◎登場人物(含む予定)
【挿絵表示】
マイン・スフィア
安産型でエッチなカラダ
ツンツン系の王女っぽい
いわゆる悪女
ラフタリア
【挿絵表示】
ラクーン種 (ケモノ耳)
奴隷・パニック障害持ち
ロリ~JK位の可能性の産物
フィーロ
卵ガチャで出るワイワイ系ロリ子。
正体はデブチョコボ×ポインコ(弟)
を掛け合わせた感じのやつ。
⇒改編事項改二:
マインの知能とドS度が上方修正
盾の勇者が名無しさん@お腹いっぱい
(エロゲオタらしい事する)
勇者の盾は謎の開発ツリーで進む。
他の男勇者は基本ガチ (子供が出ない)
ラフタリアは非処女 (元から?)
主の女キャラの扱いに落差が大きい。
今回のコンセプト
なろう系小説を
ハリウッドがSFに叩き直して
それをさらにB級制作が
エロパロディにした感じ。
スターウォーズからの
スペースボール(s)みたいなノリ。
異世界召喚された名無しさん 01
盾の勇者と呼ばれた青年は
白い髭を蓄え玉座に座る王の元に連行された。
数十人といるオブザーバーの視線が刺さる。
罪状は強姦罪。
「待ってくれ!誘ってきたのはあの女だ!」両脇を兵に掴まれながら彼は叫んだ。「オレはレイプしてない!」しかし、黙れとばかりに片側の兵士が彼の腹を殴り付ける。「話を、話を聞いてくれ!」
彼と同時に召喚された他の勇者達も見下げた男だと冷たい視線を送っている。被害者とされる女性、マインは三勇者の間で護られるように、両手で顔を隠しながら崩れ落ちた。すすり泣くような音が、彼女の手のひらの中からこぼれ出る。
「貴公!」一人の勇者が前に出て、盾の勇者に詰め寄る。「貴公の狼藉により!」彼女のスカートから溢れでる、扇情的な黒ストッキングの足を指さしながら吠えた。「ご令嬢は心身ともに深い傷を負ったのだ!」
確かに昨夜までは、彼女はドレスでありながらも、極めて短いスカートを穿いていた。極め付きは黒く透ける下着であり、彼女の上品な長い赤髪と同じく、ポワポワとした赤い下の毛が、下着から生えるように覗き出ていた。
この男の言を鵜呑みにすれば、この見目麗しい女性は、彼に犯され精神的な問題を抱えて、人前で脚を出せなくなったということだ。確かに行為には及んだが、それは完全な冤罪である。しかし、こういったケースでの女性の言葉は酷く重い。
「ごめんなさい、私がっ・・!」彼女はひたすら謝るように金切り声を出す。「あんな格好をしていなければ・・!」誘ったのは、と言うことへの彼女なりの真摯な答えだろう。「勇者様は悪くないんです・・!」
彼女の犯罪者ですら庇う姿勢に、周囲を囲うオブザーバー達は心を打たれ、涙する者まで出始めた。もはや、事の趨勢は決し、盾の勇者は唇を噛みしめ俯いている。その表情は彼の人生で始めて見せるほど、重く暗い。
これが世に言うメンヘラ被害だろうか、彼はこの世界に招かれたばかりでまだ数日も経過していない。しかし、彼は余りにも運が悪く、この異世界での生活を気楽に過ごすことは出来なかったようである。
・・・
・・・・
・・・
「まるで、本で読んだ世界だな」
西洋風の石を組み木のように積み上げ、加工された城内の細い通路を歩きながら、彼はチープな感想を呟いた。しかし、その石壁にはゴツゴツとした冷たい手触りがあり本物を思わせる。
彼はある日、この世界にやって来た。
よくある異世界転移物。その日、彼はソレを探し求め、本棚に並ぶタイトルを指でなぞっていた。他に何の取り柄もないような者が、ただ空間を移動しただけで、何らかの特典を貰い、強くなれたと錯覚できる類いの本を嬉々として探す。
しかし、目ぼしいタイトルの本は、そうそう見つかることはなかった。彼は通のオタクをきどりながら、数々のタイトルをみて、いちいちアレはダメだ、あの展開は可笑しかったなどと、ボソボソと口を開きながら、本棚の間を歩く。
再び本を指でなぞりながら進むと、ささくれた爪がひとつの古い本に引っ掛かった。飛び出た爪が無理やり引き抜かれ地味に痛い。そればかりか、基本利用無料の図書館であったため行き交う人も多く、本に当たるように思わず大声で悪態付き、向けられる周囲の視線がさらに痛い。
彼は逃げるように、気味が悪いほど長いタイトルでラノベ風の、その古い本のページを開いた。しかしあろうことか、ネバーオープニングストーリーだろうか、数ページ進むと突然白紙が現れた。
彼は鼻をふくらませながら、憂さ晴らしに晒してやろうとバカッターにアップするためスマホを操作しようとする。しかし、指を動かした際に千切れた爪の根から出る血液が白紙のページに擦りついてしまった。
慌てて落としたスマホからスパークが走り、本を中心に彼は光に包まれた。次第に景色が光の中へと薄れていく。しかし彼は、まさかと気持ちの悪い笑顔を浮かべた。
「細部まで良くできてる」
彼は片腕にうっとうしく付く、よくわからない盾のような物を手でコンコンと叩く。材質でいえば色付きのプラスチックのようなものだろうか、見た目ほど重くもなく運ぶのに不便はない。
彼はニヤニヤと笑みを浮かべ、この城の一番偉いのがいるであろう仰々しい扉の前に立った。ラノベお決まりの、適当な厄介事を2、3頼まれ、こなしていくうちに女が自動的によってくるというアレだ。この展開だと幼なじみ枠はなさそうだなと、扉の前で呟く。
扉を開けると、様子がおかしい。入り口から玉座に向け延びるRPG風のレッドカーペットがあり、その両脇にいかにも金持ち貴族ですといった人間がズラリと並んで立っている。しかし、王の前には既に勇者らしき者が3人片膝を付いている。
「おお、新しい勇者様だ!」
口に白髭を蓄えた老いた王は、玉座から立ち上がり片手に杖を持ちながら、両手を広げた。ここまでは彼の予想通りの展開だ。すっかり天狗になり、偉そうな顔でレッドカーペットを悠々進む。さりげなくフラグの立ちそうな女がいないか視線を泳がせながら。
「あなたは盾の勇者でございます」王は護衛も付けずに、初対面の彼に恭しく対峙した。「どうか不甲斐ない我々に代わり、世界をお助けください」王は杖を捨て目に涙を浮かべながら両手で彼の手を取る。
少し大袈裟な演出だなと、口をムッと閉じ思わず吹き出しそうになるのを堪えながら任せておけと言わんばかりの目線を頷きながら返す。問題は、与えられた特典だ。両隣の勇者は跪いたまま動かない。恐らくNPC(ノンプレイヤーキャラクター)だろうと勘ぐる。
ということは、実質自分のためだけの世界なのかと、彼の期待度は自然と高まっていく。しかし、召喚された者達と王が言ったため、他の3名はやはり転移者なのか。彼らが立ち上がると、しかし、何か違和感がある。
何というか、そう、騎士や軍人を思わすような体格で視線も鋭い。それも、目を合わせるだけで圧殺されるかのような恐ろしさを兼ね備えている。様子がおかしいと、恐る恐る、彼は王に質問をしてみた。
「はて、特典とは?」およそ検討が付かないといった顔を王がしている。「あいや、褒美のことだな、もちろん度合いにより準備している」先に言うべきだったかと王は謝罪した。しかし、彼が知りたかったことはそこではない。
これはゲームなのか、否か、である。特定の単語以外は、反応しないのかと思いながら、改めて質問を何度か行ったがやはり期待した答えはなかった。そればかりか術が失敗して本来召喚出来ていなかったと思われていたようだ。
すでにパーティーは結成され、これから三勇者が出陣するところだったらしい。残された者である盾の勇者が、一人では不憫だからと一人の女性が名乗り出た。なるほどこういう流れだったのかと彼は、一人安心する。
考えてみれば、剣、弓、槍とあり、最も重要度が高いのは盾だ。極端な話、ディフェンダーが最強であれば、その後ろにこそこそとアタッカーが隠れ、ボスまで無傷で直行出来る。あわよくば画面端にボスを押し潰してタコ殴りにも出来るだろう。
自ずと特典は見えてきた。
同行する女、マインというのも西洋風の整った顔の女性に見えるが、実際には感性の違いであり、多分見かけよりも若いのだろう。胸も標準よりは大きそうだ。誘っているのか上半分の乳が見え下も極めて短いスカートを穿いている。
彼は、下半身に血流が集中していくような感覚を堪えながら、出発前の儀礼を済ませる。自分の傘下に入るかと思っていた他の勇者達とは散り散りになったが、この女との二人旅なら悪くないなと、この先の展開に思いを巡らせた。
しかし、武器屋に立ち寄ったところ、その弊害は表れた。ゲームの制約なのか、攻撃武器が装備できないらしい。これほどの制限プレイとは、いよいよ盾最強説が確固たるものになる。この盾で戦い続ければ英雄の盾にでも変わるだろう。
彼は店の親父さんに大丈夫ですと、安直にエンディングまでを逆算しながら、気味の悪いほど良い笑顔を見せた。彼は興奮で心音を早めながら、浮かれた気持ちで彼女の手を自然と取り、店を出る。
これは、壮大な3Dゲームのようだが、内容自体は王道でありレトロなファミコンレベルのものだろう。同人ゲームなら玉座の裏でも調べればエンディングに直結しているかも知れないと、モヤモヤと製作者の気持ちを考える。
しばらくカップルのように、泥の乾いた後のような黒い道を行く二人。彼女が手にギュッと力をいれると、彼は突然恥ずかしくなり、急いで手を離した。白い雲がゆっくりと流れ、ハイキングのように道に木が並ぶ。
「あの・・ごめん」彼は顔を赤くしつつ言う。「いえ、私も嫌でなかったで・・」彼女は言葉の途中でハッと顔を上げ横を向いた。しばらく変な空気のまま、サクサクとブーツで歩く音だけが続く。
「少し、休憩しようか」沈黙を破り、彼から切り出した。木漏れ日の中とはいえ、2時間近く歩きっぱなしだ。小さな切り株を見つけ、彼は指差す。「優しいんですね」小さな切り株にお尻を寄せ合い腰掛ける。
彼女は小さなポーチから鉄の水筒を取り出した。彼女は長く美しい髪を片方、耳の上にかきあげると水筒に口をつける。彼女のうなじから大粒の汗が流れ、鎖骨を伝い、汗が粒々と浮く谷間に流れ込んで行った。
「どうされましたか、勇者様」日の光が反射する、彼女の生足の太ももの汗と、座った際にずり上がった、スカートの中で見え隠れする黒い布部分をチラチラと気にしていると彼女から声がかかった。「あ、気付かなくて」
そう言うと水筒のフタに水を注ぎ、笑顔で彼に差し出す。至近距離で、彼女の唇の動きを見ながら、カップに唇と同じ色、形の、さくら色の後が付いている所を眺める。水を飲みながら、汗だくの美女とのディープキスを想像してしまう。
「あの、勇者様はその・・」水をのみ、下半身の盛り上がりを隠すように、彼は彼女の言葉を聞く。「その、お付き合いされてる方とか・・」正面を向き座る彼に、彼女はサイドから火照るカラダを預けるようにもたれかかる。
「いや、いないよ」微笑むように努めて、ゆっくりと不自然がないように言葉を続ける。「なかなかいい出会いがなかったものでね」ゆっくりと深呼吸するかのように、見栄を張るようになぜか少し偉そうに言った。
「ひとり旅でも大丈夫とは思ったが、君はどうしてオレと?」美女に持たれかけられ、増長した彼は普段以上にスルスルと喋る。「まぁ、オレは盾の勇者だ、名前に恥じないように、君に傷はつけさせないつもりさ」そう言い歯を見せる。
彼女は一瞬下を向き、フウと小さくため息を付くと、赤く長い髪を風に流しながら笑顔で彼と瞳を交わす。深くヒスイのような緑色がどんどんと距離が近づいてくる。しかし、唇が触れあう前に彼女は彼の胸に頭を預けた。
香水の優しく甘い匂いが、彼女の赤い頭から流れ出てくる。すがるように彼女は両腕を彼の腰に回し、ガッチリと抱きつくと、そのまま頭だけを動かして彼と目線を合わせた。彼女はホホを赤らめ、息を少し荒く吐きながら彼の顔を見上げる。
「あの、わたし、盾の勇者様は優しい方だと・・」再び二人の顔の距離が「思って・・」ゆっくりと近づいていく。「そうだね、他の人たちはちょっと怖そうだったよね」鼻と鼻がぶつかるほどの距離で平静を装いながら彼が答える。
「勇者様・・」彼女は目を閉じ、さらに口を近づけてくる。さくら色の唇が触れあう直前「いやっ!」彼は両手で突き飛ばされた。「ごめんなさい、その・・怖くて・・」切り株から落ちた彼に向かい、スカートの裾を下ろしながら言う。
彼が再び切り株に座ると、彼に促されるように諭されながら、彼女はポツポツと言葉を絞り出す。彼女の話では、美女にも関わらず、誰とも長続きしないで最後は捨てられたと言う。処女でないことに少し落胆したが、静かに続きを聞く。
「だから、怖くて」
救いを求めるように、薄く涙を浮かべる彼女の深い緑色の瞳に吸い込まれるように視線が向かう。しかし、彼女は処女でもない上に、自分も何れは消え去る運命だ。彼は無言で、彼女の頭を自分の胸の中へとキツく抱き抱えた。
「わたし、迷惑ですよね?」胸の中で、頭を震わせながら彼女は言う。「ごめんなさい、ちょっと取り乱しました」胸から顔を出すと、涙の残る顔で、彼女はキレイに微笑んだ。「もうすぐ、モンスターの出る地域です!」空元気で彼女は歩き始める。
性格は良い子のようだと、彼は気を良くした。
ありきたりな会話を続け、二人は雑木林の獣道のような道に入った。時折通路に伸びている葉やツタは、触れてみれば余りにもリアルな触感がある。まさかのガチなやつかと、背中に冷たいものを流しながら歩いているとそうでもなさそうだった。
始めてみたモンスターとやらは、オレンジ色で丸形のスライムに、ガジガジとしたかわいい歯のついた奴だった。大きさもこぶし2つ分くらいだろう。どうみてもザコです。本当にありがとうございましたと、彼は心のなかで呟く。
涌き出るクソザコモンスター相手に、彼女は善戦しているようだが、彼の武器は素手と盾だけだった。巧みに盾でガードしながらパンチをお見舞いするも、ヒットした直後にブヨブヨと転がるだけで腹立たしい。
殴っては転がり、ソレらは煽っているのか笑っているような表情でカチカチと歯を鳴らしている。腕に付く盾を振り回し、直撃させるもやはり効果は乏しいようだ。しかし、彼はオタクであり、1つの可能性を思い付いた。
念じるままに形状を変えた盾が、オレンジ色のイラつく物体をえぐり殺した。盾の下部に現れた三つのトゲトゲが、鋭利な刃物として十分な攻撃力を見出す。今後は盾自身を武器として強化していこうと、目指すところは決まった。
矛盾。
それはそれ自身に矛盾を抱えた言葉だった。全てを防げる盾に、全てを貫ける矛を付ければ最強に決まっている。矛盾とは完全無欠という意味だったのだ。まさに悪魔的発想だ。
しかし、突然、強力なざわつく感覚を覚え開発ツリーへの探求は中断された。新手の敵かと振り向くと、そこには彼女がキョトンと立っていた。彼は心地よい風を全身に受けながら、張り詰めすぎたかとホホをかいた。
夕暮れ時になり、途端に道が暗くなり始める。道を知っているからと先を行く彼女の、発育の良いお尻が見えなくなっていく。脚が動く度に少し窮屈なスカートにシワが寄り食い込んでる。全身がムチムチと暴れまわっているようだ。
「もうすぐ旅の宿です、勇者様」
数センチ先も見えない闇の中で、やはり魔法は存在しているようだとわかった。彼女が立ち止まり、一度振り向くと、ランプの形状をしたものに力を込める。やがてそれは穏やかに光始めた。
「ごめんなさい、がまん、できなくてっ」周囲が暗くなると、彼女は内ももをモジモジと動かし、すがるような目で哀願してくる。「・・っこ」彼女は小さな声で呟くと、顔を耳まで赤くしながら、夜の森の漆黒へと消えた。
しばらくして、彼女は帰ってきたが、どう後処理をしてしまうのかが気になる。魔法で浄化したのか、やはりその辺の葉を使い拭いていたのか、あるいはそのまま穿いたのかと。そのような事を考えていたら、再び彼女が立ち止まる。
暗い森のなかで彼女が照らす先には、山荘にあるような、高床式で実質3階建てのようなコジャレた木の家がある。城下町に比べ、技術水準が高すぎるようにも思えるが、MOD(追加グラフィック)でも入っているのかと考える事をやめた。
側面の木製階段をキシキシと上ると、曇りガラス戸を開け内部へと入る。受付にはゴルフ場にでもいそうな、ラフなエスニック服を着た気さくなおじさんがいた。DLC(ダウンロードコンテンツ)だろうか、正規シナリオの可能性は高い。
今のところグロテスクな表現も大してないため、一般向けか、成人指定か悩ましいところだ。良く考えれば、彼女の過度の、わたし嫌らしい女ですアピールも、全年齢版の特徴と言えよう。成人向けであればとっくに事に及んでいる。
さらに言えば、いかに相手が勇者といえ、元がオタクな自分に、三次元の女が手放しで初対面の男にすり寄るなど中々ない。ここはゲームであり全年齢版と、早々に彼は結論付けた。
受付を簡単に済ませ料金を先払いする。2階には他に黒いレザーの客席と、小さなレストランのようなテーブルが並んでいる。さらに半螺旋状の階段を上ると、客室があり4つ並んでいるようだ。入ってみると中々に広い。
今日は他に客がいないらしく、全部屋空いているらしい。好きな部屋を使って良いと言われたため、一応中の確認を行う。流石にテレビはないようだが、和風の旅館のように自然の素材で作られた部屋だなと、彼は頷く。
しかし、困ったことに水は大変な貴重品らしく、ここにはシャワーやトイレすらない。店主が必要量を近くの上水として使える川から汲んでくるようだ。トイレは宿舎の裏にあるボットン便所らしい。
結局、川の見える方角の部屋を選び、料金の都合で彼女と相部屋になった。彼は、紳士的に部屋は二つ取ろうと提案したが、フラグが立っていたのか、彼女に信頼しているので一緒にいてくださいと、モジモジと懇願され同じ部屋に入る。
この世界の事を知るために、木造の二人入れるほどの大きさのベッドに、二人でズボンを下ろし腰掛ける。ここでは普通なのだろうか、替えの服がないため、みな下着姿以下で眠るらしい。それゆえに男女の相部屋は普通ではあり得ないことだ。
日常会話を続け、旅の常備品の話になった。
彼女は顔を赤らめポーチの中身を広げて見せてくれた。替えの黒い下着一着と、トイレ用の紙。恐らく女性の生理用品、それとあえて言わないが形状からして避妊具のような物。それに水筒、魔法ランプ。非常用の干し肉。周辺の地図だ。
彼女は立ち上がると、今後の話をしようと、部屋の奥にある窓の前にある団らんスペースに、地図をもって、真っ黒だが皮膚の色が透けて見える薄い下着のお尻を振り向かった。上半身はかっちりしている分、下半身の嫌らしさが際立つ。
柔らかい皮のソファー席に対面で座り合う。テーブルは腰元程度までの高さしかないため、彼女はしなやかで肉付きの良い生足を組んでいるが、時折組み換える脚の付け根に意識が持っていかれてしまうのは必然だろう。
テーブルに地図を広げ、指で線を引くように彼女が身を乗り出す度に、汗ばむ胸の谷間が強調され、僅かに隙間を見せる、彼女の大切な部分からは、透けた黒い下着から赤毛が雑草のように生えているところが見える。
彼は彼女の説明を聞きながら、ズボンを失い、見せつけるように、しっかりと盛り上がってしまった下半身をモジモジと手や足で隠しながら、何とか話に集中する。適当にアニメや漫画のセリフを頭で流しこの場をやり過ごそうと耐える。
「認めたくないものだな」「えっ、どうされましたか?」つい口に出してしまったようだ。まさに若さゆえの過ちだ。彼は自分の顔が耳まで赤くなっていくのを感じながら、何とか場を取り持とうと画策する。「波とやらの話さ」
まるで、いまわのきわの仙人でも気取るかのようにコホコホとさも重症だと思わせるよな素振りで、もったいつけながら喋り、何とかもっともらしく先を考える。
「波」彼は考えながら慎重に言葉を紡ぐ。「いかに加護の限界とはいえ、常態的に共同戦闘を行えないとは」相手が相手なら、戦いは数だよ!ドンッ!で済ませるところだがせっかく立っているフラグをへし折ることもない。「数だよ」
「うっ、ぁぁ」さらに赤面した顔を隠すように、大袈裟に体を丸め、自分の左胸辺りをつかむ動作をする。「認めたくないものだ」ふうふうと息を吐き、開かれた周辺地図を睨み付けた。「しかし、やり遂げねば、な」
彼は場を取り繕うと、私情を捨てて、一ゲーマーとして。今は勇者であり軍師。その役どころにのみ集中する。その才覚たるや、目を見張るものがあった。
彼女はヒスイのような瞳を細めて、浅い息づかいでこぶしを握りしめている。彼の戦法はもはや大戦略の域に達していた。西洋を基準とする戦闘に、現実的な東洋の使い古された手を上乗せする。
彼は、勇者であり卓越した軍師だ。
これは彼が、タワーディフェンス系ゲームや地域侵略系ゲーム。また、知ってたつもりや、その日歴史が動いたなどの番組で、特に戦国時代ものを好んで見ていたことに由来する。
斥候の配置位置。長槍部隊の設立。有事の際の伝令兵強化。史上最強を誇った大阪城を手本に水路を整備・虎口の設定。彼はゲーマーとして達成率100%を目指し、揚々と一人、ディフェンスゲームを始めた。
結論から言えば、彼は優れた勇者だった。極めて優秀すぎる。だからこそ、である。だからこそ、熱をあげる彼の前で、彼女は唇ごと噛み締めた。これは、生かして置くわけにはいかないと。
「大丈夫、いざとなれば街ごと包んで見せる」彼は怒りで震える彼女に、大敵との対戦による不安があると思いハニカンでみせた。「だって、それが盾の勇者のすべき事だろ?」彼は自らの役に気付き、それをこなそうと始めた。
もはや手段は選べないと彼女は顔を曇らす。
この女の免疫の無さそうな男は、適当に色仕掛けで持ち上げながら誘導してやれば、勝手に落第して転げ落ちて行くだろうと思っていたが、そうではなかったらしい。さっきまで勃起を隠していたのに、それも収まってしまったようだ。
「勇者、さまぁ・・」
効果的な城壁や、兵站、兵舎の配置、民兵の強化、防火組、夜間の灯火管制、果てや被害が出る前に避難訓練や集団疎開場所の設定など、現実的ではあるが越権行為に発展している。これでは国王が無能と言われているようなものだ。
「素敵、ですぅ・・」彼女は上半身も脱ぎ捨て、上下とも真っ黒のエッチな下着姿になった。突然の彼女の行動に彼の腕が止まる。「その、わたしも、お手伝い、できますかぁ?」
酒に酔ったかのように、赤い顔でトロトロと話ながら近付いてくる。テーブルとイスの間で開く、彼の脚の間に彼女が跨いで入ってきた。彼女は彼の脚の付け根に女性の柔らかい太ももを押し付け、反発が出来るまで体を密着させる。
彼女は膝立ちでゆっくりとのし掛かり、彼の物をももコキしながら、下着からあふれでる胸の谷間に、彼の顎を乗せさせる。ももコキで、下着の中で完全に勃起させると彼女は体を下ろし、股間同士を重ね合わせる。
彼の下着が、彼女の股間から染み出た、ヌルヌルとした生暖かい液体により彼女色に染められていく。彼女は糸を引くほどのビチャビチャな下半身を隠しもしないで、腰を回しながら強く押し付ける。
「はっ、わたしっじゃ、ぁ」彼女はエビ反りになりながら、しっかりと素股を始めた。「ん。おやにぁっ、たてまぁっ、せっかっ」熱い吐息と喘ぎ混じりに、彼女が言う。軽く達したのか、彼女の内ももがピクピクと振動した。
彼女がゆっくりと腰をあげると、ディープキスでもしていたかのように、下着同士で恥ずかしい線が一つ伸びる。彼女の柔らかいからだが湯たんぽのように暖まり、彼女の汗の臭いにのせて、発情したメスのフェロモンを撒き散らす。
勇者としては優れていたが、女性経験が皆無の彼に彼女の房中術に抗うすべはなかった。気持ち良さそうにうっとりとしている彼女を抱き寄せ、唇を重ねるとすぐに舌をねじ込んだ。口内を漁るように、舌を歯の裏まで這いずり回す。
彼女は抵抗するどころか、さらに興奮したようで自ら下着をモモまで下ろす。彼はディープキスをしたまま押し倒され、合わせるように彼も下着を下ろす。彼は初めて女の子の生膣に触れ合う。そこは想像より柔らかく、火照っている。
彼女は親指を噛み声を殺しながら、赤髪が宙を踊るほど素早く腰を動かす。彼女の生騎乗素股は、絶妙に彼を追い詰める。彼女の大事な場所にグイグイ押し潰され、彼は何度か精液をお漏らしした。彼が我慢できるようにお預けさせる。
彼はついにおねだりするように、彼女に鼻息をかけながら舌を絡め、脚を彼女の太ももに巻き付け拘束した。しかし、彼女は腰を動かすのをやめて、唇も離してしまった。彼の口に、さくら色の唇の後が移る。
無言で確かめ合うように見つめ合う二人から、荒い呼吸音がこぼれ出る。彼女は下半身を露出したまま室内をヨロヨロと歩き、ベットの上に散らばる物に手を伸ばす。生理用品だと思っていた白い包みは何かのアイテムだったようだ。
彼女は部屋の四隅に、アクセサリーのような金属片を置いていくと、何かの結界でも作っているのか、魔法を発動させた。彼の片手に呪いのようにへばりつく盾は反応しないところを見るに、彼女に攻撃の意思はないようだ。
勇者という役から離れ、少し冷静さを取り戻した彼は、今の状況をゲーム抜きで考える。思い出せば、このクソ邪魔な盾は、念じれば左右に移動はするので片手ずつ服を着ることはできるが、それでも異常に邪魔である。
これから、すごくエッチな美女とのイベントで、初めての夜の営みを始めそうにも関わらず、これでは相手に怪我でもさせかねない。彼は再び暗闇のなかで、あらゆる可能性に挑戦した。そして気づく。盾が消えたことに。
たぶん管理者権限かなにかに触れられたのだろう。非表示にすることができた。念のため盾のありそうな場所を触れるが何もない。透明化でもなさそうだ。特定の単語で、出ろと命令すればまた現れる。
多分フレームごと消えたのだろうが、仮にこれが魔法であったとしても、気付かなければ永遠にそれまでということだ。なんにせよこれで少し楽に生活にできる。
彼女を傷付けたくないという思いがーー
いや、単にやらハタを迎えた童貞のヤリたいパワーの奇跡だろう。エロ場のバカ力だ。プロは嫌だの処女が良いだのとのたまっていたが、良く考えれば上手くもないのに処女とやって相手が痛みですすり泣くだけの落ちも十分考えられた。
だからそうこの流れは仕方のないことなんだと自分に言い聞かせる。彼女が連装コンドームを持って近付いてきても。彼女ほどの美女との相部屋で一夜、何もおきないはずもなくーー
つ´・ω・`) 謎の数字群アンケ実装。
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