次出された尻はムワッとっした独特の香りをともった湿気を纏っていた。
肌はじっとりと汗に湿り、一種のフェロモンが股間から、尻のラインから、全体から漂っていた。
取り調べ官は大きく鼻で息を吸い込む。
たっぷりとソレを鼻腔に摂取し堪能した。
「…素晴らしい。 メスの匂いがする」
シンプルな感想。
だが、それを聞いて耳朶が熱くなるを感じる。
メス?
女なのは体だけだ。俺は、心は、男だ。
さわっ
突然、尻の谷間に指が這う感触が走り、「ひゃぁ」と小声が漏れてしまう。
指で優しく、尻の割れ目を往復し撫でられる。
そのたびにゾクゾクと背筋に痺れにも似た緊張が走る。
そのうち往復が股間の方にも延びてくる。
パンティごしとはいえ、膣にくすぐったい刺激が加わると「ん、ん」と甘い声が出てしまう。
取り調べ官はたっぷりと擦り作業を繰り返すと、いよいよパンティに手をかけた。
躊躇せずにそれをスルスルとずり下げる。
俺は無意識に片足をあげてそれを促してしまった。
くるくると丸まったパンティが俺の左足首に引っかかる。
俺は四つん這いの姿勢のまま、尻を突き出している。
白くすべすべの、弾力をもった若尻。
取り調べ官はその尻たぶを掴み、揉みしだき始める。
ぐにぐにと形を変え、その柔肌は力のままに指を飲み込んだ。
やがて尻が左右にグイと引っ張られるたびに、ピンクの皺に覆われたアナルがお目見えする。
何度もイジくられたせいか、何かに期待しているかのようにヒクヒクと肛門が物欲しそうな動きを見せる。
「今日は、ワシのおちんぽをここに入れる」
今日の献立でも語るかのように取り調べ官が告げる。
俺はその意味を完全に飲み込んだ訳ではないのに、「うん」と口が勝手に応えていた。
待っている?待ち望んでいる?
俺は分からなかった。
レロぉ…
そうするのが手順であるかのように、肛門に口づけをし、舌で舐め始める取り調べ官。
アナルから脳へ直結回路があるかのように、ゾクゾクとした感触が駆け上がってくる。
「お゛っ♥」
そのまま舌をねじ込まれる。
ズプ… ぬぷぷ…
「んお゛ぉぉおぉ…♥」
たっぷりと舌の出し入れでほぐされた後、今度は指でズプズプと侵略される。
やがて唾液と漏れた腸液が混ざり合い、ぐちゅぐちゅと淫猥な音を立て始める。
ジュプッ ズプッ ずぷぷ… じゅぷっ
「んお゛っ♥ お゛ぉっ♥ あっ♥ んぁっ♥」
「さて……ではそろそろ……」
カチャカチャというベルトの音と、シュルッとズボンの脱げる音がする。
俺は既にトロけた顔をしながらハァハァと甘い吐息を漏らしていた。
ピト…
取り調べ官の亀頭部分が俺の肛門にキスをした。
ぬちゅ…
その圧が増し、少しずつ、俺のアナルが押し広げられていく。
たっぷりほぐされたせいで、痛みを感じることができない。
純粋な、オスに体内に侵入される感触だけが敏感になった肛門に存在している。
「んっ……♥」
ぬぷ… ぬぷぷ…
男は、侵入されない。
俺は、男なのか?
分からなくなっていた。
つづく