※この作品はR-18です。

気が付けばハイリア湖畔   作:白霧島

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 お久しぶりです。
 別のSSで四月から元のペースで書けると言っていましたが、その後またもや急に忙しくなり、六月まで忙しかったり七月は七月で身体を休めたりFallout4をやったりして精神的な栄養を蓄えておりました。
 お待たせしておいて申し訳ないのですが、やはり書けない時は書けないものだなと思いました。
 クオリティが下がっていないかが不安です。



対峙するは二人の美少女

「やばい、どうすればっ、あばばばばばばばっ!?」

「おう先生、ちょいと落ち着け」

「あだっ」

 

 混乱し奇声を上げるタナカの頭部を強かに引っ叩くルト。

 その衝撃により奇声は止むモノの、その脳内はいまだに混乱している。

 

「で、じゃ。覗き見とは随分と高尚な趣味をお持ちじゃのぅ、マロン?」

 

 視線をタナカから床に転がるマロンへと移しルトが言う。

 

「あ、あははっ、ごめん。でも、真夜中にすすり泣きが聞こえたらさ、怖くない? 今はお父さんもいないし、気になっちゃって」

「それは、……、まぁ、すまん」

 

 苦笑いで起き上がりながら言うマロンに対し、ルトは顔を仄かに赤くしバツの悪そうな表情で謝罪する。

 どうにもむず痒いのか、その右手は後頭部をカリカリと掻き始めた。

 

「気にしなくても良いよ。覗いてたのは確かに事実だし。こっちもごめんね?」

「ぅんむ」

 

 笑顔で言うマロンにつられ、ルトもその顔に笑みを浮かべた。

 

「ところで、……タナカさんはなんでこんなに慌ててるの?」

「――――――――」

 

 マロンの言葉に動きを止めた後、ちらりとタナカの様子を見るルト。

 タナカは何事かをぶつぶつと呟いていた。

 視線をマロンに戻し、真剣な表情と声音でルトは尋ねる。

 

「マロンよ。お主、どこから覗いておった?」

「どこって、ルトちゃんがタナカさんを抱きしめてる所、から? なんていうか、さ。とっても大人っぽかったよ? その時のルトちゃん」

「さ、左様か、の……? って、そうじゃないゾラ」

「?」

 

 大人っぽいと褒められ顔を赤くするが、今はそんな場合ではないとルトは視線を下に向け思考を切り替える。

 その後ろでは、相も変わらずタナカが狼狽していた。

 頭上にはてなマークを浮かべながら二人の様子を窺うマロン。しかしその表情が次第に驚きを現すモノへと変わって行く。

 ルトはそれに気が付かない。

 

(……つまり、先生が変身していた所を見られたわけじゃない? ならば)

「先生よ、安心せい。マロンはなに、も……」

 

 振り返り狼狽するタナカを落ち着かせようと笑顔で話しかけるルト。

 しかしその笑顔は次第に強張り、そして引き攣る。

 

 

 

 後ろにはライクライクになったタナカがいたからだ。

 

 

 

「…………せ」

「Abababababababababababababababababababaaaaaaaaaaaaっ!?」

「先生のアホォォォォォォッ!!」

 

 折角丸く収められると思った矢先にこれである。

 タナカの普段は見れない部分を見れる事は嬉しいが、正直な所、この様は微妙だったらしいルト。

 微振動を繰り返し奇声を発するどこぞの神話生物が如きアホを、魔力の込められた拳で殴る。

 重い一撃だ。

 ブヨブヨボディの表皮が一撃の衝撃で波紋を広げる程の威力が有る。

 その衝撃によってか、ブヨブヨは沈黙した。

 若干垂れている様にも見える。

 

「あーっと、これは、一体……?」

「……こうなってしまえば、仕方あるまい」

 

 ルトは己とタナカの出会いから今に至るまでをマロンに話した。

 化け物と共に歩む己を、初めてできた友はどう思うだろうか。そんな恐怖を抱えながらも、友であるからこそ誤魔化したくないという思いで口を動かす。

 

「お姫様と魔物の恋。――――なんて、浪漫」

「…………」

 

 もう、なんだか、微妙だった。

 ルトは己の心情だけが空回っている事に嫌気がさし、もうどうにでもなれやと天を仰いだ。

 

◇

 

「……大変お騒がせして申し訳ございませんでした」

「まったくゾラ」

「あははははっ、おっかしー!!」

 

 頭を下げるが如く歪んだブヨブヨ生物とそれに対し不機嫌そうに鼻を鳴らすルトを見て、マロンは腹の捩れる様な錯覚と共に大爆笑していた。

 覗き見によって昂ぶっていた気持ちも先程の驚きによって霧散している。現在その感情は好奇心の色が強く出ていた。

 

「はー、笑った笑った。えーと、それで? タナカさんはルトちゃんの鱗を元にしてゾーラ族に変身してたんだっけ?」

「ええ、そうですね。まあ、生態的には擬態に近いのかもしれませんが」

「なるほどなるほど。だったら、私の髪の毛とか使ったらハイリア人になれるのかなぁ?」

「それは、……試してみない事には解りませんね」

「ふむ……」

 

 マロンとタナカの言葉にルトは少しの間考える。

 ルトとタナカの旅の目的はハイラル各地に異常がないかを調べる事であり、それにはハイラル城の城下町も含まれている。

 ルトは考える。城下町に入る際、ゾーラ族二人が入るのとゾーラ族一人とハイリア人一人が入るのとではどちらが行動しやすいかを。

 考えるまでもなく後者の方が動きやすい。

 ならば、ここでハイリア人に変身できるかどうか試すのも良いのではなかろうか。

 そう考えルトはタナカとマロンに提案する。

 

「マロン。髪の毛を一本くれるか? 先生はそれで変身できるか試すゾラ」

「私は構いませんが、マロン嬢は?」

「え? 私も全然いいよ? どんな風に変わるのか見てみたいし」

 

 はい、とマロンは軽い動作で艶やかな己の髪を一本引き抜き、それをブヨブヨとしたタナカへ手渡す。

 タナカはそれを受け取ると内部へ仕舞い込み、そしてウゾウゾと高速で動き出した。

 

「うぉっ、先生気色悪っ」

「ま、まぁまぁ(……確かに、きしょい)」

 

 幼女二名がうげっといった趣旨の表情を浮かべる中、タナカの姿がみるみる内に変貌していく。

 大まかな五体の輪郭が出来上がるとその内部に筋繊維が張り巡らされ、新しい形状のタナカは内側から製造されていった。

 完成した新しいタナカの姿はゾーラ族のそれと比較して若干低い身長と若干筋肉質な肉体を持ち肌の色は白く耳は長く、そしてマロンとおそろいのオレンジ色の短い頭髪を備えていた。

 開かれた眼球はゾーラ族の時と同様に赤く、それ以外に共通点と言えば若干顔つきが似通っているくらいだった。

 その変わり様に、ルトは胸の中に微かなムカつきが湧くのを感じ取った。

 

「……こんな、感じ? どうでしょうお二方」

「む、まぁ、悪くはないな。じゃが、妾はどちらかと言えば、ごにょごにょ……」

「ルト姫? もう少し大きい声で……、マロン嬢?」

「うん? どうしたマロン?」

「…………。……え?」

 

 会話をしていた二人はマロンの様子が可笑しい事に気が付く。

 マロンはその頬を仄かに赤くし焦点の定まらない目でタナカを見つめていた。

 正確に言えば、タナカの股座を。

 その視線の先にあるモノに気が付くと、ルトは悪戯気な笑みを浮かべた。

 

「はぁん? のぅマロン。男のマラを見るのは初めてかえ?」

「え、え? まら、って?」

「たわけ、チンポコに決まっておるじゃろうが」

「ちん、ポコッ!?」

 

 ルトの問いかけにマロンが素っ頓狂な声を上げ赤面する。

 その様子を見て、タナカは「悪戯気なルト姫も愛らしい」などと考えながらこれから起こる面倒事に立ち向かう事を諦めた。

 

「そうじゃチンポコじゃ! なんならオチンポでもチンコロでも」

「ちょっとちょっとお姫様ぁ!? 庶民よりも下品なこと口走ってるんですけどぉ?!」

「下品? その下品な物事から生まれいずるのが生き物であろうが」

「うっ、まぁそうだけど、そうだけどぉ……っ」

 

 突如水を得た魚の如くチンポコチンポコと騒ぎ立てるルト姫。

 そのあまりの勢いにマロンは赤面しながらもひく。

 ルトの言い分はマロンにも理解できる。

 畜産を生業にして生きる以上、牛馬の種付や鶏の合体などを見ずに生きる事は敵わず、そういった方面での正しい知識をマロンは知っていた。

 対してルトもその生まれの高貴さ故に、生き物とはそう言うモノなのであるという認識をタナカに出会う前より持っている。

 しかし二人の間には決定的な違いが有った。経験が有るか無いかだ。

 タナカとの複数回交わった経験がそういった知識への羞恥心を軽減し、尚且つ今に至るまでに蓄積した心理的ストレスを解消せんと口が滑るため、その口は男性生殖器の名称を口走る。

 

「でぇ? どうなのじゃそこら辺? んー? 見た事あるのか? それとも無いのか?」

「う、うぅ……」

(何かルト姫、性知識の豊富ないじめっ子みたい。どう考えてもそのキャラは男子だがな)

 

 ほれ見よ、偉大なるマーラ様を。

 

 そんな事を口走り始めたルト姫を見て、タナカは何とも言えない微妙な気持ちになるのだった。

 

「……見た事、あるよ? …………馬のだけど」

「それは男ではなく雄ゾラ」

「わ、解ってるよ! ……お父さん以外のは見た事、ない、です」

「ふふん、なるほどのぅ」

 

 羞恥心に苛まれながら絞り出すように言ったマロンに、ルトは得意げな笑みを浮かべ、そしてタナカの方へ視線を向ける。

 タナカは嫌な予感を覚えた。

 

「では教えて進ぜよう、マラの扱いと言うモノを!!」

「へ? ……えぇっ!?」

 

 おーおー、何か言い出したぞこの姫様。

 タナカは内心で口走りながら、己が人体模型宜しく弄ばれる未来を確信した。

 

◇

 

「見よ、この雄々しく天を仰ぐ様を!!」

「すご、血管浮いてる。あ、小刻みに、ぴくぴくしてる……」

(ああ、新体験です。少女二人が顔を近づけて己の股座を凝視する様は、とても興奮してしまう)

 

 ベッドに足を開いて座るタナカ。

 その開かれたスペースに小さな身体を寄せながら、二人は床にぺたりと座り顔を近付けてソレを観察する。

 見た事の無かったマロンもそうだが、間近でしっかりと観察した事のなかったルトも真剣な面持ちでタナカのそれを凝視していた。

 そんな二人に堪らないのはタナカである。

 頭に美と付ける事が躊躇われない少女が二人、己の股間を凝視しているのだ。興奮しない筈がない。

 視線を向けられた時点でタナカのマラは鎌首を擡げ、ルトやマロンの吐息が吹きかかると完全体に進化した。

 

「じゃあ、まずは触ってみよ」

「……あの、さ。本当に、いいの? タナカさんとこんな事しちゃって」

 

 赤い顔に躊躇いの色を混ぜてマロンが言う。

 タナカはルトと連れ添い歩む者であり、それに対し性的行為を行う事はこれまでの人生で培ってきた倫理観が罪悪感を発生させているのだ。

 

「よい。次の王である妾が許す。マロンよ、お主は妾に出来た初めての友じゃ。妾はお主と様々な事を分かち合いたいと思うのだ」

「ルト、ちゃん……」

「それに、自信もあるゾラ」

「自信? それは、いったい?」

「どの様な道を辿ろうとも、先生は妾の下に必ず帰ってくると言う自信じゃ。故に、マロンという他の女子と致そうとも妾は平気なのじゃ」

 

 ……ゾーラの姿だったら、ちょっと解らなかったかも。

 内心にそんな言葉を仕舞い込みつつ、ルトはマロンを見つめる。

 マロンは困惑しつつも、ルトの言葉に何か感じ入っているようだ。

 

「あの、放って置かれると辛いのですが……」

「おお、そうじゃの。さ、まずは触れて見よ」

「う、うん。……わ、温かい。それに、凄く脈打ってる」

「ふおっ」

 

 タナカの竿にマロンの小さな手が触れる。

 柔らかく、ゾーラの手よりも温度が高い手は、局部の輪郭を確かめる様に這い回り、その度にタナカの背中へ快感の小波を送り込む。

 

「あ、あの、どう、ですか?」

「滅茶苦茶よろしいです」

「何じゃそら」

 

 タナカの変てこな反応に若干呆れつつも、ルトは眼の前の竿から眼を離せないでいた。

 恐る恐るタナカのそれを摩るマロンとそれによって生じるもどかしさを楽しむタナカ。

 若干寂しさが湧きあがり、それよりも大きな情欲に身を任せ、ルトもタナカの局部を弄る事にした。

 

「はーむ」

「ふほっ!?」

「る、ルトちゃん?」

 

 ルトはタナカの亀頭にしゃぶり付き、口内にあるソレを舌で愛撫し始めた。

 鈴口を舌先で穿ったりカリを撫で回したりとやりたい放題始めるルト。

 もどかしい刺激に揺られていたタナカは、小さな頭を押さえ付けて己の竿を無理矢理に扱きたい衝動を抑える様に呻いた。

 

 夜の寝室に瑞々しい音が木霊する。

 ルトは丁寧にその唾液で濡れそぼつ小さな口で竿を刺激し、口内の温度と感触、そして嫌らしい水音でタナカの股間と脳を犯す。

 マロンはそのすぐ横で、眼を皿にしてルトのマラ扱きを観察していた。その下腹部へ、先程も経験した昂ぶる感情の火を灯して。

 その気にさせられたタナカは理性を失い乱暴を働く事が無い様に荒い呼吸を整えようとするが、その様子を目敏く観察していたルトに想定外の方向から責められ、頤を逸らし水面で口を開閉する魚の様にして快楽を耐えていた。

 暫くその状態が続くと、タナカの腰がカクカクとその意志とは関係なく暴れ出す。

 それを見て、ルトは責めの手を強める。

 球袋を手でやわやわと刺激し、もう片方の手で幼子を慰める様に腰を撫で摩り、そして力強くタナカの腹で渦巻く精を吸引する。

 

「ふっ、はっ、ぅぅっ!?」

「むぶっ、じゅるっ、ずるるるるるるっ、……んむ、出たのぉ、熱い熱い」

 

 果てるタナカ。

 そのマラの先端より迸る白く濁ったそれを、ルトは要領よく啜り、飲み下す。

 そして満ち足りた顔でタナカを見つめその膝を撫で摩る。

 一通り、タナカの呼吸が整うまでそれを続けると、その首がぐるりと動き顔の向きを隣のマロンへ向けた。

 その唐突な動きにマロンは高まっていた興奮も忘れ驚いた猫の様な反応を取る。

 

「しかと見たか? これぞ、出来る女の技よ!!」

「出来る、――――女!?」

「然様!! 出来る女ゾラ!!」

 

 何やら盛り上がっている二人を、タナカは絶頂後の倦怠感に包まれながら見つめていた。

 

◇

 

「……ん、ぁ、はぁっ、んんっ」

「うーむ、間近で見るとやはり奇妙な感覚ゾラ」

「!? やっ、ルトちゃ、みな、いでぇ……っ」

 

 そして放って置いた結果がこちらにございます。

 ルト姫の絶妙なる口淫の後、何やら盛り上がる彼女らを放っていたらマロン嬢の初めてを頂く事になっていた。

 現在はそのための前戯を行っている最中である。

 

 最初は膝の上にいるマロン嬢を優しく抱きしめながら、片方の手で柔らかな腹を撫で回したり太腿を摩る事から始まった。

 むず痒いのか恥ずかしいのか顔を赤らめて擽ったそうにするマロン嬢を見ている内に此方も興奮し、行動が次第に大胆なモノへ移行しているのを自覚していく。

 舌で耳の裏を舐め回すとそのまま項を経由して首回りで舌を走り回らせたり、同時に指先の感覚に集中しマロン嬢の幼い割れ目を上から下へ優しく丁寧に往復したりしていた。

 暫くそうしていると高みの見物を決め込んでいたルト姫がマロン嬢の開かれた脚の間へ潜り込みその全義の様子を興味深くふむふむとか言いながら観察し始める。

 その視線に気が付いたマロン嬢は羞恥から更に顔を赤らめるも、その晒された小さな背中を丸めて私の胸板へと預けてきます。

 その仕草が此方を信頼し縋り付いている様に感じ、喘ぎ声を聞いた時と違う何とも言えない興奮を覚えてしまう。

 

 しかし、同時に思う。

 このまま続けて良いモノかと。

 こう、なんというか、人の家の娘さんを、親の居ぬ間にと言うのがなんとも、その、後ろめたい。

 

「マロン嬢、その、本当に宜しいので」

「? ……ああ、気にしてる、の? お父さんの、こと」

「それは、まぁ……」

「良いよ。私は多分、この牧場から出られない。牧場自体嫌いじゃないけど、こういった経験が出来るのって多分、タナカさんやルトちゃんとだけだと思うから。私の事だもの。私が、決めるよ」

 

 赤く快感に悶えて蕩けていた表情は、その言葉と共に決意を秘めた強い表情に変わる。

 その様子を見て、私は己の掛けた言葉が如何に無粋だったかを思い知った。

 

「――――マロン」

「へっ? あ、むぅ!?」

「ぬぉっ、勢い良くいった、じゃと……」

 

 名を呼び捨てにし、その唇を若干荒々しく貪る。

 マロン嬢は驚いた様に目を見開いたが、すぐに表情を蕩けさせ口内を駆け巡る快楽を甘受した。

 数分ほどの口付けを終わらせると、マロン嬢の体勢を正面から向き合うものに替え、その綺麗な瞳を覗き込む。

 

「タナカさん……」

「先程は失礼しました。どうやら貴女は私が思っていたよりも強い人の様だ。なら、こちらも全力で以てお応えします」

「……はい!」

 

 花開く様な笑顔で返事をするマロン嬢。

 その内部へと自身の肉棒を突き立てた。

 

「あ、んんぅっ」

 

 抵抗を力強く突き破ると、痛みが有るのかマロン嬢が呻き声を上げ私の方へ抱き着いてくる。

 それを優しく受け止める様に抱き返し、背中や頭を撫でながら唇を重ね、破瓜の痛みが過ぎ去るのを待つ。

 その間も、マロン嬢は貪欲に此方の口内を貪ってくる。

 此方も対抗する様に舌先を付き出すと嬉しそうに吐息を漏らした。

 

 暫く啄ばみ合っていると、痛みが引いたのかマロン嬢が潤んだ視線で先を促してくる。

 その視線に応える様に、腰を動かした。

 

「んっ、むぅっ、ふむっ」

 

 唇と唇を結合したまま腰を前後に動かし狭いマロン嬢の内部をゆっくりと掻き回す。

 カリ首が襞を擦る度に快感が奔るのか、腰を動かしているとマロン嬢の腰が小さく、しかし勢いよく跳ねるのが見て取れた。

 それに気を良くし、少しずつ腰を振る力を強めていく。

 

「むっ、ふぅっ、んんっ、ぷはっ、あ、ああっ、あんっ、ふぁぁっ」

 

 呼吸が苦しくなったのか、マロン嬢は唇を離し息を吸おうとする。

 しかし快楽に伴う喜びの声が邪魔して上手く呼吸できないで居るようだ。

 仕方がないので腰の動きを遅くする。

 

「あ、ん、んんっ。タナカ、さん。これ、凄いね。腰の、辺りが、ぞわぞわするのっ、あっ、ふあっ!?」

「そうですか、お気に召した様で何よりです。……呼吸は落ち着きました?」

「うん。……強くしても、大丈夫、だよ?」

「では、そのように」

「んあっ!? はああああんっ!!」

 

 勢いよく、城門を貫かんとする破城鎚の様にイチモツを膣内へ打ち付ける。

 余りの勢いに、マロン嬢が大きな声で鳴く。その声が思っていたよりも恥ずかしかったのか、既に赤い顔を一層赤くして両手で隠そうとする。

 だがそうはいかない。

 顔を隠そうとする度に力強く突き上げてやると、身体の力が抜けるのを阻止しようとするのかその白い腕は胸元で握りしめられる様に縮こまる。

 その様子が可愛らしく、腰を振る力も強くなっていく。

 

 小さな身体を抱き寄せ、奥へ奥へとイチモツを運びつつ、直ぐ傍から漂うマロン嬢の匂いに酔いしれる。

 

「あ、あああっ、んあああああっ、たなか、さん、もう、げん、げんか、はあああんっ、だめなの、もう、もうもうもうっ!!」

 

 精神基盤が強いのか、マロン嬢は絶頂手前の反応だと言うのに割かし確りとした言動で言葉を放つ。

 見ていて堪らず、抱き寄せた身体ごとベッドへと倒れ込む。

 ベッドと私に挟まれたマロン嬢は身動きが取れず、掻き立てられる快感に耐えようと手と足を私の身体に絡ませた。

 ……この姿勢、雌を逃がさない体勢でもあるので、何かいつもより興奮が高まっている気がする。

 などと考えていると私の限界も近くなってきた。

 

「そろそろ、限界、です」

「んああっ、そう、なんだっ? じゃあ、出して? まだだから、大丈夫だから……っ」

「それでは、遠慮なくっ」

 

 仕上げとばかりに腰の速度を上げ、更に興奮を高める為にキスで繋がる。

 唇を合わせると一瞬驚いた様に身体をビクつかせたが、直ぐに緊張を解き頭を抱き寄せる様にして更に深いキスを要求してきた。

 

「んぐぅっ!?」

「~~~~~ッ!!」

 

 そして同じタイミングで絶頂に至る。

 腰をマロン嬢の最奥へ打ち付け射精しながら、絶頂の刺激に絶える様に力強くなった抱き着きを味わう。

 数十秒ほど強張りが続き、波が落ち着くと糸の切れた操り人形の様にベッドへ崩れた。

 マロン嬢は絶頂後の気だるさが続くのか息を落ち着けながらただ虚空に視線を向ける。しかし、その表情はどこか嬉しそうに見えた。

 その表情が愛らしかったので顔に複数回、触れる様にキスを落とす。マロン嬢は為すがままにそれを受け入れた。

 

「…………ふ、ぅ」

「……先生」

「ん、どうしましたルト姫?」

 

 暫くして、呼吸が落ち着いたので身体を起こすとルト姫が抱き着いてきた。

 顔を向ければ、どことなく不満そうな表情を浮かべている。

 

「妾にもそれするゾラ」

「それ、とは?」

「抱き締めて、キスしながら、するゾラ……っ」

 

 それとはどれを指すのか聞けば、ルト姫は恥ずかしげに顔を赤らめて己の要望を口にする。可愛い。

 

「ふふっ、承りました。他にご要望は?」

「うっ!? うー、あれじゃ、マロンよりもたくさん、ゾラ」

「はい喜んで」

 

 この身を求めるルト姫の身体を抱き寄せベッドへと倒れ込む。

 ルト姫は嬉しそうに短く悲鳴を上げた。

 

 その後、マロン嬢に行ったものを三セットくらい続けてやった。

 途中から起きていたのか、マロン嬢は興味津々に此方を観察していた。今回の一件で変な趣味に目覚めていなければ良いのだが……。

 




 次回、サリアとリンクのウルフォスプレイ。

 乞うご期待。
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