「……じゃなくて! なんで私のベッドにいるんですか!」
というか何でフェラしてるんだ!
俺は一応ツッコんでみた。
「あら、だって姫様約束したじゃないですかぁ、私たちサキュバスの奉仕と悦楽を共にしてくださるって」
言ったっけ、そんなこと。
「それにぃ…そもそも姫様は我々サキュバスの囚われ人ですから♪ 言うこと聞いてくださいね?♪」
ニコリ、と微笑むビッチーネ。
その笑みに少しゾクリとしたものを感じる俺。
確かに、元々はサキュバスに捕らわれ、俺は洗脳されるはずだった。
ただ、何だか俺のクリチンポが珍しかったのか、なぜか気に入られ、こんな展開になっているわけで……。
ここは調子を合わせて従っていた方が良さそうだ。
「わ、分かったよ……しばらくエッチなご奉仕も受け入れるからぁ……」
俺は情けない声を出すしかなかった。
それを聞いてパァッと顔を輝かせるビッチーネ。
「ほんとですかっ♪ 良かったぁ、これで皆も喜びますぅ♪」
「みんな?」
俺が聞き返すと同時に、ドタバタン!と音がして、ドアが開かれる。
どうやら何人もが立ち聞きしていたようで、重みに耐えきれなったドアが開いてしまったようだ。
ひいふうみい……5人以上のサキュバスがいる。
クロイーネやミドリーネの姿も見える。
「あら、あの子たち、立ち聞きしていたようね」
少し驚いて見せたあと、こちらを見て舌を出すビッチーネ。
「みんな~姫様が、今日からた~っぷり相手してくださるそうよ?」
ビッチーネがサキュバス達に声をかける。
「えーっ!本当ですかぁ!?」
「やったぁ!」
「姫様といっぱいエッチなことできるー!」
「今発情期だから嬉しい!」
「って、サキュバスは年中発情期でしょー!」
「姫様の精子で妊娠したーい!」
「おまんこいっぱいズボズボしてもらお~」
口々にはしゃぐサキュバスたち。
俺は「はは……」と言ったものの、額に汗が浮かんでいた。
もしかして、洗脳よりも怖い「枯れ死」という結末が待っているんじゃなかろうか。
───
キーンコーンカーンコーン
「……ここは?」
俺はビッチーネに連れられて、チャイムの鳴る立派な校舎の前に来ていた。
「ここは聖サキュバス学園です」
「聖なのか邪なのか分からん……」
「ご案内しますね♪」
「あっ、ちょっ」
ビッチーネに腕を引っ張られ、学園の中に入る。
中に入ると何やらかぐわしい香りがする……これがサキュバスの、女子校の香りなのか……。
見れば、チェックとフリルをあしらった制服を纏った、若々しいサキュバスの女子学生が大勢いる。
各々友人と談笑したり、本を抱えていたり、学園生活を楽しんでいるようだ。
「あの、私がここに連れてこられた理由は?」
俺が尋ねると、ビッチーネはいつもの微笑みをこちらに向けて、答えた。
「姫様には、ここで生徒たちに性教育をしてもらおうと思いまして♪」
つづく