男が身体を捩らせる。
男の愛撫で自分が感じたように、自分もまた男を感じさせられているのだと喜んだフェイトの行動は大胆になっていく。
ブルンとパンツを下ろすと音を立てたかのように肉棒が飛び出す。
それはベチンと男の腹に一度当たり、直ぐにフェイトの腹に当たる。まともな愛撫は受けてないが、興奮によって既に先走りが漏れており、肉棒はテカテカと光っている。
そんな先走りを塗るかのようにフェイトの腹の上で肉棒が擦れる。
「他の人のサイズは知らないけど、君のおちんちんっておっきいんだね♡ スゴくかっこいいよ♡」
男、いや雄にとって自身の生殖器を雌に褒められるのは何よりも嬉しい。この雌は俺の肉棒に目を奪われているのだと、自尊心が大いに満たされる。
乳房に顔を埋めたままの男の耳元で囁くと、そのまま優しく肉棒を手で握る。
「わっ……♡ おちんちん、あつぅい♡ 私の手が火傷しちゃいそうだよぉ♡ 今からえっと……シコシコだっけ? をしてあげるからね♡」
シコシコとそのまま耳元で甘く囁いていると、男が身体を震わせる。
その姿を見て気を良くしたフェイトは男の耳をペロリと舌で舐めた。
最近は仕事が忙しくて、風呂ではなくシャワーを浴びてから寝ている男は耳掃除を怠っていた。舌先からしょっぱい味が広がるが、そんな耳の汚れを掃除するかのようにグリグリと入る限り奥まで差し込んでいく。
脳を犯すかのような水音に身体と肉棒を震わせ、触っていた尻肉を力強く掴む。
跡が残りそうな力で掴まれた尻肉は男の手の形に歪む。耳を舐め回す速度が上がり、肉棒を扱く速度も上がる。身体の震えは強くなり、堰を切ったかのように大量の先走りがフェイトの腹に掛かるが、もっともっとと肉棒の奥から搾るかのように扱かれる。
「フェイトさん……俺、もう……っ!」
「いいよ♡ 君のザーメン……だっけ? いっぱい出して♡ 私のお腹にいーっぱい掛けて♡」
扱くだけではなく、遂には腹を擦りつけ、パンパンに膨らんだ敏感な亀頭が刺激される。
陰嚢がズキズキと疼き、早く精液を出させろと男の身体に訴えかけている。
「あ、あぁ……っ!」
―――ぶびゅるるるるっ♡ びゅるるるるるるっ♡
情けない声を男があげた瞬間、ぱっくりと口を開いた鈴口から精液が流れるように飛び出してきた。
狭い尿道を押し広げて来たそれはフェイトの腹だけではなく、その勢いのまま下乳までをも汚していく。
たぱたぱぱっと降りかかる精液は熱く、腹の内側にある子宮がきゅんきゅんと跳ねるように疼く。むわりと青臭い匂いが香り、嗅ぐだけで興奮してしまいそうな性臭。
男は汗ばんできた乳房に顔を埋めているのでフェイトからは見えないが、隠し切れない気持ちの良さそうな声を出している。
射精中も残さないようにとフェイトがしっかりと扱き上げているので、精巣が毎日のように作っている精液が後から後へと出て行く。
「全部出しちゃっていいからね♡ 君のおちんちんからザーメンが出終わるまで私がちゃんと持っててあげるから♡ それに、射精をしている今の君、とってもかっこいいよ♡ 男の子って感じ♡」
耳の穴から舌を離しただけで、依然としてフェイトの口は男の耳元だ。
甘く言葉だけで脳を溶かしそうな囁きが耳から脳へと抜けていく。
男の射精は一分ほど続き、降りかかる精液が無くなったと判断しフェイトはやっと肉棒から手を離した。
「わぁ……! 私の手が君の出したザーメンとかでドロドロだぁ……♡ スンスン……はぁ♡ これがザーメンの匂い♡ 臭いけど、君のだと思うとずっと嗅いでいられそう♡」
「き、汚いので止めた方が……」
「え? 君のだから汚くないよ? せっかく君が私の手とお腹で初めて出してくれたザーメンだし、ちゃんと味も覚えておくね♡ あむ……ん、ちゅっ……れろ……んふふ♪ すっごく濃い♡」
一つ一つ指を舐めていくフェイトはとても色っぽい。
乳房から顔をあげ、フェイトのその様を男は虚ろな瞳でジッと見つめていた。
☆
「ちゃんと見えてるかな、私のおマンコ」
「ちゃんと見えてますよ。すっげぇエロいです」
「そっか♡ 恥ずかしいけど、君にはちゃんと見て欲しいな♡」
床での行為が終わった後、幾らか冷静になった二人は互いに服を全て脱がし合い、ベッドの上に上がった。
上質な枕に後頭部を乗せたフェイトが、仰向けのまま足を立て、そのまま大きく股を開く。正面から見るとその姿は英字のMのようだ。
社内だけではなく、世の中の男が見てみたいと切に願うフェイトの秘所がよく見えるように――しかし、少しの恥じらいから足を立ててはいる――自分で小陰唇を開いてその中身を男に見せている。
男を知らないピンク色の粘膜が持ち主のように恥ずかしそうに伸縮し、とろりと奥から漏れた透明の体液がシーツを汚す。
「濡れて……ますね」
「……うん。君のおちんちんのお世話をしたら、私のおマンコも濡れちゃったの♡ い、嫌かなこんなエッチな女って」
「ぜんぜん。寧ろ、エロくて最高です。フェイトさんはもっと自分に自信を持っても大丈夫です。その……か、彼氏の俺が保証します……から」
照れた男は最後の方の言葉を小さくしてしまい、顔も少しそっぽを向いている。
その様子が彼の本心なのだと分かったフェイトはクスクスと鈴が転がるような笑いを漏らす。
「ふふっ、ありがと♪ でも私は君だけの彼女さんだから、君だけが喜んでくれたら良いかな♡」
「あ、う……そういうのズルいっす……」
「あー、顔真っ赤になっちゃってる♡ えへへ、私と一緒だね♡」
股を開いた状況ではあるが、二人は暫し笑いあった。
「見ての通り、もうおマンコの奥まで濡れちゃってるからもう挿れても良いよ? 君に私の処女膜を破って欲しいな♡」
「わ、分かりました」
射精をしてから時間が経っているので、彼の息子はすっかり元気を取り戻している。ピーンと上を向き、またも先走りをダラダラと汗のように吹き出している。
初めての挿入に胸を高鳴らせ、震える手を抑えながら肉棒の先端を開かれている膣の入り口に当てる。粘膜同士が触れ合い、二人の口からは同時に気持ちの良さそうな吐息が漏れる。
「い、挿れますね」
「うん、きて♡」
ゆっくりと慎重に腰を突き出し、肉棒を押し進めていく。
柔らかく固い膣肉に包まれ、阻まれる。
初めての異物に身体が抵抗しようとしているが、身体の持ち主が受け入れているので観念したかのように肉棒を阻んでいた膣肉が道を空ける。
にゅぷぷぷと肉棒が半ばまで埋まった所で、先端に何やら薄い膜のようなモノと出会う。
「これがフェイトさんの……」
「うん、私が今日まで守ってきた大事な処女膜だよ♡ 大好きな君にあげる為に守ってきたの♡ だから君が破って♡ ぶちゅって処女膜を破って私の子宮口とキス、してほしいなっ♡」
「ああ、もう……そんな事言われたら止まれる訳ないじゃないですか」
壁に貼り付いたシールを剥がすかのように慎重になっていた男が、フェイトの言葉で意識を切り替える。彼女の望み通り、勢いを乗せてぶちゅりと膜が左右に割かれた。
「いっ―――」
「奥まで挿れたら休むんで我慢してて下さいね」
痛みに仕事柄慣れているフェイトだが、流石に身体の内側の痛みには顔や声に出してしまう。
苦痛に表情を歪めている彼女に優しく声を掛け、男が一息で開かれた膣道を肉棒で埋め尽くす。
コツリと肉棒が彼女の大事な子宮口と当たり、これ以上の奥はなくなった。サイズがぴったりなのか、ちょうど男の肉棒も根元まで埋まった。
処女膜を失った痛みによる膣の強い締め付けと、それがありながらも彼女の性格のように優しくあやすかのように肉棒を包み込んでくるような媚肉からの刺激に油断すれば吐精しそうなのを必死に堪える。
今は自分の事よりも、苦しそうに呼吸をしているフェイトだ。
「奥まで入りましたよ。このまま暫くはゆっくりとしてますので、フェイトさんは深呼吸をしてください。ゆっくり、ゆっくりですよ」
「う、うん……ごめんね。すー……はぁ……すー……はぁ……」
彼女の呼吸に合わせてだぷんと重たげに揺れる乳房。
男が掴んでいる腰は驚く程くびれているのに、その直ぐ下にある臀部は乳房のように大きく張っている。
改めてこうして彼女の裸体を見ると美しい。神が作り上げたかのように容姿だけではなく、彼女は内面も美しい。
男が苦手ではあるものの、話し掛ければ笑顔で応対する姿から女神と呼ばれているが、正にその通りだ。
フェイトの呼吸が安定するまで、男はじっくりと舐め回すかのように彼女の裸を眺めていた。
「すー……はぁ……うん、もう大丈夫。ごめんね、君も辛いのに私の事を優先させちゃったね」
「い、いえ。その……俺もフェイトさんの裸をじっくりと見れたんで楽しかったです」
「えへへ、そっか♪ もう痛みはないから、動いで良いよ♡ まだちょっと身体の中に君のおちんちんが入っているのに慣れてないけど、動いている内に慣れると思うから」
「分かりました。何かあったら言って下さいね? 俺も可能な限り対処しますんで」
「うん♡」
眺めている間に離していた腰を掴み、ゆっくりと肉棒を手前へと引き抜いていく。
ずるるるっと肉棒が引き抜かれるのに合わせて膣肉が引っ張られる。男の肉棒の形を覚えようと蠢いていた所を動かされ、フェイトの身体はぴくんと反応する。
限界ギリギリまで引き抜くと、抜かないでとばかりに結合部の膣口がきゅっと口を締め、カリ首が刺激される。
射精の我慢に辛そうな息を漏らし、締まった膣口に仕置きを与えるかのように男は勢いを乗せて肉棒を元に戻す。
先ほどの初挿入の時のような優しいコツンとしたものではなく、ゴツンと響くような衝撃が子宮口を襲う。
「んきゅっ!? す、ごぉい♡ おちんちんから君の力強さが伝わってくるぅ♡」
ばちゅんっ♡ ばちゅんっ♡ と水音が混じりながらも、肉と肉のぶつかる音が部屋に響く。
流れる汗はフェイトの身体に落ち、彼女の汗と混ざってシーツに吸われる。
「すみません、俺もう無理です……っ!」
男の腰の動きが早くなり、結合部には二人の混じりあった体液が白く泡立ったものが漏れる。
フェイトの事を最大限に労りつつも、自身の快楽を求めている全力の腰振りにフェイトは流されるがままだ。
思考回路が焼け落ちるかのような快楽が頭へと流れ、目の前にはバチバチと火花が弾け散っているかのようにも思える。
男の限界を悟った膣は男の腰振りに合わせて動き、最高の射精の手助けをする。
フェイトだけではなく、本能すらも男が番だと認めたのか、子宮口は軽く口を開き、吸い付くかのように亀頭にキスをしている。それはまるでフェラチオのようなのだが、まだ口での性技を知らない男にとっては未知の快楽で歯を食いしばるしかない。
快楽に負けた射精ではなく、自身の意思で射精をしたいのだ。それは男の中に僅かに残ったプライドとも言える。
「イく、イきますっ! フェイトさんにこのまま膣内射精します」
「うん、良いよ♡ 私もイくから♡ 手をぎゅってして♡」
腰から手を離し、指と指を絡める恋人繋ぎをしながら無言で腰を振る。
ごりゅっ♡ と肉棒が子宮口の肉を押し上げるかのように触れ合った瞬間――
―――ぶびゅるるるるっ♡ びゅるるるるるるっ♡
「くっ―――!!!」
子宮口に半ば亀頭が埋まったまま、子宮の内部に向けて男の精液は解き放たれた。
「い―――っ♡♡♡!!! あっ、おマンコの中、焼けちゃう♡ 君のザーメン浴びて焼けちゃうよぉ♡ おっ♡ おおぉぉぉぉぉっ♡♡♡」
今まで渇くだけで、一度も精を浴びた事のなかった子宮で精液を受け止め、フェイトの口からはいつものような透き通るような声ではなく、獣のような雌の声が漏れる。
遠慮なしに精液が子宮を満たし、飲み込みきれなかった分が逆流して、膣肉を焼いていく。
フェイトの膣内も相当に熱いのだが、それ以上の熱量を持った精液が伝っていき、膣肉が歓喜の雄叫びをあげるかのように伸縮を繰り返す。
膣の表面の襞の凹凸にまで精液は染み込み、マーキングするかのように溶けていく。それでもまた直ぐに新しく逆流してきた精液が膣肉に掛かるので、膣肉たちは驚くように動く。
射精が終わった頃には、二人揃って息も絶え絶えに呼吸をしていた。
フェイトを布団かのように男は倒れ、そのまま体重を掛けてしまう。それでも重いと退かさないフェイトはやはり優しいのだろう。
「はぁ……はぁ……♡ 気持ち良かったぁ♡ 君のザーメンでおマンコが溺れそうだったよぉ♡」
「俺だってフェイトさんのマンコに搾り取られました。はぁ……あんなに締め付けられたらそりゃああんだけ出ちゃいますって……はぁ……はぁ……」
乳房に偶然にも頭を埋める形で倒れていた男は谷間から顔を出すかのようにフェイトの顔を見つめ、キスをした。
「んっ♡ ちゅっ……んんっ……はぁ♡ ちょっと疲れちゃったね♡ まだ時間に余裕はあるから、ちょっと寝ちゃおっか♡ 君はそのまま私の上に居て良いよ。君の体重を感じながらだとよく眠れそうだから」
「分かりました。えっと……その、これから恋人として宜しくお願いしますね」
「うん、此方こそ宜しく♪ お休みなさい」
母親が子供を寝かしつける時のように頭を一撫ですると、フェイトは目蓋を閉じる。男もまた彼女に撫でられ、そのまま意識を暗闇に落とした。
久々の1万字越えです。ちかれた……。
昔からあらゆる所で言われてるけど、やっぱりフェイトそんって男をダメにしちゃいそうだよね。
何かヒモニートの世話が似合う気がします。
あ、せっかくなので、ついでとばかりに私の過去に投稿したなのはシリーズをこちらにまとめますね。