男の娘ファンタジー~異世界転生したら、Sな男の娘ばかりだった件について~ 作:KeI77777
『ボッシュートです』
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
自分の真下を見ると、そこは緑が豊かな山々の見える新緑地帯だった。
顔に感じる空気が痛いほど目にぶつかり、こぼれる涙を手で払いながら、
叫ぶ。
「ふざっ、ふざけんなあああああ!!!!!」
『落ちている間に説明するねー。・・・・あ、あと10秒だわ。』
のほほんとした声が頭に中に聴こえた。
最初に聴こえたボッシュートです、という言葉と同じく。
目を覚ました瞬間、俺は翼のない鳥のごとく地面に向けて落下し続けていた。
『君、死んだ→輪廻転生の輪に帰るところだった→面白そうだから女難(笑)の相をつけて、異世界にリリース→命のリサイクルだよ!!やったね!!』
「やったねじゃねえんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!なにこれ?!!!なんでこうなってんの!!!?ていうか俺ベッドでねていたはずううううう!!??」
走馬灯か、はたまたこんな空から飛び降りるという幻覚のせいか。
一秒が数十倍に伸びているようなゆっくりとした意識の中、
頭の中に響いてる声に対して怒鳴る。
『大丈夫、大丈夫。人間って意外と丈夫だから。』
「いやだあああああああ!!!パラシュートなしのスカイダイビングはいやああああああああああああああああ!!!!」
『あ、ちなみに僕神様^^はじめまして』
「今にも"さようなら"しそうなのに、悠長に挨拶してんじゃねえええええええ!!!!」
『えー。君にはモテるのろ・・・祝福をかけてあげたのにー』
「女難の相って言ってただろうがあああああ!!!」
コントよろしく、突っ込み続けるも落下は止まらない。
止まってくれない。
死ぬ。死ぬ。死ぬ。死ぬ・・・・!!
◆
けたたましい轟音が耳に響くと同時に、ずしん、と大地が揺れる。
「わっ!!・・・な、なにっ?!」
本を読んでいた手を止め、ベッドから飛び降りる。
自分の部屋のドアから出て、下に続く階段を下りる。
もちろん、いつも腰につけているものも忘れず、それを身に着ける。
(・・・・なんだろう?何か落っこちてきたのかな・・?)
ドアを開けて外に出る。
周りを見渡すと、ある方角から、もくもくと煙のようなものが立ち上がっているのが見えた。
低い身長を補うため、背伸びしてみてみても、やはり何があったかは見えない。
直接、確かめに行くしかなさそうだ。
(・・・・こ、こわいなぁ・・・どうしよう・・・)
しかし、確かめないわけにもいかなかった。
万が一、モンスターが飛来したのであれば、
対処しなければならない。
(・・・・よ、よしっ!)
ぐっ、と首から掛けていたお守りを右手に取り、
念じる。
少し、気持ちが落ち着いたのかため息が漏れる。
ままよ、とばかりに僕は音のした方角に向けて歩き始めた。
◆
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いてぇ」
めり込んだ頭を地面からどうにか引き抜き、声を漏らす。
どうやら生きているらしい。
どうなってんだ・・・・?
あんな高いところから落ちてきたら俺は死んでいるはず。
助かるわけもない。
上を見ながら両腕を組み、考えていた。
「・・・・・・・・うし。」
考えるのをやめた。
だって、わからんし。
「に、しても・・・・」
周りを見る。
俺が落ちてきた所為なのか、木々は俺から外側に向けてへし折れており、
隕石が落下したようなクレーターができている。
ひどい惨状である。
「ここ、どこだ・・・・?」
「あっ」
「ん?」
---"声"がした。
風が吹く音でも、水が流れる音でも、鳥がさえずりでもなく。
ソプラノボイスの、高い、聴き心地の良い声がした。
声のした方を見て
----俺の心臓は活動を止めたかのように、呼吸が止まった。
「----だ、誰・・・?」
ピンク色の髪に、青色の瞳。
白いリボンふたつでまとめられた、腰まであるツインテールの髪。
身長は小学生ぐらいしかない低身長。
服は、なぜか、なぜかは知らないが
肌がうっすらと見える、白色のスクール水着を着ていた。
「ふぶはぁっ!!!」
俺の意識はそこで途絶えた。
登場人物
俺
一般人。特別な力無し。性癖も普通。
そんな彼が転生させられたのは、"男の娘"しかいない世界だった。
つまり、地獄(愉悦)
ピンク髪の少女()
本作の"主人公"
あどけない顔立ちをしており、
森の中にいた
画像↓↓
【挿絵表示】
感想、くれ
れれれのれ
予約投稿してくりゅ
KEY(ドS)