※この作品はR-18です。

寝取りチンポ vs 異世界【邪神によって異世界に送り込まれた俺に与えられたスキルが寝取りチンポだった件】   作:第三世界(うたかたとわ)

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竜人族の里

村人視点

 

 

「えいっ!やあっ!」

 

 

ここは竜人族の国にあるシノビの里。竜人族の国では、モンスターの討伐や国内外での活動のためにシノビと呼ばれる軍団を育成している。ここはその総本部があり、かつシノビの構成員であるニンジャを育成するための施設がある里だ

 

 

この国では国内外の魔を打ち払うニンジャを総称し、退魔のシノビと呼んでいた

 

 

僕の名前はタツキチ。ここ、シノビの里でニンジャになるための修行をしている。まだまだ半人前の僕はこうして一人、自分の家の庭で自主訓練を重ねていた

 

 

「タツキチ!あんた、また一人で訓練してるの?私に声をかけなさいよ!」

 

 

僕の名前を呼びながらこちらに駆け寄ってくる黒い退魔服を着た女の子は、僕の幼なじみのユキノ。彼女は腰まで伸ばした黒髪に赤い瞳、褐色の肌を持つ身長150cm程の女の子だ。ユキノと僕は小さい頃から一緒に育った。大人になった今、僕たちは自然とお互いを異性として意識している。二人っきりでいるときに僕たちは男女のいい雰囲気になるときもあるのだが、僕たちは焦らずに少しずつ、お互いの距離を縮めていた

 

 

ユキノはおっぱいがAカップほどとツルペタ気味ではあるが、彼女に対してそれは禁句だ。気の短いユキノに男である僕がそんな事を言ったら、彼女の得意魔法である雷の魔法が僕に向かって放たれることになるだろう

 

 

「ユキノは僕と違ってすごく強いからさ。僕なんかが声をかけるなんて恐れ多いよ」

 

 

「何言ってんのよタツキチ!あんたは遠慮なんてしなくていいの!」

 

 

まだまだ半人前の僕と違ってユキノは、僕と同い年ながらすでにメンキョカイデンの腕前を持つ。メンキョカイデンとは退魔のシノビの最高実力者を示す総称で、その下にはシハンダイやクロオビなどのランクがある

 

 

ユキノは退魔のシノビの天才と呼ばれており、特殊な杖と雷の魔術を駆使した戦闘法でメンキョカイデンの腕にまで上り詰めた。いつか僕もメンキョカイデンにまで実力を上げてユキノと同等な存在になりたい。それが今の僕の目標である

 

 

「あのね。タツキチ……」

 

 

いつもの強気な彼女と違って今日のユキノは妙にしおらしい。夕焼けに染まる庭に甘くて切ない空気が流れる。彼女が何を言いたいのか僕にはすぐに分かった。でも、まだまだ半人前の僕にはそれを口にする資格がない。今の半人前からゲニンを経て、せめてジョウニンにまで実力をあげなくては、僕はユキノの気持ちの応える資格はないのだ

 

 

「なんでもない!」

 

 

ユキノが強気な顔で恥ずかしそうに僕を上目遣いで見つめながら、平気なふりでとりなしてくる。彼女の不安な顔は珍しい。いつも明るくて負けん気の強い彼女に何かあったのだろうか?そう思った僕はユキノを安心させてあげようと、彼女に向かって僕の決意を宣言することにした

 

 

「僕がいつか一人前になったらさ、その言葉は僕から言うよ。だからユキノには、少しだけ待っていてほしい」

 

 

「……バカ♡」

 

 

ユキノが恥ずかしそうに顔を火照らせながら、僕の言葉に応えてくれる。そうして約束のための印だとおねだりをされた僕は、そのまま彼女と初キスを済ませることになった

 

 

「早くしてよね♡」

 

 

ユキノと僕がキスをしたあとのシーンと静まり返った緊張と甘い空気が混じり合う夕焼けの中で、ユキノが僕につぶやいた

 

 

「二人共、そろそろ晩御飯の時間だぞ」

 

 

そして庭で一緒に修行をし始めた僕たちに、青い退魔服を着た僕の姉であるリンネ姉さんが声をかけてくれる。彼女も退魔のシノビ随一の天才と称されており、メンキョカイデンの腕前を持つ。半人前なのは僕だけであった

 

 

リンネ姉さんは空間魔法とカタナを駆使して魔物と戦う。連続した短距離転移を使いながら敵を切り刻む彼女の姿は、まさに凄まじいの一言である

 

 

リンネ姉さんは腰まで伸ばした青い髪に紫色の瞳、身長160cmの体にGカップの豊満なバストを持つ女性で、弟の僕から見ても美しい。しかし姉さんは里の男たちからの求婚を幾度も断り続けていた。弟である僕の面倒を見るためだ。年頃を迎えた姉の足かせになっている自分が悔しい。早く僕も一人前のシノビになりたかった

 

 

親の居ない僕たちは、こうして三人で助け合いながら暮らしている。いつまでもこんな日々が続けばいい。そう思っていた

 

 

「実は、私達に任務が下されてな」

 

 

「少しこの里を留守にするけど、タツキチは私達が居ないからって訓練をサボっちゃダメだからね!」

 

 

ユキノとリンネ姉さんに、里の首領からとある任務が依頼されたことを告げられる。依頼の内容はこの里随一の実力者であったユズハさんの捜索。ユズハさんは僕たちの師匠でもあり、僕たちが小さい頃は、彼女によく厳しい修行をさせられていたことが懐かしい

 

 

僕のことを置いてあっという間にリンネ姉さんとユキノが圧倒的な実力を身に着けていったのは、苦い思い出でもある

 

 

そんなユズハ師匠はある日突然、諸国漫遊の旅に出ると言い残して一人旅に出てしまう。昔からそういうところのある自由な女性であった。しかし、夫であるタツローさんに離縁の手紙を送ったのを最後に彼女は行方不明となった。ユズハさんの身に何があったのか、誰にもわからない

 

 

メンキョカイデンの実力を持つユズハさんの流出は里の損失でもある。そして、その彼女が消息不明になった原因の調査も高い実力者ではなくては危険だ。そう判断をされたユズハさんの消息を探る任務が、彼女と同じくメンキョカイデンの実力を持つユキノとリンネ姉さんに託されたのだ

 

 

「すぐに帰ってくるからタツキチは待っててね!……それに……その……あの約束もあるし……」

 

 

「おやおや。二人はどんな約束をしたのかな?」

 

 

モジモジとしながら初キスのときの約束を持ち出すユキノを、リンネ姉さんがニマニマと笑いながらからかう。そうしていつもと同じような夕食をとった次の日、ユキノとリンネ姉さんはユズハ師匠の探索へと旅立っていった

 

 

僕は彼女たちがすぐに戻り、またいつもの日常がやってくるとこのときは信じていた。しかし数カ月後、彼女たちから離縁の手紙が届くことになる

 

 

そしてユキノとリンネ姉さんもユズハ師匠と同じく、消息不明となった

 

 

 

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