※この作品はR-18です。

寝取りチンポ vs 異世界【邪神によって異世界に送り込まれた俺に与えられたスキルが寝取りチンポだった件】   作:第三世界(うたかたとわ)

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隠し部屋

 

「やっぱり、次はこっちかな?」

 

 次にする行動を考えついた俺は、さっそく、実行に移す。

 

 現在、俺のダンジョンに建設を計画している、ウォータードラゴンランドという性のテーマパークについて考えるのもいいが、今回、俺が選んだのはこっちだ。

 

 実は以前から、低レベルなDランク勇者である俺が住む場所としてあてがわれた城内外れのさびれた小屋の中に、隠し部屋を見つけていた。

 

 今回、この隠し部屋の先になにがあるのかを、確認してみることにしたのだ。

 

「さて、隠し部屋の先がどこに繋がっているのか、確かめてみますか」

 

 人生で初めて体験した俺とのセックスに疲れてしあわせそうに寝てるレイナちゃんを起こさないように、俺は音を立てずに静かに、床に魔法で何重にも隠蔽してある隠し扉を開ける。

 

 すると、隠し扉の先にあったのは、小さな石造りの下り階段の中に、朽ちて効果を失った魔法陣がポツンと一つだけある隠し部屋だった。

 

 そして、部屋の中に残る朽ちた魔法陣を調べてみると、王城内のどこかに転移するために刻まれた魔法陣だということが判明する。

 

 推測するに、この部屋は過去に王族たちが緊急時に脱出するための通路として利用されていた、転移魔法陣の隠し場所なのだろう。

 

 過去に廃棄された王族たちの秘密の通路という理由のため、王城の外れにある小屋の存在理由が誰にもわからずに、でも、なぜか壊すことなかれとも厳命されているために、そのまま、このボロ小屋として放置されていたようだ。

 

「よし、魔法陣の再生完了!」

 

 隠し部屋から転移できる先に興味を持った俺はさっそく、過去に朽ちて効果を失ったはずの魔法陣を再生する。

 

 俺が魔法陣に手を加えると、効果を失いボロボロになっていた魔法陣が光り輝き、過去の栄華を思い出すかのように再起動した。

 

 そして、俺はさっそく、王族が使う秘密の通路へと転移する。

 

「ここは、どこに出たのかな?」

 

 俺が転移したのは、人が一人だけ入れるような、明かりもなくて真っ暗な、小さな石造りの部屋の中だった。

 

 索敵魔法で周囲の様子をうかがってみると、俺が転移したのは王城内に建設された塔の頂上にある、隠し部屋だということが判明する。

 

 たしか、王城内に建つ塔は厳重な警備がされていて、ある程度自由な行動を許されている高校生勇者ですら、絶対に近づけなかった。

 

 そして、塔の最上階にある牢屋のように扉が硬く閉ざされた部屋の中に、女性が一人だけ幽閉されている。

 

 この塔に幽閉されているのは、帝国の歴史の中で最低最悪の悪女と称される、エルザ・フォン・ガスターだったはずだ。

 

 この帝国に勇者として呼び寄せられたときに、絶対に悪女エルザと会話をするなと王様に厳命されたっけ。

 

 たしか、彼女は、先代の王様と王妃を暗殺して、自分の兄弟までを殺そうとしたと世間では言い伝えられている。

 

 そして、そんな悪女エルザを塔に幽閉したのが、勇気と誠実さを合わせ持つ彼女の兄であり、今代の王様というわけだ。

 

 小さな頃から絶世の美貌を持ち、さらには黄金の知恵を持つと称される程に賢く美しい王女が錯乱したと、当時は本当に大騒ぎになったと聞いた。

 

 どうやら、悪女エルザが幽閉されている部屋の中にある隠し部屋に、俺は転移してきたようだ。

 

「せっかくだし、最低最悪と称される悪女エルザに、あいさつしていこうかな」

 

 本来ならば見張りの人間がいるのだろうが、今は魔族に高校生勇者が六人も誘拐されたと、城内が混乱して大騒ぎになっているため、部屋の周囲には幽閉されたエルザ以外、誰もいなくなっている。

 

 さて、鬼が出るか蛇が出るか。

 

 俺は廃棄されたはずの秘密の抜け道の先にある部屋の扉を、ワクワクとしながら開けた。

 

 

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