※この作品はR-18です。

脅威の吸収冒険者 ~ラルゴの這い上がり珍道中~   作:ターキン

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第31話 鍛冶師ブリギッド ♡

――俺はブリギッドに案内され、工房の中へと入った。

 扉を潜ると、意外にも中は普通の民家の居間といった感じで、庶民的な木製の丸テーブルとダイニングチェア、それに本棚とソファーが置いてある。

 

「ここが……工房?」

「違う違う、ここはただの居間、工房は隣だよ」

「ああ……やっぱそうだよな、我ながらアホな事を聞いた」

「ははは! んじゃそこ座っててくれ。 今お茶を入れるからなーっと」

 

 そう言ってブリギッドは、台所へと歩いていく。

 ブリギッドの後姿は妙に肉感的で、エプロンで隠されていた前側と違って、後ろからは小麦色の背中や足がよく見える。

 思えば、背も女性にしてはかなり高い。

 流石にカーラには及ばないが、スタイルと肉感はとても俺好みである。

 

 いや……何をやましい事を考えているのだ。

 今日はやけに魅力的な女性に会うことが多かったせいか、気を抜くと邪な気持ちが沸々と溢れてきやがる。

 

「いかんな……これでは真面目にもてなしてくれてるブリギッドに失礼ではないか……」

 

 俺は小さく独り事を呟きながら、丸テーブルの横のダイニングチェアに腰を下ろすと、横に置いてある本棚の中身に目を通した。

 並べられているのは鍛冶師らしく鋳造、精錬、溶接などと書かれた難しそうな本……中には魔法の指南書なんてものもある。

 見かけによらずインテリ系なのか?

 まあそれはそれとして、全体的にあまり女らしくない部屋だな……

 

「お待たせー、つまんないものですがどーぞ」

 

 そう言って、グラスに麦茶を入れたブリギッドが戻ってきた。

 中にはブロック状の氷が2つ入っており、冷気がグラスから立ち上っている。

 

「おお……氷だ」

「ははは、ウチこう見えて水属性の魔法も使えるんだ」

「へぇ、便利なもんだな」

 

 そう言って俺は、出された麦茶を一瞬で飲み干した。

 

「うん……潤うわ!」

 

 味はなんというか……良くも悪くも無い普通の麦茶だ。

 

「飲むの早いな……おかわりいる?」

「ありがたい、頼むわ」

「はいはい」

 

 ブリギッドはガラス製のピッチャーになみなみ注がれた麦茶を、グラスに注いでいく。

 

「でさー、ラルゴ。 気になってたんだけど……その格好何?」

 

 ブリギッドが若干笑いをこらえながら尋ねてくる。

 今日これで何度目だろうか……何故に俺は、ヴァリスに来てからずっと羞恥プレイを強いられているのだ……

 

「これは俺の仲間が魔法で編んだものだ。 前の装備が丸々消し炭になっちまったからな……」

「へぇ、しっかしよく見れば凄いよくできてるなこれ! 1から作ったのか!?」

「1っていうか0? 確かに俺には真似できねー魔法だが、鍛冶師的に見てどうなんだこれは?」

「凄いなんてもんじゃないよ! 相当高位の魔法使いでもこんなのできるかどうか……いやー、世の中には凄い才能の持ち主がいるもんですなぁ」

 

 そう言ってブリギッドは1人感心している。

 確かにあまり見ない魔法だとは思ってたが、そこまでとは……

 流石はエア、ちょっと掌返しちまったぞ。

 

「まあとりあえずそれは置いといて……装備が消し炭になったって何? ドラゴンにでも焼かれたとか?」

「いや、ドラゴンは話でしか聞いた事はないが……なんというか、爆発に巻き込まれたらしい」

「爆発?」

「俺もはっきりとは覚えてないんだ、なんせ気を失ってたからな」

「それはまた災難だなぁ……にしては火傷の痕1つ見当たらないけど、頭だけ無事だったとか?」

「そういうわけじゃあないんだが……ざっくり言えば体質だ、突っ込むだけ野暮だぞ」

「うーん……?」

 

 ブリギッドは怪訝な顔で俺を見つめてくる。

 

「まあいいや……それで、どういう装備が欲しいんだ? 自分で言うのもなんだけど、腕には自信あるぞ」

「まあドレイクが推薦するぐらいだからな……そこは期待してるぜ」

「うおぉ……公爵を呼び捨てとは……君、只者じゃないな」

「いや、そう言えって言われたからつい……」

「どんな関係だよ……公爵は君みたいな男が好みなのかね?」

「おい、それどういう意味だ?」

「ははは、なんでもない」

 

 そう言ってブリギッドはとぼけた素振りをした。

 

「にしても、ドレイクが薦めるくらいなんだから、ブリギッドはさぞ立派な鍛冶師なんだろ? 急に仕事差し込んじまってなんか悪いな……」

「いや大丈夫、ちょうどクールタイム中だったから!」

「クールタイム?」

「ほら、あれだよ……ずっと仕事してちゃ疲れるし、何よりモチベもないのに仕事するのは装備に失礼だろ? それにここなら職人にも困らないし」

「要はやる気無い時は仕事したくねーってことか……まあ気持ちはわかる」

「ははは、そういうこと! でも流石に、公爵の推薦ときたら、断るわけにはいかんでしょ!」

 

 そう言って、ブリギッドは白い歯をこぼした。

 

「それで、どういう装備がご所望だい? 参考までに、ラルゴの普段の戦闘スタイルや立ち回りなんかも聞かせてくれよ」

「ああ、俺はパーティの中じゃ前衛担当、普段は剣と盾を用いた接近戦が主流だが、場合によっちゃ素手での格闘戦もいけるな」

「おっ、頼もしいねぇ。 魔法は使うか?」

「ああ、炎の魔法をバリバリ……いや、メラメラ? 使うぞ。 ただ、如何せん放つ魔法ってのが苦手でな、もっぱら纏う魔法ばかりだ」

「なるほどなぁ。 じゃあ、炎耐性は特に拘ったほうが良さそうだ」

「流石! 話がわかるな。 ついでと言っちゃなんだが、これ治せるか?」

 

 俺は鞘から取り出したボロボロの愛剣(トリリオン)をブリギッドに手渡した。

 

「うわぁ、こりゃひどい……」

「駄目そうか? 長い事使ってきたから、かなり思い入れあるんだが……」

「ははは! ウチを誰だと思ってる?」

「天下の鍛冶師、ブリギッド様?」

「ははははは! そのとーり! よーくわかってるじゃんか」

 

 ブリギッドは高らかに笑うと、俺の肩をバンバンと叩き出した。

 おだてるとやる気出すタイプだなこいつは……

 

「さーて、じゃあ作業スペースに移動すっか」

「おお、楽しみだ」

「ははは! ついてきな」

 

 そう言ってブリギッドが居間の奥の扉を開けると、そこには石材で囲まれた、大きな作業場が広がっていた。

 周りには金床(かなとこ)や金槌など、大小様々な道具が並んでおり、その最奥ではレンガで作られた炉の中で、炎がメラメラと燃え上がっている。

 

「にしてもあちーなこの部屋……」

「我慢しろよ、この時期はマシな方だぞ?」

 

 そう言うブリギッドも、小麦色の肌の上に薄っすらと汗を浮かべている。

 

「さてと、早速採寸しちまうか。 しながらどんな装備がいいか聞いてくぞ」

「お、おう、頼む」

「よし。 じゃあそれ脱いでくれ」

 

 全く意識していなかった。

 脱ぎ方わからんぞこの服……

 

「ど、どうした?」 

「いや、どうしたら脱げるのかなーって」

「えぇ……わかんねーのか? 悪いがそのままじゃ採寸できねーよ」

「ええい、こうなったら破るしかないか……」

 

 俺は黒団子の胸の部分に両手を突き入れる、そのまま左右に引き裂いた。

 

「うわっ!」

 

 ブリギッドが驚いて目を伏せる。

 

「おお、脱げたというか……裂けたな……」

 

 まるで脱皮のようだ。

 俺はそのまま、真っ二つに割れた黒団子の中から腕を少しずつ引き抜いていく。

 

「んぐ……ぬおお!」

 

 絡み付いた黒団子を引き剥がしながら、俺はやっとの思いで上半身を曝け出すことができた。

 

「ったく! いきなり脱ぐんじゃねーよ、びっくりすんだろ!」

「わりぃ、慣れてるもんかと思ってつい」 

「ばーか、そんなわけねーだろ! 一応ウチだって女なんだからな……」

 

 そう言ってブリギッドは顔を赤らめた。

 いかん、こいつ思った以上に……可愛いかもしれない。

 

「にしてもラルゴ、良い身体してんだな。 あんなシルエットだったから、とんだおデブちゃんかと思ったわ」

「ふふふ、伊達に金級冒険者やってないからな」

「まあ……採寸すっぞ……」

 

 そう言ってブリギッドは、生唾を飲み込んだ。

 そのまま巻尺を持って俺の後ろへと回っていく。

 

「はぁ……はぁ……」

「ぉふっ!」

 

 ブリギッドの吐息が俺の背中に当たり、びくっとしてしまう。

 

「おい! 変な声出すな!」

「わ、わりぃ……」

 

 反射的に謝ってしまったが、今のは俺別に悪くないよな……

 

「じゃあ、測るからな……動くなよ? あと変な声出すな」

「あぁ……始めてくれ」

 

 ブリギッドは恐る恐る俺の身体を採寸していく。

 

「防具の硬さと動きやすさは、どっちを重視する?」

「ああ……動きやすさ重視で頼む。 あとできれば、伸縮する素材がいいな」

「ラルゴ、もしかして魔力で膨張するタイプか?」

「おお、話がわかるな」

「結構そういう客いるからな……それじゃ、どれくらい大きくなるのか測らせてくれよ」

「ああ、わかった……」

 

 俺はブリギッドに促されるまま、魔力を開放する。

 そして身体中の筋肉が膨れ上がり、俺の纏う魔力が一層濃くなったのがわかった。

 

「うっ!」

 

 同時に、ブリギッドが俺にもたれかかってくる。

 

「お、おい! どうした!?」

「だいじょぶだ……ちょっとラルゴの魔力に中てられただけだ……」

 

 そう言ってブリギッドは、やや苦しそうな様子で俺の身体に巻尺を当てていく。

 

「にしても、随分膨れ上がったな……ここまでのやつは初めて見たかもだ……」

「そりゃどうも……って、褒められてるのか?」

「勿論。 さて……上半身の採寸は終わったぞ……。 次は下だ」

「ああ……なんか隠すもんある?」

「何恥ずかしがってんだよ、早く脱げ!」

 

 そう急かすブリギッドの顔が、若干上気しているように思える。

 

「言っとくが……下なんも履いてねーぞ?」

「ばーか、仕事なんだからしゃあないだろ!」

「そんな事言って、後で通報したりしないよな……?」

「ははは、何余計な心配してんだ……早く脱げ」

「お、おう……」

 

 俺は黒団子をより大きく左右に引き裂いて、なんとか黒団子から脱出することができた。

 横には脱皮したトカゲの皮のような、黒団子の残骸が転がっている。

 

「じゃあ……行くぞ……」

「ああ……」

 

 ブリギッドは姿勢を落とすと、俺の脚に巻尺を這わせていく。

 

「んお……」

「おいラルゴ、黙ってくれ……」

「す、すまん……」

 

 この状況を前に、何の反応も示さないはずがない。

 俺は愚息がブリギッドに見えないよう、そっと両手で覆い隠した。

 

「はぁ……はぁ……」

「あのー、ブリギッドさん?」

「大丈夫だ……大丈夫だよ……」

 

 いや、かなり苦しそうなんだが……

 あまりの魔力差に気持ち悪くなったとか、そんなところだろうか。

 

「はぁ……やっと……終わったぜ……」

「採寸するだけなのに、なんか疲れさせちまってすまんな」

「ははは……後は……」

 

 そう言ってブリギッドは、股間を抑える俺の両腕を取っ払った。

 

「お、おい!」

 

 そして、全力で屹立した俺の愚息が露わになる。

 

「なんだよラルゴ……そんな立派なもん隠してたのか」

 

 そう言ってブリギッドは、纏っていた鍛冶師のエプロンを脱ぎ捨てた。

 汗の滲んだノースリーブの黒のチューブトップ越しに、巨乳が大きく主張している。

 

「おい、急にどうした? なんかおかしいぞお前!」

「わかんねぇ……君の魔力に中てられてから、身体の疼きが止まらねぇんだ……」

 

 そう言ってブリギッドは、上着を捲り上げた。

 小麦色の肌と、肉感のある筋肉質な身体、そしてその巨乳の全貌が露わになる。

 

「うおぉ……」

 

 双丘の先端では赤みがかった乳首がぷっくりと膨れ上がっており、その周りには大きな乳輪が広がっている。

 

 そして、ブリギッドが細い指で俺の愚息を握り締めると、俺を見上げながら小さく呟いた。

 

「なぁラルゴ……ちょっと味見させろよ♡」

 

 

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