出てくる虫を変更します。
以前に頂いていた虫に変えます。
突然聞こえてきた銃声と悲鳴、その距離は近かったのか社の方にまで聞こえており、大雅達は咄嗟に外へと飛び出す。すると、彼らの視界の先には巨大な大鎌を振り上げている、緑の細長い昆虫がおり、その虫を見た瞬間、睦美達は言葉を失った。
「な、なんすかあれ!?」
「ま、また新しい虫!?もう勘弁して!!?」
「む、睦美!どうしたの!?あれって、カマキリ、よね?」
「そ、そんな。あれは、カマキリ・・・それも、カマキリの中でも獰猛で攻撃性の強い"オオカマキリ"の雄!!?」
オオカマキリ。
カマキリ目カマキリ科の昆虫で、本来の体長はオスが68 - 92mm、メスが77 - 95mm。
前基節基部間は淡褐色で後翅は紫褐色となる個体が多く、全体的に緑系の体色個体が多いが、茶系統の体色を持つ個体も存在し、南方へ行くほど大型化する傾向が強く、高標高地や北海道産は小型で100mmに達する事はないが、九州産の個体は大きく、オスでもメスに負けない体長と大きさになることがある。
幼虫時より肉食であり、共食いをすることも多い。幼虫は数度の脱皮を行いながら成長し、成長具合に応じてバッタ等の生きた昆虫を捕食する。
本種はカマキリの中でも大型種であり、捕食対象はアゲハチョウやセミ、キリギリス、トノサマバッタ、トンボなどの大型昆虫から、ときにアマガエルやトカゲまで捕食し、スズメ等の小型鳥類、ネズミ等の小型哺乳類をも仕留めた記録がある。また草地だけでなく森林にも出没し、樹液に集まる昆虫を狙って樹上に上ることがある。
オオカマキリを見た睦美は恐怖からか身体を震わせ始め、そんな彼女を守るように千歳が庇う中、大雅は目の前にいるオオカマキリを見据えて構えている。
「おいおいカマキリか。トンボやカブトムシに続いて、これまた厄介なのがデカくなったもんだな。」
オオカマキリは大雅を見るとカマを大きく上げて、自身を大きく見せようとしている。
そんなカマキリに、大雅は剃刀を使って撹乱しながら迫っていくが、睦美は叫んだ。
「た、鷹村くん!!今すぐ逃げて!!カマキリを相手になんて出来ません!?
カマキリの目は複眼は・・・前後左右ほぼ360度を見渡し、どこにいる獲物でも見つけられるんです!!!」
「!?」
オオカマキリは背後にいた大雅の方を振り向くと、その身体と鎌を伸ばして大雅を捕まえようとした。しかし大雅はそれを身体を捻って避け、鎌を蹴り飛ばして弾く。そしてその頭に向かって踵落としを食らわせ、カマキリは少しの間動かなくなった。しかし数瞬後、それでも起き上がってきたカマキリの攻撃を大雅は避けていく。
しかし、木に追い詰められた大雅、カマキリのその両の鎌でガッチリと押さえられ、大きく口を開けて迫ってくる。
『大雅/鷹村くん!!!!?』
「ふぅ・・・!だらぁ!!!」
大雅は力ずくで拘束を解くと、カマキリの顎を蹴飛ばして、その頭にサウンドナックルを叩き込んでカマキリを倒した。
「ふぅ。こいつヤバイわ。カブトムシが戦車、トンボが戦闘機だけどこいつもヤバイわ。
まるで正確無比なロボット・・・身体捻んなかったら、死んでた。」
「鷹村、た、倒したのか?」
「とりあえずはな、それより早く社を出よう。このカマキリ以外にもいる可能性がある。急いで離れよう。」
「あ!鷹村くん、怪我してるわよ。塞がはないと。」
見ると、大雅の腕には少し大きな切り傷があり、それを見た大雅は軽く返す。
「怪我?あぁ、こんなの唾付けとけば治「良いから動かないで!」あ、はい。なぁホッチキスとガムテープをバッグから取ってくんない?」
大雅は荷物に入っていたホッチキスとガムテープで傷口を塞ぐと、その様子に一同は驚いていたが、すぐに気を取り直して歩き始める。その際に葵を箕輪が背負い、アキラと大雅が荷物を持つことになった。
そして原っぱのような場所に近付いた時であった。
「止まれ!!」
「ん?」
大雅たちの前に怪我をしている柄の悪そうな5人の男女が現れた。その足元には巨大なカマキリの群れが倒れており、この島の島民であろが、その目には敵意が宿っており大雅はまたか、とため息を吐く。
「お前ら、何者じゃ?なんでお前らが葵を背負ってる?あの2人は・・・京介達はどうした!?」
モヒカンの男が拳銃を向けながらこちらに話してくるが、大雅は構わずに近付くと即座にバラした。
「なっ!?」
「あんたさ、人にこういうのを向けちゃダメって、親に教わらなかった?」
「このっ!!ガキがぁぁぁぁぁぁぁっ!」
一番筋肉質で大柄な男が大雅に殴りかかるが、そのパンチは流水岩砕拳で流されて、その場に倒れて大雅に押さえ込まれてしまう。その動きを見た残りの4人が右代に数歩下がる。
「あのさぁ、俺らは別に敵じゃあないんだよ。こっちも同じ被害者なんだ。話くらい聞けや。」
「おまんら落ち着け!この人らは葵を助けてくれた恩人じゃ!それにこの人らも虫に襲われて、逃げてきたんじゃ!」
「そがな事、この島とて同じじゃ!まぁ葵を助けた事には礼は言う。けども京介達は?あん2人はどうした?」
「それは・・・。」
言い渋る名雲を他所に、大雅は男を拘束したまま答えた。
「その2人なら、先に手を出してきたから半殺しにした。まぁ最後はカメレオンの餌になったがな。」
「なっ!?この、おまんは人殺しじゃ!?よくも京介達を!」
「恨みたきゃ恨め。だが先に手を出してきたのは、お宅らの仲間だ。こっちはやり返しただけだ。
文句、あるのか?」
大雅の言葉にモヒカンの青年は掴み掛かり、一同がハラハラする中、青年は大雅は左頬を殴り飛ばす。
「はぁ、はぁ・・・っ!?」
「気は済んだか?」
「くっ!この、人殺し・・・!」
「人殺し、ねぇ。好きにほざいてろよ。だがなぁ、ウチの連中に手なんざ出したら・・・お前らも殺すぞ。」
大雅は男を解放するとその場から離れる。
「悪いが、この葵って人を休ませる場所として小学校を目指してるんだが、案内し・・・!?」
大雅は森の奥から聞こえてきた音に気付き、その方向を見る。一同も同じようにその方向を向くと、森の奥にキラリと光る何かがおり、それがゆっくりと顔を出すと、そこにいたのは・・・巨大な蛙を口に加えた大蛇であった。
『へ、へへ!蛇!!!?』
「ただの蛇じゃねぇ!!こいつは"オオアナコンダ"だ!」
こんな感じです!!