ラ!は約8年前ぐらいから知っているだけのにわかです。
Aqoursの2nd、函館UC、3rd、4th、5th、ラ!Fes現地できたのは良かったです。
一番好きなのは千歌ちゃんなんだよなぁ。
①ー1渡辺曜
「もう……。ホントにここで、その……するの?」
もちろん、という意思表示を込めて強く縦に頷く。
うぅ〜、と顔を赤く染めてもじもじと内腿を擦り合わせながら時折こちらを見上げる彼女の姿は、男としても彼氏としてもそそるものがある。
彼女の名前は渡辺曜。
ここ、私立浦の星学院の生徒であり、水泳部とスクールアイドル部の兼部をしている女子生徒である。
そんな曜と俺が現在いるのは、水泳部の女子更衣室。
俺と曜しかいないここで、彼女はスクール水着を着た状態で俺の前に立っていた。
「はっずかしいなぁ〜……」
高校二年生とは思えないスタイルの曜を包むスクール水着は、部分部分で彼女の肢体に食い込んでいる。
そして、そんな彼女が手に持つのは、やや光沢のある黒い箱。
「そ、そりゃあ私だって……その、そういう……う……え、えっち……したくない、訳じゃない、し……」
言わなくても分かる、そして今やどこでも手に入るコンドーム。
一年の秋ぐらいから曜と恋人関係になってから、ことあるごとに俺たちは身体を重ねていた。
クリスマス、正月、テスト前、春休み、終業式、始業式、曜の水泳の大会の後など。
しかし彼女がスクールアイドル、Aqoursとして活動を始めてから、少しの間ご無沙汰となっていたのだ。
「こんな格好で、ここで出来るの、多分今だけだから」
季節は夏。水泳部の大会に向けて自主練をするという体で、水泳部の更衣室を開けてもらった。
もちろん顧問はもう帰っており、鍵は曜に預けられる形である。これも、曜の人徳からなるものだろう。
話は戻るが、今は2年の夏。部活があるという言い訳で、彼女とスク水で更衣室でこういったことをできるのは今だけなのだ。
「冬になっちゃうと寒いし、最近ご無沙汰だったもん。……いいよ。私も、ここでシたい」
後ろにあった、プールによくある青と白と黄色の椅子にコンドームの箱を置く曜。
2人とも交わるのが好きとは言え、いきなりおっ始めたりはしない。
「ねぇ、チューしても……いい?」
近寄ってくる曜の背中に優しく両手を回しながら、軽く頷く。
小さく開けた俺の口を目掛けて、曜が顔を一気に近づけてきて。
その距離は、無くなった。
「んむっ、んっ……ちゅっ、ぷはっ。ちゅぅ、あむ……んっ、はぁ……! も、もっと……!」
俺の口内を蹂躙する曜の舌と、曜の口内を蹂躙する俺の舌が絡み合う。
スク水に包まれてはいるものの年齢不相応な主張をする曜の胸が俺の胴体に押しつけられる。
「ちゅ、んぷっ……じゅるっ、んっ……ちゅぅ……っ、ぷはぁ! はぁ、はぁ……! チュー、好きぃ……」
舌が絡み合い、橋となることで2人の唾液がボタボタと落ちる。
だが、2人の身長差から濡れるのは曜のスク水の胸元だけであり、乾きかけていた彼女の水着を濡らしてく。
「んちゅ……んんっ!? ……っ、もうっ。お尻とおっぱいばっかり触って。そんなに好きなの?」
もちろんだ、という意思を込めて力強く頷く。
そんな俺の姿を見て曜は呆れる、のではなく。どこか納得したような表情をしていた。
「まあ、知ってるしね。だって、私の周りには千歌ちゃんとか果南ちゃんとかもいるし。Aqoursとしての活動が始まった今は、鞠莉ちゃんとかもおっぱい大きいし。それに……ううん、これは今はいいや」
1年の秋に曜と付き合い始めてから知ったことだが、俺は意外とモテるらしい。
といってもここが田舎であり、幼少期からの知り合いに女子が多かっただけかもしれないが。
「その結果として私を選んでくれたんだもん。……嬉しかったっ」
濃厚なキスをした後、スク水のまま抱きついてくる。
水泳ではあるが部活動後の汗と制汗剤、そして曜の匂いが鼻腔をくすぐる。
そんな時、股間に違和感を覚えた。
「えへへ。やっぱりおっきくなってる」
左腕で俺の身体を抱きしめながら、彼女の柔らかさに反応してしまった陰茎を右手で触られていた。
ズボン越しでも分かるぐらいに勃起してしまったそれを、優しく上下にシゴいてくる。
「いつも通りだけど、ヤるまで射精したらダメだよ?」
俺の身体を堪能し終えたのか、抱きしめる腕を解き、今度は俺の制服のベルトに手をかける曜。
慣れた手つきでベルトを外すと、これまた慣れた手つきで下着ごと脱がせた。
「っ……! いつ見ても、ホント大きいよね。……? っ、あっ! べ、別に他の男の人のを見たことがある訳じゃないよ!?」
別に疑ってはいないが、じーっと見ていた説明をしっかりとしてくれた曜の頭を撫でる。
かくいう俺も、曜が千歌や果南たちと共にそういった動画を見ているのを知っているからだ。
「さ、ズボン全部脱いで?」
曜の言葉に促される前から、両足から抜いていた制服のズボンを、膝立ちになっていた曜が自分の膝に敷く。
流石に床に曜の膝を直につけさせる訳にもいかないということで始めたことだが、情事の際の決まり事のようになっていた。
シワになると曜に言われたが、俺がしてほしいことをしてくれているのだからと押し切ったのが始まりだ。
「っていうか、いつもより大きくない?」
それは仕方ない。
最後にシた時から、自分でも抜いていないのだから。
「えぇ!? さ、最後にシたのって、地区予選の前だよ!? ……そ、そんなに溜めてたの?」
時間にして、ほぼ一ヶ月。
だが、俺も我慢しようとしてしていた訳ではない。
「え? あ、そっか。私たちも忙しかったし、手伝わせちゃってたもんね。みんなが近くにいる時も多かったし」
そう。幼馴染3人や他のAqoursのメンバーが多忙な曜の近くにいたため、セックスは愚かデートすらも満足にできていなかったのだ。
思い返した曜が、膝立ちになったまま俺の方を見上げて微笑んだ。
「じゃ、明後日は沼津でデートっ! 夏休みの宿題、いい感じに終わってるでしょ?」
帰宅部であり、やることと言えばたまにあるAqoursメンバーの手伝い、暇潰しでゲームをやったりするぐらいだ。
唯一の疑問点としては、なぜ明後日なのかということ。
「えっと……。その、ね。お父さんもお母さんも、しばらく家にいないんだ。……だから、ね? 2日ぐらい泊まっても、何も言われないよ」
つまり、彼女が言いたいのは。
この更衣室でした後、曜の家で一日たっぷりと愛し合った翌日にデートをする。
「だから、いっぱい楽しもうねっ」
勃起したままの俺の陰茎を扱き続ける曜の右手が止まる。
左手で髪を掻き上げると同時に、右手を添えていた俺の陰茎に口づけをし、一気に口の中に含んでいく。
「んっ……!
それなりにある俺の竿のほとんどを口の中に含んだ彼女が、痛くはないかを聞いてくる。
痛みは全くなく、それどころか曜の唾液と口内の柔らかさに包まれていて気持ちよさしか感じないことを伝えて、また彼女の頭を撫でる。
「んぅ……。ふふっ、ふぃほふぃひひ……」
曜は、頭でも背中でも、俺の手で撫でられるのが好きだ。
幼稚園ぐらいの曖昧な記憶でもそうだったのだから、筋金入りである。
「んぷっ。んっ、くぽっ、んぶっ、じゅっ、ぐ……っ、じゅぼっ」
一定のリズムで行われる口淫の音が、俺たち以外に誰もいない更衣室に響く。
曜は右手で俺の身体を掴んでおり、左手では陰嚢を優しく揉みしだいている。
「んっ、ぶはっ! ホント、今日おっきすぎるよ。こんなのずっと咥えてたら、アゴが外れちゃうって」
だが、舌を絡めたり口をすぼめようとしていたところで、曜がフェラをやめた。
自分でも薄々気づいてはいたが、今日はかなり調子がいいらしい。
「もー。しなくてもいいの?」
そういう訳ではないが、曜が辛いなら無理強いはできない。
それに、今回ここでしようとしていることの本題は、それではない。
「……えっち」
それは曜もだ、と言うと彼女は何も言わない。
彼女の家でのセックスでは、彼女の趣味でもあるコスプレの衣装を身に纏わせてすることも少なくはない。
今現在彼女の部屋にある衣装で、そういった意味で汚れていない衣装はないのではないかというほどには、している。
「いいよっ。私だって、恥ずかしいけど乗り気だし。いつまでもうじうじしてられないもんね!」
そう声を上げると、曜は勢いよく立ち上がり、俺の制服のボタンへと手を伸ばした。
慣れた手つきで外されていくボタンたち。
あれよあれよという間にシャツを剥ぎ取られ、肌着も脱がされた。
「うーん。見れば見るほど、帰宅部には惜しいよね。中学は運動部だったけど、それでも太りにくいって、いいなぁ」
下も脱ぎ、上も脱ぎ。
全裸の俺に、また曜が抱きつく。
「こうやって裸になってもらうと、心臓の音がよく聞こえるんだよ? ……うん、すっごい速い。興奮しすぎ」
しょうがない。
目の前にいて、抱きついてくれているのが曜なんだから。
「っ〜〜! もうっ、そういうのが、千歌ちゃんや果南ちゃんにも悪いんだよ!?」
なんのことやら。
一瞬だけ怒った素振りを見せた彼女だが、素振りに過ぎない。
両手を後ろで組んで、恥じらいを持った上目遣いではあるが、彼女の目はしっかりと俺の目を捉えていた。
「……いいよ。触って?」
曜からのお許しが出たところで、左手を彼女の背中に回して抱き寄せる。
僅かしかなかった距離が再び無くなり。彼女の口に自らの唇を重ねた。
「んぅっ……。んっ、はぁ……! ちゅっ、ちゅうっ……! んっ、ぷっ、ちゅむ……!」
先ほどよりも数倍熱く絡み合う舌。
気がつけば俺の左手は曜の尻へと向かっており、右手も彼女の胸へと向かっていた。
「んっ! は、ぁあ……! んむっ、ちゅ、あむっ……んちゅっ」
勃起した肉棒はスクール水着を身に纏った曜の身体と俺の身体の間で主張を続ける。
互いの呼吸する音、キスの音。お互いの匂い、布や肌の感触、互いの熱さ。お互いの味を、全てを貪り尽くすように喰らい合う。
「は、ぁ……! はぁ……! ねぇ、まだ……? もう私、準備できてるよ?」
キスを一旦終えた曜が、胸を揉んでいた俺の右手を掴み、彼女自身の陰部へと押しやった。
そこには、プールの水の水気でも、汗のものでもない。どこか熱を帯びた粘り気のある水分が滴っていた。
「ゴムつけてあげる。……んしょ」
椅子に置いてあった新品のコンドームを素早く開封し、一つを取り出す。
裏表を確認して、俺の亀頭へと押し当てた。
「ちょっと痛いかもだけど」
大丈夫。
もう、何度もしてきたことだ。
これから行う快楽のことを思い浮かべているうちに、いつの間にか避妊具の装着が終わっていた。
「ね、早く……!」
ゴムを装着してくれた曜は後ろを向き、尻を高く突き出した。
自分でスク水のクロッチをズラし、卑猥に誘う。
「んっ……あぁ……っ! き、たぁ……!」
我慢出来ず、曜の膣口に亀頭を押し付けた勢いそのままにゆっくりと挿入していく。
途中まで挿入したところで、彼女の尻を両手で掴む。
「んぁ、はぁあ……! いい、よ……。動かし、て……!」
言われるまでもなく徐々に彼女の奥へと挿入していたのだが、許しを得たので動きをつけていく。
激しくしてもいい、とは言われている。しかし、相性がいいのか分からないが激しくすれば2人ともすぐにイッてしまうのだ。
「んっ! あぁっ、あんっ! はぁっ、あんっ、んぁ、んん……っ! んはぁあっ!」
俺が腰を前後に動かす度に、曜の身体がビクビクと震え、彼女から喘ぎ声が漏れ出る。
更衣室やプールだけでなく誰もいない校舎にまで響いているのではないかと思うほどに大きな声で喘ぐ。
「んぅ、んっ……! も、っと……っ! そこ……!」
恋人関係としては1年足らずの付き合いだが、かれこれ付き合いはもう15年。
彼女の考えていることも、何となくだが分かる。
「こっれぇっ! いいの、きもちいいのぉっ!」
俺が彼女とデートもセックスもできなかった期間に物足りなかったのと同様、曜も欲求不満だったのだ。
肉と肉がぶつかり合う音が響くと共に、じゅぷじゅぷという水音が響く。そして、それと共に曜の膣肉が俺の陰茎に絡みついてくる。
「く、ぅう……っ! んっ、あぁあっ! あんっ、あぁ、ひぅんっ!」
互いに一心不乱に快楽に溺れるかのように、貪り合う。
曜は俺に身を委ね、俺は彼女の身体を食らうように腰を振る。
「んんっ……! はぁんっ!」
先に達したのは、曜。
ビクビクと彼女の身体が大きく震えると共に、曜の膣がより一層俺を求めて絞り上げるようにしまる。
「はぁ……! ん、は、ぁ……。い、イカなかったの?」
曜が何やら申し訳なさそうにこちらを振り向く。
俺としては、長時間楽しむかつ久しぶりの彼女とのセックスなので、簡単には射精したくなかったのだ。
「ふーん。でも、我慢しすぎるのも良くないよ?」
それはもちろん分かっている。
続きを要求するように曜が小刻みに腰を動かす。
「ねぇ、もう一回。……ん?」
だが、曜にとっての二回戦を始めようかという、その時。
薄暗い更衣室の中に、眩しく光るもの。
「電話……って、千歌ちゃん!?」
コンドームの箱を置いていた場所の近く。
曜のスマホに来た通知は、俺の幼馴染でもある千歌からの電話だった。
「っ、も、もしもし?」
出てもいいというアイコンタクトを取ると、彼女は千歌からの電話に出た。
夜にスク水を着て、セックスの途中でありながらも電話をするその姿は、違和感しかなかった。
『あっ! 曜ちゃん! 今大丈夫?』
「うんっ! 学校に残って飛び込みの練習してたんだ」
『そうなんだ。……それってもしかして、彼氏も一緒に?』
「う、うん。女の子1人で夜は危ないからって」
確かにそういう体でAqoursのメンバーには伝えていたはいたが。
今から一日以上にも及ぶ俺と曜の久しぶりの2人っきりの時間を奪うのだ。
ここは一つ、イタズラでもしてやろう。
『それでね、曜ちゃん。梨子ちゃんと3人で遊ぶ約束の話なんだけど……』
「うん。いつにす、るぅんっ!」
『ほぇ? どしたのよーちゃん』
「な、なんで、んぁっ! も、んふっ、ぅう……。ない、よ……?」
千歌との電話に勤しむ曜の尻を掴む両手に込める力を強め、ピストンを開始する。
先ほどよりも速く、先ほどよりも深く。
突き上げるというよりも腰を尻に打ち付けるように動かしていく。
『あ、あのぉ〜。時間、まずかった? 電話し直そっか?』
「ううんっ! んっ! だ、いじょう……あぁんっ! ぶ……」
十中八九何をしているかは千歌にバレているだろう。
俺と曜がそういう関係であり、こういうことをしたことがあるというのを千歌は知っている。
だが、だからこそどこか燃えるものがある。
『……もー。またエッチなことしてるんでしょ。ダメなんだよ? 学校でそんなことしちゃ』
「あ、あはは、ぁんっ!」
『はぁ……。ラブラブなのは分かったよーっと。じゃ、また後で連絡するからね、曜ちゃん』
腰を動かし続けていると、流石に千歌が今はダメだと思ったのか、通話を切った。
だが、これで堪忍袋の尾が切れるほどに怒る千歌ではない。
「……もう。求めてくれるのは嬉しいけど、後で千歌ちゃんへの説得ちゃんと考えてよ?」
当然。
そんなことをカッコよく言える余裕もないのが残念だが。
「……射精したい?」
頷く。
今この状態で、射精を我慢しろという方が無理だろう。
「ん、いいよ。いっぱい突いて?」
その言葉を聞き、彼女と一回だけキスをする。
それはある種の合図のように、俺たちを燃え上がらせた。
「んぁっ! い、イク……っ! って言うか、もう何回もイッちゃってるけど……っ!」
もう何十回もセックスはしたが、どれだけ曜と身体を重ねても飽きることなどない。
それどころか、お互いにお互いを開発しているようで、どんどんお互いの好みの身体へと変わっている気すらする。
「っ! またおっきくなった……っ! 奥に、射精して……!」
コンドームをしているため、万が一のこともあるかもしれないが膣内射精はない。
だがそれでも、彼女の膣内で射精をするという意味ではあっている。
ピストンの速度をさらに速め、曜も小刻みに絶頂を迎え続けている。
「あっ……! もう、これダメ……!」
そして、互いに盛大に達した。
「んん〜〜〜〜〜っ!!」
コンドームをしてはいるが、大量の精液を曜の膣内に吐き出した。
それと同時に曜も今日一番の絶頂を迎え、上半身を大きくのけ反らせた。
「はーっ、はーっ……はぁ……。……気持ち、よかったね」
俺も肩を上下させるほどに体力を消耗する射精をして、振り向いた曜と見つめ合う。
達した直後でお互いに敏感になっている状態で、曜の膣から陰茎を引き抜く。
「っと。……うっわぁ。すっごい出たね。こんな量初めて見たよ」
曜の膣から抜かれた陰茎に装着されていたコンドームの先には、自分でも見たことのないような量の精液が溜まっていた。
着けるときと同じく痛くないように優しく外されたコンドームに溜まった静液を、曜がじっと見つめていた。
「……飲まないよ?」
そうしてみて欲しいという感情はあるが、別に強制はしたくない。
ゴムを縛り、精液が零れないようにして持参していた小さいゴミ袋にそれを入れる。
「さて、と! 帰りますか!」
帰りたいのは山々だが、俺は全裸であり、かつ互いに汗もかいた。
そして幸運にもここは水泳部の部室であり、近くにシャワールームもある。
「えぇ〜。最初っからそれが目的だったんでしょ」
そう伝えると、彼女は着替えもタオルも持たずに更衣室の出入り口へと向かった。
俺もその後をついていき、外に出る。
「こういうのも、なんか興奮しない? まさに非日常、って感じで!」
誰もいない夜の学校のプール。
曜が使用申請を出しているため水泳部の備品は使えるのが幸いだ。
「……こっち、見るんでしょ?」
着いた場所はシャワールーム。
彼女に見えないように自分の後ろに隠し持っていたものはまだ出さずに、今は目の前で行われようとしている曜の脱衣を楽しむことにする。
「うぅ。いくら彼氏とは言え、セックスの後にスク水を脱ぐシーンを見られるのは、恥ずかしいなぁ……」
今更なことを言っているため、曜の言い分を無視してこの絶景を眺める。
彼女の自宅では何回も脱いでは着て、また脱いでを繰り返しながらセックスしているというのに。
「んー。またおっぱいちょっとおっきくなっちゃった。誰かさんにずっと揉まれてたからかも」
揉んで欲しそうに手を誘導するのはそっちだというのに。
などと言っている間にスク水を脱いだ曜。
彼女と共に、狭いシャワールームへと入る。
「やっぱ汗いっぱいかいちゃった。いやぁ〜、ひっさしぶりだったもん! 気持ちよかったね!」
躊躇いもなくシャワーを流す曜。
一応軽く身体も洗おうと思っていたのか曜が持ってきていたボディソープを手に取る中、俺は隠し持っていたものを取り出す。
「えっと、何それ?」
ローション。
そう告げると、また曜の顔が赤くなった。
「そ、それもやるつもりだったの? ……まあ、いいけど」
再び彼女にお許しを得たことで、ローションの蓋を開けて手に馴染ませる。
本当は彼女の体にぶっ掛けたかったのだが、それは今は我慢。
と思ったのだが。
「……いいよ。どうせ流すし、家でできるかも分からないでしょ? その代わり、あっためてからだよ」
とか言いつつ。
嬉しいことに曜も満更ではないようだ。
初めて見るのか、ローションの容器と中の液体に興味津々という目を向けていた。
「こう、だっけ」
シャワーをローションの容器に当てて、少し待機。
そうなると必然的に、全裸のまま至近距離で向かい合うことになる。
「あっ……。ん、気持ちいい……」
俺の手がいつの間にか伸びていたのは、曜の胸。
大きな乳房に、薄桃色の綺麗な乳輪と小さい乳首。
「はぁ、あんっ……。私も、触っていい?」
全体を揉みしだきながら時折先端を弄る。
俺が曜のお気に入りの触り方をすると、曜も俺の好きな触り方で触れてくる。
「ちゅっ、んちゅ……。んむぅ……!」
自然と、軽くお互いの身体を触り合っていたところから、また舌を絡め合うキスへと発展した。
ローションもほどよく暖まった。
のだが。
「あ。……ゴム、持ってくるの忘れちゃったね」
そう。
ここに来て痛恨のミスをしてしまったのだ。
これほどまでに昂っているにも関わらず、セックスができない。
「流石にナマはまずいし……。どうする?」
どうもしない。
ここで一旦ローションを使って楽しんで、残りは曜の家でずっとすればいい。
「うんっ! そうしよっか!」
俺の意見を聞き入れてくれた曜は、シャワーをかけていたローションを手に取り、蓋を取って中身を俺の手に出した。
何度か使ったことのある粘り気のある液体。
「んんっ!? な、何、これぇ……」
両手に受けたローションを、曜の身体に塗りたくる。
胸を揉み、背中にも回してお腹にも塗る。
「ローションって、こんなにもぬるぬるしてるんだ。これでエッチしたら凄そうだね」
ローションを大量に使ったプレイ。例えばソープなどのプレイもあるのだが、流石にそこまでは求めない。
勝手を分かったのか、曜も自分の手にローションを広げ、俺の体に腕を這わせてくる。
人によってはこのぬるぬるが気持ち悪いと感じるらしいのだが。
「んーん、大丈夫だよ。むしろこの全身ぬるぬるが気持ちいいっていうか……」
どうやら曜はこういう部分でも俺と相性がいいらしい。
だが困った。ずっとこんなことをし続けていれば。
「……シたい。めちゃくちゃにがっついたエッチが、したいっ」
曜も力強く意気込むほどに、溜まる。
つい数分前に射精をしたというのに俺の陰茎は怒張したままだった。
「あっ。この状態なら……」
ふと、何を思いついたのか曜が膝立ちになった。
そして俺の陰茎にローションをかけ、自分自身の胸元にもローションの溜まりを作った。
「えいっ。男の人って、こういうの好きなんでしょ?」
どこからそんな情報を仕入れたのかは分からないが、曜が始めたのはパイズリ。
絶妙な大きさの胸の谷間に包み込まれた俺の陰茎は、亀頭が少しだけ飛び出していた。
「わっ。やっぱり大きいね。んしょ、確か、こんな感じ……!」
自分の手で胸を寄せてゆっくりを扱かれていく。
今まで感じたことのないような感覚に、先ほど射精したばかりで敏感になった肉棒が嬉しい悲鳴を上げる。
「んっ、こう……かなぁ? どう? 気持ちいい?」
最高だという合図を送る。
すると、曜が動かす胸がより大きく動き始め、時折現れる亀頭にもキスをしていく。
「あ、イキそう? じゃ、口に出して。あむっ」
俺の力み方から察したのか、曜がパイズリをやめてローション塗れの陰茎を思いっきり咥え込んだ。
先ほど射精を終えたこともあり、先ほどよりも少しだけ主張が収まったこととローションが塗られていることもあり、曜が咥えても問題がなくなっていた。
「んぶっ、じゅぶっ……んんっ!」
今まで体感したことのない、射精直後のローション塗れのフェラ。
その快楽に、情けないがすぐに射精してしまった。
「れぇー。……。2回目もすっごい出たね。相変わらずの絶倫だ」
口内に射精をした時には、いつもどれだけ出たかを俺に見せてくれる。
これもどこで手に入れた知識かは分からないが、そそるものがあるので俺としても嬉しい。
「どう? そろそろスッキリした?」
まだまだ射精そうな気はするが、もったいないので取っておきたい。
一応聞いては見たものの曜も同意見らしい。
「じゃあ、そろそろちゃんと洗おっか。次は、どっちが興奮しても家まで我慢すること!」
そう告げ、曜がシャワーを出す。
お互いに塗れたローションが流れていく。
「んっ。ちょ、ちょっと……。だからダメだって……」
曜にしてもらったお返しに今度は俺が曜を責めていく。
口ではそう言っているが、実際彼女も今ので溜まったのは事実。
「あんっ! く、クリは、ホントにダメ……!」
俺の手が陰部へと伸び、曜の陰核を弄っていく。
同時に乳首も軽く摘む。
「ダメ……っ! い、イッていい……?」
我慢はしないでいい。
そう言うと全身に力が入り、震えていた曜の身体に異変が起きた。
「イッくぅ……ッ!」
足を肩幅に開いた曜の秘部から透明な液体が音を立てて吹き出した。
「んあっ、は……ぁ、はぁあ……」
ガクガクと足を震わせる曜。
大丈夫か。
「へ、へーき。あー、良かった」
どうやら満足してもらえたらしい。
だが、流石に長居しすぎている。
「ん、だね。パパッと身体洗って、うちに帰ろっか。ヨキそば作ってあげるっ!」
ローションと精液と潮。
それらを洗い流すために、ボディソープを泡立てる。
「まだまだ長いから、よろしくねっ!」
そう言って天真爛漫に曜は笑った。
今度はローションではなく泡まみれの身体で抱きついてくる。
出るところはしっかりと出ていて、くびれるところはちゃんとくびれている、それでいて柔らかい。
様々な欲求や感情を駆り立てる感触や誘う匂いが俺を襲う。
「え? 誘ってるのかって? 何を今更。こういうことしようって言ってるんだから、誘うに決まってるじゃんっ!」
ただでさえ柔らかい曜の胸が、水と泡によるコーティングでさらにみずみずしい感触となって、俺の身体に押しつけられる。
大胆に抱きついてきたかと思ったが、彼女の顔を見ると俺の方を物欲しそうに蕩けた瞳で見つめていた。
「んっ……」
お互いに我慢できず、お互いの唇をまた重ね合わせる。
先ほどまでのような燃え上がるような熱烈に舌を絡め合うディープキスではないが、音を立てながら必死に求め合う。
「えへへ。またしちゃったね」
柔らかさの中にちゃんとした触感があり、同じ人間とは思えないほどに甘い曜の舌を堪能し、離れる。
唇は離れたが、2人とも両腕をお互いの背中に回したまま離さない。
「……大好き」
濡れているはずの俺の胸元に顔を埋める曜。
そんな彼女を、俺も優しく抱きしめ返した。
好きなのは千歌ちゃん。エロいと思うのは曜ちゃん。
一番エロシチュが似合うと思う。