脅威の吸収冒険者 ~ラルゴの這い上がり珍道中~ 作:ターキン
御馴染み、ラルゴ率いるパーティメンバー達。
全員が冒険者ではないので、パーティ名は特に無い。
――ラルゴ・アシュクラフト
身長180cm前後、現在体重不明、年齢は20代後半。
出身地はリベルタスの南部、港町のノトス、金級冒険者。
卵のようなつるつるの頭に、筋骨隆々とした体格、自身の魔力で編んだ黒い生地と白い包帯を常に身に纏い、青白い気を立ち上らせる長剣、
性格は人情に厚いが、大雑把で気分屋、且つやや向こう見ずな節があり、度々無茶をやらかす事も少なくない。
その失敗の大体は、自分がやらなければならないという無意識な強迫観念から来るものであり、本人も自覚したつもりではいるが、気づけばまた同じ事をしている。
元有名冒険者パーティ【ラスター】のメンバーの1人で、異名は
戦績こそ(他のメンバーに比べて)芳しくないものの、下記の素質、吸収に寄って得た能力は尋常ではない物になってきている。
例の如く魔力の出力は不得意であるが、メアリー・フォーチュンが施した魔術紋により頭部以外にも左手から、(ラルゴにとっては)微量だが魔力を出力できるようになった。
以下は、3章終了時点でラルゴが得ている素質の数々。
・希薄
ラルゴ本来の魂が生まれ持っていた性質。
何もしなければ空気と同化してしまう程の強力な能力で、人によっては喉から手が出る程に欲しい素質。
ラルゴは無意識にこの能力を嫌っており、人並みに存在感をアピール出来るよう日々弛まぬ努力を続けている。
・炎
ラルゴが希薄のスキルをかき消す為に無意識に見出した、炎の属性を司る素質。
使用する魔法の殆どは炎を中心としたもので、攻撃から補助まで幅が広い。
余談だが、炎の素質を持つ者は情熱的、活発的である事が多いとされている。
・光
同じく、ラルゴが希薄のスキルをかき消す為に見出した、光の属性を得意とする素質。
ラルゴに至っては炎の素質に比べると余り幅が無く、目晦ましに使われる程度に留まっている。
こちらも余談だが、光の素質を持つ者は変わり者が多いとされている。
また、基本の4属性に比べて光・闇の素質を持つ者は希少であり、ギルドの中でも特に注目されている。
・吸収
ラルゴの身体に宿るもう1つの魂、アレグロが生まれ持っていた素質。
右手から対象の魔力や魂を吸収する
人類史上類を見ない強大な能力であり、特級冒険者達はラルゴに多大な期待を寄せる反面、懸念も抱いている。
・付与
仲間に並ならぬ思いを抱くラルゴと、アレグロの吸収の素質が混ざり合って生まれた素質。
性交した相手に、ラルゴ本来の魔力や、素質を分け与える事が出来る。
故にラルゴの恩恵を受けられるのは女性に限られてしまう。
・強化
マルレーンの屋敷でデーモンを吸収した際に手に入れた素質。
多少の燃費の悪化と引き換えに、自身の魔法のパフォーマンスを向上させる他、肉体的にもパワーアップする事が出来る。
性質上、使用者の身長、体重などの見た目にも変化をきたす。
・風
雷や風を操る素質で、特に後者はラルゴの炎の素質と相性が良く、様々な技に応用された。
これまた余談だが、風の素質を持つ者は、好奇心旺盛で、自由な気風を持つ者が多いとされている。
・淫気
ノトスに向かう途中で遭遇したハイオークから吸収した素質。
男女問わず、過剰に発情させる淫気を放出する。
その性質上、吸収の素質と非常に相性が良いが、ラルゴは無意識にこれを放出しながら行為に及んでいた。
・再生
最初にマーシアと事に及んだ際に見出した、聖女特有の素質。
ゆっくりではあるが、どんな致命傷であっても、あらゆる傷が自然に治癒されていく。
それによりラルゴは、過去に負ったあらゆる傷痕が無くなってしまった。
しかし、決して不死というわけではなく、首を切り離されるか、魂を抽出される事により終わりを迎えてしまう。
・暗視
ケライノーと致した際に見出した、暗闇の中の物体を視認する素質。
これにより、夜だろうが暗い洞窟の中だろうがラルゴは平然と動けるようになった。
・水
ブリギッドと致した際に見出した、水属性を司る素質。
突き詰めれば冷気すらも自在に操れるようになる素質だが、現状その兆しは無い。
またまた余談だが、水の素質を持つ者は情緒的で、協調的な者が多いとされている。
・帯
2度目にマーシアと致した際に見出した、帯状の物体を生成する素質。
これらは、マーシアが無意識に対象を縛ろうとする意識から生まれたものである。
・精神感応
ウルと2度目に致した際に見出した、生物の声を聞き取る素質。
素質こそ手に入れたものの、ラルゴにその才能があるかというと疑問が残る。
・生成
リリーと致した際に見出した、魔力を転用して物体を生成する力で、元々は憑依しているエアの素質。
先述の帯も生成の素質ではあるが、あちらは帯状の物に特化しているので別のカテゴリーという扱いになる。
対して、こちらは万能で、主に魔力の生地を編んで簡易的な防具を作成するのに用いられている。
エアのレベルまで突き詰めれば、強力な武器や防具を生成する事も可能になると思われるが、ラルゴがその域に達するには気の遠くなるような修練が必要。
・自己分析
素質を持て余したラルゴを見かねたカマリが、無理を推して分け与えた権能。
これにより、本来認識出来てなかった自信の素質を全て把握する事が可能となった。
・吸精
フォーチュンの使い魔、ドレイン・テンタクラーの足を食らった事により見出された素質。
文字通り、対象の精力を自分の物にする。
吸収と似ているが、こちらは精力を吸う事に特化している。
――四体の河豚
特級冒険者、カマリとフォーチュンによって齎された召喚術。
それにより召喚に応じた、表情様々な4色の河豚の召喚獣。
皆それぞれ違う能力を持ち、ラルゴの心強い味方となる。
・
通称
ターゲットに憑依させる事で相手の位置、心情を読み取る他、思念で会話が出来るようになる。
使用にはかなりのリソースを必要とする他、術者が魔力を練るとターゲットに感知されてしまう。
存在を感知された場合、憑依はターゲットが念じるだけで容易に解除できる。
・
通称
ターゲットに憑依させる事で、ターゲットの場所へラルゴが転移できるようになる。
また、ラルゴと視覚を共有しており、絶妙なタイミングで転移する事が可能。
白河豚と同じく、ターゲットに気づかれた場合は簡単に剥がされてしまう。
その性質上、白河豚とのセット運用が望ましい。
・
通称
魔力を込める事で巨大な楕円形の大盾になる他、その中心部にある口は飛び道具や放射魔法を吸収する事ができる。
吸収した力はラルゴへと還元されるが、本体の容量を超えた場合は逆に悪影響を与えてしまう。
また、酷使すると暫く使えなくなるというデメリットがある。
・
通称
ラルゴの左手に憑依させる事で、小型の砲台のような外見へと様変わりし、ラルゴが苦手とする魔力の放出を心強くサポートする。
こちらも赤河豚同様、酷使すると暫く使えなくなるというデメリットがある。
――アレグロ
謎に包まれた、ラルゴの身体に潜むもう1つの魂。
現状、その目的は不明だが、過剰に力を求める場面が随所で見受けられる。
時折ラルゴと入れ替わっては悪さを働き、ラルゴを深く悩ませる困り者。
その特性から、特級冒険者達からは特に危険視されている。
発現するとラルゴが纏う炎が黒くなるという特徴がある。
――マーシア
身長160cm、体重不明、年齢不明。
腰まで伸びた金色の髪に、黄金の瞳、誰もが羨む美貌を持った絶世の美女。
スタンダードな乳に程よくくびれた腰、柔らかそうでありながらもしっかりと鍛え抜かれた体つきをしている。
服装は、青いマイクロビキニの上に魔力で編んだ白い包帯を身体のあちこちに巻いており、更に邪教徒のような黒いローブ、二の腕まで伸びた黒のアームカバー、サイハイニーソと革製のミドルブーツ、逆十字を模した禍々しい黒い槍を手にしているなど、聖女とは程遠い格好だが、本人はとても気に入っている。
そして、その美しい見た目に反して、とてつもない怪力の持ち主でもある。
その正体は聖教国アスピラの聖女であり、リベルタスに生じる
しかし、霊峰エルプルの山頂にてエアに敗北し、重要な祭具である
更にはそのままエアに身体を乗っ取られ、無意識の内にラルゴと行動を共にしていた。
しかし
そうしてラルゴ達がノトスに向かう途中、突如現れたハイオークによって拉致され、ラルゴは救出に駆けつける。
しかし、ハイオークの淫気の影響で、そのままラルゴとなし崩し的に行為に及んでしまい、処女と共に聖女にとって必要不可欠とされる加護の力を失ってしまった。
気が遠くなる程の時間、加護により自我を抑え付けられていた影響で、淫乱としての素質を開花させてしまう。
それからは自身を遠ざけない事を条件に、ラルゴの犯した過ちを許す。
以降は、ラルゴの従順なパートナーとしてパーティに広く貢献していく事となる。
ヴァリスのバザーで購入した銀製のロケットペンダントをとても大事にしており、中にラルゴの似顔絵とおぼしき拙いイラストを挟んでいる。
以下は3章終了時点でマーシアが披露したスキルの数々。
・
帯の素質により、マーシアが生成する代表的な魔法。
神聖な白い包帯を用いて、相手を絡め取ったり、自身の恥部を隠したりと用途は多彩。
・
帯の素質のより、マーシアが生成する魔法の1つ。
聖包帯よりも強度が高く長いが、こちらは1本に連なっているという特徴がある。
・
帯の素質によりマーシアが生成する魔法の中でも、特に強力なもの。
魔法槍を通して生み出した陣から、巨大な魔力の鎖を生成して敵を絡め取る。
・
ミドラシアの中でもかなり希少とされている、治癒を司る魔法の1つ。
対象を光のオーラで包み込み、瞬く間に傷を癒す。
――ウル・ネブラスカ
身長147cm、体重不明、年齢は10代。
マルレーンの屋敷でスカラーの実験台にされていた、元奴隷の
肩まで伸びた黒灰色の髪と、黒い狼耳と狼尻尾が特徴的。
小柄で筋肉質な身体をしており、乳は僅かに膨らんでいる。
性格は素直だが、やや奥手。
しかし、一度(頭を撫でられて)スイッチが入ると、かなりの肉食系へと様変わりする。
高級宿セレブリティ・ノトスでラルゴが見繕った特殊な装備を身に纏っており、赤いフードを被った、若干際どい忍者のような格好をしている。
他にも、紺色の防寒着やラスターの贈り物である赤いマフラー、グラントからの餞別の品である
その出自は、亜人の国アマナでギルドを悉く困らせてきた亜人の群れの主犯格、ネブラスカの娘。
亜人特有の戦闘センスの高さで、扱いが難しいと言われる鎖鎌を初使用時から既に手練のように使いこなしている。
更には、ずば抜けた嗅覚と、動物の声を聞き取る事の出来る
名前を覚えるのが苦手らしく、常時行動を共にしているラルゴやマーシア達でさえ、頑なにおにいちゃん、おねえちゃんと呼ぶ。
――リリー・マルレーン
身長168cm、体重65kg、年齢は23歳。
リベルタス、マルレーン領出身、白金級冒険者。
白金のフルプレートに身を包み、山羊を象ったフルフェイスの兜を被った白金級冒険者。
巨大なランスを片手に、1人ソロプレイに勤しんでいた。
その素顔は、肩まで伸びた薄緑色のウェーブヘアーに、緑の瞳、とても美しい見た目で、エアによく似た顔立ちをしている。
そしてパーティの女性の中では一番の巨乳。
その性格は端的に言えば勝ち気で努力家、大食いでビールが好物だが、あまり酒癖が良くない。
それが原因で、遂にラルゴと肉体関係を持ってしまった。
聖女捜索の為に霊峰エルプルを訪れていたところ、ラクシャーサにより操られたハーピー達と交戦。
その最中に偶然ラルゴ達に遭遇し、助けられる。
そこからは共に聖女を探すという名目でラルゴに同行するが、肝心の聖女マーシアが既にパーティにいた事に驚愕、その後、再会したエアの宿主としてラルゴと旅を共にする事となる。
リベルタスで広大な領地を有する実父、ケルゲー・マルレーン伯爵の過剰なまでの愛情に嫌気がさし、家を出奔したという重い過去がある。
しかし、ラルゴにより実家が当主を失い、没落しかけている事を知る。
不肖の娘として自責の念に苛まれていたリリーは、実家を救う為、再びマルレーンの屋敷を訪れる事を決意した。
戦闘スタイルは巨大な紐付きのランスと、重力を操る
――エア
身長不明、体重不明、年齢不詳。
パラレリア出身。
肩まで伸ばした薄緑色のウェーブヘアーに、三日月状に生えた角と赤い瞳が特徴的な、この世ならざる美貌の持ち主。
性格は人情に厚くとても行動的だが、勢いまかせであまり後先考えていないふしがある。
その正体はパラレリアを統べる魔神の1人、白のシオンの末子であり、上級魔族。
ミドラシアに魔神を呼び出そうとする魔族、インフェルノの野望を阻止する為に界門を通じてミドラシアへとやって来たが、その直後に使命に従順だったマーシアに一方的に戦いを仕掛けられ、返り討ちにした。
それからマーシアの身体に憑依したまま意識を失っていたところを、偶然ラルゴに助け出され暫くの間共に行動をする事になる。
そして、冒険者狩りの拠点となっていたマルレーンの屋敷で、黒幕である上級悪魔スカル・マダガーを圧倒的な力で打ち負かするも、赤い満月の夜の影響でマーシアの身体に留まれなくなり、特別魔素の濃い霊峰エルプルの山頂へと避難した。
更にそこで、訪れたアスピラの聖騎士達と一悶着を起こしそうになるも、再会に訪れたラルゴ達により窮地を脱する。
以降は魂の形が似ていたリリーに憑依することで、共に行動できるようになった。
普段は身体の持ち主であるリリーを尊重してじっとしているが、時折小さな2頭身の妖精のような姿になって顔を出したり、リリーの身体を借りて戦ったりもする。
その際はリリーの頭に三日月状の角が発現する他、緑だった瞳が赤くなるという特徴がある。
宿主に反して酒に非常に弱いらしく、リリーが酒を摂取すると暫くの間全く反応がなくなってしまう。
複数回(3回以上くらい?)HシーンがあるキャラのH描写について。
-
端折るな。
-
端折っても良い。
-
テンポ悪くなるからいらん。
-
どっちでもいい。