大巨蟲列島、コミックが届きましたので再開しますが、投稿はかなりゆっくりです。
※こちらの話はオリジナル要素が入ってます。
女教師を襲おうとしたカマキリ、そのカマキリを容易く蹴り飛ばしたのは、島の外から来た鷹村 大雅であった。
「嫌な予感がしたから、飛んできて正解だったな。」
「あ、あなた……は……。」
「ん?大丈夫か、先生さん?食われずに済んでよかったな。」
「あ、ありがとうございます……。」
「「先生ぇ!」」
カマキリに食われそうになった恐怖から身体が震えていたが、そんな彼女に生徒達が駆け寄ると、彼女は2人を強く抱きしめる。
大雅は3人を見ながら手短に用件を伝えた。
「危ないから教室に鍵閉めて隠れてな。終わったら呼ぶから。」
大雅はそう言って扉を閉めると、こちらを威嚇しているカマキリに意識を向ける。カマキリは既に臨戦態勢を取っていた。
「ずいぶんとまぁ殺る気満々な威嚇するじゃないか。んじゃあこっちも殺って良いわけだ。(音速移動!)」
大雅は音速移動を使ってカマキリの背後に入り込むと、カマキリが持つ“単眼”と“複眼”が自分を捉える前に拳を叩き込む。
「ビートパンチ!!」ダァァァァァァァァァンッ!!!
「〜〜〜〜〜っ!!!!」
春輝のパンチの破壊力+音の振動が合わさった拳の一撃を受けたカマキリの身体は、パンチを撃ち込まれた所から泡立つように膨れていく。
カマキリは逃げようと動くが、動きは緩慢であり、春輝が拳を引くとその動きは止まり、ズゥン……と倒れて動かなくなった。
「ふぅぅぅ……っし。こんなところかな。けど、カマキリの腹には虫がいるみたいだな。殺っとくか。(死音。)」
大雅はカマキリの腹の中に住んでいる虫を死音で倒すと、エコーロケーションで残りのカマキリの位置を探り、もう一匹が近くにいる事を知ると、そのカマキリを対峙しに向かった。
◆◆◆
「あの兄ちゃん、大丈夫かな?」
「分かんない。」
「……。」
コンコン……。
「「「っ!!?」」」
扉がノックされ、恐怖に怯える3人。しかし……。
「俺だ。さっきの兄ちゃんだ。学校に入ってきたカマキリは倒したから、ここを開けてくれるか?」
「は、はい……!」
カマキリに食われそうになっていた教師が、教室の鍵をゆっくりと開けると、そこには無傷の大雅が立っていた。
「兄ちゃん、無事だったの!?」
「怪我してない?」
「心配してくれたのか?ありがとうな。3人とも無事で良かった。」
「あの、この度は助けていただきありがとうございます!」
「ん?あぁ、3人とも無事で良かったよ。」
「大雅〜〜!?」
大雅が3人と話していた時、遠くから駆け足の音が聞こえてきて振り返ると、甲斐が走ってきていた。
「おぉ、甲斐。どうした、そんなに慌てて。」
「お前が勝手に保健室抜け出したから真美ちゃん達が心配してるんすよ!元気になったんなら、まずそれを伝えろ。」
「悪い。つい。あぁ、あと織部さん達と合流したいんだが、この3人も連れてって良いか?」
「?別にいいとは思うけど。まぁ取り敢えず皆の所に向かうか。」
甲斐は大雅と教師と子どもたちと共に、睦美たちの待つ教室へと向かうのであった……。
短いです。
少しずつ、長くしていきます。