バチバチッと睨み合う桃崎と美鈴に挟まれながら、2人を交互に見る大雅はう~んっと唸っていたが、そんな事はお構い無しとばかりに2人が口を開く。
「テメェ、何様のつもりだ?このボンクラお嬢様。」
「何様とはどういう意味かしら?美鈴さん?」
「惚けんな!そいつは、あたしのだ!他人の男に勝手に手ぇ出したら殺すぞ!」
「(いや、いつからそうなった?)」
そんな事を考えていると、今度は桃崎が笑いながら話し始める。
「それは合意の上の関係ですの?そちらから無理に迫ったのではなくて?」
「そ、そんなわけねぇだろ!?合意の上で、だ!」
「?あれって美鈴の「お前は黙ってろ。」はい。」
大雅の発言を手で制して止めると、今度は桃崎が首を傾げる。
「あら?でもあなた色んな方とそういう「わー!わー!大雅の前で言うな!!?」」
「(黙ってたほうが良さそうだな。)」
目の前で起きている女子の喧騒に対して、大雅は首を傾げながら2人の騒ぎを見ていた。
「そもそも、あなたには大勢お相手がいるのでしょ?それなら鷹村の事は私に譲ってくださっても良いのでは?」
「ふざけんな!大雅はあたしが先にツバ付けたんだ!それを横から来て掻っ攫うような真似するんじゃないよ!?」
「あら?またそんな事を手の早いことですわ。」
「おい、さっきからぶっ飛ばされたいのかこの野郎?」
そんな2人のやり取りを見ていた大雅は、う~んっと唸りながら腕を組んで、夜も遅く、自分も早く休みたいなどと、そんな事を考えていた。
すると、美鈴が大雅に近付いた。
「よしわかった!なら大雅を使って勝負だ!」
「え?」
「勝負?いったい何をするんですの?」
「こいつを気持ちよくさせて、どっちが良かったかを競うんだよ。それで負けた方は潔く諦める……それでどうだ?」
「いやあの、俺の意見も「良いですわよ。受けて立ちます。」っておい、桃崎さん!?」
大雅が物申そうとした時に、桃崎はふふんっと笑いながら立ち上がる。
互いに笑みを浮かべながら睨み合う彼女達2人の間からは、バチバチッと火花が散っているのが見えそうである。
すると、美鈴は大雅の方を振り向くと微笑みながら言った。
「という訳で……大雅、脱げ。」
「いやあのさ、いきなり脱げってのはどうかと」
「いいから、さっさと脱げ/ぎなさい!!」
「うわぁぁぁ!?」
女2人に裸にされていく大雅、そしてパンツを残して裸にされると美鈴達は彼の身体を見回す。
「こ、これが大雅の裸ですの?傷だらけでも、細身でギッチリしていますわ。」
「そこらの男なんて霞んで見えるわな。これでモノも凄いんだから。」
「そ、そうですわね。(箕輪とはまるで違う。身体は細いのに、まるで筋肉がバネのような役割をしている。それにこの傷、なんというか惹かれますわ。)」
「いや、お2人さん?そう見られると恥ずかしいんだけど?」
そんな事を恥ずかしげに言う大雅、その中で扉の外に人の気配を感じ見聞色を発動し、その正体を探ったが悪意や敵意は感じられなかったので保留にすることにした。
そんな中、上着とシャツを脱いだ美鈴が大雅に擦り寄る。
「それじゃ大雅、早速始めようか♡」