※この作品はR-18です。

異世界転性!TS!   作:とりえあえず郎

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第八話

 

 俺はロープで縛られ、兵士に連れられて小さな城に連れていかれた。

 

「なんだこの城は…」

 

「黙って歩け! えっちな恰好しやがって!」

「痴女め!」

「痴女!」

「淫乱ピンク!」

 

「ち、違う!俺は元男で……」

 

  ギィ…

 

 重そうな扉が開かれ、どうやら執務室のようなところへ通される。

 

「リョーシュ領主! 怪しい奴をひっ捕らえました!」

 

「む?」

 

 リョーシュと呼ばれた男が振り返る。

 ヒゲ面の悪そうな領主といった顔立ちだ。 

 

「ほう…なかなか上玉ではないか」

 

 ヒゲをこすりながらイヤらしい目で見てくる。

 

「俺…私をどうする気だ!」

 

 俺は精いっぱい睨みつける。

 

「ふん…怪しい奴を捕らえた時は…徹底的に調べるのが領主の役目」

 

「調べる…?」

 

「おい!トリシラーベはおるか!」

 

「はっ、リョーシュ様お呼びですか!」

 

 どこから現れたのかこれまた小太りで薄らハゲの、凌辱系の悪い奴みたいな見た目の男が現れた。

 

「おお、取り調べ官のトリシラーベよ。 この娘なのだが…」

 

「はあ」

 

「怪しい奴なのだ。徹底的に取り調べてやれ」

 

「はっ」

 

「ま、待てよ! 俺は怪しい者じゃ…」

 

 焦る俺。しかしエロ・パワーを使い切ってしまったのか、ロープはびくともしなかった。

 トリシラーベと呼ばれた男が俺に近付き、まじまじと顔を覗き込んでくる。

 

「ふむ…なかなか可愛いツラをしている。これは念入りに調べんとな」

 

「おい! 取り調べって一体…」

 

「ふん、全身を徹底的にくまなく…えっちなことをする!」

 

「少しはオブラートに包めよおおおおおおおお!!!」

 

「とにかく取り調べ室に移動だ」

 

「い、イヤだあぁぁぁ~~~!!!」 ズルズル…

 

 

 【取り調べ室】

 

「さあ、吐け!お前は何者だ!」

 

「わ、私は……ただの旅人だ…」

 

「本当か?」

 

「ほ、本当だ」

 

 俺は目をそらしながら答える。

 

「生まれはどこだ? どこから来た?」

 

「ひ、東の方だ」

 

「ふむ…して、どうして血塗れで立ってたのだ?」

 

「ドラゴンを倒したからだ!」

 

「ドラゴンを? お前が? 一人で?」

 

「そうだ!」

 

「怪しい」

 

「怪しくない!」

 

「取り調べなくては」

 

「聴けって!!」

 

 よいしょ、とトリシラーベがレバーを引くと俺の手首を縛ったロープがキリキリと吊り上がる。

 

「わっ、わっ」

 

 そして、床から頭から足にかけて斜めになったベッドがせり上がる。

 俺は頭を高くしてベッドに寝かされるような姿勢になった。

 マットレスは割とフカフカだ。

 

「な、何をする気だ!」

 

「ククク……今からお前を徹底的に取り調べる!」

 

 絶体絶命!俺は一体どうなってしまうのか!

 

  つづく

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