TeachingFeeling~奴隷との生活~に、紛れ込んだ似非紳士 作:朧月夜(二次)/漆間鰯太郎(一次)
「あの、これでいいのでしょうか……?」
午前中の外来患者の診察が終わり、医院のドアには休憩中の札を下げた。
よっぽどの急患以外は来ないだろう。
なぜか知らないが妙に忙しくなった我が医院。
商売繁盛は嬉しいが、多忙すぎるのも困ったものだ。
なにせそれだけ苦しむ人間が多いって事なのだから。
医者と葬儀屋はヒマがいいのである。
それはそれとして、目の前にはシルヴィが伏し目がちな表情でわたしを見ている。
若干頬が紅潮しているのを見れば、羞恥を感じているのだろう。
「うむ、とても似合っているね。わたしのセンスも存外悪くないものだね」
「その、先生には貰ってばかりで、あの、私には何も恩返しができなくて……ひゃっ!?」
褒めると狼狽える彼女。
だから抱き寄せるようにして、改めて撫でる。
敵意はないが、断固としてわたしは君に触れて癒すのだ、そういう自己主張である。
ここへ彼女がやってきて半月も過ぎたが、最近では少しずつわたしを信用してくれている。
スキンシップを欠かさず、外出時には必ず供に連れ歩く。
深夜にトラウマによる悪夢で悲鳴と共に目覚めた彼女を安心させるために、意味ありげに、だが口に出せずに逡巡する彼女に、添い寝を命じたり。
この日以降、シルヴィはわたしと共に床にはいるようになった。
わたしにとっても、抱き枕にして眠ると収まりがよく、わたしの寝覚めも悪くない。
わたしが撫でる事に抵抗感はなくなり、少しずつだが家事を手伝ってくれたりもする。
そんな彼女にわたしは、週に何度か行きつけのブティックにより、彼女の為の服を購入するのだ。
今日はゴシック調の黒いドレスの出物があったので、白と黒のボーダー柄のニーソックスも合わせて購入した。
それを着てごらんと命じたのだ。
年頃の娘がお洒落に目覚めるのは当然であるし、身を着飾る事で心が豊かになる。
そして身近にいる彼女が小奇麗にしていれば、わたしの心も落ち着く。
これは全てが丸く収まるだろう最良の手なのだ。
「シルヴィ、スカートの裾を軽く持ち上げるようにして、その場でくるりと回ってくれないか?」
「はいっ、先生……」
無表情の中に微かに浮かべた笑みをわたしは見逃さない。
表情が戻ってくる、これはとても大切だ。
そして彼女は命じた通りにすると、小首を傾げながらわたしの反応を待つ。
「本当に可愛いよシルヴィ。わたしを楽しませてくれてありがとう」
そう素直に伝えると、彼女は沸騰したように顔を赤く染めた。
そのいじらしい羞恥に心地よさを感じる。
「先生、その、褒めてくれて嬉しいですっ……私はもっと先生に喜んでもらえるように頑張りますから、私が笑っても、泣いても、見捨てないでください……」
決意するように何度か頷いた彼女が、急に顔を上げるとそういった。
だがすぐに、目じりに涙を溜めると、くしゃりと表情をゆがませる。
嗚呼、シルヴィ。そんな表情をするんじゃあない。
わたしは君を捨てたりなどするものか。
「前にも言ったが、わたしは君を裏切らないし、見捨てもしない」
「はいっ……!」
「だからそうだな、いつもの奴をやってくれ給え」
「先生、今日もお疲れさまだ……にゃんっ」
「ベネ。さあシルヴィ、ランチにしようじゃないか」
破顔したシルヴィの手を引き厨房へとエスコート。
うむうむ、いい感じじゃあないか。
これならわたしも骨を折った甲斐があるという物。
いやしかし、妙に距離感が近くないだろうか?
たかが厨房までの短い距離だ。
なのにわざわざ、わたしの腕を抱き込むように絡める必要があるのだろうか?
◇◆◇◆
仕事も漸く落ち着いた午後、わたしとシルヴィは散歩に出かける事が多い。
今日もそうだった。
午後の診察までの2時間ほど。
それを利用し、シルヴィの情操教育に役立てるのである。
彼女の世界は暗い地下室だった。
外に出る事は当然許されず、狂気に歪んだ主人の薄汚い笑みが彼女の視界を埋めていた。
だからこそ、彼女がここに来てから初めて外へ連れ出そうとした際、シルヴィは困惑していた。
自分なんてものがいいのだろうか? と。
今日の散歩でも立ち寄ったが、町には自然豊かな公園がある。
わたしは散歩コースとしてここを通り、ベンチに座りながら彼女のカウンセリングを行い、たまに咲いているピンクや青の花を摘んで帰るのだ。
花は良い。花瓶にさしておくだけで、生活に潤いを与えてくれる。
シルヴィはわたしが頻繁に買い与える服に着替えさせている。
その際にわたしは、あえて傷を隠せない様な腕の露出が多い物を選んでいる。
普通は隠すのだろうか?
でもわたしはそうしない。
結局のところ、シルヴィの肉体はもう健康なのだ。
心が壊れかかっている以外では、問題は何もない。
肌のあちこちが痛ましい程に痣やケロイドがあるとしても、それは古傷であり、痛みを伴う訳ではない。
ならば、どうあがいても彼女は、今後はこの容姿がデフォルトとして生きていく必要がある。
口さがない町の者などは、「先生は醜女を連れ歩く趣味がおありだ」などと揶揄する愚か者がいる。
それも我々が散歩をしていると、聞こえるか聞こえないかという大きさで。
まあ、聞こえるように言っているのだろう。
その度にシルヴィは顔を伏せるが、わたしは彼女を安心させるように背中を撫でる。
頭でも背中でもいいのだ。
サインとして、撫でる事でわたしの言葉に信ぴょう性を持たせるために。
「あっ、あのっ……せんせぇ……」
「どうしたのかね?」
「その、ゆ、指が……せんせぇのゆびが……♡」
おっといけない。
安心させるために背中を撫でていたつもりが、わたしと彼女の身長さから、あやまって彼女の臀部を撫でてしまった様だ。
「ふむ、シルヴィ。阿呆の戯言などに耳を傾けなくてよろしい」
そういうと、彼女は往来の中だというのに熱っぽくわたしを見上げた。
だが何も言わない。
その先をただ待っている。
「君が君であるだけで、わたしには価値があるのだ。ふむ、昨日買ってやったドレスがとても似合っているね」
「せんせぇ、嬉しいですっ……」
「ただ何か忘れていないか? ほらここだ」
「……っ!♡」
不届き者からの戯言に身を震わせるシルヴィを慰めていると、せっかくのゴシックドレスに何か足りない物を感じた。
ほら、ここだ。胸元のレースの隙間に、おかしなところがあるじゃないか。
黒をベースに白の差し色。それがこのドレスなのに、なぜかここには違和感が。
ほら、ここ。ここである。あ、なるほどな。
「下着を忘れているじゃあないか。シルヴィ、いくら黒いドレスでも、ここをこんなに屹立させたら意味がないだろうに」
「ごめっ♡ ……んなっさい♡ はぁーっ♡はぁーっ♡」
「ふむ、息が荒く涎を零している。少し疲れたようだな? ならば仕方ない、少し森で休んでいこう」
「はいっ♡ ……せんせぇ」
まあ、外野がどうであれ、これも日課のひとつである。
◇◆◇◆
「せんせぇ……?」
公園の奥に進むと、人が入ってこない様な森がある。
昼間なら木漏れ日のお陰で暗くはないが。
そこにシルヴィと一緒に入った途端、彼女は一本の大木に寄りかかると、私を見上げる。
この瞬間、彼女の中の何かしらのスイッチが入り、紅を散らした頬と、充血した目となる。
普段はあれだけ能面の様な表情だったのに、今は、この瞬間からは一気に蕩けた物に変化するのだ。
「シルヴィ、まずは問いたださなければならない。どうして下着をつけなかったのかね? 君はしっかり者だ。うっかり忘れるなんて言い訳は聞かないぞ」
そういうと、彼女は目を伏せ、すぐにねっとりと見上げてきた。
「…………からです」
「聞こえないな?」
「せ、せんせぇに触って欲しかったからですっ……」
これだ。
幼い身体に壊れた精神……だった筈が、今はそうじゃない。
いや、ある意味ではあの時、そうわたしがあの男からシルヴィを渡された時、わたしは可否の判断をしようとしたが、結局は彼女の視線から、引き受ける流れになっていた。
魔性、おそらく彼女が生まれ持った特性なのだ。
ある晩シルヴィは酷い熱で寝込んだ。
わたしたちの距離が一気に近くなったのは、あの日、わたしが一晩寄り添った時からだ。
それ以降、彼女はわたしのカウンセリングとは別に、自発的に言葉を発する様になる。
それはおおむね、捨てないか? 裏切らないか? その確認に費やされる。
わたしはそれをいちいち肯定したが、どうも彼女には確信が足りなかったらしい。
すると彼女はまた夜にやってきて、自分に出来る唯一の恩返しだと体を差し出した。
寝巻をストンと落とすと、下着もつけてない彼女は裸体となった。
凹凸があまりない、幼い体型。
身長は160弱と小さい訳ではないが、明らかに発達が遅れているのは一目瞭然。
多分それは、幼少時からの虐待で、心が成長を拒んだからだろう。
特に体の左半身がひどい。
ケロイドの範囲が大きいのだ。
まるで地図の様に。
この娘は試しているのだ。
口でいくら信用しろ、大丈夫だ、安心しなさいと言っても。
お前はあの大人と一緒なんだろう?
無言でそういっている。
だから醜い自分の体を晒し、心が離れるかを試している。
馬鹿にするな。
わたしは憤った。
前世でもわたしは生真面目に生きるだけの退屈な男だった。
仕事では信頼されていたが、ただそれだけ。
だとしても、人に憚る様な心根を持ったつもりはない。
「見ろシルヴィ、わたしのここはどうなっている?」
「おっきいです……どうしてこうなっているのですか? 先生は私を虐めるのですか?」
「違うよシルヴィ。これは君に劣情を抱いているからだ。たとえ三毛猫の様な身体であっても、その痣ひとつひとつを含くめて君は君であり、そして君という女は、わたしのここを興奮させるのだ。理解したならベッドに上がり、これを受け入れるつもりなら、大きく股を拡げてわたしにみせつけなさい」
そういうとシルヴィの目はそれまでの暗鬱とした物から反転し、喜悦を含んだ瑞々しい物へと変化したのだ。
「はっ……♡ はっ……♡ せんせぇ、いたいですっ、せんせぇ、せんせぇ♡ いたいのでもっとくださいっ♡」
破瓜の血に汚れるわたしの剛直が、ゆっくりとシルヴィの幼い膣を蹂躙する。
わたしは見せつける様にゆっくり、さらにゆっくりと出し入れをし、彼女は痛いと言いながらも、愉悦交じりの笑みを浮かべ、その沸きたつ歓喜に小さな手で顔を覆った。
もちろんしっかりと彼女の目は指の隙間から、無毛の割れ目に血と白濁した己の愛液でコーティングされたわたしの物が出入りする様子を目に焼き付ける様に見ているが。
「~~っ?♡ ~~っ?♡」
やがて体の奥からくる未知な感覚の奔流に戸惑いながらも喘ぐシルヴィ。
だから教えてやる。
それが達するという事だと。
いきなさい、そういって奥を抉ると、彼女は目をぐるりと裏返らせ、声にならない声をあげて達したのだ。
そうしてこの日以降、彼女は完全にわたしへ心を開いた。
毎晩の添い寝は日課で、翌朝違和感がして目覚めると、寝苦しいのが嫌で裸で眠るわたしの胸に舌を這わせるシルヴィがいる。
問い詰めると、朝だから起こさないととは思うが、揺すって寝覚めを不快にしてはいけないと思い、足りない頭で考えた結果、乳首を舐めるのが正しいと思ったと供述。
ふむ、明日以降もそうするがいい。
そんな風に我々の新たな関係が構築され、日課の散歩もまた、それに塗り替えられる。
「シルヴィ、欲しがりだな。ふむ、だが待て。下着をつけていないと君は言ったが、ブラをつけていないと言った訳ではない……という事はまさか?」
「っ!?♡」
なんだその表情は。
本心が滲んでいるじゃあないか。
なればこそ、わたしは表情を変えずに、冷徹に命じる。
「シルヴィ、ドレスの裾を持ち上げなさい」
「…………はいっ」
木に背中を預けるシルヴィの前にしゃがみ込む。
もう既にわたしはこの後の光景を理解はしている。
だがそれはそれだ。
ゆっくりと持ち上げられるシルヴィの黒いゴシックドレス。
真っ赤なエナメルのローファー、レースをあしらった白い靴下。
傷跡の残る、肉付きの悪い足……彼女は挑発するようにゆっくりと露わにしていく。
そして、
「おやおや、シルヴィ? なんだねこの臭いは。噎せ返るほどの獣の様な香りだな。どういうことだ。説明しなさい」
そう命じる。
露わになったそこは、相変わらずの自然な無毛だった。
だからこそ興奮で裂け目がめくれ上がるのが見える。
そしてわたしが睨むように見つけると、そこからとろりとした半透明の粘液が溢れ、太ももまで垂れてきた。
同時にわたしの鼻をつく性臭。
およそ14歳の娘が醸す色気ではない。
「やあっ……せんせ、私のおまんこが濡れています、せんせぇに弄って欲しくて、でも我慢できなくて、ふとももを擦りながら歩いてました……♡」
「はしたない娘だな。なぜ我慢できなかったのだ?」
「それは……その、せんせぇのおちんちんをいつでもお迎えできるように、えっと、おまんこを濡らしていましたぁ……♡」
結局この時は、お仕置きと称し、シルヴィを大木にしがみつけさせたまま、彼女が数回達するまで、後ろから犯し続けたわたしである。
もちろんそれは、彼女の魔性のせいであり、決してわたしが彼女に溺れているからではないのだ。
何か良いことを言っている体の主人公だが、実際は恐る恐る抱かれようとする少女に向かって、ギンギンに勃起したちんぽを見せつけ、欲しいのならベッドでM字になってくぱぁをしろと命じているだけという。
また思いついたら追加しますね